イケフェス大阪レトロ建築探訪記【8】4日目その2　中之島美術館とHEP5

2024/10/29 - 2024/10/29

NHKのテレビ番組がきっかけで、大阪にはすてきなレトロ建築がたくさんあることがわかり、興味を持ちました。
ネットで検索していると「イケフェス」（生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪）というイベントのことを知り、ふだんは入れない建物に入ることができたり、ガイドツアーに参加できたり、と、ぜひ行ってみたいと思いました。
10月に発売された公式ガイドブックの内容を吟味し、いくつかのガイドツアーに申し込んだところ、幸運なことに「三休橋筋まちづくりツアー」に当選しました。
イケフェス開催日（10月26・27日）の前後に「大阪交響楽団コンサート」と、お気に入りの「なんばグランド花月」を鑑賞することにして、下記の旅程となりました。
　　　　　　　　　　　●はイベントや見学、※は食事、☆はこの旅行記、を表します。

1日目：東京から新大阪へ　イビス大阪梅田に4拍
　●大阪交響楽団第134回名曲コンサート　＠ザ・シンフォニーホール
　※大阪泉佐野港活寿司で夕食
　
2日目：大阪まち歩き第1弾　午前は自力で、午後はツアーでウォーキング
　2日目その1　●道修町ウォーキング（杏雨書屋・少彦名神社など）
　2日目その2　●中央公会堂までウォーキング（大阪証券取引所・中央公会堂など）
　※中央公会堂のソーシャルイートアウェイクで昼食
　2日目その3　●三休橋筋まちづくりツアー前半（中央公会堂から船場ビルまで）
　2日目その4　●三休橋筋まちづくりツアー後半（綿業開館から原田産業まで）
　※はり重本店で夕食

3日目：京都へ
　●神泉苑
　※京ゆば静屋で昼食
　●二条城見学
　※イノダコーヒーで休憩
　●SOUSOUで買い物
　※サワダ飯店で夕食
　　　　
4日目：大阪まち歩き第2弾
　４日目その1　●中之島ウォーキング（中之島図書館・ダイビル本館など）
　※ダイビルカフェテリアで昼食
☆４日目その2　●中之島美術館とHEP5
　 ※串カツヨネヤで夕食

5日目：新大阪から東京へ
　●なんばグランド花月
　※大成閣で昼食

エリア 心斎橋・淀屋橋(大阪)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

中之島美術館へ【31番】←2024イケフェス公式ガイドブックの建物インデックス番号です
ダイビルの2階から直接中之島美術館へ行くことができます
ヤノベケンジ作の猫がお出迎え
美術館の場所が蔵屋敷のの跡地なので、船でネズミをとり船荷を守る「船乗り猫」にちなんで、美術の蔵を守る猫を創作したのだそうです

ボール状のものがたくさん置かれていました
11月1日からのイルミネーション用なのでしょうか

トリオ展を見ます
パリ、東京、大阪、三都市の近代美術館のコレクションから、テーマに沿った3点ずつのアートが勢ぞろいです

吹き抜けからの景色

チラシ

佐伯祐三「郵便配達夫」

安井曾太郎「金蓉」

川のある東京の風景いろいろ

杉浦非水
銀座三越の広告

早川良雄
秋の秀彩会

佐伯祐三「レストラン（オテル・デュ・マルシェ）」

松本竣介「並木道」

古賀春江「海」

デュフィ「電気の精」

バスキア　「無題」

ルソーかと思ったらヴィクトル・ブローネルという画家でした
「ベレル通り２番地２の出会い」

ルネ・マグリット「レディ・メイドの花束」

ダリ「幽霊と幻影」

キリコ「慰めのアンティゴネ」

奈良美智かと思ったら藤田嗣治ですって！
「少女」

岸田劉生　「麗子肖像」

藤田嗣治「五人の裸婦」

マチス「椅子にもたれるオダリスク」

萬鉄五郎「裸体美人」

モジリアーニ「髪をほどいた横たわる裸像」
中之島美術館を代表する作品です

コレクター福島繁太郎氏から大阪の実業家山本發次郎氏が購入し（山本コレクション）、いったん他の人の手に渡るも、大阪市が19億円で購入したものです
山本コレクションには佐伯祐三の作品が多く含まれており、遺族から大阪市に寄贈され、中之島美術館の中核作品となっています

小倉遊亀「浴女　その２」
着物の柄、すばらしくよく画けているのにビックリ

イラストによる中之島美術館の説明

パリ市立近代美術館の説明
（東京国立近代美術館の説明もありましたが、撮影忘れ）

中西夏之「紫・むらさき XIV」
水滴が垂れているように見える不思議な絵

アンリ・ミショー「コンポジション」
なんか、ただ画きなぐっただけのような絵でした

岡本太郎　「コントルポアン」

森村泰昌「肖像（カミーユ・ルラン）」

奈良美智「In the Box]

富井大裕　「roll(27 paper foldings)#15」

折り紙をホチキスでとめて、つないだもの
孫の図工の作品の参考になりそうです

失礼かとは思いますが、不用品に見えてしまいます
アルマン・フェルナンデス「イリスの肖像」

鉄腕アトムに見えます
ヤノベケンジ作　「ジャイアントトラやん」

これで中之島美術館は終了、そして中之島探訪が終わりました

梅田に戻り、阪急デパートでおみやげのお菓子を買いました
バトンドール、

そして、ハッピーターンズ、サロンドロワイヤルのピーカンチョコ

大阪に詳しい友人に教えてもらった品物なので、いずれも大阪限定の味でとてもおいしく、大好評でした

おみやげの買い物をホテルに置いて、HEP FIVE　へ
ホテル室内の壁にかいてあった観覧車に乗ってみることにしました
（当日は雨でしたが、この写真は翌日に撮ったもの）

観覧車で食べるため、阪急デパートで551の豚まんを買いました

売り場で手作り

HEP FIVE　のクジラのオブジェ
HEPとは Hankyu Entertainmento Park の頭文字をとったもの

巨大な赤いクジラが吹き抜けに泳いでいます

米米CLUBの石井竜也がプロデュースした作品です

HEP FIVEといえば、観覧車とクジラなのですね

観覧車チケットと豚まん

さっそく豚まんを試食
あんは玉ねぎの味が効いていてるのか甘い感じて、とてもおいしかったです

大阪駅が見えます

阪急大阪梅田駅

右の建物は阪急デパートでしょうか

中央に見えるのは阪神デパートでしょうか

15分の観覧車の旅は終了

夕食は地下街ホワイティうめだにある串カツヨネヤへ

まずはビールで大阪最後の味に乾杯
野菜塩麹和えとキャベツ

ヨネヤではなんと、「二度づけ放題」がOKなのです

ソースの再利用はしていません

メニューを見て、

いろいろな串カツを

堪能しました

お腹いっぱいです
初めて食べた串カツ、気に入りました