『サンライズ瀬戸』で行く、東京４days【1st.d：モネ展＆東博】　2025年1月

2025/01/28 - 2025/02/01

国立西洋美術館で開催されている『モネ 睡蓮のとき』展へ行きたくて…
チケット購入がややこしくならない１月中にと、出掛けてきました。

寝台特急『サンライズ』にも一度は乗ってみたいと思っていたので、考えている日程だと、丁度発売日は年末のお休み初日になるな。。と、駅の窓口で時間まで待機して切符を購入しました。

上野と言えば、美術館や博物館が集合している地域。
前から数日掛けて訪ねたいと思っていた場所でもあり、周れるだけ周ってみようと、予定を立てました。

１日目はこの旅の目的である、国立西洋美術館と東博こと東京国立博物館へ行ってきました。

ホテルに到着後確認したら、約3万歩超え… めっちゃ、疲れました！^^

エリア 上野・御徒町(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

チケットとるのが難しいと言われる、「サンライズ出雲・瀬戸」
発売日は1ヵ月前の朝10:00。
駅に発売時間の15分ほど前に行ったらどなたもおられず。。
シングル・2階・瀬戸側でとリクエストして時間まで窓口横で待機。

発売5分前になると他のお客さんが一人、二人と入って来られ…「時間まで待機中だから」と先を譲って列には並ばず待っていた私。。
そうこうするうちにお客さんは5人ほど並びだし、駅員さんは私には声を掛けてくれない。。
いつまでたっても呼んでくれず、あげくに列が長くなってから「列に並んでください」と駅員さんに言われ。。。

「えっー！どういう事！？ 時間が来たら対応してくれるんとちゃうん？！」と焦る私。
とにかく順番まで待ち、私の番が来たところで、「安心してください、お席は確保してありますので」と。。
（先言うてよ。とれへんかったらと焦ったやん）は言わなかったけど私の心の声。。

でも、痛恨の極みが「喫煙室」だった事。。
禁煙室って言わんかったけど、今時喫煙室があるとは思わなかった（涙）

そこから一ヵ月。。
仕事上がりで一度帰宅、お風呂に入って、サクッと晩ご飯も食べて出発。
大阪には24:00までに到着すればいいのだけれど

何があるかわからないし、余裕を見て一本早目で移動。

こんな時間なのに、篠山口で乗換が必要でした。

朝早いのと、夕方以降は乗換なしの直通（大阪・福知山間）やと思ってた。。
しかも、快速やのにロングシート。。
この時間で。。しかも大阪発じゃなくて大阪行やのに。。

大阪駅到着。サンライズ発着のホームは端っこの11番線。
北陸へ向かう特急サンダーバードが発着するホームです。

ホームにあるセブンイレブンはとっくに閉まっておりました。

その隣には待合室。
ホームで待つのは寒いかも。。
と思っていたので、他のホームにはない待合室があったのはありがたかったけど。。
暖房ガンガン利きすぎで、暑すぎ・・・

時間つぶしで寄った駅中セブンイレブンで、小腹が空いてきた為買っってしまったおにぎりとプリンと読書で、時間まで待機。。

一時間ほどは独り占めで使えましたが、出発30分前頃になると待合室も満席状態で、さらに暑く、息苦しく感じ。。

乗車口近くにあった

こちらのベンチに移動しました。

定刻に入線してきたサンライズ。
ホームの各乗車口には列ができており、大阪から乗車する人は、かなり多かったみたいです。

サンライズ瀬戸 乗り物

私のお部屋は、乗車口から二つ目。
真ん中に廊下があり、両側にお部屋が並んでします。
廊下は意外と狭かったので、乗車口から近いお部屋で良かったです。
もう、夜中だしね。。

外出する際は、ドア横にあるボタンで暗証番号を設定し、施錠する仕組みです。

第一印象は、「狭っ！」「たばこ臭っ！」
持参した『ファブリーズ』で消臭しまくりましたw

毛布と枕、寝巻とスリッパが備え付けられています。
足元はベッドに腰掛けていると熱いくらいに暖房がよく効いています。

ベッドの横の空間に荷物が置けますが、機内持ち込みサイズのスーツケースでギリ立たせられるほどの空間です。
スクリーン状のカーテンが閉められていましたが、私はずっと開けておきました。

