2024/10/09 - 2024/10/16
280位(同エリア841件中)
ST&Gさん
この旅行記で紹介するのは、沖縄市にある海族工房の古酒楽園の支店というか姉妹店というべきか(?)。
私たちが沖縄を訪れた10月の週末は、沖縄こどもの国にあるふるさと園にお酒を提供するおとなの国がOPEN営業。
但し、土・日・祝日のみの期間限定(10月まで)。この旅行記を更新する時には、営業を終えていると思います。
しかし沖縄こどもの国の発表では、沖縄市市政施行50周年企画として11月1日~4日の期間は沖縄県民なら無料で入園でき、ナイトズーも開催されるとか。
11月以降のふるさと園での夜間飲食提供がどうなるのかは分かりませんが、沖縄こどもの国でご確認ください。
今回は文化財に指定されている沖縄伝統建築での様子と、中の町にある海族工房の古酒楽園を紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通手段
- タクシー 徒歩
-
はいた~い。
この旅行記では、沖縄市にある施設を紹介します。 -
沖縄市と言えばエイサーのまち。
この日は某青年会のCDを買おうと、コザミュージックタウンを訪れました。コザ ミュージックタウン 名所・史跡
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エイサー会館があるくらいですから、ここへ来れば絶対にエイサーのCDが買えるだろうと思ったのが間違い。
最近はCDを購入しようという人が激減しているようで、時代に取り残された自分を痛感しました。
スタッフから購入出来そうな店の情報をいただいたのですが、入手には至らず。
これはその場でエイサーの迫力を味わえという事かもしれませんね。
広い会場で行われる全島エイサーも良いですが、個人的にはすぐ目の前で演舞する道ジュネ―が見たいなぁ。
いずれにしても来年以降の旧盆に、仕事の休みと祝迫施設の予約が取れるかが問題です。 -
折角ここまで来たのですから、建物入口近くにある観光物産センターの方もチェックしておきましょう。
エイサーのTシャツなら先程のエイサー会館でも買えますが、コザのTシャツはこちらに置いてありますよ。 -
次に紹介するのは、『沖縄こどもの国』。
ゲートの上にいる動物たちは化粧直しが終わり、再びゲートの上に戻されました。沖縄こどもの国 動物園・水族館
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過去の旅行記で『いなり寿し家』を紹介しましたが、店前の郵便局通りを上ると突き当りがこどもの国。
画像は、こどもの国からの帰りに撮影したものです。
行きは、近くにある滞在先ホテルからタクシーを利用。
だらだらと続く坂を上りたくないという家人でしたが、運転手さんから怒られそうな距離でしたよ。
しかし私も、沖縄の坂は歩きたくないかも…。いなり寿し家 グルメ・レストラン
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この日の夜は、こどもの国にあるおとなの国(ふるさと園)で食事。
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メインゲートから入場したら、古民家を移築したふるさと園を目指します。
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帰りに撮影したふるさと園の入口ですが、正面には邪気払い兼目隠しのひんぷん(石で出来た衝立)があります。
おとなの国はこの中にありますよ。 -
土・日・祝日営業のおとなの国。
週末の夜は、山城塾長の『海族工房の古酒楽園』の支店というか姉妹店のようなものがOPENします。
中の町のお店が休みということもあるのかな?
沖縄こどもの国の公式サイトによりますと10月までの期間限定になっていましたが、その期間はナイトズーを行っていましたので、それに合わせて営業していたのではないでしょうか。
沖縄こどもの国の発表によりますと、11月1日から4日は沖縄市政50周年企画として沖縄こどもの国は沖縄県民なら無料で入園でき、ナイトズーも開催。
詳細は、沖縄こどもの国の公式サイトでご確認ください。
こちらが、ひんぷんのに拡がっている空間。
左が母屋で、右がアシャギと呼ばれる離れです。
照明が良い感じですね。 -
母屋を拡大してみましたが、こちらの建物は国指定登録文化財ですよ。
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文化財の建物で飲食が出来るというのですから、建築に興味がある人にとっては贅沢と言えるのではないでしょうか。
こちらの建物の説明などは、沖縄代表建築の旅行記でもう一度紹介する予定です。 -
ふるさと園の傍にある池の反対側は動物のコーナーですが、風が吹いていてもこのふるさと園は獣臭が全く感じられません。
不思議~!
それくらい距離が離れているという事かもしれませんね。
いずれにしても、動物園あり、水族館あり、ステージ有りの沖縄こどもの国。 -
奥に見える建物がアシャギ。
その手前(ひんぷんの所)にあるのは、サガリバナの木。 -
梅雨が明けた頃に咲くサガリバナですから、この時期に見られる確率はかなり低いのですが、今でもまだポツポツと咲き続けているとお聞きしました。
確かに北部でも11月にサガリバナを見たので、咲いていない事はないと思いましたが、あの時も村民が事前に確認していたから見る事ができたサガリバナ。
今は咲いていないのが当たり前で、花があればかなりラッキーです。 -
1房だけでしたが、開花していたサガリバナ。
これが1夜限りの幻の花です。
実際の色はもっと綺麗なので、皆さんもふるさと園へ行ったら探してくださいね。 -
母屋の左にあるのは、石壁の畜舎(家畜小屋)。
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フールヤーと呼ばれるこちらは、豚の飼育とトイレを兼ねたもの。
そして画像右に見えるのが芭蕉。 -
バナナに良く似た木ですが、正確には木ではなく大型多年草と言わなくてはいけないようです。
中国名が芭蕉で、英語名はジャパニーズ バナナ。
芭蕉もバナナも共にバショウ科バショウ属なので見分けるのが大変ですが、良く言われるのが葉の裏側の違い。
薄緑色なら芭蕉で、白っぽい粉が付いていればバナナ。
今回私は、芭蕉も実を付けると言うのを初めて知りました。
それがこちらの画像。
食べられるのか調べてみると、芭蕉は実を付けたとしても大きく成長することはなく、果肉も少なければ種も多いので、食用には向かないようです。
しかしウチナーンチュでも間違うくらいですから、中々区別がつかないかも…。
バショウの横には、昔の人々がお尻拭き代わりに使っていたユウナの木もありました。
片付けやら料理の提供やらで忙しいスタッフでしたが、手の空いている時に無料ガイドを務めてくださいましたよ。
これは他の人たちに対しても同じですので、私たちだけが特別扱いされたということではありません。
皆同じ! -
料理は自分で注文し、出来上がったらそれを持ってテーブルにつくというスタイル。
しかしそれに気付かなかったおじちゃん&おばちゃんのために、スタッフが料理を運んできてくれました。
優しいですね。 -
次に行く時は、自分たちで料理を取りに行かなくっちゃ。
塾長が手にしているのは、こどもの国のスタッフが作った団扇。 -
「さてこの葉っぱはな~んだ?」と聞かれて答えに詰まっていた家人ですが、皆さんは分かりますか?
