バースデーシーズンの周遊旅行2024～乗り継ぎ合間に北京観光→アムステルダムへ～

2024/10/29 - 2024/11/04

今年は11月の3連休が上旬のみなので、そのシーズンに別途休みを数日頂いて行きたい所を網羅する旅へ。往路は格安の中国南方航空を利用し、乗り継ぎ合間に北京を極力観光した後、アムステルダムへ向かいました。

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: 中国南方航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回も昼下がり頃に出発し、久々の羽田空港第3ターミナル出発側制限エリアへ。サテライト西端の149番ゲートより北京・大興行中国南方航空648便に搭乗します。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

星柄の背景に座席番号が表示された個人用画面初期表示。果たしてエンタメプログラムの中身は…。

カテゴリーの選択表示。映画の種類は豊富ですが、日本向けプログラムは日本語吹き替え版を含めて一切入っていない為、気になる方は個人端末で楽しめる様に工夫する事をお勧めします。

ほぼ定刻通りにスポットアウト。B滑走路西端に向けてプッシュバックが行われた為、149番ではこういう離脱方法もあるのかと思ったら…。

引き続きトーイングされて付近のオープンスポットに駐機。30分近く待機してから再度プッシュバックが行われ、北京へ出発となりました。

悪天候だった為、都心や富士山の風景は楽しめず。機内では何時も通りに邦楽を聞く事も出来なかった為、睡眠の他にマイエレメントや世界各地を旅するTV番組を視聴して過ごしました。

出発から2時間近く経つところで軽食が提供。

次期に夕食も提供。中国南方航空の機内食は酷評されがちな印象ですが、翌日搭乗便も含めて全ておいしく頂けました。

大興空港へは約15分遅れて到着。この日はホテルへ向かうのみなので、遅延しても殆ど問題は無いのですが、遅れを20分程取り戻していました。

エコノミークラス座席の様子。今回搭乗したA330-300 B-300Uは後期に導入された長距離用の仕様となっています。

入国審査前にトランジットビザ免除手続きを行い、質問される事もなく無事に入国。地下鉄で終点の草橋へと向かいます。

北京大興国際空港 (PKX) 空港

最初の宿泊地は草橋駅より程近い場所にある「如家酒店·neo」に宿泊。中国南方航空の無料宿泊サービスも利用可能でしたが、自分の場合は相部屋になるという事だった為、控えました。

翌日は観光時間が限られているので、7時前にホテルを出発。

天安門東駅まで地下鉄を乗り継いで「天安門広場」へ。訪問前にWeChatにて入場予約済で予約完了画面とパスポートを提示しながら入場します。

天安門広場 広場・公園

天安門広場 広場・公園

天安門広場 広場・公園

2024年7月27日に当スポットを含む「北京中軸線」が世界文化遺産に登録されています。

天安門広場 広場・公園

天安門広場 広場・公園

天安門広場 広場・公園

天安門広場 広場・公園

天安門広場 広場・公園

地下道を潜って天安門の間近へ。開場時刻に合わせて24人の皇帝が暮らした宮廷「紫禁城」へ向かうべく門を潜って先へ進みます。

こちらは予約無しでは入れない施設なので、天安門広場と同様に事前予約を実施。予約完了メールの一部分に脱字がありましたが、パスポート提示のみでチケット発券を行えました。

