2025/01/13 - 2025/01/13
72位(同エリア82件中)
はちのすけさん
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2025/01/13
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薄鉄の天竜二俣駅訪問を終え、天竜の町並みに繰り出した。商店街活性化にとても努力している町、という印象だ。その一方で、どこかひなびた風情が漂っており、時間がゆっくり流れるようだ。徳川家康の長男で非業の死を遂げた信康の墓所や本田宗一郎をしのぶ「ものづくり伝承館」、二俣城址、同城址と別城一郭の鳥羽山城跡などを歩いて回った。最後に見た天竜川の風景は思い出に残るほど鮮やかだ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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天竜の町に繰り出し、メインストリートから一本入った路地。どこかぶらついてみたいような町並みだ。写真は六角精児さんの「呑み鉄本線」で出てきた酒屋さんだ
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商店街の中心部で見つけた生鮮食品マーケット「森のマルシェきころ」
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店の一角にイート・イン・コーナーがあり、店舗で買ったものを食べることができる。昼食はここで買った豚丼をいただいた。結構、総菜が充実しており、豊かなセレクトができる。飲食店がなくて仕方なくここで食べた感はなく、ここの総菜が食べたかった感じだ
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「きころ」から数分歩くと、徳川家康の長男である信康の墓地がある清瀧寺一帯にたどり着く。一帯は本田宗一郎ものづくり伝承館、二俣諏訪神社などが集まっており、静かなエリアだ
悲劇の嫡男 by はちのすけさん清瀧寺 寺・神社・教会
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清瀧の滝の流れを引き込んだ池。滝はとても小さいが、池はとてもきれいだ。家康はこの流れを見て寺名を定め、清瀧寺殿という謚を秀康に与えた
悲劇の嫡男 by はちのすけさん清瀧寺 寺・神社・教会
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二俣城の井戸櫓を復元したという。二俣城は天竜川に面しており、城内から水をくみ上げるために用いられたのが、この井戸櫓だ。武田勢は天竜川に大量のいかだを流して櫓を破却し、水の手を絶ったとされる
悲劇の嫡男 by はちのすけさん清瀧寺 寺・神社・教会
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参道を少し上ると山門が見えてきた。小ぶりだが、雰囲気がある門だ
悲劇の嫡男 by はちのすけさん清瀧寺 寺・神社・教会
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寺の本堂前には家康手植えとされるミカンの木(分木)が
悲劇の嫡男 by はちのすけさん清瀧寺 寺・神社・教会
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お寺の本堂。信康切腹時、この地に浄土宗の寺院がなく、庵があったこの地が埋葬地として選ばれた。死後、菩提寺として開創されたのが清瀧寺だ
悲劇の嫡男 by はちのすけさん清瀧寺 寺・神社・教会
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境内には本田宗一郎(ホンダ創業者)ゆかりの鐘楼がある。早弁するために正午の鐘を30分早く突いたという
悲劇の嫡男 by はちのすけさん清瀧寺 寺・神社・教会
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本堂の裏山に信康廟がある。お寺の墓所の奥にあり、ひっそりとした場所だ
悲劇の嫡男 by はちのすけさん清瀧寺 寺・神社・教会
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天下人の嫡男だったが、非業の死を遂げただけに墓所は寂しい。母親の築山御前の墓所もそうだったが、謀反の疑いをかけられての切腹だけに葬送も抑制的だったのだろう
悲劇の嫡男 by はちのすけさん清瀧寺 寺・神社・教会
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清瀧寺と隣接して建つ二俣諏訪神社。二俣地区の氏神だ。諏訪大社から流れ着いた木のほこらを祭ったのが起源という。この神社の祭礼である「二俣まつり」は有名。社殿前の2本の杉が印象的だ
二俣まつり by はちのすけさん二俣諏訪神社 寺・神社・教会
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すぐ近くには、ホンダ創業者の本田宗一郎を顕彰する「ものづくり記念館」がある。昭和経済のレジェンドとして、今なお尊敬を集める
昭和経済のレジェンド by はちのすけさん本田宗一郎ものづくり伝承館 美術館・博物館
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入館無料、撮影OKだ。企業が運営しているわけではないので、本田宗一郎という人物に焦点を当てた構成だ。「私の手が語る」という展示はなかなか傑作
昭和経済のレジェンド by はちのすけさん本田宗一郎ものづくり伝承館 美術館・博物館
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1949(昭和24)年に東京で行われた日米対応オートバイレースでクラス別優勝したホンダC型
昭和経済のレジェンド by はちのすけさん本田宗一郎ものづくり伝承館 美術館・博物館
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展示はホンダの協力で定期的に入れ替えがあるという。ミュージアムショップもなかなか充実
昭和経済のレジェンド by はちのすけさん本田宗一郎ものづくり伝承館 美術館・博物館
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変わった名前だが、元の所有者である内山家の屋号が「ヤマタケ」だったという。新蔵、南の蔵、北の蔵の3棟あり、有形文化財として登録されている。内山家は山林業、材木商などで財を成した。主屋は取り壊されているが、跡地は多目的スペースとして整備され、活性化に一役買っている
多目的スペース by はちのすけさんヤマタケの蔵 名所・史跡
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ここからは二俣城址へ。かなり急峻な山だ。山と言うよりも平地がボコッと持ち上がった大地のような感じだ
天然の要害 by はちのすけさん二俣城址(城山公園) 名所・史跡
