
2024/09/15 - 2024/09/23
12位(同エリア87件中)
コロコロパッカーさん
- コロコロパッカーさんTOP
- 旅行記421冊
- クチコミ44件
- Q&A回答2件
- 470,221アクセス
- フォロワー166人
コロコロついてるけど、やっていることはバックパッカー時代とあまり変わらないリーマンコロコロパッカーです。
一般旅行客、とりわけソロの女性にサウジアラビアビザが解禁されてから数年、果たして女子が一人で旅をできるのか。
結論、余裕でした、お金だせば。。。
予算は、日本国内を旅するのと大体同じ感覚でいいかと思います。
バックパッカー時代の癖で路線バスに乗ったりひたすら歩いたり変な動きはしましたが、そこをポーンと出せば快適に旅行ができます。
そこをポーンと出さずに粘って歩いていると、たいへんですが、楽しいことも待っていることでしょう。
これから旅する方にとっても有益な情報を展開できればと思っています。
そしてフォートラベルで先陣切ってサウジに行った方の情報、本当に助かりました!この場を借りて御礼申し上げます。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ビザ申請はすごく簡単でした。父の名前を書くこともなく。
ただし過去最高価格の15,000円!(402SAR) 90日間有効
このことを知らなくて値段が出た瞬間びびりました。
VISAに保険代が込みだったので、今回は旅行保険はかけませでした。
いきなりHPを大量に吸い取られた。
気を取り直して、デリーとかバーレーンとかを経由して早朝5時にリヤド到着。
さっそくイスラム模様の建築群に大興奮! -
無事入国できました。
STCのカウンターでeSIMも空港でゲット。
カウンターのおじさん(英語あまり話せず)のiPhoneを共有してもらって接続しました。
「ちゃんと接続できたか試してみて」と、結構親切でした。 -
空港からリヤド市内へは、情報通りシャトルバスなどはなし。
(空港間の循環シャトルバスはあり)
空港からホテルまではカリームで88SAR(だいたい×40ぐらいで計算してください、めちゃ高い。)でした。
これがサウジで払った配車アプリの最高額。
空港の外は見ての通り、絵に描いたような「アラビア半島」。
空気も土色になっていました。
ドライバーさん、運転しながらグーグル翻訳を操ってしゃべるしゃべる。
でもなぜか日本語訳じゃなくて、英語訳笑
なんや、TOYOTAと日本人をめっちゃ褒めてくれましたよ。
言うても砂漠のど真ん中、この環境下では日本車の耐久性が評価されているらしい。 -
今夜の宿はSands Inn Hostelというところ、評価が良かったので。
特に立地がいい。
のですが・・・サウジのホステルは使用人に管理を任せているケースが多いみたいで、チェックイン時間も使用人の稼働時間と合わせているらしい。
それ以外の時間にチェックインしようとしても、WhatsAppもチャットもつながらない・・・
ドアもロックがかかっていて開かない。
この何もないサウジの空で、チェックインまであと数時間、どうしろと??
すでに35度ぐらいあるんですが。 -
大通りまで2分ほど歩いたら、なななんと、エアコン付きのバス停があったー!!
助かった・・・
これにはびっくり、UAEなんかでは、バスは出稼ぎ労働者の乗り物で何も整備されていなかったのに、この国はエアコンまで付いているの!?