奥の壁に電気類のスイッチと時計（アラーム付）とラジオ

その向かい側には風気口
この横の高い位置にハンガーが引っ掛けてあり、コートなどが吊るせます。

反対側の壁には、鏡とコンセント、スピーカーがあります。
利用しなかったけど、ラジオをつけていたら、ここから聞こえてきたのかな。

遅い時間なので、あまりゴソゴソしてはいけませんが。。
せっかくなので、出発間もないうちに車内見学に行ってきます。
（その後は、トイレ以外部屋から出るつもりなかったので）

先ずは、洗面台その隣がトイレでした。

とにかく先の車両に進み、ここから折り返し。
共有施設の車両のようです、展望席が両側に４席づつ

シャワーカードを買って（早目に売り切れるそうです）、数分間のシャワーが浴びられるようですが、家で済ませてきたので私は使用せず。

車内販売は、この自販機のみ。

この車両は、片側にお部屋が上下にあります。
上る階段の向かい合わせに出入口、お部屋はシングルのデラックス。
下る階段も同じく向かい合わせの出入口、お部屋はツイン。

デラックスのお部屋には、椅子に座れる空間があり、少し広いお部屋のようで少し迷ったのですが、既に0時を半分以上過ぎている状態。
乗ったらすぐに寝る時間、椅子に座って過ごしている場合じゃないと思い、シングルでいいかなと。。
一番部屋数が多く、取れる可能性が上がるお部屋を選択しました。

こちらは、ノビノビ座席という車両。
カーテンで仕切られた空間で寝るタイプです。
比較的、若い子たちが多い車両でした。

途中で、車掌さんを追い越して部屋に戻り、鞄をしまったり、靴を脱いだりしてたら、車掌さんが『切符を拝見』といらっしゃいました。
コレでもう寝ても大丈夫ね ♪

二階にしたのは、ホームの人と目が合うのを避ける為と、空を見る為。
スクリーンカーテンを開けたままにしたのもこの為です。
ずっと、北斗七星と思われる星が見えていました。

初めは、列車の揺れやきしみが少し気になりましたが、直ぐに慣れたようで、意外と爆睡。
外が明るくなり始めて、目が覚めました。

ソロソロ起きて身支度しなければ。。
藤沢駅あたり、6時頃だったと思いますが、在来線がもう満員。
横浜駅ではホームが満員でビックリ！
平日でした。。皆さま出勤ご苦労様です。

東京駅に定刻am7:08到着しました。

東京駅 駅

ここが、私のお部屋だったところ。。

北陸新幹線が延伸したので、福井押しですね ♪

最終日、東京駅で迷わないように、少し下調べの為に構内を散策してから上野へ向かいました。

朝ご飯は、上野駅内のたいめいけんさんに行くつもりでしたが、残念ながら閉店した模様。。

ほんのり屋 エキュート上野店 グルメ・レストラン

エキュート内のほんのり屋さんで、鮭とイクラ、牡蠣のおにぎりを頂きました ♪

一旦ホテルに向かい、荷物を預けて入谷口から再出発！

上野駅 駅

まだ9:00になっていなかったこともあり、寛永寺に寄り道。

東の比叡山とされる寛永寺、「角大師護符」が見られますね。

この日はイベントがあるのか

本堂にはお参りの人が集まっておられました。

咲き始めた梅が良い香を漂わせていました ♪

『早朝は空いてる』との情報をみて、それでもと開館30分前には到着しましたが

入口から、美術館の柵沿いに東博側へ折れて、隣の国立科学博物館に差し掛かる辺りが列の最後尾でした。
コレで空いてるん？！
当日券を買う人も同じ列でいいのん？
と、半信半疑…（整列させているスタッフさんに確認してOKと）

国立西洋美術館 美術館・博物館

入場券は窓口で買うつもりでしたが、時短の為にも、並んでいる間にネットで購入しました。

第一室と二室は、大・大混雑だったので、先に進むと、第三室はまだ空いていました。
お陰でゆっくり観ることが出来ました。

第三室のみ撮影可。
殆どが、西洋美術館の松方コレクションでしたが

パリのオランジュリー美術館を模した

展示がされており、少しパリへ行った気分になれるかも？！
（本場より絵が小さいので。。少し違和感はあります。。）

一番大きな作品がコレ。
日本の美術館で、このサイズの『睡蓮』にお目にかかった事はありません。
松方コレクションの一つであったそうですが、戦時下の悪辣な環境の元、作品の半分が欠損していたそうで、名簿の中にあるものの、松方氏には届かず行方不明の作品だったとか。。
数年前にルーブルの一角で発見され、松方氏側へ、修復後公開に至ったとの事。

