2024/09/08 - 2024/09/09
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2024/09/08
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新潟旅2日目は午前は新発田市、午後は新潟市北区の葛塚まつりがメイン
主な出来事
・新発田城
・菊水酒造
・葛塚まつり
3日目は予定が少し狂ったので新潟市観光と長岡市観光
主な出来事
・今代司酒造
・佐渡弁慶
・醸造の町「摂田屋」
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初日に十日町市で観光を満喫しましたが、2日目は信越本線で長岡駅から北上して新津駅へ。そして羽越本線に乗り換えて新発田駅へ東進。刈り取り寸前の稲穂を見ながら
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午前8時過ぎに新発田駅に到着。予約の時間まで時間があるのでしばし周辺観光を
新発田駅 駅
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駅のすぐ近くにある蔵春閣。東京の向島、隅田川沿いに建てられた実業家で武器商人の大倉喜八郎の別邸を移築したもの。有料ですが内部も見られます
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蔵春閣の近くに保存されているD51。ちゃんと屋根がついていて大事にされていると感じます
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蔵春閣の道を挟んだ向かいの諏訪神社
諏訪神社 寺・神社・教会
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境内には6年に1回の「新発田御柱祭」で建てられる御柱(おんばしら)が。2004年の社殿再建と長野県の諏訪大社の御柱祭の年が重なっていたため御柱を拝領し新発田でも行うようになったようです
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そのあとは少し歩いて新発田城に来ました。日本100名城です
新発田城 新発田城址公園 名所・史跡
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新発田城に来るのは2回目。前回は桜が咲き誇っていた記憶があります
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赤穂浪士の堀部安兵衛(武庸)はここ新発田藩で生まれたので本丸跡の近くに銅像があります
堀部安兵衛生誕の地 名所・史跡
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新発田城の門や櫓の中は展示室になっているので入れます(すべて無料)
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本丸には新発田藩初代藩主の溝口秀勝の銅像。新発田市の市章は溝口家の家紋「五階菱」をそのまま使っています。旧藩主の家紋を市章にするというのは全国でも珍しいとか。それだけ慕われていたんでしょうね
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二ノ丸隅櫓がいい感じにシンメトリーになっています
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シャチホコが3匹ある珍しい三階櫓。自衛隊の駐屯地の敷地にあるので堀の外から見るしかありません
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そして自衛隊駐屯地にある白壁兵舎広報史料館に。無料の施設です
白壁兵舎広報史料館 美術館・博物館
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もとは兵舎で明治7年建築。今年でちょうど築150年という歴史のある建物です
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日本軍、自衛隊の展示をはじめ、新発田城や堀井安兵衛関係の展示もありました
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売店で自衛隊限定緑茶を購入。自衛隊の駐屯地や基地でしか売られていないそうです。売り上げは殉職自衛隊員遺族への支援にも繋がっているとのこと
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予約した午前10時半に間に合うよう、歩いて菊水酒造に来ました(写真は売店)。見学はwebからフォームで申し込むことができ、助かります
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菊水酒造と言えば缶入りの「菊水ふなぐち」ですね。1972年に日本初の缶入り生原酒として開発されました。 日本全国どこでも売っています(特に一番左の黄色)。私は醸造用アルコールの代わりに粕取り焼酎を使った黒の「薫香」が好きです。ちょっと高いけど
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「菊水日本酒文化研究所」という施設内を見学させてもらいました。見学施設兼若手の育成のために昔ながらの製法で造りを行っているそう。まだ手前のタンクにはもろみが残っていますね
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この施設では少量生産の銘柄を作っており、ステンレスですが全て舟で絞っていたりします
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熟成の具合を研究するために低温に保たれている保管庫。0度近かった気も。今日は9月の初旬ということでまだ暑かったので気持ち良い
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酒器や書籍のコレクションが展示されている部屋もあります
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私の趣味とピッタリで楽しすぎる
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案内してくれたのは蔵人さんではないですが、こちらの質問にはすべて答えてくれて大変楽しいひと時を過ごせました
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見学後は売店で試飲タイム。御馳走様でした。中央の黒い瓶の日本酒は1万円ぐらいだったかな
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菊水ふなぐち薫香×2(黒い缶のやつ)と、量り売りのしぼりたて本醸造生原酒を購入
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菊水酒造の後はコミュニティバスで新発田駅まで戻って駅前の観光案内所でマンホールカードをいただきました。新発田市の花「あやめ」と市の木「桜」の絵柄
新発田市観光情報センター 名所・史跡
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その後は歩いて寺町たまり駅に。名前の通り周辺にはお寺が多くあります