故宮博物院 城・宮殿

午門から有料エリアに入場し、まずは皇帝が公務を執っていた外朝と呼ばれる区域を巡ります。

故宮博物院 城・宮殿

城内で最も大きい建物である「太和殿」。皇帝の即位や皇后冊立等、重大な式典が度々行われていました。

故宮博物院 城・宮殿

故宮博物院 城・宮殿

故宮博物院 城・宮殿

太和殿の北側には同じく外朝を代表する「中和殿」と「保和殿」が順に建っていて3つの建物は「前三殿」と総称されています。

故宮博物院 城・宮殿

故宮博物院 城・宮殿

保和殿付近より北側は皇帝とその一族が生活を営んでいた内廷と呼ばれる区域となっています。

故宮博物院 城・宮殿

故宮博物院 城・宮殿

内廷の主要建造物はこの「乾清宮」と「交泰殿」、「坤寧宮」で3つ併せて「後三宮」と総称されています。

故宮博物院 城・宮殿

故宮博物院 城・宮殿

皇后が元旦・千秋（皇后誕生日）等の祝日にお祝いを受けた建物である「交泰殿」。

故宮博物院 城・宮殿

内廷の東側にある西洋の建造物が建っている霊池亭。

故宮博物院 城・宮殿

故宮博物院 城・宮殿

後三宮より北側には「御花園」と呼ばれる城内最大の花園があります。

故宮博物院 城・宮殿

故宮博物院 城・宮殿

故宮博物院 城・宮殿

故宮博物院 城・宮殿

故宮博物院 城・宮殿

故宮博物院 城・宮殿

故宮博物院 城・宮殿

故宮博物院 城・宮殿

「神武門」を潜って出口へと向かいます。

故宮博物院 城・宮殿

紫禁城の北側には景山公園があり、上部に位置する「万春亭」からは紫禁城を一望出来ます。

故宮博物院 城・宮殿

1924年の北京政変によって宣統帝溥儀が退去させられた場所である「神武門」。この出来事以来、紫禁城は故宮と呼ばれる様になりました。

故宮博物院 城・宮殿

紫禁城を出てからは天壇へ行きたかったのですが、時間的に厳しそうだった為、徒歩で次の場所へ。

1000年以上の歴史を持つ中国最古の皇家庭園「北海公園」へ。

北海公園 広場・公園

園内は南側の団城・白塔がある琼華島・東岸・北岸から構成されています。

北海公園 広場・公園

園内の湖はスケートリンクに変化する冬場を除いてボートで巡る事も出来ます。

北海公園 広場・公園

北海公園 広場・公園

北海公園 広場・公園

琼華島で別料金を払い、白塔の近くまで行ってみたいと思います。

北海公園 広場・公園

北海公園 広場・公園

北海公園 広場・公園

白塔付近の展望台から公園とその周辺が一望出来ます。

北海公園 広場・公園

北海公園 広場・公園

北海公園 広場・公園

北海公園 広場・公園

北海公園 広場・公園

北海公園 広場・公園

北海公園 広場・公園

北海公園 広場・公園

北海公園 広場・公園

北海公園 広場・公園

北海公園 広場・公園

北海公園 広場・公園

北海公園 広場・公園

北海公園 広場・公園

北海公園 広場・公園

北岸の散策は程々にしつつ、地下鉄を乗り継いで大興空港へ向かう事に。世界遺産のスポットをハシゴ出来ましたが、行きたいスポットはまだ複数あるのに行き残している事が悔やまれます。

北海公園 広場・公園

北京大興国際空港は北京首都国際空港に次ぐ北京の主要空港として2019年9月に開業。ヒトデ型で造られたターミナルの設計はザハ・ハディド氏によって手掛けられ、曲線が印象的な佇まいとなっています。

北京大興国際空港 (PKX) 空港

国際線側のターミナル内は撮影し辛い環境でしたが、その中で中国南方航空A330-300「中国国際輸入博覧会」塗装機を撮影出来ました。

北京大興国際空港 (PKX) 空港

北京大興国際空港 (PKX) 空港

大興空港からの搭乗便は中国南方航空345便アムステルダム行で機材はA350-900XWB B-329S。予約時の運航予定機材は羽田便と同様にA330-300でしたが、ダイヤ切替前と変わらず、最新鋭機での運航となりました。

北京大興国際空港 (PKX) 空港

搭乗が始まりそうですが、ターミナル先端付近に中国庭園があるので、行ってみたいと思います。

北京大興国際空港 (PKX) 空港

北京大興国際空港 (PKX) 空港

北京大興国際空港 (PKX) 空港

北京大興国際空港 (PKX) 空港

北京大興国際空港 (PKX) 空港

搭乗便のゲートに戻っていよいよヨーロッパへ向けて出発。搭乗前にウイングレットが間近で見れました。

北京大興国際空港 (PKX) 空港

在来機材と変わらない印象のエコノミークラス座席。

個人用画面のシステムはANA機最新仕様と同様で在来機種と異なる仕様となっています。

出発から約1時間後に昼食が提供。この後はブラインドが下げられ、消灯となります。

出発から8時間近く経ち、サンクトペテルブルク上空を経由。中国系航空会社はロシア上空の飛行が認められている為、現時点では比較的短距離で欧州へアクセス出来る事が利点となっています。

到着の約2時間30分前に2回目の食事が提供。

フライト終盤では機内照明が虹色となっていました。

スキポール空港ランウェイ06に向けて着陸体制へ。10時間超えのフライトでしたが、日本語無し映画4本鑑賞等で何とか凌げました。

昨年タイ国際航空の同機種で欧州へ訪れた時とは違い、50分程早くスキポール空港に到着。この空港は2006年3月に自身が初めて海外へ渡航した時に降り立ちましたが、イミグレーションの様子は当時を思い出してみると確かに変わらない印象を受けました。

スキポール空港 (AMS) 空港

昨年2回訪れたドイツの時と同様にほぼ質問される事無くオランダへ入国。アンネ・フランクの家訪問を控えていますが、出遅れて遅い時間の予約となった上に到着が予定より早くなった為、ロビーで空いた時間をどう潰すか悩んでいました。

スキポール空港 (AMS) 空港

フードコートで食事した後に列車でアムステルダム中央駅へ。

アムステルダム市電の新型車両。ダム広場を経由しながら夜景を楽しみつつ、時間を潰したいと思います。

ダム広場 広場・公園

ダム広場 広場・公園

ダム広場 広場・公園

ダム広場 広場・公園

「アンネ・フランクの家」はナチス迫害から逃れる為、1942年から秘密警察に見つかるまでの2年間アンナ・フランク一家等8人が暮らしていた家。1960年に博物館としてオープンし、当時の隠れ家の様子や「アンネの日記」の原本等を見る事が出来ます(館内撮影禁止)。

アンネ フランクの家 建造物

郊外までトラムに乗って移動し、宿泊地の3ツ星ホテル「XOホテルズ ブルースクエア」に到着。中々寝付けられませんでしたが、明日の観光に備えます。

XO ホテルズ ブルー スクエア ホテル