欠損部分が大きな作品ではありますが、モネの筆使いが感じられる、第三室の中でも、一際大きく、目を引く作品でした。

その後、第一室、第二室へ戻りましたが、こちらは次から次へと入って来られる観覧者で、空いている事は無かったです。
第一・第二室は、マルモッタン美術館の作品が多かったです。
マルモッタン美術館には行った事が無いのですが、お写真見る限り、第三室はオランジュリーではなく、マルモッタンを模した展示だったのかな。。と思いました。

再び第三室に行ったら、もう凄い人になっていたので、最初に第三室に行ったのは大正解だったと思いますｗ

そして、久しぶりの常設展へ
前に来たのは、世界遺産になる前でした。

意外と天井が低くて、面白い建物ですよね。。

初公開の絵画が数点ありました。
『ダリウスの家族』
ルドヴィーコ・カラッチ（伊）
マケドニアの王アレクサンドロスとの戦いに敗れたペルシャ王ダレイオス3世の家族　の絵だそうで、アレクサンダー大王が捕虜となったダリウスの家族に会った場面が描かれているそうです。

これも、初公開。
「アントニエッタ・ゴンザレスの肖像」
ラヴィニア・フォンターナ（伊）
この少女アントニエッタの父は、顔を含む体中に毛が生えるという特異体質のせいで、少年時代にパリに連れて来られ、宮廷人として育てられたそうです。
子ども達数人に、その体質が遺伝し有名になった一家は各地の宮廷から求められ、最終的にイタリアのパルマに落ち着き、アントニエッタは有力な貴族に引き取られたそうです。手に持つ手紙にそのことが書かれているそうですが。。

私は、この絵を見て少し複雑な気持ちになりました。
彼女が幸せに生きてくれていたらいいなぁと。。

モネは、こちらにも少しありました。
「雪のアルジャントゥイユ」
「しゃくやくの花園」
「波立つプールヴィルの海」

北斎の「ビッグウェーブ」みたい。。と思ったのは、企画展に展示されていた、クリスチファー・リチャード・ウィン・ネヴィンソン（英）の「波」

さすがに少し疲れて、誰もいない空間でしばし、休憩。

藤田嗣治、ルノワール、ピカソが二点。
左側の「小さな帽子を被って座る女性」は『こんなんあったっけ？』と思ったら、初公開作品とのこと。

足が疲れたのと、人酔いし。。
10:50頃、カフェすいれんに入りました。
ランチは、11:00からとの事。。
ドリンクをオーダーすれば、入店してオーダーまでOK！
お料理の提供は、11:00以降になるとの事でした。

暑かったので，アイスコーヒーをオーダー

お茶を飲みながら、庭も眺めて。。
写真は外に焦点が合ってしまった為、店内が暗く映っていますが、
実際には全く暗くありません。

オーダーしたのは、ル・コルビジェプレート　@1,900円
前菜・季節のスープ（ミネストローネ）・モッツァレッラと生ハムのオープンサンド・フィジリのミートソース
ドリンクは、抹茶ラテをオーダーするつもりでしたが、館内暑すぎて、オレンジジュースにしました。
量的にも丁度良く、お味の方も普通に美味しかったですｗ

カフェ すいれん グルメ・レストラン

ミュージアム・ショップも見て出ました。
フェイラーのハンカチが欲しかったけど、既に完売。
タンブラーにも心が揺れましたが、ちょっと高いかな。。と諦めました。

美術館の敷地内、今朝並んでいた以上に曲がりくねる列。

そして、最後尾は外で、更に東博側へ伸びています。
やはり、朝のアレは、空いてたんだ！
とわかり、驚きました。。

東博も当日券で、こちらは少しだけ並んで入館できました。
大きなキティちゃんが居るのは

表慶館で、ハロー・キティ展を開催中だから。。
こちらのチケットは当日券はなく、予約販売のみ。
この日のチケットは完売だったようです。

本館の大階段。
中々人が居ない時がなく、一瞬を狙います。

東京国立博物館 美術館・博物館

ステンドグラスも照明も素敵です ♪

上から順に見学します。
２階は、時代ごとに展示されています。
ハート形土偶は、縄文時代のもの
船の舳先の様な衝角を持つ冑は、古墳時代のもの
奈良時代の伎楽面（ペルシア人の王の顔）は東大寺の完成式で使われたものかもしれないと。。
四角い形が珍しい鏡も、奈良時代のもの
平安時代の様子が描かれた絵巻物

