2025/02/21 - 2025/02/22
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放浪ラォレンさん
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この旅行記のスケジュール
2025/02/21
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電車での移動
岡山駅(出発 16:40) → 新大阪駅(到着 17:28) ※新幹線
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徒歩での移動
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新大阪駅(出発 17:43) → 動物園前駅(到着 18:04) ※地下鉄御堂筋線
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徒歩での移動
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新今宮駅(出発 18:14) → 関西空港(到着 18:57) ※南海空港線
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飛行機での移動
関西空港(出発 21:00) → ドンムアン空港(到着 01:30) ※タイ・エアアジア
2025/02/22
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車での移動
タクシーで15分程度
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徒歩での移動
9:30頃に出発、歩いて20分程度
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徒歩での移動
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電車での移動
SRTダークレッドラインに乗ってバーンスー駅まで移動
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徒歩での移動
歩いて数分
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徒歩での移動
MRTブルーラインで移動
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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電車での移動
MRTブルーラインで移動
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徒歩での移動
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徒歩での移動
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電車での移動
MRTブルーラインで移動
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徒歩での移動
歩いて数分
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電車での移動
16:10発の寝台列車でマレーシアに向けて出発
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この旅行記スケジュールを元に
現在でもバックパッカーのバイブルとして通じる『深夜特急』は、作家の沢木耕太郎氏による紀行小説です。発行年は1986年と1992年の2回に分けられますが、実際に旅行された時期は1974年から1975年にかけてです。
丁度、私も1975年にユーラシア大陸横断旅行に出かけて、ローマからニューデリーまでの区間は「深夜特急」とほぼ同じルートを辿りました。
今回、その「深夜特急」の全ルートで、まだ通っていないバンコクからシンガポールまでのマレー半島を、2泊3日の弾丸旅行で縦断して駆け抜けることを計画しました。
旅行の主な日程は次の通りになります。訪問記は3回に分けて紹介し、今回は①の記事になります。
1バーツは約4.4円、1マレーシア·リンギットは約33.8円、1シンガポールドルは111.5円の為替レートでした。
なお、細かい日程、訪問地は、一緒に載せているスケジュール表でご確認ください
① 1・2日目(関空・バンコク~タイ国境付近)
・「深夜特急」のプロローグ
・関西国際空港
・ドンムアン国際空港
・チャトゥチャック市場
・ワット·ポー
・寝台列車
② 3日目(タイ国境付近~クアラルンプール)
・タイとマレーシアの国境(パダンベサール)
・クアラルンプール セントラル駅
・チャイナタウン
・ペトロナスツインタワー
③ 4・5日目(クアラルンプール~シンガポール・関空)
・TBSバスステーション
・マレーシアとシンガポールの国境
・リトルインディア
・Garden by the Bay
・チャンギ国際空港
・神戸三ノ宮駅界隈
(「深夜特急」のプロローグ)
それ程、旅慣れていない若者でも「深夜特急」の全ルートを走破できた年代(1974年~1978年)がありました。1970年代の初めは、ユーラシア大陸のシルクロードは、日本人にとって、まだ未知の世界で旅の情報は僅かしかなく、訪れる人は殆んどいなかったと思います。
しかし、 『アジアを歩く』(深井聰男著,山と渓谷社)というガイドブックが、1974年7月に出版されました(※注1)。
この本の影響を受けてヨーロッパからインドまで陸路で旅行する若者が、その時以来、少数ではありましたが、急増したものと推察します。
私はこの名著(※注2)を読み、目からウロコが落ちたような気持ちになりました。そして、まだ20歳前で、それまで韓国と台湾しか旅行したことがなかった(※注3)私も、ユーラシア大陸を横断してみようという気持ちになりました。
ただ、残念なことに、この旅行の後、1979年のソ連によるアフガニスタン侵攻以来、アフガニスタンは自由に旅行できない状況がずっと続いています。
また、イランでは、1978年にパーレビ国王が祖国を追われてイスラム革命が起こりました。以来、この地で以前のような自由な往来が難しくなリました。
注1)
因みに、『地球の歩き方』の米国版が世の中に出たのは1979年になってからです。そして、インド版が出たのは更に、もっと後のことです。よって、最初のバックパッカー用のガイドブックと言っても差し支えないと思います。
注2)
この幻の名著はインターネットの古書店でも、殆んど売られていなく、僅かに取引きされているものには、かなりの高値が付いています。
注3)
当時は韓国も台湾も、今とは違い「近くて遠い国」でした。その当時の雰囲気や感覚は、たまたま見つけた次の旅行記(そして、この旅行記へのコメントも読んでくだされば)に上手く表されています。
https://4travel.jp/travelogue/11615995
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「深夜特急」プロローグの続きですが、写真は1975年当時のアフガニスタンのバーミヤン渓谷の石仏です。残念ながら、2002年にターリバーンにより石仏は破壊されました。
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次の写真は、バーミヤンより更に奥地にある、「砂漠の真珠」の異名を持つバンディ・アミール湖です。写真に写っている女性達は、訪問中のバスの中で私の隣席に座っていたアフガニスタン人姉妹です。道中では、色々と親切にしていただきました。戦火の中、どの様な人生を送られたのか、とても気がかりです。