ここで作戦会議でもするか、と思ったところで、たまたま声をかけてくれたアメリカ人が同じホテルの宿泊者で、暗証番号を教えてもらっちゃいました。
またまた助かった!! -
宿に戻ったところで別の宿泊者がやってきて鍵を開けてリビングに招きいれてくれました。
助かった・・・
さらに何人かの人が管理人に連絡するからここで待てと言ってくれました。
隣には「宿泊者以外は何人も招きいれるべからず」の注意書き・・・
こうしてせっかく朝5時に空港に着いたのに、10時すぎまでリビングでスタックでした。
あ、この日は寝るだけなので、ドミトリーにしてみました。
4000円ぐらいだったと思います。
女子専用ドミトリーで、6人部屋。女子専用のバスルームがあって快適でした。 -
では街歩き。
先ほどのバス停で居合わせたアルジェリア人と一緒にバスに乗ってみました。
タッチ決済が使えました。
グーグルの指南通りに順調に乗り換えて行ったら、何にもない道路のど真ん中に下ろされました。
OH,40度。 -
みなさん、これが先人たちが口をそろえて話す、
「あっちに渡るために1km歩く」の実情です。
ここに至っては1kmどころの騒ぎではない。
バイパスみたいになっている道路も多くて、無理やり渡っても歩道もない。
結局ウーバー呼ぶ。 -
ウーバーを呼んででも行きたかったのが、リヤドで一番有名なモスク、アルラジ・グランドモスクです。2万人以上を収容できるそう。
正装で集まる人々、圧巻です。
これまで色々な国でモスクを見たり礼拝を見学させてもらっています。
ここサウジは、彼らが祈る先である「メッカ」を擁する国。
異教徒ながら、聖地の威厳を感じずにはいられません。
そして何より楽しみにしていたのはアザーン。
メッカを擁する国のアザーン、厳かながら美しい調べでした。
バングラデシュ人のガイドさんによると、メディナはもう少し音階が派手かもと言っていました。
聖地のアザーンも楽しみです。 -
なかなかの暑さになってきた。
さっきの移動に懲りて、帰りは次の目的地まで車を呼びました。
今度のドライバーはクウェートとサウジのハーフの男の子、ハタチでした。
いろんな国の人がいます。
ホステル近くにあるジャスコ級のショッピングセンターへ。
ここでアバヤを購入。3000円ぐらいでした。
4、5軒のお店があって、最初高級店に入ってしまったんですが、1回だけ着るだけだと言ったらこちらの安い店を案内してくれました。親切!
店員のおねえさん(ムジャさんと言ったかな)がサイズを見繕ってくれて、ベールのかぶり方も特訓してくれました。
これがあとあととても役立った。
VAT TAXが15%で高いと言ったら、「誰にとっても高いわ」みたいな世間話もできました。
サウジで女子と話せるのは女子の特権。
観光地に行くより楽しい経験でした。 -
スーパーの鶏肉の列!
お惣菜コーナーやスイーツコーナーにフィリピン料理がめちゃあるなと思ったら、店員さんたちもみんなフィリピンでした。
さてはアラブ料理を作っているのもフィリピン人なんじゃ・・・ -
夜はまたまたホテル前から路線バスに乗って、新市街地へ。
バスで走って観光終了。栓抜きタワーも見られました。
展望台は、まぁいいかな。
写真でさんざん見たし、下から見る世界の方がほんものだろう。
幸いこの辺りは信号と横断歩道があるので、1km歩かずとも反対に渡れました。
帰りも同じバスで無事帰宅。
リヤドのバスは仕事帰りの女性も一人で乗るし、サウジ人も乗ってきます。
基本的に女性は前の方に座らせてくれて、男性が近くにいると「心地悪くないか?本当にいいのか?」と確認される始末。
こういうとき、答えに窮します。
個人的には別にどうでもいいんですが、この国の文化を壊しはしないかとヒヤヒヤ。
この国の女性ならこういうときどう答えてほしいのか。
あくまでもよそ者の身、外国人には免除されているとはいえベールはかぶって過ごしました。 -
2日目の朝です。4時ごろ何やらむにゃむにゃ聞こえると思ったら・・・
真っ暗な中で同室のムスリマが朝のお祈りをしていました。
驚くべきことに、誰も見ていないのにアバヤを着て目だけ出した正装姿。
それはそれは熱心にお祈りを繰り返していました。
「朝のお祈りは眠りよりも大切」
直前に読んだ一説を思い出しました。
信仰、それはこの国を、この宗教を動かす原動力。
正直、この光景が今回の旅のハイライトだと思います。
ドミトリーに泊っていなかったら決して見られない光景でした。
ロビーに下りていったら、真っ黒の恰好のままで彼女が静かに朝食を食べていました。
誰もいなくても公共の場所で肌を見せるべからず。
でも彼女、一人旅なんですよね。
今のルールはどうだか分からないけど、何事も男性の庇護のもとで生きるのが定めの国なのに。
「グッドモーニング」と声をかけると、彼女もフレンドリーに返事し返してくれました。
モダンさとトラデショナルの混在していて頭が追い付かないよ。
それがこのサウジの面白さの一つでもありました。 -
エミネムを聞きながら(ドライバーさんチョイス)リヤド空港へ。
若いドライバーさんたちは洋楽ばかり聞いていました。
本日はサウディア(Saudi Arabian Airlines / Saudia)でアルウラへ移動です。
所要1時間45分 9:15発11:00着 23kgまで
詳しくはまた書きますが、日によって運航している航空会社も値段も違います。
旅行をプラニングするとき、ちょっと困りました。
アルウラは快晴!