狩野元信の次男秀頼の作「茄子図」は室町時代
華やかな桃山時代を映す、八角霰釜
南北朝時代に製作された金具を用いて、後の時代に仕立て直された腰刀。
加藤清正の息女が徳川家に輿入れの際、持参した片鎌槍
星形の鋲と細かな彫刻が施された兜も、南北朝時代のもの。

江戸時代のものをまとめてみると
欧米人観光客に人気があった、胴丸具足と、大谷君が被っていたみたいな兜。
源氏物語が描かれた夜着。
貝合わせは江戸時代には婚礼調度の一つだったそうです。
阿波国 徳島藩 の第5代 藩主 蜂須賀隆矩の装束。
馬具は武士にとっての商売道具の一つですが、泰平の世となった江戸時代には装飾的な要素が濃くなり、もう美術工芸品の域。。

能や狂言の舞台衣装として使われた豪華な緞子の着物
白銅製の鏡、獏が描かれた漆器の枕
俵屋宗雪（俵屋宗達の後継者）による「龍虎図屏風（龍側）」
歌川広重「名所江戸百景・日本橋雪晴」

『高円宮コレクション』と展示されていたのは「根付」
根付とは、印籠や煙草入れを帯から提げる際に、紐の先に付けた留め具の事。
宮さまのコレクションは、江戸時代の伝統的なものから、遊び心満載のユニークな作品までとても興味深い物でした。
高円宮妃久子さまの添えられたお言葉も、温かく素敵でした。

「花茄子」、「猪蛇」
「八咫烏」、「かっぱ」
私も欲しいな。。と思った作品たちです。

一階へ

一階は、ジャンル別に展示されています。
漆工、金工、刀剣（これは鍔）、陶器など、どれも見応えのある作品ばかり。。

本館のエントランスの裏側に当たるお部屋は

凝った意匠の壁や床が素敵で、庭園への出入り口になっています。

この日は、温かくてコートを脱いだまま散策できるほどでした。

お庭から見た本館の建物。

お庭には、５つのお茶室があり、その内の一つは茶房として営業もされています。
（円山応挙の絵も観られるそうですよ）

椿かな。。
お花の少ない季節ですが、綺麗でした。

アイヌと琉球のコーナーでしたが、琉球の展示はあまりなかった記憶。
アイヌらしい装飾品や携帯品。
そしてアイヌらしい模様の樹皮衣（左）、そして右側は鮭やマスの皮を使った魚皮衣。
近付いてみたら、ホントだ！魚の皮！！

ここで、平成館の方へ。
長谷川等伯の屏風絵がデジタル復元されたそうで、展示されていました。
２階は企画展の「大覚寺」の寺宝が公開されていましたが

１階は常設展（考古展示室）でした。
遮光器土偶（重要文化財）、埴輪群
金銅製冠、ガラス椀（ササン朝ペルシア製：重要文化財）
金銅製沓（朝鮮半島伝来の葬送儀礼用の沓）

平成館（外観）
森鴎外は、帝国博物館の総長として、亡くなるまでここで執務していたそうです。

実は、上野の美術館巡りをする際には、不忍池近くにあった施設に宿泊したいと考えていました。
そこは森鴎外の邸宅跡で、温泉もあるとの事だったので、楽しみにしていたのですが、コロナ禍に閉業されたそう。。残念です。
森鴎外の邸宅跡。。こういう繋がりだったんですね。

本館の１階へ戻って来ました。（近代の美術）
一見灯籠かと思ったのは「頼光大江山入図大花瓶」。
源頼光たちが大江山に来たところと、酒呑童子たちとの宴会の場面が彫られています。
明治時代を代表する鋳金家による「鷲置物」と、大正時代の陶芸家による「白磁霊芝浮文大瓶」
三鈷ならぬ五鈷鈴、密教法具の一つは青銅製の高麗時代のもの
私には茄子に見えた高麗青磁も高麗時代のもの

東洋館へ
こちらも上から観ようと上がって来ました。
しかし、歩き疲れたのと、暑かったので、テラスとの案内を見て、先ずはこちらに来てしまいました。
こちらの椅子に腰掛けて

