健康第一！2024年8月★バルト三国＋トルコふたり旅⑥中央市場はリーガの台所

2024/08/27 - 2024/08/27

この日もお天気に恵まれたリーガ。
今日はリーガの台所である中央市場を中心に街歩きを楽しみます。
夫の体調不良は騙しだましの行動となりますが、無理せずゆっくり過ごすことにしましょう。それもまた個人旅行の醍醐味。

【この旅行記までの旅の行程】
□8月21日　名古屋駅→【新幹線】→羽田空港→
□8月22日　→【飛行機】→イスタンブール（トルコ）
□8月23日　イスタンブール（トルコ）→【飛行機】→タリン（エストニア）
□8月24日　タリン（エストニア）
□8月25日　タリン（エストニア）→【バス】→リーガ（ラトヴィア）
□8月26日　リーガ（ラトヴィア）
■8月27日　リーガ（ラトヴィア）

エリア リガ(ラトビア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

8月27日の朝ごはんです。

昨夜発熱した夫ですが、一応微熱程度まで下がり、本調子ではないものの本日の街歩きはなんとかできそうです。無理は禁物ですが。

そんなわけで軽めの夫の朝ごはん（写真手前）と、きっちりアペリティフのスパークリングワインを堪能する私。

ユーロスターズ メトロポール ホテル

海外で取り敢えず魚を試したい私。
この日もスモークサーモン、ニシンの酢漬け、ニシンの燻製です。
私はしっかり頂きました。

食事が済んだら出かけましょう。

本日のお目当て中央市場に向かう途中、運河にかかる橋の上で歌うストリートミュージシャン（おじいちゃん）を発見。かなりのお年に見受けられますが、堂々とAve Mariaを歌っておいででした。

中央市場です。バスターミナルの真裏にあり、リーガ駅からも近い抜群の立地にあります。
元々ドイツの飛行船格納庫だったものを再利用しており、とにかく広いです。

中央市場 市場

営業時間は平日・土曜日は7～18時、日曜日は7～17時のようです。
「ようです」と言わねばならぬのは、表記が写真の通りだから。
ラトヴィアは曜日を数字で表すこともあるらしく、Ⅰが月曜、Ⅱが火曜のようです。ラトヴィア語表記なら翻訳ソフトなどで解読できるのですが…これもまた文化の違いですね。

中央市場の外に張られたテントでは、野菜や果物が所狭しと並んでおります。どれも新鮮で美味しそう。
写真に撮り損ねましたが、ベリー系も沢山あり、買い食いをしようか散々悩みました（笑）

ラトヴィアは蜂蜜の名産地。これは蜜蝋キャンドルと蜂蜜のお店。
色・味がとりどりの蜂蜜と、いろんな形をした蜜蠟キャンドルが沢山あり、見ているだけでも楽しいです。

ここでフクロウの置物コレクションをしている母に、フクロウの形をした蜜蝋キャンドルを買いました。道中溶けたり型崩れしないかな？と心配しましたが大丈夫でした。

市場の中に入ってみました。
広くて沢山の品物がありそうです。見ていきましょう。

このぬるっとした皮膚感…鯉ですね。

ラトヴィアでも鯉を食べるんですね。どのような食べ方をするのでしょうか。ハンガリーのハラースレーのようなスープ（煮込み）なのか、まさか鯉の洗いとかではないでしょうし…。気になる気になる。

新鮮そうなイワシや

日本では見たこともないようなサイズの鰻！！！
たこやチョウザメもありました。

淡水魚、海の魚、それらを使った魚の乾物、昆布っぽい海藻もありました。バルト海に面しているだけあって、魚介類が豊かなんですねぇ。

次はお肉コーナーへ。

肉類も豊富です。これはハツ（心臓）かな。おっきい・・・

筒状のものは腸でしょうか。色々な部位がありますね。
ひとつひとつが大きいですねぇ。

ハラル処理をしたお肉屋さんもありました。

昼ご飯は市場内で食べることにしました。
ぐるぐる見て回りましたが、せっかくですから、ラトヴィアらしいものが食べたいのでこちらの店を選びました。

水餃子の一種ペリメニpelmēņi、5ユーロでした。中身は豚肉と牛肉で、サワークリームとディルがかかっています。
注文してから作り始めるのか、提供まで15～20分程時間がかかりました。忘れられてる？？？と思うくらい。
でも待った甲斐があり、熱々で提供されました。気を付けないと口の中（口蓋）がべろんべろんになるのでご注意を。

中央市場のフードコートはこんな感じ。ごった返しておりました。

中央市場の場外にあったピザマシーン。その場で3分で焼き上げてくれるので、あちあちが食べられるようです。

中央市場を後にし、リーガ駅へ戻ってきました。
駅ビル内には郵便局があります。これは便利。
なお、日本へ送る絵葉書の郵便料金は1.83ユーロでした。

リーガ駅 駅

駅ビルにあるLIDO Origoです。LIDOは本当に色んなところにあります。
ここはソファに座ってゆっくりと、というよりは食堂や一昔前のデパートのレストランといった雰囲気でした。
本日はここで夕食を摂ることに。どれだけLIDO好きなの？みたいな感じですが。

LIDO ORIGO 地元の料理

システムは他所のLIDOと同じ。

旧市街の市庁舎近くにあるLIDO Alus sētaと比べて優れている点は、レジの近くにビールサーバーがあること！お酒を飲まない夫には利点でもなんでもない様子でしたが。

今日も全体的に軽めな食事ですが、なぜここでカリーブルストとザウワークラウトを…今日もビールの泡は消えてしまいました。

駅ビルであるorigoはレストランや郵便局をはじめ、スーパーやドラッグストアなどが入った大きなショッピングモールです。
エストニアのタリンでもお世話になった、スーパーRIMIの大型店舗が入っているので、覗いてみます。

昼に中央市場で食べたペリメニ（しかもレストランLIDOのものも！）が冷凍食品コーナーで売られていました。滞在型の宿だったら作ることができるので、試してみるのもいいですね。

ショッピングセンターオリゴ ショッピングセンター

パンコーナー。「これでもかっ！」と言わんばかりの量を購入している方がおられました。お国柄？

そしてラトヴィアの国民的なおやつであるKĀRUMSのBiezpiena sieriņšを買ってみました。
Biezpiena sieriņšはカッテージチーズをチョコレートでコーティングしたものなのですが、要冷蔵なのでこれは現地で食べるしかありません。

中身はこんな感じ。お味は「チョコとチーズ」でした。そのままのコメントですが、それ以上の説明はできない…。
ひとつ45グラム位あり、濃厚なので食べ応えがあります（私たちはふたりでひとつ食べました）。

これはバニラですが色々な味があり、あちこちのスーパーで売られているのでぜひお試しを！

KĀRUMSのBiezpiena sieriņš公式ホームページはこちら↓
https://karums.eu/produkcija/biezpiena-sierini/

ついでに（？）今日のビールも買ってきました。
Cēsu Alusプレミアムのbohemianです。昨日のamberに比べると随分とダークな色合いです。

今日は中央市場の裏手にあるゲットー博物館やユーゲントシュティール建築群などを見る予定にしていたのですが、それらは断念しました。夫の体調回復は不十分であり、ゆとり多めの行程にしました。旅は水物、その時々の状況に応じて楽しむ、それでいいかなと思います。
そもそもゲットー博物館は、そうでなくても心身元気でないと堪える場所ですからね。またの機会に（その機会は果たしてあるのか？？？）。