2024/11/17 - 2024/11/22
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tya−tyaさん
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アンベール城からジャイプール旧市街に向かいます。今回のインド旅行では、私がタージマハルと同じ位に来たかったジャイプールです。
何十年も前にテレビで『風の宮殿』を見て、いつかは見てみたいと、そして昨年には『ジャンタルマンタル』をやはりテレビで見て期待していました。期待していた通りのものでしたが、体がだるくてだるくて。
ジャイプールは19世紀後半、この地を訪れた英国王室の王子を歓迎するために、ピンク色に塗られ たと言われています。 それ以来、伝統的に建物にピンク色の塗装が施されるようになり、現在でも「ピンク・シティー」と呼ばれる景観を作っているのだと。
初めてのインドは謎の体調不良でジャイプール観光が予想側の消化不良に終わってしまい、帰国直後は「インドは懲り懲り」と感じていましたが、今はジャイプールだけでもまた訪れたいと思ってしまう不思議な国です。
ツアーもサーチャージ込みの料金で格安でしたが、なかなか良かったです。
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アンベール城観光を終えてジャイプール旧市街にやって来ました。ジャンタルマンタル(天文台)です。
左側の茶色の建物がラグ・サムラート・ヤントラで、
時刻を測る小さい計測器です。ここで時刻を見てみました。ジャンタル マンタル (天文台) 建造物
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目盛りが書いてあり、1目盛りが1分。
今のインドの時刻は3時15分ですが、影は3時4~5分を示していました。
ジャイプールはインドの標準時の都市よりも西に位置するので、少し遅れているのかな?それでも正確に作られていますね。 -
このジャンタルマンタルは天文学に精通していた藩王(マハラジャ)ジャイ・シン2世によって1728年から作られたそう。
ジャイ・シン2世は天文学に造詣が深く、インド各地にある私有地に5つの天文台を建設したそう。
こちらは大きな日時計のヴリハート・サムラート・ヤントラ
高さ27.4mのこの日時計は1目盛りが2秒で、とても細かい時間を計測できるそう。ジャンタル マンタル (天文台) 建造物
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まっすぐ天に向かっている階段、この角度をたどっていくと北極星だそうですよ。
つまり、北を向いていてだんだん高くなっています。向かって左側が西、右側が東になり、太陽の影が午前中は左側に、午後は右側にうつるようになってます。
今は午後なので、影が右側にあります。 -
こちらは春分、秋分、夏至、冬至を計測できるナディヴァラヤ・ヤントラ
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地中に沈んだ半球状の計測器ジャイ・プラカーシュ・ヤントラ。
説明を聞いたけど、よくわからなかった。線が張られていて、その影で太陽がどの位置にあるか計測できるだったかなぁ? -
ラージ・ヴァラヤ・ヤントラ
12星座を観測する -
12星座全部揃っていて
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この角度をたどっていくと、必ずその星座が見つかる。こんなに急角度の星座から
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こんなにも角度がない星座まで、角度と方向が様々になってる。
でも、星座って北極星以外は時刻、季節によって移動するよね。だから、いつ、どの時刻に見ればいいんでしょうか? -
どれにも日時計と同じように影がうつる半円形のものがあったから、また違った使い方もあるのかも?
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同じ敷地内にあるのがシティーパレス。
シティ・パレスは、1733年に完成したジャイプルの宮殿。現在でも一部で王族が暮らしてて、王族が滞在しているときには、王宮にそれを示す旗が掲げられています。
今日は滞在されているみたい。 -
ムバラク・マハールはテキスタイル博物館。
中には素晴らしいマハラジャの服とか、沢山沢山、でも~、こ、腰が痛くて~。シティ パレス 史跡・遺跡
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ディワニ・カース
もう相方に寄りかかりながら歩きました。 -
銀製の巨大な甕が置かれており、これは1902年に当時の王がイギリス国王へ謁見に向かう際、ガンジス川の水をこの甕に入れて運び、船の上で沐浴をしたものです、高さ1.6mのこの甕は世界最大の銀製品としても知られています
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シティーパレスからは徒歩で風の宮殿に向かいました。
ここは風の宮殿の裏です。風の宮殿はとても薄い建物。
中央に、もう向こう側が見えましたよ。ハワー マハル (風の宮殿) 城・宮殿
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風の宮殿の裏側から入り、道を渡りました。
風の宮殿(ハワー・マハル)は、後宮の女性たちが顔を見せることなく街を見物するために作られた建築物 -
1799年にジャイ・シン2世の孫:プラテープ・シンによってシティ・パレスのそばの大通りに面して建設され、どの窓からも風が入るような設計から、風の宮殿と呼ばれるそう。
これこれ、これよ~。見たかった!念願のハワー・マハル。ハワー マハル (風の宮殿) 城・宮殿
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なんて素敵なんでしょう。
風の宮殿の中に入るツアーもあったので迷ったのですが、このツアーでは残念ながら中の見学はないのです。 -
代わりにThaTattooCafe&Loungeという風の宮殿の真向かいにあるカフェでお茶が組み込まれていました。
「カフェには狭い階段を登りますが大丈夫ですか?」ガイドさんが心配してくれます。
大丈夫!ゆっくり登れば大丈夫!意地でも登って見せましょう! -
ここは5階くらいでしょうか?