本館を眺めながら、持ち歩きの珈琲を一口。
しばらく、まったりして。。
では、いざ出発！

５階は、中国・朝鮮の工芸品など

４階は、中国の石彫や絵画、書跡など

３階は、中国文明のはじまり、墳墓、青銅器、陶磁、染色など

２階は、西アジア・エジプト・ガンダーラの美術
１階は、中国の仏像の展示でした。

１階から３階までは吹き抜けというか、スキップフロアーみたいになっていて、下から上がっていく方が見学し易かったかもです。
私は、降り方がわからず、スタッフさんに教えてもらって、結局下から上へ上がりました。

地階は、クメールの彫刻、インド・東南アジアの考古

すでに、何時間経ってるのかな？
国立博物館。。凄すぎます！！

法隆寺宝物館へ向かう途中に、黒田家の江戸屋敷鬼瓦が野外展示してあります。
黒田家と言えば、黒田官兵衛・長政親子を初代・２代目に持つ筑前国福岡藩の藩主の家柄ですね。

そしてその隣には、池田家の黒門。
元は丸の内にあった池田家の正門だそうです。
鳥取藩藩主の池田家。この建物も重要文化財です。
因みに、こちらは裏側ですが。。
池田家と言うと、私は神宮で偶然お会いした池田厚子さまが思い浮かびます。

とてもモダンな建物で少し驚いたのが、法隆寺宝物館。

「金銅灌頂幡（かんじょうばん）」法隆寺から皇室に献納された宝物で、仏堂荘厳具の一つ。繊細な透かし彫りが美しい金銅板。（国宝）
精巧な「光背」（仏像の背後についている、仏身から放射される光明を象徴的に表す装飾）（重要文化財）
「水滴」書道で墨を磨る時に使う硯（すずり）に水を注ぐ道具。
『綺麗ｗ 欲しいｗ』と思いましたが、国宝だそうで。。納得！
「鵤寺（いかるがでら）倉印」と「法隆寺印」（どちらも重要文化財）

法隆寺宝物館のエントランスには、ハローキティ展の関連オブジェが飾られていました。
次の目的地は、この建物の裏側ですが、正門を出て回っていかないといけないそうで。。

正門のスタッフさんに、念の為、再入場用のスタンプをチケットに押してもらって出かけました。

池田家の黒門前を通過し

やって来たのは、黒田記念館。

黒田記念館 美術館・博物館

チケットをどこでお見せするのかと思いましたが、こちらは無料の施設でした。

建物は重要文化財に指定されています。

この方が、黒田清輝氏
近代日本の美術に大きな足跡を残した洋画家であり、貴族院議員なども勤めた方。
東京美術学校では、多くの若い才能を育て、日本洋画のアカデミズムを形成されたそうです。

「瓶花」「雪」など、黒田氏の作品だけでなく

遺品も展示されています。

明るい展示室で、腰掛けて暫しゆっくりもさせて頂きました。

再入場して、本館のミュージアムショップへ。
自宅と、母がいつもお世話になっている方用に、山本山のお茶漬け海苔を購入しました。

一旦ホテルへ帰ろうか。。このまま晩ご飯まで食べて帰ろうか。。と考えながら公園を歩いていたら。。
朝は、こちら側に人の列があったのと、逆光だったのであ写真諦めましたが。。
今はどなたもおられず、最高の状態ｗ
お写真撮りにちょっと寄りました。

入館待ちの列は相変わらずで、ミュージアムショップ待ちの列も出来ているほど。。
やっぱり、朝は空いてました。。（アレでも。。）と納得しました。

晩ご飯を食べたかったレストランの場所も確認して、歩き疲れた足を休めるため、アトレ内の千疋屋さんへ

京橋千疋屋 アトレ上野店 グルメ・レストラン

少し待ちましたが、ミニの苺ヨーグルトとフルーツティーでまったりしましたw

レストランの開店時間まで、もう少しあったので、アトレ内の書店へも立ち寄りました。

今回の隠れテーマの一つが、『洋食屋』さん。
たいめいけんさんには振られたけど、こちらのお店は大丈夫でした。

ハンバーグが名物の、遠山さん。
色々迷って、ハンバーグとエビフライという、王道を頂きました。
コンソメ仕立ての茶碗蒸し風お椀も、スフレムースなドレッシングのサラダも、全部美味しかった ♪

上野洋食遠山 グルメ・レストラン

ホテルに戻りました。

アパホテル 上野駅北 宿・ホテル

私のお部屋は、建物の中央部分にあり、渡り廊下を渡ってお部屋に入る造りでした。
面白いけど、これは窓ナシかなと思ったのに。。窓はありましたし、眺めはよくはないですが、一応外の景色のようでした。

