![カナダ東部、ニューファンドランド・ラブラドール州の島であるニューファンドランド島(=ニューファンドランド州)を周遊しました。その過程で、島の北西部のボナビスタ半島、その先端の町であるボナビスタを訪れました。15世紀のヨーロッパ人上陸から漁業の町として発展し、20世紀以降は豊かな自然を背景に多くの観光客を集める町です。<br /><br />★夏に陸地で営巣するパフィン(ニシツノメドリ)のコロニーを見学。(エリストン、ボナビスタの2ヶ所にて)<br />★古くから漁業で発展した史跡が遺る街並みを巡る。<br />★ニューファンドランドの情報収集でお世話になった現地在住のYouTuberさん家にお礼で立ち寄り。<br /><br />【ニューファンドランド島 周遊計画】<br /> ・1日目:空路でアトランタ→ディア・レイク<br /> ・2日目:以降レンタカーで、セント・アンソニー<br /> ・3日目:ランス・オ・メドー ※世界遺産<br /> ポート・オー・チョワ<br /> ・4日目:ウェスタン・ブルック池、テーブル・ランズ<br /> (グロス・モーン国立公園)※世界遺産<br /> ・5日目:ノリスポイント<br /> ◆6日目:エリストン、ボナビスタ<br /> ・7日目:セント・ジョンズ<br /> ・8日目:ミステイクン・ポイント ※世界遺産<br /><br />[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]<br />◎メアリー・ブラウンズのフライドチキン<br />◎タラのフィッシュケーキ<br /><br />※旅行記中のドル表記はカナダドルです。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/96/26/650x_11962684.jpg?updated_at=1743003197)
2024/08/14 - 2024/08/15
1位(同エリア7件中)
RAINDANCEさん
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カナダ東部、ニューファンドランド・ラブラドール州の島であるニューファンドランド島(=ニューファンドランド州)を周遊しました。その過程で、島の北西部のボナビスタ半島、その先端の町であるボナビスタを訪れました。15世紀のヨーロッパ人上陸から漁業の町として発展し、20世紀以降は豊かな自然を背景に多くの観光客を集める町です。
★夏に陸地で営巣するパフィン(ニシツノメドリ)のコロニーを見学。(エリストン、ボナビスタの2ヶ所にて)
★古くから漁業で発展した史跡が遺る街並みを巡る。
★ニューファンドランドの情報収集でお世話になった現地在住のYouTuberさん家にお礼で立ち寄り。
【ニューファンドランド島 周遊計画】
・1日目:空路でアトランタ→ディア・レイク
・2日目:以降レンタカーで、セント・アンソニー
・3日目:ランス・オ・メドー ※世界遺産
ポート・オー・チョワ
・4日目:ウェスタン・ブルック池、テーブル・ランズ
(グロス・モーン国立公園)※世界遺産
・5日目:ノリスポイント
◆6日目:エリストン、ボナビスタ
・7日目:セント・ジョンズ
・8日目:ミステイクン・ポイント ※世界遺産
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎メアリー・ブラウンズのフライドチキン
◎タラのフィッシュケーキ
※旅行記中のドル表記はカナダドルです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー 飛行機
- 航空会社
- エアカナダ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
先の滞在地であるノリス・ポイントから次の目的地ボナビスタまではおよそ620km、カナダ本土からニューファンドランド島までを貫く、トランス・カナダ・ハイウエイ(カナダ大陸横断高速道路)をひたすら走り続けます。この島に降り立った空港があるディア・レイクを通り過ぎ…
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…時に真っすぐ、時に沼地や山を避けながら、島を東西に貫くハイウエイを進みます。ハイウエイといっても自動車専用道路みたいな感じで、常に片側2車線というわけでないです。
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多くの沼地というか湖を通り過ぎます。
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多くの低い山も通り過ぎます。なお、ニューファンドランドには有料の高速道路はありませんので、アメリカみたいにトールウエイ(Tollway)を気にする必要はありません。
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長丁場だけに、給油&トイレ休憩も適宜。島でよく見かけた「アーヴィング(IRVING)」というガソリンスタンド。カナダの大手石油会社らしいです。
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ガソリンスタンドのコンビニでおやつも補給。アメリカ南部では見たことがないメーカーのチップス。
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「ノース・アトランティック(North Atlantic)」というガソリンスタンド。こちらはニューファンドランドに本拠地を置く石油会社。
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ガソリンスタンド&コンビニの組み合わせ文化はアメリカと全く同じでした。
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そんなこんなで夕方近くになってようやく、この日のホテルを取っているボナビスタに近づいてきました。
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しかし、ボナビスタに行く前にある場所に立ち寄らねば…
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…そこは、目的地のボナビスタから東へ10kmほどに位置するエリストン(Elliston)という町です。厳密には、この町の郊外の海岸線にある…
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…こちら、「パフィン・ビューイング・サイト(Puffin Viewing Site)」です。ボナビスタ近辺を訪れる一番の目的はこのパフィンのコロニー(集団営巣地)でした。
パフィン ビューイン サイト 自然・景勝地