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さて、これまでの色々な思い出が詰まった「深夜特急」のルートですが、全ルートを制覇するために、先ずは、まだ通ったことがないマレー半島縦断を目指します。
16:40発の新大阪駅行き新幹線に乗る為に、仕事が終わり直ぐにタクシーで岡山駅に駆けつけました。岡山駅 駅
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岡山駅の新幹線ホームにある「倉敷ふるいちのぶっかけウドン」は評判のお店ですが、日本を旅立つ前の夕食と決めていました。
倉敷うどん ぶっかけふるいち JR岡山駅新幹線上りホーム店 グルメ・レストラン
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とてもアツアツで、ピリッとした生姜が入り、とてもコシのあるウドンでした。
倉敷うどん ぶっかけふるいち JR岡山駅新幹線上りホーム店 グルメ・レストラン
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新今宮駅で、南海空港線に乗り換えました。
新今宮駅 駅
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19:00前に、関空に到着しました。出発2時間前なので、直ぐにチェックインカウンターに向いました。
関西国際空港 空港
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どうにか、余裕を持って飛行機に乗り込むことができました。両端が2列、真ん中が3列の座席でした。
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真夜中の1:30頃に、ドンムアン国際空港に到着しました。タクシー乗り場の8番出口に向かって国内ターミナルの方に進みます。
ドンムアン空港 (DMK) 空港
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一番端にある公式タクシー乗り場に着きました。
ドンムアン空港 (DMK) 空港
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ここのカウンターでタクシー手配のために20バーツが取られました。予約していたドンムアンホテルまでは歩いて15分程の距離ですが、タクシーでは、かなり大回りをして行かなければなりません。それでも10分位でしょうか。
初めての場所で、深夜に歩いて行くのはとても危険です。 -
booking comで予約していたドンムアンホテルです。宿泊費は570バーツで、何軒かの建物に分かれています。
ドンムアンホテル ホテル
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バスルームです。
ドンムアンホテル ホテル
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翌日の9:30頃に、泊まっていた建物を出ました。昨晩は、受付のある建物から、ここまで従業員の人が案内してくれました。エレベーターはありません。
ドンムアンホテル ホテル
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歩いて1,2分の所に受付の建物がありました。昨夜は暗くて、全く、どの様な建物か分かりませんでした。
ドンムアンホテル ホテル
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空港までの通りです。下町という感じです。
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ドンムアン空港の国際ターミナルに着きました。
ドンムアン空港 (DMK) 空港
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国際ターミナルから国内ターミナルに向かっている時に、Amari Hotelへの通路を見つけました。私のようなバックパッカーは泊まることはないかもしれませんが、、、
ドンムアン空港 (DMK) 空港
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国内ターミナルに着きました。
ドンムアン空港 (DMK) 空港
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2階に上ると、今度はSRTレッドラインのドンムアン駅へ続く通路が続きます。
ドンムアン空港内 ファーストフード
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途中で、清掃ロボットが清掃していました。
ドンムアン空港 (DMK) 空港
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途中で、「sleep box」の受付が見えました。今後、これを使う可能性はあります。
ドンムアン空港 (DMK) 空港
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ネットで、国内線ターミナルの「MAGIC GARDEN」のフードコートが安くて美味しいという記事が見つけので、朝食に立ち寄りました。
マジックガーデン (ドンムアン国際空港) 和食
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沢山のタイ料理のお店がありましたが、注文の仕方が分からなかったので、取り敢えず、メニュー看板の写真を撮りました。2品とか3品を注文する時の値段が書いていました。
マジックガーデン (ドンムアン国際空港) 和食
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この中から、好きな料理を選ぶことになります。
マジックガーデン (ドンムアン国際空港) 和食
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先程、撮った写真をCASHIERで係の人に見せて、注文の札を受け取りました。
マジックガーデン (ドンムアン国際空港) 和食
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3品(80バーツ)を選びました。本当に安くて美味しく庶民的メニューでした。
マジックガーデン (ドンムアン国際空港) 和食
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スマホはドンムアン空港に着いてから、ワイモバイルのローミングを使っていました。この食堂で、前もって日本で購入していた3カ国で利用できるSIMカードを入れ替えしました。上手く作動するか不安でしたが、3カ国で何の問題も無く、使用できました。なお、タイの紙幣やコインは、前回、旅行した時の残り分だけで、十分ありました。
マジックガーデン (ドンムアン国際空港) 和食
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ドンムアン駅に着きました。
ドンムアン駅 駅
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ネット記事で、SRTレッドラインは、VISAのクレジットカードが使えると聞いていました。しかし、入場ゲートで拒否されました!