アパホテル、以前利用した際に、お部屋がめちゃ狭な印象で、どちらかというと避けていたのですが。。

今回、そのイメージは拭われました。

アメニティは、アパホテルのオリジナル。
一通りの、アメニティはお部屋にありましたが、入浴剤は残念ながらナシ。。

ホームページで見たより、小さな印象を受けたバスタブは真ん中が少し広めの楕円形で、見た目よりは広く浸かるには良かったのですが。。。

見えている場所のお掃除は綺麗でしたが、バスタブに浸かると目の高さに来る洗面台とそこから浴槽へ突き出した台の部分の底側がカビだらけで、思わず鼻と口を押さえたほど。。（写真でも丁度隠れている部分）
その後は必要時以外、なるべく浴室へは入らず、いつもは開けっ放しにしておく浴室のドアも閉めておきました。
今回上野に二泊でしたが、連泊で取れなかっただけですが、ホテルを変えて良かったと思えた瞬間でした。

お掃除する人の目線では気づきにくい場所だったとは思いますが。。
お風呂に浸かると、そこしか見えない場所に当たる為、残念でした。

今夜のおやつは、東京駅で朝買っておいた「元祖木村焼き 百両屋」さんのあんぱん。
粒あんとクリームを頂きますｗ

昨日も寝不足気味ですし、今日は早めに就寝します！！

元祖木村焼き 百両屋 グルメ・レストラン

この旅行記へのコメント （2）

• かずさんさん 2025/03/17 22:05:43

  サンライズ～♪

  azuraさん、こんばんは(⁠^⁠^⁠)
  サンライズ乗られたのですね！
  羨ましい～
  憧れてます～！
  YouTubeでしょっちゅう
  観てます。
  シャワーカード必勝法なんて、
  しっかり頭に入ってますよ！笑
  が、しかし
  私も今どき喫煙室があるのは知らなかったです。。
  タバコ臭いのは辛かったでしょう？
  
  私はね、サンライズに乗って
  出雲大社に行ってみたいんです^⁠_⁠^
  娘とふたりで行きたいなぁ。。
  でも、娘は全然乗り気では無いので、
  実現する可能性は低いです、、>⁠.⁠<
  
  アパホテル、清掃の点
  残念でしたね。
  たまにビジネスホテルとかありますよね、
  一見、清潔に見えて
  視点が変わるとビックリすることが、、^^;
  自分も家の掃除中、見逃しが有りそうなので
  反省する機会にはなりますがね、、
  
  それにしても
  美術館に博物館に
  ハリー・ポッターと
  今回のご旅行は
  いっそう盛りだくさんですね！
  とっても楽しく拝読しています♪
  次はどこにいらっしゃるのかな～！？(^_-)
  
  
  
  

  azuraさん からの返信 2025/03/18 19:30:29

  Re: サンライズ～♪

  かずさんさま
  
  こんばんは。^^
  コメント下さり、ありがとうございます♪
  
  サンライズ、狭かったです！
  臭かったです！（笑）
  でも、ファブリーズして、車内見学から戻ったら、殆ど臭いは消えており、それほど気にはならなかったです。（ファブリーズ恐るべし！）
  最初にドアを開けた時だけでした。
  
  シュプール号の寝台は、サンライズのノビノビタイプで、もっと狭く、三階もあった記憶。。それと比べると、快適なはずなのですが。。
  贅沢に慣れてしまったかな。。^^
  
  ツインのお部屋は少ないので、予約争奪戦かもですが…
  横浜からだと22時頃発なので、シャワーや寛ぎの時間がありますよね。
  娘さんの説得、頑張って下さいね。
  何事も経験だと、私も思います。^^
  出雲大社いいですね。朝一から遊ぼうとすると、夜移動するのは必須ですもの！
  是非実現されます様。。楽しみにしております。
  
  ピンク・茶カビくらいは、他でもありましたが、あそこまでは初めてで、少し驚きました。
  ホテルの方にも伝えたので、お詫びのお言葉と、お掃除の見直しをするとお返事を頂きました。
  お掃除ってホント、正解がないですよね。やろうと思えば際限がない気がします。
  
  そうなんですよ。。
  次は何処へ行きませう？
  行きたい場所は、沢山あるのですよね。。^^
  海外行きたいなぁ。。
  
  azura