サウジのマーク、かっこいいです。
色々なところでこの紋章を見ました。
アルウラ空港から街までのウーバーもカリームも捕まらずにかなり待ちました。
他の人に取られる前に予約しておくほうがいいかも。
タクシーなら待たなくても乗れそうでした。 -
アルウラの街までの道中がかっこよかったです。
道も1本道で、中国系の女の子のグループたちは皆空港でレンタカーしていました。
アルウラは道もいいし断崖もないので、慣れている方ならレンタカーでもぜんぜん行けそうです。(そして絶対レンタカーが100倍効率がいい) -
アルウラの宿はsweet rose al ula organizing toursです。
日本人のコメントが何件かありました。
こちらもオーナーが不在で、かわりに宿番の男の子が一人。
またしてもチェックイン時間より早く来てしまったのですが、幸いチャットがすぐつながり、チェックインさせてもらいました。
隣にミニキッチンがあって便利でした。
蟻んこがいっぱいいるなーと見ていたら、男の子が気付いてすぐに掃除してくれました。
多分日本人の女の子が口コミに「蟻が大量発生して掃除してもらいました」みたいな書き込みをしていたから、日本人は蟻嫌いと思っていたのかも。
蟻なんてマンゴー食わしとけば害がないよ。 -
マイ窓ロック。
サウジの窓のロック、2分の1の確率で壊れていたのでこれが活躍しました。
(なぜにいつも持ち歩いているのか、世界の窓がよく壊れているからだ。) -
まずは翌日のバスの停留所探し。複数のブログで「地図と違う!」と書いてあったので、慎重なわしは事前リサーチですよ。
googleやNORTHWESTバスのHPに書いてある場所はやっぱり間違えていました。
人に聞くにも人がいない。
たまたまお向かいの家に帰ってきた男の子がいて、そこから100mくらいのところと教えてくれました。
知っている人で助かった・・・
そこに行ってみるとシェアタクシーのおじちゃんたちがいて、ここだここだ、もうハラース!と言っている。
おそらく12時の便は行っちゃったよ、と言ってるんだろう。
なんでもハラース、便利だな。
ちなみに場所は電力会社の前で、フォートラで「マツさん」がポイントしてくれたところと一致しました。
NORTHWEST BUS(旧SAPTCO)は深夜0時便もあって、深夜にこんなところから乗りたくないなーって場所です。他の人も書いている通り、何もない。
今現在は昼12時の便もあるので、そちらをお勧めします。 -
というわけでこれがウィンターパーク。またあとで詳しく写真を載せます。
カッパドキアみたいな奇岩があって、すでに満足しているところ。
ここから写真のバスでマダインサーレに向かいます。
車の方も、広い駐車場があります。 -
マダインサーレ①細いところとお墓。
アバヤのガイドさんが英語とアラビア語で説明してくれます。
重要な神様が祀られていたところとのこと。 -
ベトラのような長いトレイルではなく、本当にここだけですが十分です。
-
マダインサーレ② 主に女性のお墓が沢山ある場所。
一番上には天国への階段がついていると言っていました。 -
マダインサーレ③ 未完の墓。これが一番有名ですね。
人と比較するととても巨大。一枚岩を上から掘っていって、下のほうが出来上がる前に頓挫されてしまったとか。 -
そこから見る奇岩群。見渡す限りの荒野でした。
-
ツアーのあとは、旧市街の近くに作られた人工旧市街へ。
シーズンオフだと思うので静かでした。
ダンキンドーナツも休業してた。 -
やっとまともなお食事。KUDUというファストフードのお店でサラダ。
サウジは肥満や糖尿病が問題になっていて、サラダメニューを出している店が結構ありました。
サウジ2日目にしてすでにパンに飽きていたので助かります。
でも思いっきりパンが乗ってるよ。
フライドポテトにソースがかかったやつもおいしかった。 -
3日目です。12時のバスの時間まで、できることをやってみます。
朝の涼しいうちに旧市街まで散歩。といっても朝から暑い。
標高が700mと、やや高いので、今回行った街の中では一番ましでした。
