2024/10/02 - 2024/10/03
45640位(同エリア84675件中)
まつこさん
この旅行記のスケジュール
2024/10/03
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この旅行記スケジュールを元に
ずっと静嘉堂文庫美術館所蔵の窯変天目を鑑賞する機会を狙っていました。所蔵はされていても常設で展示されているものではないので。
この度、特別展「眼福ー大名家旧蔵、静嘉堂茶道具の粋」が開催され、憧れの窯変天目も展示されると知り、是非ともと東京へお上りさんを決行しました。
ついでに文化服飾学院ミュージアムで開催中の「世界のビーズ展」も観て、翌日は豊洲市場を、見学というほどのものではなく、観光してきました。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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静嘉堂文庫美術館があるのは東京丸の内。ホテルを大森海岸にとったので、新幹線を品川で降りて、品川駅のコインロッカーに荷物預けて、宇都宮東京直通ラインという路線に乗ってみたら、速い速い、あっという間に東京駅に着きました。
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丸の内界隈は花壇の花もお洒落な気がする。
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静嘉堂文庫美術館があるのは明治安田生命ビルの1階です。重厚な外観のビルに入ります。
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ビルの入口から、更に奥まった場所にミュージアムの入口がありました。
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展示品の1番目は南宋時代の油滴天目。上部が大きく朝顔のように開いた大ぶりな茶碗でした。ひとつひとつの油滴がこれほど大きく艶があるのは初めて目にします。
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桃山時代の長次郎の黒楽茶碗。実物を覗き込んだのも初めてです。内側は使い込まれてこういう茶色だったのかと知りました。
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「唐物肩衝茶入 小肩衝」徳川家康から仙台伊達家を経て岩崎小彌太にと伝わった物です。
大名物の茶入等、何点も展示されているのですが、残念ながら私にはその違いがよくわかりません。 -
狩野元信が猿回しを描いた猿曳棚。室町時代のものです。
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千利休の「黒塗大棗」
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これは野々村仁清の色絵法螺貝香炉。特徴的なのでさすがに印象に残る。貝殻の縞の中に細かく色が差してありました。
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明の時代の七宝海馬文水指。なんと綺麗な瑠璃色なんでしょう。
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内側も凝った装飾です。
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こんな可愛い香合もありました。
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龍泉窯の青磁刻花花卉文水指、でしたっけ?
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蓋についた持ち手も凝っています。
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景徳鎮窯の青花六角麒麟文水指。出来上がったばかりのようにみずみずしい。
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江戸時代、原羊遊斎作の桐紋蒔絵茶杓。艶やかで驚くほど細い優美な茶杓でした。
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千利休所持、仙台伊達家伝来の花入。南宋時代の青磁、耳のついた形はしばしば見かけますが、大きさが30cmくらいあってかなり大きなものでした。
さて目的の窯変天目ですが、撮影禁止なのでここには載せられません。
ただ、実物は女性の掌にすっぽりと収まるほどに可憐で、しかし茶碗の中は天体を散りばめた小宇宙のように神秘的な空間が拡がっていました。国内に3点ある窯変天目の中でも最上の美しさだと思います。はるばる新幹線に乗って来た甲斐がありました。 -
展覧会のタイトル通り、茶道具で眼福を味わった後は中央線で新宿へ。先日テレビで紹介されていた「世界のビーズ」展を観るため、文化服飾学院の博物館にやって来ました。
こちらの展示品は全て撮影禁止のため、やはり載せることができません。
貝殻や木の実、植物の種、動物の骨や歯等から始まり、金属やガラス、プラスチックまで材料の幅を拡げていったビーズの歴史と、精緻を凝らした作品にどれ程の時間と技術が費やされたのかを思い、ため息が漏れました。 -
新宿からは山手線で品川へ、そこで京急に乗り換えて大森海岸駅のすぐ近くにあるTマークシティホテル東京大森に宿泊します。
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部屋にネッスルのコーヒーメーカーが置いてあって、
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3種類のコーヒーが楽しめました。
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宿泊料金はリーズナブルなのに、朝食バイキングの品数が結構あって幸せ。
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さて、本日は築地から移転した豊洲市場に行ってみます。
新橋でゆりかもめに乗り継ぎ。 -
ゆりかもめに乗るのは初めての体験。
これがレインボーブリッジなのか。 -
東京ビッグサイト駅では大勢の若い人が降りていくけど、平日もイベント盛んなのでしょうね。
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市場前駅から観光客用の通路を進むと時代劇のセットのような建物が見える。おそらく飲食店なんでしょうね。
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豊洲市場は広いので、水産棟に狙いを絞り、魚がし横丁に行ってみます。これは豊洲市場の模型ですが、広い事しかわからない。
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市場の中を縦横に走っているであろうターレ。これは記念撮影用においてあるので、荷台はNGですが運転席に立っての撮影はOKです。
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実物のクロマグロの体長は288cmですって。私はお腹まで届かない。
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昆布や鰹節や、卵焼き、長靴や白衣などの市場用品も売っています。お土産には鯨の靴下なんかも可愛いかな?と思いながら物色しました。
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昼食は来るときに見た「千客万来」のフードコートが庶民的と判断して、テイクアウトのお店を物色しました。
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ホテルの朝食バイキングを食べ過ぎてお腹が減らず、昼食はマグロアボカド入りのおにぎらずに決定しました。
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ゆりかもめって、レインボーブリッジの車道のすぐ横を走っていたんですね。知らなかった!
お上りさんはゆりかもめに乗ったまま東京ウォーターフロントシティを上から眺めて満足し、品川まで東海道線で帰って新幹線で帰宅の途についたのでした。
東京は展覧会は充実しているけれど、海の色が青くない。東京湾が可哀想、というのが今回の感想でした。東京の人、ごめんなさい。
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