2022年秋、HOKKAIDO LOVE PASS 鉄道旅ーNo6、室蘭市内散策後一路苫小牧へ

2022/10/23 - 2022/10/23

10／23の『HOKKAIDO LOVE！６日間周遊パス』利用の第6日目（最終日）を記します。

本当なら北海道が誇る建築家の田上義也氏の晩年の設計の室蘭ユースホステルに滞在してみたかったのですが如何せんキャリーバッグを持って輪西駅から徒歩で潮見公園のイタンキ浜の海岸線沿いのホステルまでの移動は無理と断念。

老朽化が進み文化財指定を前に取り壊し等でユースホステルとしての営業が終わる前に一度は宿泊してみたいのですが～

ちなみにこの田上義也氏はあのフランク・ロイド・ライドに建築学を学び北海道各地に､､､､

*室蘭ユースホステル
*支笏湖ユースホステル→閉館後どうなったでしょうか？
*美幌ユースホステル→閉館後どうなったでしょうか？
*旧小熊邸（その後：ろいず珈琲館閉店後別企業のカフェとして再営業）
*札幌北一条教会

等の近代モダン建築を数多く残しました。

そんな事はさておき室蘭市内を散策に重点を置いた本日の行程、本当なら白老の国立アイヌ博物館へ行きたかったのですが時間オーバー！次回の楽しみとして取っておきます。

今日は室蘭市内を室蘭支線で行ったり来たり更に特急で東室蘭から苫小牧へと移動です。

『HOKKAIDO LOVE！６日間周遊パス』的にはあまり長距離を移動せずコストパフォーマンス的には消化不良？の移動行程です。

エリア 室蘭(北海道)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ＪＲ室蘭本線の輪西駅(東室蘭駅の１つ室蘭駅より)から徒歩約５分の立地のビジネスホテルです。

