沖縄世界遺産5城跡「首里城・座喜味城・勝連城・中城・今帰仁」コンプリート

2024/10/12 - 2024/10/14

久しぶりに沖縄上陸。過去4回はビーチのホテルに滞在するだけで観光のようなことをしていなかったので、今回は世界遺産や岬の灯台、美ら海水族館などメジャーなところをレンタカーで回りました。

古城などの遺跡は好きなので、琉球王国のグスク及び関連遺産群として2000年世界遺産に登録された5つの城跡を3日間に分けて巡りました。いずれも本土のお城にはない曲線美があり石垣の姿も独特の構造様式で、ヨーロッパや南米の古城を思わせる部分もあり心を動かされました。

御朱印集めは待ち時間があったりして旅のリズムが狂うのでしていませんが、御城印は魅力的だったので全部の城跡で購入しました。最初に立ち寄った首里城だけ何も考えずにコラボバージョンでない方を購入しましたが、首里王府の公印『首里之印』を再現してあるのでこれはこれで良かったかなと思っています。

< 旅行記エリア分けでは5つを網羅できないので、便宜的に本島中部に設定しました >

沖縄観光地巡り「斎場御嶽・知念岬・ジョン万次郎上陸地・残波岬・美ら海水族館・古宇利島・ハートロック」はコチラ
https://4travel.jp/travelogue/11935787

動画は9分
https://youtu.be/oP7aidM-HCg

エリア 沖縄市・うるま市・伊計島(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

2日目朝 まずは混み合う前にメジャーな首里城から攻めます

8:45 ナビで駐車場の前まで行くと係員に誘導されてとめる場所に案内されました

駐車場からは通路やショップを通って守礼門口まで行けるようになっており便利

奥まで行くと結構な広さなんです

後の予定もあるので1時間半以内には回り終えたい

団体さんがまだ少ないのでそれほど混雑していません

早起きは三文の徳

駐車場の建物から出たら守礼門

6歳の時(沖縄行きにはパスポートが必要な時代でした)以来60年ぶりの再訪でした

昔のアルバムを見ても「行ったかなぁ?」みたいな

人生初のコカコーラだけは薬みたいでまずかった記憶があります

首里城 名所・史跡

2019.10.31の火災では正殿などが全焼

近くに住んでいる同級生は炎を見て悲しかったそうです

そんな中、ひび割れながら火災に耐えた大龍柱もあります

券売所前の下之御庭に展示されていました

歓会門、瑞泉門(龍桶という飲料水が出る水場が手前にある)、漏刻門(櫓に水時計が設置されていた)、広福門(券売所4の所)を過ぎると下之御庭にあるのが写真の奉神門

ここから先は有料エリア(大人400円)となります

本来なら本殿など見るわけですが今は工事現場を見るために料金を支払うような感じ

トイレに入ると蛇口が龍でした

こういうの喜んでしまいます

子供かっ

通路を進むと復元工事エリアに入りますが

土日は工事していません

階を上がる毎に見える展示が変わります

大屋根はだいぶできている感じ

6年をかけての復元工事は令和8年(2026年)完了予定

奇しくもサクラダファミリア完成と同じ年ですね

工事現場を見られるのもレアな状態ではありますよね

東のアザナまで進むと見晴らしが良い

逆にどこからでも見える琉球王朝の威厳だったことでしょう

ミュージアムショップで御城印を購入しました

左は世界遺産5城跡のコラボバージョン

右はオリジナル(首里王府の公印『首里之印』を再現)

後で回った4城跡はコラボを購入

首里城は約1時間10分で回りました

この後、斎場御嶽、知念岬、ジョン万次郎上陸地、ひめゆりの塔を巡り、夜は出身大学の九州連合校友会があり懐かしい顔と再会できました

城跡以外は別途旅行記に記載します

2日目は残波岬に行ったあと座喜味城跡を訪れました

規模が小さいせいか5城跡の中でコチラだけ無料です

中国系の団体さんが見終わって帰って行きました

座喜味城跡 名所・史跡

世界遺産に2000年登録されたのは9箇所

うち6、7、8以外の6箇所は今回訪問します

残り3つも機会があれば訪れてみたいですね

まだまだセミがうるさいくらいの松林を抜けると

美しい曲線が目に飛び込んできます

本土の石垣のシャープな角も良いですが

コチラは優しいけど手強いみたいな

ヨーロッパの古城にありそうなアーチをくぐると

一の郭からは海も見えます

訪問者は西洋人女性と我々など6名くらい

無料なのにもったいないよね

帰りに駐車場前にあるミュージアムへ

世界遺産座喜味城跡ユンタンザミュージアム 美術館・博物館

2つが繋がり立派な建物

大人500円ですが私らシニアは400円

証明書の提示は不要でした

見たらわかるってか(笑)