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ここは、パフィン(ニシツノメドリ)という鳥が、夏の繁殖期に海沿いの断崖に集まって来る場所です。目の前のこの方、バズーカ望遠で撮る気満々。
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夕方近くですが、まだ多くの人がパフィンを観察中。
パフィン ビューイン サイト 自然・景勝地
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パフィンが集団で営巣するのは、ミンクなどの動物に捕食されるリスクが少ない本土から少し離れた小さな離島です。なので陸続きではなく人は近づくことはできません。
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ということで、遠目で肉眼で見るか、双眼鏡や望遠で見ることになります。
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パフィンは北米からヨーロッパの北部に生息し、繁殖期ではない冬季の数か月は陸から離れた外洋で過ごし、3月中旬以降の繁殖期には海に面した断崖の上の地面に集団で営巣します。
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ニューファンドランドでは通常、5月中旬頃に繁殖のために飛来し、8月中旬から9月初旬にかけて飛び立っていくらしい。
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パフィンたちは皆、イカナゴやシシャモといった魚を口いっぱいに咥え、巣に持ち帰って子育てに勤しんでおります。
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そんなパフィンたちが咥える魚を狙って、カモメが襲ってきます。
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あ~~~捕まってしまいそう…
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あら~!脚を捕まえられちゃいました!
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しかし、なんとか振りほどいて…
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逃れることが出来ました!良かった~。そして、咥えた魚は決して放しません。
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こうして、パフィンたちも色んな苦難を乗り越えながら日々の営みを頑張っています。私たちも、トランプ政権で揺れるこの北米大陸で頑張らねば。
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恐らくここには、陽が沈むまでパフィンを観察する人が一定量とどまるのでしょう。
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エリストンをあとにしてボナビスタの町へ向かいます。ボナビスタにもパフィンのコロニーがあるので楽しみです。
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ボナビスタの町に入ってすぐ、南の郊外のこの店に立ち寄ります。「メアリー・ブラウンズ(Mary Browns)」、ニューファンドランド発祥のフライドチキンのチェーン店。
Mary Brown's Chicken & Taters, Bonavista ファーストフード
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カナダ全土に約300店舗を展開しています。パフィンを長く見過ぎて時間が遅めになってしまったので、レストランに行くのはやめてここで夕食を調達してからホテルへ向かうことに。
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「バッターズ・ボックス」というお得なセットがありましたのでそれをチョイス。
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夕食を調達したのち、この日の宿があるボナビスタの北の外れ、ベイリーズ湾の北側にやってきました。もう陽が沈みそう…。
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この日の宿はこちら「バトラーズ・バイ・ザ・シー・B&B(Butler's By the Sea B&B)」。ホテルではなく民泊のような感じです。オーナーさんが、チェックイン時間に待っていてくれました。
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Booking.comで予約しました。ここは共同のキッチン。
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私たちが泊まる客室。1泊165ドルでした。
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バスルーム。共同ではありません。客室についています。
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シャワーブース。
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チェックインして落ち着いたところで、メアリー・ブラウンズで買ってきた、「バッターズ・ボックス」をいただきます。
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コンビニで買ったビールとともにフライドチキンにかぶりつき。なお、このB&Bも先のノリス・ポイントのホテルと同様にスマートTVでしたので、日本のアカウントでYouTubeを見ることが出来ました。
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客室の窓から月夜のベイリーズ湾をしばし眺めたのち、休みにつきます。
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翌朝…この宿泊施設は、B&Bといいつつ朝食が付いていなかったので、チェックアウト後に朝食を目当てに町の中心部へ。
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ボナビスタの町なかにある「クインタル・カフェ&ビストロ(The Quintal Cafe & Bistro)」へ。
ザ クインタル カフェ & ビストロ その他の料理