同じ質問が私にも回ってきましたが、沖縄+大きくてしっかりとした硬さもある葉っぱ+この色とくればクバ。
ホームセンターや協同店に行くと、三角帽子のクバ笠が置いてありますよ。 -
画像奥に見える裏山から採ってきたというクバですが、この団扇の風がとてもパワフルでメチャクチャ良い!
塾長からメッセージ入りで手渡されたので、沖縄土産として大切に持ち帰りました。
21時になるとこどもの国のスピーカーから♪蛍の光♪が流れてきましたので、お店も営業終了です。 -
画像は、ふるさと園の入り口手前にある昔の蔵。
今回私たちは夜の飲食で利用しましたが、飲食をしない人でもこのふるさと園は見学無料。
どなたでも入れます。
スタッフもとても親切ですから、いろいろ教えてくれますよ。
ひんぷんで目隠しされていても、ここは見る価値有り。
特に県外から訪れる人は、皆さんがイメージする沖縄がここにあります。 -
帰りは歩き。
しかしただ歩くだけというのもつまらないので、エイサーキャラクターを探しながらホテルに戻りましょう。
マンホールの蓋。 -
花壇にも、エイサーキャラクターが描かれています。
因みに、画像左の花壇はさーちゃんでした。
沖縄市へ行くとこのようなキャラクターが皆さんを出迎えてくれますので、探してくださいね。 -
平日の夜は中の町の店(古酒楽園)。
海族工房の古酒楽園 グルメ・レストラン
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この日は事前に魚を持ち込み、調理してもらいました。
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来店の時間に合わせて、次から次へと運ばれてくる魚料理。
まずは沖縄料理の定番で、グルクンの唐揚げ…と言いたい所ですが、身をとったグルクンのアラ(頭や骨)の唐揚げ。 -
お店のメニューにはないグルクンのお寿司。
こんなものまで用意して待っていてくれたとは…有難いですね。
グルクンのお寿司は、鮮度が命という一品。
クーラーボックスを、飛行機に乗せてきた甲斐がありました。
うんまっ! -
熟成させたムロアジ(左)とグルクンの刺身。
時々「沖縄の魚は美味しくない」という声を耳にしますが、実は昔は私も同じ意見でした。
普段食べている魚と比べて、南の島の魚は歯応えもなく脂ものっていませんし、身も柔らかい。
脂がのっていないという事もあるのか、沖縄の魚を使って焼き魚を提供する店は非常に少ないのですが、焼き魚を出す時は大抵バター焼き。
塩焼きのメニューがある店は、殆どが県外の魚で提供していると思われます。
先程も記載しましたが、全体的に身が柔らかい魚が多い中でも、ミーバイ(ハタ)系の魚は比較的身が硬い。
また南の島の魚の中には脂が乗っているものもありますが、私たちが思い描く脂の乗り方ではありません。
「これはどういう魚で、どういう食べ方が一番美味しいのか?」
その辺りが分かってくると、失敗に終わることは少なくなるのではないでしょうか。
しかし観光客向けのお店に行くと、残念な結果に終わる確率が高くなると思います。
ここは釣り師の店で、釣り師たちも集まる古酒楽園。
魚談義が尽きません。 -
合流したウチナーンチュが持ってきてくれた魚は、シチュウマチ(左)とアシチン。
このアシチンは、脂もあり歯応えもあります。
マチと付くものは、沖縄三大魚でなくても美味しい魚ですよ。 -
最後は私たちが持ち込んだビタロー(上)とグルクンのバター焼きが運ばれてきました。
初めて食べるアカレーでしたが、こちらも美味しい魚でした。 -
リクエストした訳ではないのですが、塾長のおもてなし。
飲み易い【なか酒】を、琉球グラスで出してくれました。 -
帰り際に来店したお客さんが持ってきた魚がこれ。
持ち込みなのか、それとも釣果の報告に来たのかは分かりませんが、蓋を開けて見せてくれました。
ビニールの中に入っていたので良く見えなかったのですが、さんぴん茶の蓋の所に見えている魚は斑点があるのでイシミーバイかな?
塾長: 「おー、良い型してるさ!」
お客さん:「刺身と味噌汁…。」
塾長: 「いいねー。」
と言うやり取りがありましたよ。
塾長のお弟子さんかな?
私も立派な魚を持ち込めるように頑張らなくては。
釣り師そして泡盛マイスターがいる海族工房の古酒楽園。
休みの日も多いので、事前に営業日を確認してからお出掛けください。
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