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野面積みの石垣があちこちに残されている。小規模な山城にしてはかなり凝った造りだ。近年、二度にわたる大規模な発掘調査が行われ、全容が明らかになった
家康の生命線 by はちのすけさん二俣城址 名所・史跡
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城山の稲荷神社は各地の城跡で見かける。領土運営の基本である領民の五穀豊穣を祈ったのだろうか
天然の要害 by はちのすけさん二俣城址(城山公園) 名所・史跡
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ようやく天守台にたどり着いた。戦国期の山城である二俣城は天竜川に面した天然の要害で、今川、徳川、武田、豊臣各氏の争いの場となった。
家康の生命線 by はちのすけさん二俣城址 名所・史跡
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山頂には立派な天守台がある。武田氏と徳川氏の激しい攻防の中で築かれたと思われ、とても実戦的な建築物だったはずだ。この城が落ちれば浜松城の守備がなくなるため、徳川氏にとって生命線の城だった
家康の生命線 by はちのすけさん二俣城址 名所・史跡
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天守台には上ることができる。往時は恐らく木は切られており、城下、天竜川などは展望できたはずだ。ここから隣の鳥羽山城址に向かう。道は歩道のように狭い道がつながっていた。途中不安になるが、つながっていることを信じてほしい
家康の生命線 by はちのすけさん二俣城址 名所・史跡
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二俣城には堀切があった。堀切は尾根を断ち切って作った空堀で、中世山城の防御施設。これだけわかりやすい空堀は財産だ
家康の生命線 by はちのすけさん二俣城址 名所・史跡
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二俣城から鳥羽山城に向かう途中で天竜川の堤防上を通る。二俣城を天然の要害としたのが、この天竜川の存在だ。ただ、弱点として岩盤の上にあったことから井戸がなく、この天竜川から井戸櫓で水をくみ上げていた。井戸櫓を武田勢に発見され、破却されたことで落城したという
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鳥羽山城址に到着。二俣城址からは結構距離があったが、歩けない距離ではない。鳥羽山城は当初、二俣城攻略のために使われていたが、家康の関東移封後、堀尾吉晴が入城し、二つの城を一つの施設としてみなす別城一郭(別郭一城)として使用された
迎賓館 by はちのすけさん鳥羽山公園 名所・史跡
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鳥羽山城は歴史上、存在がはっきりしていなかった。が、ある郷土史家が城郭の存在を信じて20数年にわたって調査し、大規模な遺構を確認。地元の教育委員会が本格的な調査を実施し、城跡の全容を明らかにしたという。二俣城とは別城一郭の関係で、二俣城が戦闘施設、鳥羽山城は施迎賓館的な使い方をされた。現地には石庭の跡が残されていた
迎賓館 by はちのすけさん鳥羽山公園 名所・史跡
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鳥羽山城跡には展望台が設けられており、遠望を楽しむことができる。天竜川に架かる二つの橋。右は道路橋、左は鉄道橋
迎賓館 by はちのすけさん鳥羽山公園 名所・史跡
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戦闘施設である二俣城とは対照的に、鳥羽山城は迎賓館的な使い方をされた。武田勢との争いが終わった後は、結果的に迎賓館の方が多用されたかもしれない。現代でも鳥羽山城跡は公園整備がされているが、二俣城址はあまり人を寄せつけない雰囲気がある
迎賓館 by はちのすけさん鳥羽山公園 名所・史跡
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鳥羽山城跡は公園として整備されており、自動車で本丸のすぐそばまで乗り付けることができる。そのせいか、展望台には元気なカップルが数組。二俣城址から歩いてくたびれた人は誰もいなかった
迎賓館 by はちのすけさん鳥羽山公園 名所・史跡
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鳥羽山公園から「鳥羽山古道」を下っていくと、旧田代家住宅がある。田代家は遠江攻略にのり込んできた家康に協力した功績で筏下しの特権を与えられ、栄えた。600坪を超える巨大な屋敷。内部は歴史民俗資料館的に使われている。ボランティアらしき人が案内してくれた
豪邸 by はちのすけさん筏問屋 田代家 名所・史跡
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この屋敷は冠木門だった。門柱に屋根がなく、冠木を通している門の総称だが、城に使用されることが多い門だ。鳥羽山城の一角という意識があったのだろうか。
豪邸 by はちのすけさん筏問屋 田代家 名所・史跡
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あとは歩いて遠州鉄道の西鹿島駅へ。最寄り駅は天浜線の二俣本町駅だが、天竜川を渡りたかったので西鹿島駅を選んだ。天竜川に架かる鹿島橋を歩いて渡る。
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鹿島橋はモダンなトラス橋だ。詳しくはわからないが、形状は全国的にも貴重な例らしい。
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川に目をやると、天竜浜名湖鉄道の天竜川橋梁が。橋長403メートル、天竜浜名湖鉄道の最長の橋梁で、唯一のトラス橋だ
クラシカルな姿 by はちのすけさん天竜川橋梁 名所・史跡
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天浜線、天竜二俣駅、天竜の町並み、二俣城址、鳥羽山城址を巡る旅はこれでおしまい。この後、西鹿島駅から遠州鉄道で浜松市中心部に帰った。天竜エリアは鉄道も含め、なかなか面白い。一日消費して訪ねる価値がある場所だと思う
クラシカルな姿 by はちのすけさん天竜川橋梁 名所・史跡
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浜松市中心部に帰って、この日のディナーは浜松餃子。入り口に列ができていたが、いざ並んでみると客の回転は速くストレスはない。20個の餃子を円形に焼いた「車盛り」をオーダー。がっしりとかみしめるキャベツは他エリアの餃子にはない特徴だ。
キャベツが甘い by はちのすけさん石松餃子 JR浜松駅店 グルメ・レストラン
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