2024/10/09 - 2024/10/16
2010位(同エリア7762件中)
ST&Gさん
1年ぶりの訪沖。
今年も沖縄B級グルメの食べ比べに挑戦します。
初回は、競争が激化している沖縄そば編。
流石に毎日沖縄そばという訳にも行きませんでしたが、情報収集はかなり出来たと思いますので個人的には満足でした。
この旅行記で紹介するのは、新規開拓の店もあれば再来店の店もあります。
また参考までにという事で記載している弁当店なども出てきますので、良かったら行ってくださいね。
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー
-
はいた~い。
那覇空港に到着。
久しぶりにタラップを利用してバスに乗り込むことになりましたが、ボーディングブリッジが使えなくなるくらい那覇空港が混雑し始めたという事ですね。
人が戻ってきたことは嬉しいのですが、再び上空で着陸順番待ちの時間調整が行われたり荷物の受取にも時間がかかる…というコロナ禍前の状況を思い出したら、ちょっぴり複雑な気分になりました。 -
めんそ~れ。
那覇空港に到着した時のムワッとした湿度を感じながら、「やったー、久しぶりの沖縄だーっ!」と心の中で叫んでいた私。
年々訪沖の回数が減り、ウチナーンチュの友人&知人と過ごす時間もかなり短くなっていましたので、今回の喜び様は半端ではありませんでした。
それくら私は沖縄が大好きです。 -
レンタカーを借りたら、早速昼食を食べに行きましょう。
いつも利用するレンタカー会社から車で5分くらい移動した所にある『そば処たからまちがー』。
店の前にも駐車場はありますが、それ以外の場所にも車を停めることができます。
お店が近づいてくると駐車場の案内板に気付くと思いますので、場所はそちらで確認してください。那覇そば処 たからまちがー グルメ・レストラン
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大きな沖縄の古民家を利用した『たからまちがー』。
食事だけでなく、沖縄伝統住宅の見学も楽しめます。
画像向かって右にある掛軸がある部屋が、客間にあたる一番座。
画像中ほどが、仏間の二番座。
以前阿嘉島の民宿で(オーバーブッキングが原因だったのか)仏間に寝たことがありますが、段になっている棚のような所にはご先祖様の位牌がずらりと並んでいましたよ。
当時は沖縄伝統住宅の造りなど気にすることもなく、ただただ知らないお宅のご先祖様があの世から下りてこないようにと祈っていましたが、思い返してみると恐らくその民宿も沖縄伝統住宅のつくりで建てられていたのでしょう。
こちらの古民家は今は店舗として使われていますので、位牌などは並んでいません。 -
二番座の左側にある部屋は台所。
今も厨房として使われています。
一番座・二番座の裏側がどうなっているのかは確認しなかったのですが、恐らくこの規模の古民家なら一番座の裏に一番裏座と呼ばれる部屋があり、二番座の裏に二番裏座があるのでしょう。
かなり大きな家ですよ。 -
奥には古民家と続きになっているモダンなスペースがあり、建物の外にもテーブル席があります。
しかし10月と言えども晴れると日差しが強烈なので、涼しい店内で食べる方が良いのではないでしょうか。 -
たからまちがーのメニュー。
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私たちがオーダーしたのはスペシャルそばですが、ここのウリはお客さんがそばの上に載せる具材を選べること。
選択肢もいろいろありますので、好きな組み合わせでそばを作ってもらうことができますよ。
しかし選択肢がいろいろあり過ぎて、逆に迷ってしまうのも事実です。 -
私は、ゆし豆腐・テビチ・そしてアーサの組み合わせ。
メニューには、糸満の宇那志のお豆腐を使っているそうです。
今は那覇にも宇那志豆腐の支店があるようなので、どの店から仕入れているのかは分かりませんが、糸満では有名なお豆腐屋さんなので、うまんちゅ市場などへ行くと宇那志豆腐の美味しいお豆腐が手に入りますよ。 -
家人はテビチの代わりに軟骨ソーキを選んでいました。
家人曰く、味はカツオが香るスープで中太麺。
今風の沖縄そばと言っていました。 -
私たちの席は玉城さん。
隣りの席は宮里さんだったと思いますが、家人がそこにあったQRコードをかざすと宮里藍さんの情報が出てきたようです。
玉城さんなら、県知事情報が出てくるのかしら?
