2025/01/01 - 2025/01/11
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つららさん
2024年末から2025年始の休暇は、世間のかなりの方も私も9連休。
私は旅には出ず、身内でお正月を祝ったのと市内で初詣に行ったくらいです。
しかし、いくら何でも9日も休みで京都から一歩も出ないのも、あまりにもったいない。
1月4日の午前、洗濯物を干している時に「そうだ、南海電車の盲腸線に乗って、南海の乗りつぶしの残りを片付けよう」というのが降りてきて、出かけました。(そもそもこの瞬間まで南海の乗りつぶしなんて、考えたこともなかった)
ちゃんと前日から計画していたなら、もっと早く出発したのにアホです。
だけど、思いつきでとりあえず家を出て、スマホで調べながら自由に組んでいく遠足も、それはそれで楽しくてやめられません。
写真が多いので、3部に分けてお届けします。
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2025年1月1日 9:30
京都市北区にある上賀茂神社。正式名称は賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)です。
毎年こちらに初詣に行きます。 -
二の鳥居
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よくなかったおみくじを結ぶコーナーがヘビでした。
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立砂(たてずな)
神山をかたどったもので、隣の影だけ写っているのと一対です。頂に松葉が立てられていて、松葉は片方は2本、もう片方は3本で陰陽のバランスがとられているんですって。 -
広大な敷地の中に国宝2棟、重要文化財41棟があります。
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本殿手前の門(中門)に飾られる宝船
上賀茂神社の正月飾りで、12月中旬から節分まで飾られています。意匠が美しい。
この下をくぐると、よい年になるのだとか。←毎年くぐってるけど
特に何も掲示はされていませんでしたが、ここから先のエリアの撮影は遠慮しました。 -
晴天続きで乾燥してカラカラの日々が続きましたが、ここの苔はみずみずしいのが不思議。
お伊勢さんでもそうでした。 -
境内には清らかな小川。
水の音も癒し効果が。 -
上賀茂神社の神馬「神山号」
日祝日と大きなお祭りの日に出勤されます。
この方ににんじんをお召し上がりいただきましょう。 -
お皿に乗せたにんじんのスライスが用意してあり「気持ち」(金額自由)を奉納します。
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写真に撮ろうとしたら、瞬時にお召し上がりになりました。
油断も隙もな・・・いえ、大変機敏でおられます。 -
上賀茂神社を出てきたところで、「五山送り火」のうちの船形がよく見えました。
昨年、博多で時計を落としてがっかりして京都に戻ってきて、二条駅のホームから少しだけ見えたのが、この船形です。 -
賀茂川
のどかなお正月。 -
上賀茂神社で旅行安全御守を買い・・・ではなく、授与していただきました。このデザインは葵祭で使われる牛車です。
トラブルの神さまが来たら、これを見せたらスルーしてくれるかな。
この日はこれでおしまい。この後、身内で過ごしました。 -
1月2日
野沢温泉の帰りに長野駅前の東急で買った、小布施ワイナリーの赤ワインを開けて、ごきげん。
旅先で購入したお酒を、後から飲むのは楽しい。
小布施ワイナリーは入手しにくくて、買えただけでもラッキーでした。
向こうにいるのは上賀茂神社の干支のおみくじで、今年はヘビさんです。中におみくじが入っていて、大吉でした。やったぁ。 -
1月4日
淡路