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こちらでもマンホールカードを。新発田城の絵柄です
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新発田まつりで使われる台輪(山車)の展示もあります
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店内は軽食が可能で、お土産も売っています。購入したのは「スギサキのアイス」。新発田に来たらこれを食べねば。歴史は90年以上。2022年に閉業のため終売するところを新発田の和菓子店が引き継いで生産が続けれられています
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そのあとは駅から5分ぐらいの距離にある「王紋酒造」に。2022年に「市島酒造」から社名を変更しています
市島酒造 名所・史跡
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代表銘柄は「王紋」
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店内は日本酒はもちろんお土産が大量に。そして無料試飲コーナーも
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その後は新発田を後にして新潟市北区の豊栄駅に移動。合併前は豊栄市
豊栄駅 駅
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お昼を食べに少し歩いて「海転 すし誠 豊栄ベイシア店」に。村上に本店がある新潟ローカルな回っていない回転寿司屋です
海転 すし誠 豊栄店 グルメ・レストラン
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のどぐろなどもリーズナブルな値段で楽しめます。明日行く佐渡弁慶の半額ぐらいだったかな。みそ汁がセルフで飲み放題というのも良い
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日本酒はすぐ近くの越後酒造場の「甘雨」をいただきました。1合かっきりで484円。良すぎるぞ。本店のある村上の「大洋盛」もありましたが2杯目はグッと我慢。己のキャパシティは知っている
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隣接するスーパーも物色。流石新潟、こんなのもあるんですね。
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9月8日の新潟ですらコメ売り場はこんな感じ。新米入荷しても瞬殺だったようです。令和の米騒動として記録に残しておきます
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葛塚稲荷に向かいますが、途中で早速灯籠と遭遇。阿修羅かな
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天狗。昨日はコンテストだったのか勇壮賞の札が。上の阿修羅は技能賞の札がついていました
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本日の祭礼の一角である稲荷神社を先ずは参拝。本殿は国登録有形文化財です
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境内社の開市神社には遠藤七郎像。明治維新の際に周辺の有志を集めて幕府軍と戦った人だそう。先ほどの日本酒は遠藤七郎の雅号「甘雨」にちなんで名づけられたそうです
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ただ甘雨を醸す越後酒造場は今日はお休みのようでした。普段は直売もやっているっぽいのですが
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さて祭りに戻りて最初に見るは獅子の舞
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葛塚まつりは正式には「葛塚石動神社秋季祭礼」であり、石動神社と葛塚稲荷神社の合同的秋季祭礼です
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この土蔵などに使われる錠前鍵の意匠が素晴らしい
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竜頭と・・・水色の何か
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にぎやかなお祭りだけあり、屋台も沢山ありました。普段はスルーしますが
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何やら行列の屋台があったので覗いてみると「ポッポ焼」の表示。新発田名物~?またまた~。と思って調べたら本当でした。新潟のお祭りでは定番のよう。また新潟市などで普段から食べられるお店もあるようです
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ポッポ焼きの由来は
・焼き器の蒸気口に笛をつけポーポーと鳴る音で客寄せをしたことから。
・蒸気が上がる様子が蒸気機関車(ポッポ)に似ていることから。
など諸説あるようです -
黒糖が入った甘いパンという風情です。うまいうまい。そして10本400円は安いな
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灯籠は独楽のように中心の軸を接地させているだけなので、ぐるぐる回すことができます
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ザ・祭りという感じですね。葛塚まつりは260年という歴史がある祭礼です
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ドラゴンボールの灯籠。ナッパとはチョイスが渋いな
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元ネタが全く分かりませんが、リアル
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この神輿は、ばちでボコボコにたたかれていました
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そして先ほどの越後酒造場のすぐ近くにあるDHC酒造に来ました。元は小黒酒造といい、後継者がいないことから蔵を継承する為にサプリメントや化粧品の㈱DHCに経営を譲渡して今に至ります。このシロクマも葛塚祭りの灯籠なのか
越後の里 嘉山亭 グルメ・レストラン
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売店で飲み比べセット500円を。普段はガラスの酒器で供されますが、今日は祭りのためプラカップ。やはり蔵元だったらこのくらいの価格で飲ませてもらえるとありがたい
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そして旧家らしいたたずまいの休憩スペースで飲むことができます。飲食物の持ち込みはフリーという気前の良さ