屋上が混んでて席が取れなかったので、しばらく店内で、ここでも充分でした。何しろ風の宮殿の真ん前、特等席ですよ -
外に出て写真も撮ってみた、元気!
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相方の写真も撮ってあげる
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素敵な眺め
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拡大するとこんな感じ。
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そしてしばらくすると屋上の席があいて、屋上に。
素晴らしい眺めですよ~、風の宮殿の正面で、同じ位の高さ。素晴らしいです。 -
もうね~、元気がでます!
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只今時刻は16:50、太陽がかすかに見えます。
デリー程ではないけど、やはり曇ってますね。
旅行には帽子を持って来たけど、一度もかぶらなかったよ。 -
このカフェ、風の宮殿が夜にはライトアップするらしく、夕方からは大人気らしいです。
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本当はこの後に、宝石店とテキスタイルのお店に行くはずだったのですが、私の体調不良により、「一刻も早くホテルで休みたい」と望み、土産物店はパスさせてもらいました。ちょっと残念でした~。
今日のホテルはラマダジャイプール。
ウェルカムドリンクはマンゴージュースだったかな?ラマダ バイ ウインダム ジャイプール ホテル
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お部屋にはお菓子と飲み物の数々。
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これは飲まないほうがいい部類の水かな?
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ウェルカムフルーツのバナナとリンゴに焼きたてクッキー
と、ここまで写真撮ってベッドに倒れ込みました~。
ふ~、やっと寝れる!もう、今日は夕食いらないから、あなた1人で食べてきて~と。
相方は、1人では夕食に行けないと、駄々こねてましたが、1人で出かけました。写真撮ってきてと頼んだけど、忘れた!と。
この腰の痛みはなんだろう?日本出発前に痛かったのが、ぶり返したのか?
ジャイプールに来る途中で牛を避けたときに痛めたのか?アンベール城に向かう道が悪かったせいか?
それともアーユルヴェーダで、全身マッサージが効いたのか?
シロダーラで、体の毒素がでてきたのか?あれこれ何が原因か考えがグルグル巡って。
しかし、夜中には回復に向かい、お腹が空いてポテチやクッキーを食べて元気になりました。 -
朝です、生きてます!
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ホテルのレストランには水が流れてた
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天井ではお掃除してる。きっと汚れがたまるのね。
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果物
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飲み物
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ジュース
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お料理の数々
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体調は良くなりましたが、朝食は控えめに
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相方は相変わらず果物食べても大丈夫な人
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チャイが美味しい
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このケーキは朝食用ではなくてホテルで売ってるの
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お部屋には歯ブラシついてます
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さて最終日、今日始めはジャイプールで一番美味しいと評判のラッシーを飲みに来ました。何件かラッシーのお店が並んでいるのですが、
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一番左側のこのお店が1944年から営業している評判のお店 ラシワラで~す
ラシワラ インド料理
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素焼きのカップが山に積まれて
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いただきました。とっても濃厚で、美味しい!!
そして素焼きカップは使い捨てだそう。
ラッシー飲んでもお腹は大丈夫!だった。 -
ジャイプールからデリーに高速道路を走ります。この高速道路はまだ新しそうで、ドライブインが現代的
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マクドナルドもあるよ
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スターバックスみたいなマークだけど、ちょっと違う?
インド国内のチェーン店みたいです。 -
そしてそして、トイレが素晴らしいです
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子供が遊べる遊具もある。快適な高速道路
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デリーに戻って来ました。もう頭が痛くなるくらい、相変わらずの喧騒ぶり!クラクションの音!
そして信号待ちで停車している車に近付き物乞いする子供がいる。見ると裸足、きっとホームレスの子供たちでしょうか。この子たちは人口14億にも数えられていないのでは?