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朝8時から開いている、かわいらしい雰囲気と多彩な食事メニューで人気のビストロカフェです。
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店内はこのような雰囲気。
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まずはカフェ、そして朝食は「クインタル・スキレット」と「フィッシュ・ケーキ」をチョイス。スキレットはハッシュドポテトにチョリソと目玉焼きが乗ってます。フィッシュ・ケーキはタラのすり身のケーキにズッキーニのピクルスと自家製パン。調理にちょっと時間がかかりましたが美味かったです。
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朝食後、ボナビスタの町を少し巡ってみましょう。古くからの漁師町だったボナビスタには、漁業の歴史が紡がれています。
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こちらがその一つ、町の中心からやや南の海沿いにある「ライアン・プレミス・カナダ国定史跡(Ryan Premises National Historic Site)」。
ライアン プレミス カナダ国定史跡 史跡・遺跡
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ここは19世紀後半から20世紀初頭にかけて、州最大の塩魚商店だったジェームズ・ライアン社の本拠地でした。アイルランド移民の息子であるジェームズ・M・ライアン氏が、父の事業を引き継いで大きな国際貿易会社に育て上げたそうです。
ライアン プレミス カナダ国定史跡 史跡・遺跡
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こちらが道を挟んだ経営者の家。ライアン・プレミスの敷地には、住宅・店舗・塩貯蔵庫などの伝統的な建物群が遺されています。博物館にもなっているようですが、朝10時からなのでまだ開いていませんでした。
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敷地内の眺望エリアからボナビスタ港を望む。
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続いてやってきたのは、港の反対側にある「マシュー・レガシー(Matthew Legacy)」。1497年にイタリアの探検家ジョバンニ・カボットがニューファンドランドに到達したキャラベル船「マシュー号」の実物大レプリカが展示されているそうですが、時間の関係もあり中には入らず。
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伝説によると、カボットがこの地に上陸して鱈が群がる海を見たときに…「オー・ブオノ・ビスタ!(O buono vista!)」…との第一声を発したことが、現在の地名「ボナビスタ」の起源とされているらしい。伝説によると…ですよ。
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この辺からは、パフィンとホエール・ウォッチングのボートツアーも出ています。
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更に少し北へ移動すると、ベイリーズ湾に面する「ロング・ビーチ」。その名の通り、この辺の地域では比較的長い砂浜の海岸です。
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1755年にポルトガルのリスボンで発生した、ヨーロッパ史上最大規模とされる地震にの際には、3500km離れたこの海岸まで津波がやって来たそうです。日本で言うとチリ地震津波ですね(17000km離れてましたが)。そういう関連で、リスボン地震・ロング・ビーチとして、ディスカバリー・ユネスコ・ジオサイトに含まれている模様。
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さて、ここで一旦町を離れ、町から6kmほど北のボナビスタ岬へ。
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「フィッシャーマンズ・メモリアル(Fisherman's Memorial)」が建つ広場にクルマを駐めます。
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そこから2分ほど歩くと岬の突端に到達できます。灯台が見えてきました。
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「ケープ・ボナビスタ灯台(Cape Bonavista Lighthouse)」、カラーリングはやはり赤と白です。ここは縦ストライプ。灯台と管理人の家に入ることが出来ますが、それは後にしてまず向かうべきところがあります。
ケープ ボナビスタ灯台 建造物
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灯台の先にある小さな島(画像左)…ここがパフィンのコロニーになっているので近づいてみましょう。
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エリストンと同様に島に渡ることはできません。皆さん、この様に対岸から観察です。
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うひょ~!たくさんパフィン(ニシツノメドリ)がいますね~。
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エリストンよりこちらボナビスタの方少し距離が近い様に思えます。パフィンの数も多い様な。それでも肉眼では小さくしか見えないので、双眼鏡や望遠の持参をお勧めします。
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魚を獲るために海へ向かっていくパフィン群。
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ボナビスタ港からやってきたと思しき、パフィンを観るツアー・ボートも浮かんでいました。
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パフィンたちは崖の上から滑空し…
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…海でイカナゴをたくさん捕まえて崖の上に戻ってきます。飛ぶのがあまり上手ではないとされるパフィン…確かに翼が小さいしバタバタと飛ぶ姿はまるでペンギンが飛んでいるみたいでSo cute!