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縁側で庭を見ながらの飲み比べ。たまらんべ
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DHCでは静岡県の御殿場でビールも造っていますのでそちらもいただきます。左の瓶は仕込み水のやわらぎです。御殿場市はリニアに反対していた静岡県知事が「コシヒカリしかない」とかのたまっていましたが、ウイスキー(キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所)もあればビールもあるし、日本三大敵討ちの曽我兄弟にちなむ曽我梅園もある楽しい街です
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売店で「嘉山(かやま)純米吟醸無濾過生原酒」の一升瓶を購入。気合で持って帰ります
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などとまったりしていたら日もとっぷり暮れて。いよいよ葛塚まつりのハイライト
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灯籠入舞が始まりつつあります。先ずは各灯籠の入場
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交差点中央でパフォーマンスを行った後、待機位置につきます
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さっきの竜頭は目が光るんやな
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芸術賞をもらった柳生十兵衛灯籠
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さて、各灯籠位置につきました。怪獣大戦争な趣ですな
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アナウンスで2つの灯籠が指定され、交差点中央で押し合いを行います
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最初は優勢だった阿修羅灯籠でしたが、最後は劣勢に。ライトの逆光がまぶしい
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竜頭と神龍の取り組み。灯籠製作者にドラゴンボールが好きな人がいるな
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阿修羅と柳生十兵衛の取り組み
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昔の写真を見ると交差点の中まで観客は入れていたみたいですが、現在は交差点内には入れません。だから四方の道から見るしかないのですが、人数に対してスペースが少なすぎて大混雑。こんなんだったらどこかの広場や校庭でやった方がいいかな
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見る位置を変えるには大回りしないといけないので途中のDHC酒造でガソリン補給
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灯籠入舞は基本壊し合いなので毎年造られる灯籠のモチーフは変わります
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動画じゃないとなかなか伝わりにくいですが
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面白かった。名残惜しいですがここらで新潟駅に移動します
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本日の宿はドーミーイン新潟です。ケチ・・・もとい節約志向な私でも朝食付きで7,000円台だったら最優先で予約を入れます。日曜というのが良かった
天然温泉 多宝の湯 ドーミーイン新潟 宿・ホテル
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ドーミーインには珍しい中央に吹き抜けがあってその周りに部屋があるマンションタイプ
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いつも私が宿泊するホテルより格段に良い
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夜泣きソバもギリギリの時間でしたがいただきます
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大浴場で湯につかって湯上りアイスと冷蔵庫にあったゼリーを食べて就寝・・・するところでしたが、明日は村上市の日本百景である「笹川流れ」に行くため、アイスを食べながら電車の時間を確認したところ、朝食を食べてしまうと明日中に自宅に帰れなさそうな感じだったので急遽旅程を変更
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さて翌朝、お楽しみのドーミーイン朝食
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タレカツ丼を中央に、ガチで行くぜ
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新潟の郷土料理である「のっぺ」もあり
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南蛮海老のみそ汁も美味
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今日は笹川流れをキャンセルして、新潟市内観光にチェンジ。ホテルをチェックアウトし、10分ほど歩いて今代司酒造に来ました。
今代司酒造 名所・史跡
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最終日はのんびりまったりでいきます。にしてもでっかい杉玉
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今代司酒造は試飲も出来てガイド付き見学が無料というありがたい酒蔵です
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この煤けた天井と、碍子がたまりません
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と思えばサーマルタンクもしっかり
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大変楽しいひと時を過ごせました
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試飲は3種とLINEの登録で+1種。御馳走様でした
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今世司酒造を後にし、はす向かいにある峰村醸造に。味噌蔵です
峰村醸造 直売店 お土産屋・直売所・特産品
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味噌と乳なソフトをいただきました。味噌の味が濃くて美味しかった