料理を待つ間の時間潰しにもなるので、これはなかなか面白いアイディアですね。 -
それに今月のいなり(創作いなり)を追加してみました。
芽ねぎと梅と海苔と鰹節の稲荷。
いつもはお弁当屋さんや天ぷら店の沖縄いなりを食べているので、それと比較したら値段も味も高級ですね。 -
フーチバー(よもぎ)が載っているジューシー。
ウチナーンチュもフーチバーのことはヨモギと説明するので私も同じように紹介していますが、正確には県外に住む私たちがイメージするよもぎと沖縄のよもぎはどうやら種類が違うようです。
しかし私は農業博士でもなければよもぎ研究家でもないので、フーチバーの事は今後もよもぎで紹介します。 -
青バージョンのうめーし(お箸)。
赤と黄色のうめーしは良く見掛けますが、青バージョンを見るのは初めてでした。
これからは、青バージョンを見掛ける機会が増えるのかな? -
コーレーグースなどの調味料。
お好みで利用しましょう。
このたからまちがーは、自分の好みで沖縄そばをいろいろカスタマイズ出来るというのがうり。
今回私たちはお店の人気No.1メニューを選びましたが、三枚肉そば、ソーキそば、鶏のそば、てびちそばもカスタマイズ可能。
お店は那覇空港の近くにありますので、旅行初日や最終日に行ってみませんか? -
続いては、なきじん食堂。
なきじん食堂 グルメ・レストラン
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メニューに書かれていた『なきじんそば』。
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お店の人気No.1メニューですが、この日の気分は麺よりもご飯だった私は別のものを注文することにしました。
今回は参考までに…ということで記載しておきます。
こちらで食べたものは、また後日紹介しますね。 -
続いては、うるま市にある『海をのむ』。
うるま市はかなり広範囲に渡っているのですが、今回紹介するお店は海中道路を渡り、沖縄石油基地の門や海/川を通り過ぎた宮城島で店を構えています。 -
石垣に囲まれたお店。
こちらも沖縄の古民家を再利用していますよ。 -
観光客も多く訪れるうるま市の島々ですが、人気があると言っても本部のような賑わいではないので、飲食店の数も限られているのがこのエリア。
今までは海中道路を渡る前にどこかでお弁当を買ったり平安座のパン屋さんに寄っていましたが、今回は家人が新しい沖縄そば情報を入手したのが切っ掛けで来店することになりました。 -
アーサや海ぶどう、そしてもずくが入った沖縄そば。
出汁も具材も、魚介のみで仕上げた一杯だそうです。
このそばには、もずく、海ぶどう、そしてアーサがトッピングされていますよ。 -
明太ゆし豆腐は、今週のお勧めメニューでした。
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時折吹く島風がとても心地良いのですが、緑に囲まれているということもあり蚊がいますので、普段から良く蚊に刺されると感じている人は来店前に虫よけ対策をしておきましょう。
こじんまりとした静かな店。
食事の後は、そのままここで昼寝したくなりました。 -
こちらは、那覇にある『花はな商店』。
何度も訪れているリピート店です。花はな商店 グルメ・レストラン
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「さて何にしようかな」と迷うことなくお金を投入し、花レモンそば(冷)をポチッ。
ふと下を見ると、アゲアゲめしのステッカーが貼ってありました。
県外に住む私たちでも見ることができるTV番組。
通常は3店舗ずつ紹介していますが、番組編成が行われる時などは1時間枠になり、時にはホテルレストランを紹介することもあるので、沖縄グルメ情報を収集したい人は是非ご覧になってください。
アゲアゲめしの本も出ていますよ。 -
こちらがレモンそば(冷)。
柑橘の爽やかさが暑い日にピッタリですが、暑くなくてもレモンそば。
最初にレモンをすり鉢ですり潰しその汁を器の中に入れるのですが、普段からレモンを皮ごと食べる私はレモンも一緒に器に戻します。 -
その様子がこちら。
麺は冷たいそばも温かいそばも同じ物を使っていると思いますが、食感は冷は冷麺に近いものを感じます。
キムチと合わせても良さそうな面。
コシもあり、とても美味しいです。 -
〆は家人とオーソドックスな沖縄そばをシェアするつもりが、再現メニューに目が留まりました。
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こちらが110年ぶりに再現されたという花はな商店オリジナル唐人そば。
唐人そばは、沖縄そばの原点とも言われていますよ。
背脂の代わりに三枚肉の脂部分を使用。
(株)サン食品が発行した沖縄そば調査報告書によると、しょうゆ味の濃いスープ・ネギ・豆粒代の豚肉が唐人そばの特徴だとか。
沖縄生麺協同組合のサイトに行くと沖縄そばの歴史も分かりますが、なかなか奥が深い沖縄そばです。 -
この花はな商店は『通販』などもありますので、沖縄へ行けない人はそちらを利用してくださいね。
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5店舗目は、北部にあるお店で食事処うちなー(名護市真喜屋)。
大きな看板に『お食事処 そば』と書いてあるので店の名前がそれなのかと勘違いしそうですが、店の名前はうちなーです。
ここはいつもウチナーンチュの車が並んでいますが、数年前まで(感染症対策のため)県外者お断りの貼り紙がしてありました。
今はそれがなくなりましたので、新規開拓で入ってみようと思います。 -
店内は昭和の世界。
カウンター席にいた男性がマイクを取り出し、カラオケが始まりました。
あららっ、ここはスナック??? -
私たちが来店したこの日は定休日だったようですが、何故かお店は営業中。
開店休業ではなく、休業開店という状態ですね。
この時の来店客の年齢層は、高めではなく非常に高め。
「今日は定休日なので出来るものはソーキか三枚だけ」と言われ、私たちはソーキ(そば)と三枚を食べてみることにしました。
不思議な雰囲気のお店でしたが、この辺りも食事処が少ないので、食べられるだけで有難い!