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パフィンの嘴の縁には鋭いギザギザがあり、咥えたイカナゴなどの魚を逃がしません。水深50m以上まで潜ることができ、既に捕まえた魚を舌で抑えながら次の魚を嘴で捕まえることで、口いっぱいに何匹もの魚を一度に捕まえてきます。この顔も何とも愛らしい…最初は「変な鳥」と言っていた妻も今はもう夢中。
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パフィンの巣は、地面の草むらの合間に穴を掘って作られており、その穴の中で子育てします。
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こちらは、見学者がいる場所の足元にあったかつての巣穴。カモメなどが入れない大きさです。
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あ、パフィンだけでなく海岸線の景観も素晴らしかったですよ。
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そして次に灯台へ。ここにやって来たのはパフィンが主な目的でしたが、ケープ・ボナビスタ灯台ももちろん見逃せません。まずは灯台の横にあるこちらの建物へ。
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ここが灯台のチケット売り場、およびビジターセンターっぽい施設のようです。灯台の歴史などに関する展示。
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チケットを持参して灯台へ。ニューファンドランドのアイコンとしてもたまに登場する、赤白のシンボリックなカラーリングの灯台です。入館料は大人ひとり6ドル。
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3つある各階にスタッフが居て、それぞれの階で説明してくれたのにはちょっとビックリ。
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思いのほかオシャレな部屋にもちょっとビックリ。部屋は一部を紹介しますが結構たくさんあり、海運を守る灯台守家族の営みを感じられました。
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アンティークなストーブに、アンティーク大好きの妻興奮。
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螺旋階段もビビッドなレッド。
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灯室まで登って来ました。ここでも灯室専門スタッフが説明してくれました。6ドルはちょっと高いなと思いましたが、これだけ人件費かかってれば納得。
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こうしてパフィンと灯台をじっくり見学したのち、ボナビスタ岬をあとにします。
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続いて、岬の先端から5kmほど戻り、半島の東岸に位置するコチラへ。
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「ダンジョン州立公園(Dungeon Provincial Park UNESCO Geosite)」、海食洞の自然のアーチはまさにダンジョンの様でした。
ダンジョン州立公園 広場・公園
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海食洞の上からの眺望。ニューファンドランド島の海沿いはどこを撮ってもジオサイト。
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再びボナビスタの町へ戻って、こちらの「モックベガー・プランテーション(Mockbeggar Plantation)」に立ち寄り。州の史跡に指定されている施設。
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ここも漁業の歴史を物語る場所…18世紀からボナビスタの発展に大きな役割を果たした漁業のプランテーションだったらしい。
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アメリカ南部に住んでいる私たちからすると、プランテーションというと熱帯や亜熱帯地域でアフリカ人や先住民の奴隷の労働力を駆使し、綿花やコーヒーなどを栽培するイメージでした。
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このような北方の地で、おそらくイヌイットのような先住民の労働力を使って漁業を営むプランテーションがあった…というのは新たな歴史認識でした。
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この本館は元々は1870年代に建てられ、ニューファンドランドの政治家でありカナダとの連合の提唱者であるゴードンブラッドリー氏が、ここに住んでいた1939年に復元したのだとか。
