⑪登別・湯の川名湯の温泉旅館でくつろぐ光のみちしるべ４日間　3日目の2 函館元町散策

2024/12/10 - 2024/12/10

　2024年12月8日（日）～12月11日（水）阪急トラピックス主催「登別・湯の川名湯の温泉旅館でくつろぐ光のみちしるべ4日間」に参加しました。阪急トラピックス35周年×野口観光60周年記念のツアー。各出発日先着10名　1名1室同代金と言うのも大きな決め手となり、ツアーパンフが送られて来て早々に申し込みました。温泉に入って、ご馳走を食べ、冬ならではのイルミネーションを見るという「大人の冬のプチ贅沢」ツアーです。①②③・・は旅行記の番号で⑯まであります。主な行程は以下の通りです。よろしければご覧ください。
12月8日（日）1日目　①自宅・・自宅最寄りのバス停＝羽田空港第2ターミナル　②14：00発ANA067便　新千歳空港　15：35着＝③④⑤登別温泉　石水亭泊（H）　
9日（月）2日目（H）＝⑥わかさいも本舗＝〇昭和新山＝⑦ランチ（於：民芸御殿）＝〇函館エリアライトアップ「函館ファンタジー」＝⑧⑨⑩湯の川温泉湯元啄木亭泊（H）
10日（火）（H）＝⑪〇函館元町散策＝⑫〇函館朝市　OPランチ（於：栄や）＝〇道の駅ニセコビュープラザ＝⑬〇小樽青の運河ライトアップ＝札幌　ホテルアベスト札幌泊（H）⑭＝札幌買い物⑮
11日（水）（H）＝⑯新千歳空港12：30発　ANA062便　羽田着　14：10＝自宅最寄りのバス停・・カイロ（整体）・・自宅

エリア 函館(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　2024年12月10日(火)旅行３日目の続き
　9：30　ホテルを出て、元町方面に進みます。「土方啄木浪漫館」の前を通ります。啄木は4ヶ月くらいしかいなかったそうですが。

土方 啄木浪漫舘 美術館・博物館

　海岸線を見て走ります。波は穏やか。青空で嬉しい。

　地図が配られました。緑マーカーの山麓駅前で下車、オレンジマークの元町公園下駐車場で乗車。その間歩くと。50分で。フリーでもよし、TCと一緒でもよし。
　なんと函館山に行くという方もいました！確かに夜景は日本の中で3本の指に入る美しさですが。
　車道は溶けてますが、歩道は雪道。降ったばかりならともかく、夜から朝の寒さで、溶けて固まってます。１日の内で一番歩きにくい時間帯。
　あれは10年以上前まだ現役で働いていた頃。積雪でいつもの車通勤ができず、バスと電車を乗り継いでその後徒歩での通勤途中、ブーツを履いていながら、滑り、転び、しりもちをついた経験があります。青あざになりしばらく痛かったです。あの頃は今より少し若く、体力もあったけれど、今となっては骨折するかも？その前年の秋に、仕事中、生まれて初めて骨折（右足甲）、数か月不自由な思いをしたのでした。雪道怖い、骨折痛いし、困る・・・
　歩くの怖い、観光せずにバスでそこまで行きたいです、と心の中で。

　聖ヨハネ教会。リースが飾られてます。ちゃんと立ち止まって外観を見るし、写真も撮るけれど、足元怖い。

函館聖ヨハネ教会 寺・神社・教会

　ヨハネのクリスマス行事
　コンサート、バー、キャンドルサービス、礼拝などがあります。クリスチャンではありません。困った時の神頼みはするけれど。一応仏教徒ではありますが・・
　イベントとしては楽しそうです。如何？

　日曜学校、婦人集会、壮年・青年の集い、キリスト教入門講座などの集会があります。
　「疲れた者、重荷を負う者は誰でも私のもとに来なさい。休ませてあげよう。」
　朝食を沢山いただいて、バス乗車し、先ほど下車したばかりなので、疲れてはいないけれど、50分で、目的地に着くまで歩かなければならないという、心の重荷はあります。