尤も定休日だったので、昼間からカラオケが始まっていたのかもしれません。
営業日の昼間はどのような雰囲気なのか、興味津々です。 -
運ばれてきたソーキそば(小)。
沖縄は(小)と言っても、内地の普通盛りサイズくらいあります。
女性なら絶対に(小)がお勧めですよ。 -
そして三枚肉そば。
昭和レトロな雰囲気で食べる沖縄そばでしたが、まさかカラオケを聞きながらのランチになるとは思いませんでした。
今回はこの2種類のみしかなかったのですが、次回は定食を食べてみようかしら?
因みに麺は、平打ち麺でした。 -
次はパーラー。
昔より少なくなったとは言え、まだ沖縄には色々な所にパーラーが残っていますよ。
どっぷり沖縄B級グルメを楽しみたいのであれば、このような所に行くのもお勧め。パーラー徳ちゃん グルメ・レストラン
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購入したものはその場で食べることも出来ますが、感染拡大からテイクアウト専門に変えたお店もあります。
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安くてボリュームが有り、そしてすぐ食べられるというのがパーラーの良いところ。
那覇港にあるこちらの店では、沖縄そば並が450円で大盛が550円。
港で働く人々や釣りをする人たちも、良く利用していますよ。 -
パーラーの次はお弁当屋さん。
沖縄市立中の町小学校の近くにあるお店です。
地元民の間でも、「あそこは美味しい」と評判の良いお弁当屋さん。
看板に小さく『寿食品』と書いてありましたので、恐らくそれが店の名前ではないでしょうか。
店名は全く気にせず利用していましたが、私はここの炊き立てご飯の香り&美味しさに嵌り、短い沖縄市滞在中毎朝のようにおにぎりを買って海遊びに出掛けていました。 -
こちらのお店の情報はまた別の旅行記で詳しく紹介しますが、沖縄のお弁当屋さんには大抵沖縄そばがありますので、朝早くから動き始めるウチナーンチュ達も良くこの器を持って店から出てきます。
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最後は、コザ(沖縄市)の街を紹介する番組に良く出演しているG氏。
『沖縄そば愛』が強く沖縄そばを語らせたら止まらないというのも知っていますが、直接話を伺うとそばじょーぐーの間でもG氏はやはりレベルが違うというのが分かりますよ。
皆さんも沖縄そばの情報を入手したいのであれば、是非沖縄市観光情報番組『コザの裏側』をチェックしてくださいね。
番組の中で、G氏が沖縄そばについて熱く語っていますよ。
さて今回は、沖縄そばの店や沖縄そば情報を入手できる番組なども一緒に紹介しましたが、オーソドックスな沖縄そばの店有り、創作沖縄そばの店有り。
また、「これはもうラーメンの域でしょ」というような店も有り、沖縄そばの競争は益々激化しています。
最近はラーメンの技術を取り入れた沖縄そばの店も増えており、益々進化している沖縄そば。
現在沖縄では、沖縄そばスタンプラリー2024が開催されています。
(2024年10月1日~2025年2月28日迄)
どのお店に行ったら良いのか分からない人は、そちらの参加店から選ぶという方法もありますよ。
良かったら沖縄旅行の参考にしてください。
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