還暦おやじ　バンコク　ソロ旅　1日目　ほぼ移動

2025/03/05 - 2025/03/09

　還暦も過ぎたので健康なうちに世界をまわろう（ちょっと長い）　第３弾　タイ・バンコク編です。

　昨11月にベトナム・ハノイから帰ってきて早々に、また海外に行きたいとそわそわ。
寒い冬に向かう中、やっぱり東南アジアだよねとYOUTUBEなどを物色。やはり安定のタイということに。
　実は1989年に出張でいっています。時はバブル（と後でわかる）。上司が”若いもんには海外などにいって見聞を広めてほしい”などと言い出し、国内営業だった私にも順番が回ってきて、現地法人ならびに代理店に製品紹介するというミッションが組まれました。2泊ぐらいで現法やらあちこち回り夜は会食と、まったく観光もなく、でも、またいつか来れるよねと思っていましたが、その後なぜかご縁がなく。そういう意味で36年ぶりのリベンジ観光です。36年たてば記憶もないのでまっさらです。
　ですから前回のハノイに続き、金銀清水（きんぎんきよみず）＝有名観光地だけをだだっとまわります。

＊金銀清水：臨済宗妙心寺退蔵院・副住職の松山大耕さんが、金閣寺、銀閣寺、清水寺など有名観光地だけを駆け足でまわる観光のあり方を批判しておっしゃていた言葉。

京都の寺社や観光業界では人口に膾炙しているとおもいきや、google検索すると、清水銀行（しみずぎんこう、静岡の地銀）が上位にでてくるので、そんなに有名な言葉ではないらしい。でも気に入っているのでどんどん使います。そしてそういう批判があってもそういう旅行をします。

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

セントレアです。上海浦東空港行きです。あれバンコクじゃないの？　そうです。中国東方航空で上海を経由することでとてつもなく安くなるチケットがあることを見つけました、というかYOUTUBEでしりました。往復30,210円、新幹線の東京・新大阪とほぼ同額でタイにいけるのです。LCCではなく、中国を代表するフルサービスキャリアですから、預け荷物も23kg×2個、機内食もあります。
ネットでは、遅延が多い、上海での乗り換えが地獄、CAが食べ物を投げてよこすなど罵詈雑言、その真偽を確かめるあるいは、大変さを楽しむのも旅のだいご味と選びました。（ホントはケチなだけ）

中部国際空港セントレア 空港

名古屋→上海、上海→バンコクの2枚のチケットが発見されました。これで上海では中国に入国せずに次の便に乗れます。預け荷物も、名古屋で預ければ、バンコクまで運んでくれるはずですが、さすがにロストが怖いので自分で運びます。そのために機内持ち込み8kgに抑えました。もっとも向こうは夏なので、Ｔシャツ類だけなので余裕です。

AIRBUS A320、3列3列のナローボディ、短距離用の飛行機らしい。座席モニターは無し、このあとほぼ満席に。ちょっと遅れて出発、名古屋は一番混む時間帯のよう。

機内食、名古屋で積んでいるのでまずいはずが無い、安定のカツカレー、水は木曽の天然湧水。

コーヒーのマドラーの先端には東方航空のマークが。ここまで全くに不満なし、ＣＡさんも笑顔で丁寧な接客です。誰や、食べ物投げてよこすとネットに書き込んでいるやつ。

上海浦東国際空港 (PVG) 空港

無事、上海浦東空港に到着、ひたすらTransferの案内に従い空港内を走ります。

空港内の電車に乗り、Transferゾーンへ。以降撮影禁止。
ゲートでチケットとパスポートをスキャン、次は検疫、といってもコロナの時に大流行した、体表温計の前をとおり、さらに荷物検査。これがまたご丁寧に上着脱いで、全身くまなく触られて、PCは持っているか、バッテリーはもっているかと。
余談ですが、国際線乗り継ぎのラインに、香港、マカオの文字が。
いずれも中国の特別行政区なので「国内」なんでしょうが、空港での扱いは国際線扱いでした。摩訶不思議。

