春の天竜さんぽ～花桃とワインセラーと二俣城址～

2019/03/15 - 2019/03/15

春を感じるのは、やっぱり花！
河津桜の季節が終わって、さて次は…？

浜松市天竜区にある「道の駅 天竜相津花桃の里」で花桃が見頃だと聞き、行ってきました。

エリア 天竜(静岡)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車 徒歩

天竜川の船明ダムを過ぎて少し上流に行ったところにある道の駅「天竜相津 花桃の里」
ここの花桃が見頃だと聞いてやって来ました。

長野県昼神温泉の有名な花桃の里の見頃とは約1ヶ月近く違うかも。

今は花桃まつりの期間中で、結構混んでました。

道の駅から花桃に囲まれた階段があり、ここを登ると天竜川に架かる「夢のかけ橋」へ行くことができます。

花桃ってピンク色が濃いんですね。
花桃のお花見って初めてです。

しかも棒状に花がびっしり咲くんですね。

桜とも梅とも違う、花桃。

「夢のかけ橋」は天竜川の船明ダム湖に架かる橋です。

元々は、国鉄の佐久間線の建設が中止になり橋脚だけが残ったままになっていたのを、平成12年(2000年) 道の駅オープンに合わせて人道として整備したのだそう。

すぐ下流には船明ダムがあるので、たっぷり水が蓄えられています。

橋は約500m。
結構長く感じました。

橋を渡った先にはボート場があります。
船明ダム湖はボート競技場としても使われています。

広場には横たわった木製の細い舟？
ご夫婦が仲良く座ってました。

ミノムシと舟とご夫婦。
のどかだなぁ～。

ご夫婦が去ったので近づいてみたら人型らしきものが？なんか怖い～。

もともと立っていたもののようで、オブジェか何かだったのかなぁ。

ボート場から道の駅方面を眺めるも、枯木が多くて橋がよく見えなかった。

このあたり、トンビも結構近くを飛んでました。ピーヒョロロロと鳴いていたり。

ボート場の方に見所があるかというと、ありません。
少しだけ花桃が植えられているけど。

また橋を渡って道の駅に帰ってきました。
道の駅のところは紅白で花桃があってきれいです。

“まぼろしの佐久間線”

線路ができるはずだった橋脚の名残も見ることができます。
草に覆われているけど。

細い川の両側にも。

そして、まぼろしの佐久間線は山のトンネルへと続いていくわけですが、そのトンネルが今はワインセラーとして使われています。

「浜松ワインセラー」です。

登るのは階段があります。
(見えてるハシゴではありません)

鉄道のトンネル計画跡地を利用したワインセラー。
温度は年間を通じて15～18度、湿度は70～80％、国内高水準のすばらしい環境だそうです。

奥には貯蔵されたたくさんのワインが。

トンネルは1kmくらい続いているそうですが、ワインセラーとして使っているのは250mくらいとか言ってたかな？←ちょっとうろ覚え。

レンタルセラーという手もあるし、1本から熟成させる楽しみを…ってことでタイムカプセルという利用もできるそうです。

開通せずに建設中止になったトンネル、新たな活用法があって良かったですね～。

ワインの販売もしてます。
せっかくなので奮発してスパークリングワインを買いました。

家屋の梁かな？
ワインの陳列棚に活用されてる。

そして、花桃のメイン会場「花桃の里ガーデン」は山の上みたいです。
車は進入禁止、徒歩です。
年配の方が多かったけど、かなりの登り坂でキツイと思います(^^;

テクテク歩いて、道の駅がもう下に見えます。

頂上につきました。軽く登山をした気分。
標高100mくらい？？←こう書くと低いけども登ると大変。

花桃の里ガーデン入口となってます。

私有地につき敷地内には入らないでください、となってました。
どなたかの畑の間の通り道を歩いていく感じですかね。

花桃のアーチ。
青空がきれい。

ピンクと白と。

山の頂上なので邪魔するものが何もない！

花桃畑。
どなたかの私有地を開放してくれているのかしら？？

素敵な景色でした。

子やぎもいたりして、かわいかった。
子供たちが草をあげたらよく食べてました。

菜の花と花桃。
春の色。

道の駅、夢のかけ橋、ワインセラー、花桃の里ガーデン全部見ても滞在は1時間半くらいかな。

行く予定はなかったけど、ただ帰るのも早いので、二俣城址にも寄ってみました。
こちらはなぜか今まで来たことがなかったんですよね。

駐車場も整備されていて、ここからは歩いて行きます。

すぐ脇には天竜川が流れています。
川に守られたお城だったのでしょうか。

思ってたより立派なところ！
しっかりした石垣が残ってます。

結構乱雑に積まれた石垣な感じですが、崩れないのがすごい。

ここが本丸かな？
おじいちゃんたちのゲートボール場と化してました。

鳥羽山城跡へと続く道がありました。

鳥羽山城と二俣城はニコイチ(2つで1つ)なお城だったと鳥羽山城の方に書いてあったと記憶しています。

鳥羽山城跡は鳥羽山城公園として桜の名所でも知られ、若い頃は夜景なんかも見に来たりして、何度も来たことがありました。
対になってる二俣城へはなぜか１度も来たことがなかったので、今回来れて良かった。

あっちの山が鳥羽山城跡。

天竜の街を見下ろす。
木があって一望できるような展望台的なものはないけども。

石垣にエイリアンのように木の根っこが。
歩いて登っていきそう。

お城に全然詳しくないので、「土塁」と書かれていてもどこがそれなのかよくわからないのが残念(^^;

4トラのクチコミを読んで、少し歴史の勉強になりました。

二俣城は徳川家康に長男の信康を、織田信長が切腹させるよう命じて切腹させた場所だそうです。
上から言われて、親が息子に切腹をさせるなんて悲しい。

歴史的な逸話が残る場所だと初めて知り、鳥羽山城よりも重要な歴史スポットなのでは？
今まで来なかったのが不思議。

歴史の授業では織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、3人並べて覚えて終わり。
でもその裏ではこういうこともあったのね(T-T)

神社が２つもありました。
城山稲荷神社。

旭ヶ丘神社。

二俣城址、来て良かったな。

春は雲海も見られる季節。
また天竜に遊びにこよう。

この旅行記へのコメント （2）

• へびおさん 2019/03/20 07:00:30

  春到来

  *ちょこ*さん
  おはようございます。
  
  あのピンクの花って花桃というんですね。
  紅梅かと思っていました。
  菜の花と花桃の咲く風景、いよいよ春本番ですね～
  
  お城については難しいですよね。
  この前、知人に本丸と天守閣の違いを説明してもらったのですが、やっぱり「？？？」でした。
  

  *ちょこ*さん からの返信 2019/03/20 23:36:57

  Re: 春到来

  暖かくなってきましたね(*^^*)
  やっぱり春はウキウキしますね♪
  
  へびおさんの古墳巡りの天皇家の家系図的なお話も、いつもすごいなぁと思いながら読んでます。
  私にはさっぱりピント来ない(^^;
  
  お城も歴史ももう少し分かると旅も面白いだろうなぁと思うんですけどね。勉強する気にはなれず。
  旅行記を書くときに少し調べたりして初めて知る、みたいな感じです。
  
  *ちょこ*