天竜の滝めぐり～大下滝・龍王権現の滝～

2020/08/12 - 2020/08/12

この夏は地元で3密を避けて遊びましょ。
そうだ、山の中へ涼しげな滝を見にいこう～。

浜松市内の行ったことのない滝へ。
１ヶ所目は、「大下滝」
２ヶ所目は「龍王権現の滝」

7月の長雨の影響なのか、水量もたっぷりあって迫力のある滝を見ることができました。

エリア 天竜(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

浜松市の北の方、天竜区へ。
途中、すっごい良い里山の風景に出会いました。
緑がいっぱい、手前には川が流れて、真ん中にはJR飯田線も走っています。

ずっと家でスマホばかり見ていたので、緑が目に優しい～。

大下の滝へはJR出馬(いずんば)駅の所から入っていきます。

駅近くにハイキングコースの案内がありました。大下の滝もうっすら載っています。

途中、せせらぎ荘を通りすぎ、ずんずんこんな怖い感じの山道を走っていくと…

大下滝の案内板がありました。

｢ここを下へおりる｣って書いてあるんだけど(・・;)
手すりというか柵があるのは少し下りたところからで、そこまで道がないというか。
なんで道路から手すりをつけてくれなかったのか。

滝までは鉄板を渡してあったり、階段が作られていたり。
気をつけて下って行きます。

鉄板は150kgまで。
2人以上で乗らないほうがいいですね。

滝のそばまで来た～。
苔むしたベンチもあります。
これじゃあ座れない…。

ここから見る滝もいいけどもっと滝の近くへ。

階段を下って。

大下滝の滝つぼ近くまできました。
水量があって迫力があります。
こんなにいい滝は久しぶりにみた。

写真でみると小さく見えますが、もっと実物は大きいです。
落差は20m。

この滝、ぐるっと岩肌にかこまれて神秘的。

大自然の中に来た～！って感じです。
秘境の中の秘境、ネットが繋がりません。

それから、二つ目の滝へ。

途中、今年３月に開通した原田橋も通りました。
崩落から５年、新しい大きな橋ができていました。

佐久間にある「龍王権現の滝」は駐車場が３台あると調べていたのですが、まさかの満車。
仕方がないので広くなっている道路の脇にとめました。

駐車場には「龍王ごんげん」の案内板があります。

道は整備されているのですが、かなりかなーり下っていきます。
帰りの登りが怖い…(^^;)

吊り橋が見えました！

一応橋に名前がありました。
「龍王ごんげん橋」

吊り橋、スケスケのやばいヤツでした(>_<)
サイドだけでなく、歩く所も透けてました。

怖～！！
高さはそんなじゃないけど、揺れがすごい。
歩いた勢いが橋に伝わってすごいバウンドする。

川がきれい～！
涼しげです。

川沿いに歩いていくと、一番奥に「龍王権現の滝」がお目見え。
落差6m。
滝壺もきれいな色です。

龍王ごんげん様の言い伝えがあり、日照りが続いた時に雨乞いをすると必ず雨が降ったそう。

美しい滝。。。

泳ぎたい。

緑溢れる中の滝です。

子供達が川遊びをしていました。

ここなら流れも早くないし、浅いし、直射日光当たらないし、いい遊び場所。

天然のツタのブランコができてました。

タオルとビーサンも持ってきたので、川に足をつけてみました。
気持ちいい～！

滝を見ながら水まんじゅうでも食べようかと、来る途中にあった引佐の和菓子やさんで買っておきました。
黒糖、ふつうの、うぐいす餡の３種。
ふつうのがやっぱり美味しい。

本当にいいところだわ。

天竜は今日(8/16)には40.9℃を観測し、全国一暑かったんです。
私の住む辺りも連日38～39℃で、おかしくなりそうな気温。
天竜は浜松の中でも気温がいつも一番高いけど、自然の中だからか、私の住む所よりは体感は涼しく感じました。

帰り道。
先月の豪雨で土砂崩れがあり、その影響で152号線が通行止めになっていました。
迂回路は10km近く片側交互通行で、瀬尻橋の上で20～25分待ってくださいとのこと。

迂回は瀬尻橋から雲名橋まで。
途中でも１ヶ所ストップして対向車を待ちました。
結構時間がかかってしまったな。

これは瀬尻橋からの眺め。(待っている間）
長雨でダム湖は満タンでした。

コロナで人混みは避けたいというとき、秘境の滝巡りはおすすめです。

ただ、天竜区は山あいの土地なので、近年の豪雨などで土砂崩れの被害がでていたりします。
地盤の悪い時、増水している時、通行止めなど、お気を付けください。

天竜にはまだまだたくさんの滝があるので、また巡ってみたいと思います。