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アンティークなストーブに、アンティーク大好きの妻またまた興奮。
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敷地内には、18世紀の大きな魚屋、20世紀初頭のトレーディングショップ、大工の仕事場、タラの肝から油を取る工場などの建物があったそうです。
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プランテーション周辺の風景。このような、ウクライナの国旗の様な風景に出会えたところで、そろそろボナビスタをあとにします…。
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…が、ボナビスタを去る前にどうしても寄っていきたい場所がありました。旅行前にYouTubeでニューファンドランドの情報収集をしていて情報をいただいた「ハラダ・ハウス(Harada House)」という動画コンテンツ、そのクリエイターであるハラダさんのご自宅にお礼に伺いました。…が、残念ながらご不在。お土産を置いて帰りました。
なお、この時はご自宅の前が大規模な道路工事中、クルマでは近寄れない状況でした。…のでクルマは手前に停めて徒歩で。そういう状況だったこともあり、一時的にどこか他の場所で過ごされているのかと想像しましたが、実はたまたまご旅行中だったようですね。 -
そして、こちらはハラダさんが現在のご自宅をご購入される前、移住されて最初に住んでおられた賃貸戸建てです。ハラダさんはご家族4人でニューファンドランドに移住され、主にご自宅のリノベートを含めた古民家生活を中心に情報発信をされています。そのチャンネルはこちら、情報が少ないボナビスタの雰囲気を旅行前に知ることが出来ました。
https://www.youtube.com/user/THmodel -
こちらはハラダさんのYouTube内でも登場する水産会社、「オーシャン・チョイス・インターナショナル」。ズワイガニ、ロブスター、エビ、ホタテ、タラ、ヒラメ、オヒョウ、サバ、カラフトシシャモなど、多様な魚を扱う水産会社です。ハラダさんが「カニ工場」と呼んでいる場所です。
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ハラダさんのYouTubeで紹介されていたカフェバー「ウォークハムズ・ゲート・パブ(Walkham's Gate Pub)」…前日に行こうと思っていたのですが、ボナビスタへの到着が遅くなり断念しました。
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…ということでここら辺で、本当に盛りだくさんだったボナビスタをあとにします。古くから漁業で栄えかつては2万人もの人口だったというこの町は、18世紀初頭にニューファンドランドで最初の学校も建設されたという歴史ある港町です。その後、漁業の衰退とともに人口も減ったものの(現在は3千人ほど)、豊かな自然と壮大な眺望で観光業にシフトしている見どころたっぷりの町でした。(…ので、旅行記が思いのほか長編になってしまいました…)
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この後、セント・ジョンズに向かう途上でレクストンという町に立ち寄ります。ボナビスタからは40kmちょっとの距離。
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なぜなら、ここにブリュワリーがあるからです。アメリカの旅先では、できるだけブリュワリーを探し出して立ち寄ることにしている私たち…そのこだわりはカナダでも変わりません。
Port Rexton Brewery バー
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ボナビスタを訪問すると決めた時点でここはマークしていました。なお、このブリュワリーは、先のハラダさんのYouTubeでも紹介されています。
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なかなか良い雰囲気のブリュワリーなので、ゆっくり一杯飲んでいきたいところでしたが…
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…ロングドライブの途上なのでそうもいかず、CANを買っていくこととしました。
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こちらのブロンドエールとライトラガーを購入。後でじっくり味わうこととします。
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個性的で豊かな自然と、ヨーロッパとアメリカ大陸の文化的接点となったボナビスタを背に、およそ300km先の次の目的地であるニューファンドランド・ラブラドール州の州都、セント・ジョンズを目指します。
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