　ぐるっと回って、日陰はこんな感じのツルツル。
　春や夏や秋、晴れていて暖かければ、50分だって、金森倉庫辺りまでくらいだって、歩きます。歩けちゃいます。以前何度か歩きましたし、土地勘があるので、地図は読めなくても、この辺りの散策が楽しいのは知っています。でもね。いくらTCが「滑らないでください。」と繰り返しおっしゃってもね。ウォーキングシューズで、凍った道を滑らないで歩くのは無理！どこを観光したいかではなく、溶けていて歩きやすそうな道を選んで、バス駐車場に無事にたどり着くのが目標です。

　聖ヨハネ教会について
1874年英国宣教活動の中心になる。
1878年聖堂建立。何度か火災で焼け、1921年再建。この建物は1979年完成。上空から見ると十字の形に見える。

　青空に赤い屋根が映えます。あえて、雪が解けた車道を歩きます。車の通りは少ないし、ノロノロと走ってくれるので。車が来たら仕方なく脇によけます。

　日陰の道、チャチャ登り。TCは「滑らないよう気をつけて」とおっしゃいますが、こんな道を、どうしたら滑らず歩けるのかを、逆に知りたいです。千葉は年に一度くらい雪は降りますが、毎日サンデーのシニアは、雪道を歩く発想はありません。技も持ってません。
　尻餅つくだけならまだ良いけれど、シニアは骨折しますよ。

チャチャ登り 名所・史跡

　青い空、白い雲、赤い屋根、石の壁。本当に美しい絵になる景色です。
　右端か左端か、滑りにくそうな、歩きやすそうな道を選んではいますが、道の角は特に滑ります。つるっ。すぐ後ろからTCに「滑らないでください」と声をかけられました。そう言われてもねえ。スキーはしたことあるし、上手な転び方も習ったような気はします。けれど、このTCから上手な滑り方、転び方のご伝授は頂いてません。リュックなので両手は空いてますがね。　

函館ハリストス正教会 寺・神社・教会

　階段登って見学される方あり。観光しようという心のゆとりは全くありません。

　1860年初代ロシア領事館の付属聖堂として建立されたのが始まり。
　1907年焼失したが1916年再建。内部は高い丸天井、イコン、イコノタス。外部は真っ白な漆喰壁、鐘楼と聖堂の緑青を葺いた屋根に独特の装飾で据えられた十字架が特徴。

　函館案内図

　八幡坂の上からの函館港の眺め。見るだけならとっても素敵。以前は夏に来たので、全く滑るという意識などなく、友達とあちこちに寄りながら歩きました。

函館 八幡坂 名所・史跡

　ここから降りるか、もう2本先まで行って、基坂（もといさか）を降りるか？車道は全く雪がありませんが、歩道は雪です。
　観光というより、転ばずに、骨折せずにたどり着けるかどうかのゲームです。

　旧函館区公会堂
　水色と黄色が色鮮やかな洋館です。以前来たときは、入館し、簡単な説明も受けました。

旧函館区公会堂 名所・史跡

　1907年の大火で函館区の半数12000戸余りが焼失。建設資金を寄付で募った。
豪商相馬哲平氏が自分も被災したのにもかかわらず、5万円を寄付。これをもとに1910年現在の公会堂が完成。
　北海道の代表的な明治洋風建築物で、左右対称形、2階にバルコニー、屋根窓、玄関左右入り口のポーチの円柱に柱頭飾りがある。

　元町公園、この下がゴールです。ピンクのバスの車体が上から見えました。もう一息。車道は石畳で、雪は解けています。普段なら、石畳は歩きにくいので苦手ですが、今回だけは滑る心配もなく大変ありがたかったです。

元町公園 公園・植物園

　途中でドライバーさんに会いました。元町公園のトイレに行かれたようで。
背景は函館山と公会堂と元町公園。
　10：13　お客では一番にバスに戻りました。写真を撮っただけで、安全第一で、いわゆる観光はせずに来ましたから。滑ったけれど、転ばずに上手に歩いて、骨折もせずにたどり着けた自分を褒めてあげました。が、当然ドアは閉まっていて、ドライバーさんのお帰りを待ちました。階段をたったとお早いお戻りでした。
　やはりお早いお戻りの、通路を挟んでお隣の、お二人連れの友達同士参加の方に、「無事戻れてよかったですねえ。」「観光より安全第一ですよね。足元だけ見て歩きました。」と、健闘をたたえ合いました。
　全く見ず知らずの方達ですが、同じ困難を乗り越えたという達成感から、親近感がわきました。つり橋効果とでも言うのかな？