ドンムアン駅 駅
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職員に聞くと、クレジットカードはこの青色のゲートを通らないと反応しないとのことでした。
ドンムアン駅 駅
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駅から見るドンムアン空港です。
ドンムアン駅 駅
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レッドラインの列車が到着しました。バンスー駅までは約15分です。
ドンムアン駅 駅
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バンスー駅では寝台列車の出発時間(16:10)まで、後、4時間30分あるので、4番ゲート近くのコインロッカーに荷物を預けました。直ぐ近くにインフォーメーションがあったので、間違いのないように預ける手順を確認しました(出発前に扉が開かなかったら全ての計画が台無しになるので、念には念を入れました!)。
バーンスー駅 (国鉄) 駅
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次にMRTのバンスー駅に移動しました。国鉄の新バンスー駅は最近、完成したようですが、だだっ広くて、少し迷いました。
バーンスー駅 (地下鉄) 駅
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2番目にあるチャトゥチャック駅で降りました。何故ここを訪問したかと言えば、バンコクからマレーシアのパダンブサール駅までの寝台列車の予約をタイの旅行会社「12Go」に依頼していたからです。バウチャー(voucher)は発行されていました。しかし、それで乗車できる訳ではなく、この駅の近くの支店で、バウチャーを乗車券に換えて貰う必要がありました。
チャトゥチャック公園駅 駅
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グーグルマップを頼りにいくら探しても、それらしき建物は見つかりませんでした。近くに交番があったので聞いてみると、何と駅には地下街があったのです。確かに、暑いバンコクでは、地上に店を出すよりは地下街を発展させる方が合理的だと思いました。
チャトゥチャック公園駅 駅
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これが引き換えで受け取ったチケットです。
チャトゥチャック公園駅 駅
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駅の直ぐ近くに、バンコクで一番大きいチャトゥチャック市場があるので訪問しました。
チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット 専門店
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ガイドブック『地球を歩き方』で、紹介されていたスペイン料理のお店を見つけました。大きい鍋で作るパエリアが有名とのことでした。
ビバ 8 その他の料理
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パエリアが一人前で注文できるので、注文してみました。タイ風のパエリアで、特段美味しいというわけではありませんでしたが、190バーツと格安でした。
ビバ 8 その他の料理
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この様な合成画の看板が置かれていました。
チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット 専門店
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もちろん、足裏マッサージのお店もあります。
チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット 専門店
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途中で、ココイチカレーのお店があります。ココイチカレーが、インドやタイでどの様な評価を得るか、個人的には関心があります。なお、私はココイチの大ファンです。
チャトゥチャック公園 広場・公園
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地下鉄のMRTブルーラインに乗って、「ワット・ポー」に行きます。
チャトゥチャック公園駅 駅
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ブルーラインは東京の山手線のようにO字形に延びているのではなく、6の字形に延びているので、一周する場合はタープラ駅で乗り換えしなければなりません。3階から2階に降りて乗り換えします。
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2階に降りて、サナームチャイ駅に向かいます。
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サナームチャイ駅で下りて、チャオプラヤー川の船着き場に来ました。渡し船やエクスプレスボート、水上タクシー等、沢山の船が行き交います。
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対岸にはワット・アルンの塔が見えます。川幅は大阪の淀川よりは狭い気がしますが、賑わいが違いますね。
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観光案内図がありました。
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流石、有名なワット・ポーの前には、トゥクトゥクが列を成しています。
ワットポー 寺院・教会
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ワット・ポーの切符売り場です。
ワットポー 寺院・教会
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全長46m高さ15mの金色に輝く涅槃像です。一番の観光スポットかもしれませんね。