ようやく出発エリアに。ここまで３０分ぐらいはかかったかな。スジュール上は到着から出発までは１時間５０分でした。これがまあギリギリでしょうね。
名古屋からの便が大幅遅延したらどうなっていたんだろう。

曼谷素万那普と書いてバンコクスワンナプームですか。中国の皆さんは大変だ。外来語はすべて日本の昔の万葉仮名あるいは暴走族風（夜露死苦）で漢字表記するのだから。ひらがなカタカナを発明してくれた平安人に感謝です。

飛行機は沖止めなのでバスで向かいます。このバスで空港内を１０分くらい走ったかな。上海浦東空港は世界で10指に入る面積だそうで。

バンコクスワンナプームまでは、東方航空の子会社・上海航空の機材です。ボーイング737-800。

また機内食がでます。牛肉のトマト味。中国製。うーん、今度は微妙。

現地時間17:50ほぼ定刻に到着。直行便と比べると3時間くらい余計にかかりました。
出国はスムーズ。到着便だけでこれだけあると。さすがアジアのハブ空港。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

スワンナプーム空港も世界屈指の広さだそう。
いまからスマホのSIMカードを受け取りに行きますが、この2階の到着フロアの端だそうで、かすんでいます。さあ歩こう。

無事こちらのカウンターでSIMカードを受け取り、というかスマホ渡して全部設定してもらって開通確認も。日本で予約しておいて空港で受け取るもので10日間50GBで809円でした。空港内では5日間349B≒1570円で横並びでした。事前のネット情報では299Bとあったので最近値上がりした模様。

次は地下で両替。当日のレートは、1タイバーツ（THB、以下Bと略）が4.5円。この後セブンイレブンで買ったミネラルウォーターは7B（31円）、おーいお茶は20Bで90円。

地下１階のAIRPORT RAIL LINK空港鉄道で市内へ

切符はコイン、おぉハノイの地下鉄と一緒。これを改札にタッチ。
終点パヤータイ駅まで26分、45B。

バンコク市内の公共交通（鉄道）は、高架鉄道BTSと地下鉄MRTの2本立て。ホテルまではBRTに。初乗りは17Bですが、そこそこ乗ると40～50Bかかるので、一日券150B≒675円を購入。最終日を除き毎日一日券で移動しました。BTSは全車両がフルラッピング。窓の部分はパンチングで細かな穴があいているのですが、ほぼほぼ景色は見えません。広告収入だけでなく冷房効率上げる意味でも、これはありかも。

4泊お世話になるBTSプラカノン駅近くのタイサンホテル。

トイレ、シャワールームがガラス張り。ロールスクリーンで目隠しはできますが、いったいどういう設計？

荷物を降ろしたらBTSでサラディーン駅へ。こちらは日本人向け歓楽街のタニヤ通り
時間が早いのか、人通りは少ない

タニヤ通り 散歩・街歩き

こちらはすぐ隣のパッポン通り。欧米人向け歓楽街。ナイトマーケットになっていて偽物が山のように。

パッポン通り 散歩・街歩き

一角は屋台村に

パッポン通りには大麻のお店、タイでは合法だそうで。カメラがまともに向いていません。堂々と看板を揚げてご商売をされているのですが、こちらがびくついてこんな写真しかとれませんでした。いやぁ本当にあるんだ。

初日から屋台飯はハードルが高いので。こちらはBTSサイアム駅の大型商業施設SIAM PARAGONサイアムパラゴン。

サイアム パラゴン 百貨店・デパート

テナントはPRADA、BVLGARI、Cartierなどなどハイブランドばかりですが、

こんなお店や

こんなお店が。
いや大戸屋やココイチはハイブランドなのか。

CoCo壱番屋 (サイアムパラゴン店) 和食

私はフードコートで。周りのお店で買うスタイル、イオンモールと同じ。

空心菜炒めもの、あとショーケースの中の総菜を選んで乗っけてもらうワンプレートにビール。〆て243B、約1000円。
正直失敗、全部が辛い。

さあ、明日からの名所めぐりに備えて早く休みましょう。ホテルの前でぱちり。このアジアの熱が好き。