お城以外の展示が多いけど城跡見る前に寄った方が良いかも

模型などもありわかりやすいので

御城印はコラボバージョンを購入しました　　　　　　　　　

スタンプはスタンプ帳に集めていますが名城スタンプ帳にない城はメモ用紙などにもらいます

ここ以外の城跡はメモ用紙も置いてありました　　　　　　

トータル1時間の滞在でした

昼食は調べていた「金月そば」に行ってみたら駐車場は満車で路上駐車が凄いことに

諦めて途中の「まるそばイオン具志川店」でささっと済ませました

次は勝連城へ移動

入場料はあまわりパーク込み600円

道路を横断するとチケットを見せる所にカートがいて希望者は乗せてくれます

下から歩いて見たかったので登って行きました

勝連城跡(世界遺産) 名所・史跡

カートはここまでなので少しだけの乗車になります

いい感じのフォルム

スイス・ベリンゾーナで見た古城を思い出しました

手前は巨大パイナップルではありません

城壁角の出っ張り方が本土にはないお洒落な造り

なんででしょうね

波のうねりとかのイメージが刷り込まれているのかな

木段を登りながらの眺めもいいです

沖縄世界遺産では最古の城

今の姿は改修されたものでしょうね

三の曲輪

二の曲輪

やはりこの城からも海が見えます

海からやって来る敵の方が多かったのでしょう

あまわりパークに戻るとタイミングよくライブシアターが始まりました

ライブシアター4種類が定期的に上映されています

9:15からみれば4種全部続けて見られます

ただし10:30頃までかかりますが

あまわりパーク 美術館・博物館

世界遺産の構成資産

中部、南部が多いです

阿麻和利のように勝者によって貶められた強者はいますよね

地元の人からすれば英雄なのに

我が郷土の明智光秀なんかもそうです

コチラはトータル1時間10分ほどでした

この日の最後は中城城跡へ

2022年12月30日放映された番組は見逃しました

中城城跡 名所・史跡

規模が大きく6つの郭から構成されています

ただし下からは見えないので規模感がわかりにくい

券売所で入場券400円を買ったら「カートもご利用下さい」とのこと

距離はしれてるので普段なら歩いて登りますが暑いので乗せてもらいました

城跡下の道路でカートを降りて少し登ると正門

南の郭

規模は違いますがローマのフォロ・ロマーノなんかを彷彿とさせる歴史感があります

一の郭へ

正殿があった一の郭

二の郭

曲線が美しい

やっぱり波から来てるのかなぁ

春分の日、秋分の日に太陽が通るとか

世界に共通している思考は何なんだろう

農業にとって季節の節目が最重要だったからでしょうか

城壁を一周できます

40分ほどで一通り見られました

規模は大きいのにコチラには資料館がありません

三日目は美ら海水族館に朝イチで向かいました

昼食後に最後の城跡 今帰仁城跡へ

ここの入場券は朝「道の駅 許田」で水族館と共に割引チケットを購入しました

600円が480円

ここも資料館などはありません

チケット売場の前の道路を横断して城跡へ

お城感 高まるーーー !!!

第一印象で今回一番好きかもと思ってしまいました　

曲線美がありあり

今帰仁城跡 名所・史跡

なきじんじょうと読みます

沖縄読みは難しい

この石碑前がチケット渡す場所

平郎門をくぐって登ります

御内原(うーちばる)からは海が一望

伊平屋島、伊是名島らの山並みが浮かぶ姿が美しい風景となっています

この絵柄がすごく良かったのですよ

下部に支慶真門郭が見えると山城感がググッと増します

掘立柱の跡が人のように見えました

木段を降ります

首里城以外は連休なのにどこもすいてますね

暑いし歩きたくないんでしょう

いやー下からの眺めも素敵です

惚れてまうがなぁー

帰りにチケット売場横の出店でその場で絞るさとうきびジュースを飲みました

首里城以外はコラボ御城印を購入しました

首里城のオリジナル版は首里王府の公印『首里之印』を再現してあります

この後は古宇利島大橋、ハートロックに立ち寄ってからレンタカーを返却

空港で着替えてから鹿児島へ帰りました

最後までご覧いただきありがとうございました