ワットポー 寺院・教会
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涅槃像の足の裏には、仏教の世界観を表した108の図が螺鈿細工で描かれているそうです。
ワットポー 寺院・教会
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ワットポーの仏塔です。
ワットポー 寺院・教会
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中には入りませんが、ワット・プラケオの王宮です。
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今度は、近くのサムヨート駅まで歩いて行きました。
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紹介が遅れましたが、MRTもクレジットカードが使えます。
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15:00頃にバーンスー駅に戻って来ました。長距離列車の切符売り場ですが、混み合っている感じはありません。
バーンスー駅 (国鉄) 駅
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4番出口近くのEゲートがパダン・べサール行きの寝台列車の改札口になっています。やはり、ヒジャブを身に着けた女性が多く見られます。
バーンスー駅 (国鉄) 駅
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時間通りに列車は到着しました。
バーンスー駅 (国鉄) 駅
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列車は寝台車両、普通車両に分かれ、エアコン有無も車両によって違います。車内の様子は前もって旅行記を読んでいたので、想像していた通りのものでした。
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食堂車が1輌、付いているという情報を得ていたので確認に行きました。かなり昔、新幹線に食堂車が付いていた頃、食堂車で食事をするのが一つの憧れでした。ここでは車内販売をする本部のようなもので、販売する弁当や飲み物を飲食できるスペースになっているだけでした。想像していたものとはかなり異なっていました。
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年を取るとトイレの回数が増えるので、トイレも気になるところでした。寝台列車には各車両に2カ所のトイレがありました。
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トイレは、かなり昔の日本の列車にもあったように、落下式でした。
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手洗いでは十分な水が出ました。
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この様な駅が、行く先々に点在していました。
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弁当の車内販売がやって来ました。
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鶏そぼろ飯に卵が載っており、私好みの美味しい弁当でした。
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飲み物の車内販売もやって来ました。他に、お菓子や果物の販売にも何回も来ました。前もって、購入しておく必要はありませんでした。
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19時過ぎには、乗務員の方がベッドの設営の為にやって来ました。手慣れているので、それ程、時間はかかりませんでした。
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20:00過ぎにはカーテンを引いて、眠りに就く人が増えて来ました。長かった一日ですが、心地良い眠りに就きました。
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旅行記グループ
2025/02 マレー半島の縦断旅行
この旅行記へのコメント (3)
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- 放浪ラォレンさん 2025/04/10 12:38:37
- コメントをありがとうございます。
- mom kさん、こんにちは。
やっと学生時代以来、幾らかの自由時間(今も、健康の為、軽作業の仕事はしていますが、、、)を持てるようになりました。後、5年位は、身体も動きそうなので(どちらか言えば、記憶能力の方が怪しいです)、若い時の夢の続きを見ようと思います。
最近の旅には慣れていないので、今後とも旅の情報を宜しくお願いします。
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- mom Kさん 2025/04/10 09:51:52
- 最初の二葉は
- 貴重なお写真ですね、放浪ラォレンさん。タイからの寝台車も快適そう。もう今は随分軟弱旅になっている私です。”深夜特急”からは遠くなりました。
でも、このような歴戦の”旅派”の活躍は、私を奮い立たせてくれます。感謝。
- 放浪ラォレンさん からの返信 2025/04/11 13:15:04
- Re: 最初の二葉は
- mom kさん、コメントをありがとうございます。
やっと学生時代以来、幾らかの自由時間(今も、健康の為、軽作業の仕事はしていますが、、、)を持てるようになりました。後、5年位は、身体も動きそうなので(どちらか言えば、記憶能力の方が怪しいです)、若い時の夢の続きを見ようと思います。
最近の旅には慣れていないので、今後とも旅の情報やグルメの共有を宜しくお願いします。
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