朝食が有名なこちらのホテルはＢＢＨグループのホテルになります。

ホテル室蘭ヒルズ 宿・ホテル

朝食は手作りで和食中心でなんでも揃ってどのおかずも美味しく頂きました。

朝から大盛りサラダを作って野菜不足解消に努めます。

ホテル室蘭ヒルズ 宿・ホテル

和洋のおかずとカレーライスに卵かけご飯迄頂いて寒天ゼリーで締めです。

こちらに宿泊しなければ訪問する機会の無い室蘭の住宅地の輪西駅周辺も散策出来て良かったです。

チェックアウト後荷物を午後迄預かって貰い市内散策へ出かけます。

ホテル室蘭ヒルズ 宿・ホテル

まず『HOKKAIDO LOVE！６日間周遊パス』6日目の１本目の鉄道旅はホテル最寄りの室蘭本線支線の輪西駅から母恋駅へ向かいます。

JR室蘭本線 乗り物

輪西(１０：３０）→母恋（１０：３７）の普通列車で移動します。

JR室蘭本線 乗り物

母恋駅構内２面２線の相対式ホームはこんな感じ。

母恋駅 駅

なんとも可愛らしい母恋駅の駅舎。

母恋駅 駅

この駅弁「母恋めし」凄く有名ですよね？

でも￥１，３９９円ってかなりに強気な価格設定。まあ１つ１つ手作りなので仕方はないと思うのですが～

量も殆ど無いしおまけに事前注文で直ぐ手に取って購入出来る訳でも無く入手が面倒なのに販売促進できてるんでしょうか？

母恋めし本舗 母恋駅売店 グルメ・レストラン

駅に有る観光案内俯瞰図看板で今日の行程を再チェックしてます。

で１０：４５に母恋駅徒歩で出発！　

母恋駅から観光名所金屏風迄母恋中央道をひたすら歩きます。

なんの変哲の無い住宅地の中の坂道途中振り返ると向こうに白鳥大橋が見えました。

今回寄ってみたかったのですが白鳥大橋は徒歩での観光は時間的に無理なので断念！　

白鳥大橋 名所・史跡

団地を超えて更に歩いて行きます。

確かこの団地までは母恋駅前から路線バスが有るはず。

景勝地の金屏風に到着（滞在時間１１：０８～１１：１７）。

夕陽に照らされると岩肌が金色に輝くと言われる室蘭八景の名所の１つです。

金屏風 自然・景勝地

地名由来観光案内板です。

金屏風 自然・景勝地

金屏風から道道９１９号線を歩いて次の目的地地球岬に向かいます。

道道９１９号線沿いの地球岬入口に到着（滞在時間１１：２８～１１：４４）。

此処から更に進んで行きます。

地球岬 自然・景勝地

水平線は丸く見えるでしょうか？

観光バスで引っ切り無しに観光客が来ては帰って行きます。

地球岬展望台 名所・史跡

写真を撮るスポットですね！

地球岬 自然・景勝地

地球岬展望台に有る「幸福の鐘」です。

取り敢えず鳴らしておきましょう！

地球岬展望台 名所・史跡

チキウ岬灯台です。

高さ１００メートルの断崖絶壁の上に建ってるそうですが展望台から見るとそんな感じはしませんね～　

地球岬 自然・景勝地

道道９１９号線の中央東線を更にテクテク歩いて行きます。

歩いて観光地巡りしてる人は皆無です。

車や観光バスの車内から怪訝そうな顔で此方を見られます。

チャラツナイに到着（滞在時間１１：５５～１２：００）。

此方には多くの観光客は立ち寄らないみたいです。

隠れた景勝地ですね～

チャラツナイ 自然・景勝地

アイヌ伝説の蓬莱門が有る岩が海岸線に聳え立っています。

チャラツナイ 自然・景勝地

又道道９１９号線を市街地方面へ向かって下って行きます。

道脇の木立の向こうに測量山が綺麗に見えて来ました。

測量山 自然・景勝地

やっと市街地に入って来ました。下り坂なので体が楽です。

暫く歩いてえみらん DENZAI環境科学館(１２：２７～　滞在時間短めです)迄やって来ました。

DENZAI環境科学館 室蘭市図書館 えみらん 美術館・博物館

えみらん DENZAI環境科学館の内部。

プラネタリウムが有名らしいですが観ている暇は有りません。

DENZAI環境科学館 室蘭市図書館 えみらん 美術館・博物館

更に室蘭港迄歩いて行って室蘭市内観光で私の最大の目玉の旧室蘭駅舎観光。

旧室蘭駅舎(室蘭観光協会) 名所・史跡

１９１２年の和風建築の元国鉄室蘭駅舎です。

国も有形登録文化財に指定されています。

旧室蘭駅舎(室蘭観光協会) 名所・史跡

館内には観光案内所も併設されています。

旧室蘭駅舎(室蘭観光協会) 名所・史跡

嘗ての室蘭駅と国鉄時代の資料の資料が一角に展示されていましたが建物自体は大分改装されてていて嘗ての駅舎内のレトロ感は皆無です。

それにしても今は陸側も港側も何も無い広場みたいな場所に有る駅舎ですが此処が嘗ての街の中心部だったんですね？

外観だけでも保存してくれただけ有難いと思わなければなりませんね～

旧室蘭駅舎(室蘭観光協会) 名所・史跡

駅舎の脇にはＤ５１　５１６号の蒸気機関車が綺麗な状態で保存展示されていました。

旧室蘭駅舎(室蘭観光協会) 名所・史跡

ゆっくり観て回って旧室蘭駅舎に１３：１０迄滞在しました。

旧室蘭駅舎(室蘭観光協会) 名所・史跡

そして現在の室蘭駅へ向かう途中室蘭にゆかりの有る作家達の文学資料が展示されている「港の文学館」にも寄ってみます。

港の文学館 美術館・博物館

館内は吹き抜けで作家毎にかなりの数の資料が展示されていてじっくり見てると1～２時間は掛かりそう。

港の文学館 美術館・博物館

此方は先程見て来た旧室蘭駅から徒歩１０分程でしょうか？新しい室蘭駅です。

東室蘭寄りに移転開設されました。

中央の筒形のドーム屋根が特徴的です。

室蘭駅 駅

ドームを下から見上げるとこんな感じ～

室蘭駅 駅

ドームの下は駅改札外の広々とした空間が広がります。

室蘭駅 駅

はい、ホームへ向かいましょう。

お～仮面ライダーか蜻蛉顔の特急すずらん９号が２番線に停車しています。

特急 すずらん 乗り物

特急すずらんは室蘭支線の室蘭ー東室蘭間は普通列車として運行されます。特急券が無くても普通乗車券だけで乗車可能です。

特急 すずらん 乗り物

当然乗り得のＵseatにも乗車出来ます。

特急 すずらん 乗り物

指定席座席はこんな感じ。

室蘭（１３：３８）→輪西（１３：４６）の普通列車として乗車。

特急 すずらん 乗り物

ＪＲ北海道の車内誌も当然座席にセットして有ります。

特急 すずらん 乗り物

輪西駅に到着。

ホテルへ荷物を受け取りに行き又駅に戻ります。

輪西駅 駅

輪西（１４：２５）→東室蘭（１４：２９）の普通列車に乗り込みます。

JR室蘭本線 乗り物

特急北斗１１号に乗り換えです。

東室蘭（１４：３７）→苫小牧（１５：１４）で移動します。

東室蘭駅 駅

流石札幌ー函館館の幹線乗車率も高いです。

今回は『HOKKAIDO LOVE！６日間周遊パス』の特典の指定席座席で移動します。

北斗 (特急北斗) 乗り物

苫小牧と言えば王子製紙の企業城下町、苫小牧駅の直ぐ脇には広大な王子製紙苫小牧工場の煙突が見えてきます。

王子製紙苫小牧工場 名所・史跡

はい無事苫小牧駅に定刻着です。

今回の鉄道旅では特急乗り放題『HOKKAIDO LOVE！６日間周遊パス』が使えたので効率的に極端に運行本数が少ない普通列車の時間を気にせず道内各地が移動出来普段使用する「北海道＆東日本パス」とは違った高速移動が道内各地で出来ました。

苫小牧駅 駅