洗濯物を干していた時に降りてきたので、南海電車の未乗区間の乗りつぶしをやります。
12:18 淡路発 準急 天下茶屋行き
片目をつぶってて眠そうなこれに乗りましょう。
準急の天下茶屋行きは京都河原町から来ています。平日は昼間帯は少なく、土日は20分に1本程度。 -
この日、主に乗るのは南海です。南海は単純な全線1日乗り放題のフリーきっぷがありませんし、和歌山の往復きっぷも帰りに支線つぶしをやるので適しません。
そのため、今日はすべてICOCAでお払いします。
自宅最寄駅で5,000円チャージしました。
イコちゃん、クリスマスの格好してるけど、もうお正月やで。 -
淡路
ホームの端ですぐ梅田方面と天神橋筋六丁目方面の線路が分かれます。割と急カーブ。
淡路ー天神橋筋六丁目間には柴島(くにじま)という駅がありますが準急なので通過。ここをパスするのは初めて。 -
長堀橋
ロングシートで隣に座っていた韓国人男性に「長堀橋に行くのはこの電車で合っていますか」(多分そう言ってる)とスマホで路線図を見せて聞かれました。スマホの画面がハングルなので読めませんが、私のスマホで大阪メトロの路線図を表示して、形は同じなので指でさしてうなづきあい、1つ前の堺筋本町を発車した時点で次の駅であることをお教えしました。降車時にていねいに頭を下げて「ありがとう」と笑顔で言ってくださり、うれしくなりました。オーバーツーリズムでインバウンドの人に矛先が向けられますが、ちゃんとした方ももちろんおられますよね。
私は親切な大阪のおばちゃんと思われたのでしょう。ほんまは京都のおばちゃんやけどね。 -
天下茶屋
手前は大阪メトロの改札で、これから出るところです。大阪メトロでは万博に向けて顔認証の改札の整備が進んでいます。右端のがそれ。
正面は南海の天下茶屋駅で、大阪メトロ堺筋線から南海への乗り換えは楽です。 -
天下茶屋
ここから和歌山市まで55分乗るので、指定席へ。 -
12:54 天下茶屋発 特急サザン 和歌山市行き
1~4号車が指定席。 -
泉佐野
関西空港線との分岐駅
運転士さんが交代。
1号車は空いているのに、最前席だけ詰まってました。
到着前の車内放送で「普通車ご利用のお客様は1番のりばからお乗りください」と言っていて、何のことかわからなかったのですが、「普通車」はこの列車の追加料金なしの車両のことではなく、普通列車のことを指すらしい。JRや阪急だと「普通 〇〇行きは・・・」となっていてそれが当然と思い込んでいましたが、鉄道会社によって違う言い回しを発見するのは楽しい。 -
泉佐野を過ぎると、関西空港線が分かれていきました。
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関西空港線は大きくカーブしていきます。
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泉佐野市
これは内陸部から来るJRの関西空港線と関西空港自動車道が並走している部分。 -
尾崎
「普通車」和歌山市行き。
大手私鉄の幹線で、こののんびりした雰囲気もいい。 -
阪南市
南海はJRの阪和線と違って、海が見えます。
うっすら見えるのは淡路島。 -
阪南市
この車窓は旅の気分になれますが、今日はあくまで遠足です。 -
みさき公園
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紀ノ川を渡ります。
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和歌山市に着きました。
指定席車両は折戸。 -
和歌山市
これに乗ります。
南海加太線の「めでたいでんしゃ かしら」
加太線には「加太さかな線」という愛称がついていて、電車のデザインも全力でさかな推し。 -
和歌山市
お隣にJR紀勢本線の227系。 -
つり革もさかな。
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蛸壷から魚が出てくるの?