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もちろん味噌そのものも買えます。ビニール入りの味噌はかなりお得な感じでした
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その後は15分ほど歩いて超有名な「佐渡 廻転寿司 弁慶 ピア万代店」に来ました。11時の開店と同時に満席に
廻転寿司弁慶 新潟ピア万代店 グルメ・レストラン
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色合いが悪くて恐縮ですが、写真上部の活きブリが特によかった
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佐渡で一番小さな蔵元である逸見酒造の「真稜」のワンカップもいただきます。昔、蔵に行ったときは大変ご機嫌な思い出をいただけた思い出深い酒です
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食後は「ナチュレ片山 ピアBandai店」で購入したエチゴビールのスタウトでまったり。ピア万代は一日いてもいいぐらいのご機嫌なモールでした
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ピア万代の近くにあるWhat’s NiiGATA モニュメントとホテル日航新潟
What’s NiiGATA モニュメント 名所・史跡
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最上階は「Befcoばかうけ展望室」として開放されています
Befcoばかうけ展望室 名所・史跡
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雲が少しありますが、佐渡島まではっきり見えました
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明らかに飛びぬけて高いビルということがわかりますね
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帰りの電車まで少し時間があるので新潟駅のぽんしゅ館に
ぽんしゅ館 (新潟駅前店) 専門店
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5百円でコイン5枚
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定番の酒自販機で先ず一杯
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ですが私の目的はファーストクラス。店員さんに注文して注いでもらうシステムです。ファーストクラスと言ってもコイン1枚からあるので気楽です
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肴には多種多様な塩と
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きゅうりのピクルスでお酒を堪能。最後は梅酒で〆
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やっぱりぽんしゅ館は楽しいですね。電車ギリギリまで楽しみ、横浜を目指して南下を始めます。ですが上越線の長岡駅で2時間もの乗り継ぎ時間が
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2時間もあったら、もうひと観光できるなと思い、信越本線の直江津行で1駅だけ進んで宮内駅で下車し「醸造のまち 摂田屋」に来ました
越のむらさき 専門店
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ここ摂田屋は醤油・味噌・日本酒など醸造に関する会社がまとまっている面白い街です。先ずは「越のむらさき」さんで醤油3種を購入
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味噌や醤油蔵の星野本店さんは外観だけ
星野本店(味噌 醤油 こうじの醸造製造専門店) 専門店
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戊辰戦争で長岡藩の本陣が置かれた光福寺。ここには最新鋭のガトリング砲と洋式武装した藩兵が配備されたそう
光福寺 (長岡市) 寺・神社・教会
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旧機那サフラン酒製造本舗。今日は閉館しているようです。まえに来たときは蔵の中なども見られて楽しかった記憶が。
旧機那サフラン酒製造本舗 グルメ・レストラン
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ですがここでの白眉は土蔵のこて絵(鏝絵)。外から見られるので問題ありません
旧機那サフラン酒製造本舗「鏝絵蔵」「主屋」「離れ座敷」 名所・史跡
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土蔵全体にこて絵が施されており、その多さ、保存状態からも「日本一」と言われています。
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こて絵を堪能した後は「江口だんご」で休憩。みたらしが別皿で提供される珍しいスタイル。冷やしほうじ茶がえらい美味しかった。庭園の向こう側には吉乃川酒蔵の酒タンクが見えます
江口だんご 摂田屋店 専門店
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会計時にふと見ると、笹団子が売っているじゃないですか。最後にいいものを見つけました。2個購入。調べてみるとかなりいいスペックのようです
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摂田屋、そして新潟旅の最後は吉乃川 洒ミュージアム「醸蔵(じょうぐら)」
吉乃川 洒ミュージアム『醸蔵(じょうぐら)』 美術館・博物館
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昔のCMとか流れていて、いと楽し
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試飲コーナーにて。色々ありますが今日は飲み放題プラン30分1200円。写真にある7種類が飲み放題です
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今日は9月9日で重陽の節句。 別名「菊の節句」とも言い、菊酒を飲んだりして不老長寿を願う節句です。ということで許可をいただいて菊をお酒に浮かべさせていただきました。新潟の代表的な食用菊「かきのもと」は花弁が長いので映えはいまいちですが
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さて青春18きっぷゆえ長岡市の宮内駅から横浜までは約6時間、いい気分で揺られて帰りますか
宮内駅 駅
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帰りの駅でこんな広告を見ました。楽しかったぜ!ニイガタ!
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