現地ガイドさんは言いました。「カースト制度はあるけれど、今は新しい職業ができているので『頭』があれば職業が選べる、今は『頭』です」と。
ちなみにモディ首相はカーストでいうと低い身分の方らしいです。
しかし、あの子達のように学校にも通えない子供は、やはり貧しい暮らしから抜け出すのは困難なことでしょう。 -
そういえば、この日はあるバス会社がストライキをやっていましたね。運転手さん、観光ガイドさんも新しい職業ですね。
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ランチはここ、Waves
ウェイブス インド料理
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ツアー御用達のレストランみたいで、欧米のツアーがいました。以外と欧米からの旅行者が多かった。
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今日は最後の日、カレーの食べ納めですが、
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いろいろなカレーが出てきたよ。これって2人分、とても食べきれない量だし、やはりまたお腹を壊すのが怖くて相方にお任せ
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途中でトイレに行ったら、2つしかなくて、しかもツアーの人たちが帰るので行列。仕方なく並んで待ってたらアイスが運ばれていたらしく、あらあら、すっかり溶けてました。
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最後のお土産屋さんは紅茶屋さん。お土産を買ってなかったので紅茶を購入、
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クリームなどもある、ローズウォーターがあったので購入し、
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チャイも買ってみた。その後スーパーマーケットにも立ち寄ってくれる。だけど私の体調を気遣ってくれたのか、大きなスーパーマーケットではなくて、とても小さなスーパーだった。
もっと大きいスーパーマーケットが良いと言えば良かったと後悔。あまり買い物ができず残念でした~。 -
早めに空港に到着、何しろ空港に入るにも出るにも渋滞するので、早めにしないと間に合わない時もあるのだと。
ガイドさんは空港内には立ち入りができないので、入り口でお別れ。お世話になりました。
空港内の自動販売機で悪戦苦闘していたら、ゴミを回収してる係りの方が親切に教えてくれた。
コーラとかは高いかんじだったけど、水は10ルピーだった気がする。安い!って思った。 -
デリー発19時頃、羽田空港に朝6時過ぎに到着するJAL便です。朝早い到着なので仕事にも間に合いますね。
ANA便が1時間前の出発なので、ANA便なら朝5時台に到着します。
今回は、最終日にデリー空港到着が遅れても安心なように出発が遅いJAL便を選びました。
機内食はハンバーグだったかしら? -
相方は、またまたカレーをチョイスしてる。飽きないのかなぁ?
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すぐに着陸前の食事が配られ、「いつでもお好きな時に食べて下さい」と。でも、お腹がいっぱいで結局食べられませんでした~。日本国内に持ち込みは禁止されてるので、勿体ないですがゴミとなってしまいました。もう少し簡単なパンかサンドウィッチなら良いと思いました。
往路には8時間程かかったけど、復路は僅か7時間ちょっとで日本に到着したみたい。風の影響は大きいですね。眠ってしまい、あっという間に羽田空港でした。
羽田空港では、動植物の検疫の探知犬が、私のバッグをクンクンと離れず、バッグの中身を確認される事態に。どうやら、ラマダホテルのウェルカムバナナを半日バッグに入れていたのが、残っていたみたい。
午前中には無事自宅に到着。体調も普通に戻りホットしました。
インド、帰国直後はこりごりと思いましたが、今はまた行きたい不思議な国です。
余談ですが、胃腸は丈夫な相方でしたが、帰国2日後に鼻血を出しました。鼻の粘膜は弱いのね~。家を新築した時もホルムアルデヒドでしばらく鼻血だしたものね。大気汚染にやられましたかね。
ようやくインド旅行記終わりです、長くなりましたが見て頂いてありがとうございました。
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インド
この旅行記へのコメント (2)
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- ondine24さん 2025/03/15 13:34:58
- こんにちは(^^)
- tya-tya さんのインド旅行記、一気読みしました!
インドって私の中では不衛生で、悪臭が漂っていて、治安が悪い…あまり良い印象が無かったですが、tya-tyaさんの旅行記読んで、イメージ変わりました。
歴史のある、素晴らしい国なんですね。
タージマハルや、アンベール城など、美しくて見るべき場所がいっぱい❗️
いずれは行ってみたくなりました。
また夫婦2人旅というのも、私のお手本になります^_^
私の夫はなかなか体調が宜しくなく、いつまで2人で旅出来るのか分かりませんが、可能な限りは頑張って行こうと思います。
次の楽しい旅行記、お待ちしています。
また、寄らせていただきますね。
それではまた╰(*´︶`*)╯♡
ondine24
- tya−tyaさん からの返信 2025/03/15 19:20:53
- Re: こんにちは(^^)
- ondine24さん、こんばんわ。はじめまして。
メッセージありがとうございます。
私もインド行くには用心しなくてはと、思っていたのですが、ツアーですし安全、安心の旅でした。なので本当のインドではなかったかも。経済成長が著しく、大気汚染と騒音には驚きましたが。
タージマハルしか知識がなかったのですが、アグラ城もアンベール城も素晴らしいお城でしたよ。物価も安く、ヨーロッパに行くよりも割安なのもおすすめです。
私達も結婚40年を少し過ぎましたが、年に1回の海外旅行が2人の目標で頑張っています。飛行機での長時間はだんだん辛くなりますが、お互い頑張りましょうね。これからも旅行記にお邪魔させて下さい、よろしくお願いします。
tya−tya
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ラマダ バイ ウインダム ジャイプール
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