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加太
なんとものんびりしていますが、有人駅です。 -
加太駅にあった案内図
北が下です。加太駅から港まで少し距離があります。 -
加太駅
加太という地名は、有吉佐和子の小説『紀ノ川』で主人公の長女が「加太の黒鯛が食べたい」と言っている記述で知りました。私も食べてみたいと思った。高校生くらいで読んだ小説ですが、食べ物のことは刷り込まれます。 -
加太
「めでたいでんしゃ かしら」は、やや目つきが悪い。 -
和歌山市加太
海まで歩いていきましょう。おそらく駅から15分程度。
行きたい飲食店があるのですが、そちらに行くとこの後の乗りつぶしに影響が出ます。影響が出ても別に構わないとしても「並ばないといけない」「乗りつぶしで日没後の区間が多くなる」のデメリットがダブルで来るのは不可、1つだけなら可とし、もし行列していたら加太での昼食はやめておきます。 -
こんな住宅地を通り
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なぜかこんなところに「めでたいでんしゃ」の幟が。
港に出る道標なん?←ではありませんでした -
こんなお屋敷の前を曲がり、港に向かいます。「めでたいでんしゃ」にはそれなりに人は乗っていたので、観光客は少し歩いていますが、大阪から車で来る方が多いのでしょうね。
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漁師町の坂道の先に、港が見えました。
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加太漁港
わかりにくいですが、すぐそこに漁船が見えます。
加太の漁協が一番推しているのは真鯛で、それ以外に紀伊水道の荒波に揉まれて育ったわかめもおいしそう。
結局、お目当てのお店は行列していたので、すぐに駅に戻ることにしました。昼ごはん抜き決定。 -
和歌山市加太
色を変えてあるので、ぎりぎりを車が通ることなく、歩きやすい。 -
加太
友ヶ島航路は、この日荒天のため全便欠航でした。 -
加太
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加太
この窓口できっぷ買いたい。 -
ちょっとした階段にもぬかりなく「めでたいでんしゃ」
すごく刷り込まれます。 -
加太
帰りは赤いのです。
「めでたいでんしゃ なな」 -
床はあみだくじ。
おそらく、縁結び祈願系統の集客を図ろうとしてます。 -
タコさんもいる。
加太では蛸壺漁もおこなわれています。 -
乗務員室入口の上には幔幕。
お祭の時の商家みたい。 -
加太線はゆっくり、コトンコトン。
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きっと古い車両なんでしょうね。
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あわじ結び
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和歌山市に帰ってきました。
Part 1はここまで。
Part 2につづく。
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この旅行記へのコメント (4)
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- Tagucyanさん 2025/05/11 20:02:14
- 神の声?
- つららさま
こんばんは
私も今年の正月は近所の神社に初詣に行っただけでした。つららさんの場合は、それでもみんなが知ってる神社というところが、京都だなあと思いました。正月の京都の神社なんて想像しただけで・・・と部外者は身震いしてしまいますが、意外と落ち着いてますね。しっかりトラブルの神さま対策(と期待したい)のお守りも買って、いや授与していただいて。
それにしても今回もすごいタイミングで神の声?が降りてきましたね。それもなぜか南海電車、しかも和歌山の方。つららさんのところからですと堺筋線が便利ですね。
南海加太線は、私が乗った時は「運が良ければめでたい電車が来る」という感じでしたが、今は増備されたんですかね。しかもそれぞれが外見も中身もパワーアップしたようにお見受けします。加太駅周辺の雰囲気が、いかにも港町という感じでいいんですよね~
私も以前大阪出張の際、余った時間で何かしようとして、地下鉄の駅でたまたま来た電車が天王寺行きだったので「そうだ南海だ」と無計画で出かけた、似たような?経緯のことがあったので、何かかぶるものがあります。この辺の南海電車にはいい感じの支線が揃っていますね。それらが出てくるのではと期待しております。
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Tagucyan
- つららさん からの返信 2025/05/15 01:32:45
- 信心の賜物でしょうか
- Tagucyanさま
こんばんは
上賀茂神社には毎年欠かさず初詣に行っています。なのに、福井で大雨で足止めされたり、博多で時計をなくしたりとトラブルの神さまに取りつかれてしまうのは信心が足りないからだと思いあたり、神馬さんににんじんを召し上がっていただいたり、お守りを買っ・・・いえ、授与していただいたりしました。特に今年は空いていて助かりました。
Tagucyanさまが加太線に乗りに行かれた際の旅行記を再読させていただきました。「用事」が早く終わって。地下鉄で天王寺行きが来たから南海に乗りに行かれたというのは、洗濯物を干していて「降りてきた」私とほとんど同じですね~。(一緒にしてすみません)(^^)v
Tagucyanさまはいろいろ支線に寄ってから加太線に行かれましたが、私は何も考えずに加太線まで行きました。加太線には惹きつけられるものがあります。関西の大手私鉄で、加太のようなのどかな漁師町に通じているのは南海だけでしょうし、そこが南海のえらいところだと思いました。「めでたいでんしゃ」は現在は5編成あるので、かなりの確率で遭遇します。乗った車両以外にも、和歌山市駅の留置線でのんびり休んでいるのが見えて和みました。鯛なのに鯉のぼりっぽいんですけどね。
次回は他の支線が出てきます。
つらら
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- 毛利慎太朗さん 2025/05/11 13:28:51
- 南海の丸っこい電車、好き。
- つららさん、こんにちは。
今回は初詣の様子から、阪急、南海とメリハリのある内容で、コメントしてみたくなりました。
上賀茂神社の立砂、行ったことないですが龍安寺の石庭っぽくて「なんか京都(語彙力不足ですみません)」って感じがしますね~
神山をかたどってるんですね~、我が国が大切にしている宗教観「自然崇拝」というものをこの立砂から感じとることもできました。
アイヌの「カムイ信仰」などもこれに近しい気もします。
さて、鐵ネタに移りますが、阪急淡路の「要塞」、だいぶ工事がすすんでますね~
しかしながら調べると「2028年切り替え、2031年完成」とあり、気が遠くなりそうです。
https://trafficnews.jp/post/129282/2
南海の加太線の車両(7100系)、いいですね~この丸っこいフォルムが。
私も2023年5月に南海本線でお見掛けしました。
「めでたいでんしゃ かしら」目つきはもうちょっととぼけた表情なら、「こいのぼり」っぽくて可愛らしいかな~と。
>クロダイ
「釣りバカ日誌」で何度も名前を聞いたクチです、釣り人が一度は釣りたい魚ですよね~
ただ、味は真鯛に劣るとかなんとか…鮮度とか内臓の処理もあるんでしょうけども。
毛利慎太朗
- つららさん からの返信 2025/05/14 08:36:21
- 古かわいい電車
- 毛利慎太朗さま
こんにちは
上賀茂神社についてはまさに仰せの通りです。御神体は神社の背後にある「神山」で、円錐形の立砂は「神山」を象ったものす。
私は神社に詳しいわけではありませんが、厳島神社も御神体は島全体だったように思います。お伊勢さんに行っても、自然に対して素直に畏敬の気持ちを持ちますね。
淡路は2008年度に工事を開始してから、もうずいぶん経ちます。切り替えが2028年度ということはあと3年で高架を通るようになるということでしょうね。3階(梅田方面、天下茶屋方面)と4階(河原町方面、北千里方面)のりばになるようで、乗り換えの利便性が保たれそうでホッとしています。現在の変態配線が見られなくはなりますが、興味本位で言えば、敦賀要塞より面白いのかもしれませんね。勾配も含めて楽しみです。
南海電車は古い車両が多くて楽しいですね。
コロンとした車体がかわいらしい。
「めでたいでんしや」についてはお父さん、お母さん、子供と、今回遭遇した黒い「めでたいでんしや かしら」はお母さんの兄で、キリッとした感じを出したかったようです。内部はかわらしかったし、赤い「めでたいでんしや なな」は、おっしゃるように目がまん丸で鯉のぼりみたいでしたよ。
黒鯛は関西ではチヌと呼びます。食べたことは多分あると思うのですが、味の記憶がありません。小説の中に出てきて「加太のチヌとはそんなにおいしいものなんや」ということが記憶に残っていて、なのに実際には加太の観光案内では真鯛のことばかりでチヌのことは触れられておらず、謎なのでした。
つらら
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