ここでアルウラ宿泊情報。
アルウラというと、空港から順番にALAZIZIYAH、ALSUKAHYRAT、ALJADIDAH、SAQと街が連なっていて、その先がツアーの出るWINTER PARKです。
一番大きい町はALSUKAHYRATで、旧市街のあるALJADIDAHへはがんばれば歩けます。誰もがんばってないけど。
夜間は人工旧市街からSOUTH PARKまでシャトルバスがあって、そこからKUDU(ファストフードの店)までは5分ほど。
私は一番大きいALSUKAHYRATのはずれに泊って、そこから反対側の隅(KUDUのあたり)までは30分ぐらいかかりました。
安いホテルがあるのはALAZIZIYAH。
でもここに泊るとWINTER PARKやその他観光地まで毎回タクシー代がかかります。
宿代がちょっと高くてもALSUKAHYRATに泊るほうが、のちのち移動代が抑えられるかもしれません。
みんな移動代がもったいないと書いてあったのは、そういうことかと思いました。
結論、超不便。 -
だれもがんばっていない、ALSUKAHYRATからALJADIDHへの道。
車はよく通りますが、人はだれも歩いていません。
左にちょっと高く見えるのが砦かな?
周りを大工事していたので行けないと思ったんですが、近くにあった高級エコロッジのスタッフのお兄さんが砦まで案内してくれました。めっちゃ親切。 -
砦からの眺め。
旧市街と、ALJADIDAH、SAQ、そしてウィンターパークのある方向。
旧市街も絶賛修復中です。幹線道路と並行して、左側の方に人工旧市街です。 -
そしてこちらが朽ち果てた旧市街。思っていたより範囲が広く、砦にたどりつけてよかったです。
現在は手前のほうから少しずつ手を加えています。
どこまで修復するのかな。
ここを歩けたら素敵だけど、手入れしすぎてしまうのもどうかと思ってしまいました。 -
ALJADIDAHの街を散歩。小道を入ってみたり、気ままに。
おじさんたちが何人か、木陰でぼーっとしていました。 -
アルウラはウィンターパークより先もずっと巨岩がたくさんありました。
-
ウーバー頼んだらウーバーイーツも同時に受けちゃっているドライバーで、だいぶ遠回りにして配達に付き合わされました。
おかげで観光では行かない街と、普通なら通らないショートカットを通ってもらえました。
エレファントロックには行かなかったけど、同等の巨岩がごろごろしていて、緑も豊かでとてもいい道でした。
このショートカット道がなかなか素敵で、車をレンタルした人におすすめしたい! -
イチオシ
エレファントロックより行きたかったのはこちら、鏡張りのコンサートホールです。
思っていたよりでっかくて、ちゃんと景色を映し出していました!
この大自然になんちゅう人工物を作ったんだ。 -
では、メディナに行きます。
昨日下見したバス停に行ったらシェアタクシーの客引きのおじさんたちが茶飲んでいて、ここだここだ、とりあえず座って待てと、椅子を勧めてくれました。
心配する私をよそに、アラビックコーヒーとデーツも分けてくれました。
陽気!
グーグル翻訳でシェアタクシーの値段も聞きました。車種にもよるけどバスとそんなに変わらないみたい。
出発は「anytime」制。
NORTHWEST BUSは他の街から来るのでギリギリまで到着しません。
他にもサウジ人が一人やってきて私と同じように不安がっていましたが、その人も5分後にはお茶に呼ばれていた。
おじさんがグーグル翻訳で「世界のお金を集めているので日本のお金をくれないか」と言ってきた。
確かにおじさんのスマホの裏にはびっしり世界のお札。
円は持ってなかったので(あっても1000円だしな!)20ルピーを差し上げたらそれはそれは喜んでくれた。
みなさん、世界のお札があまっていたらぜひアルウラのおじさんまでどうぞ。
いやしかし、他の人が口をそろえて言うように、見事に何もない場所!
バスは確かにこの空き地の前に来ました。
せめて看板ぐらいつけてよーーーー -
メディナを目指す者、バスの中から気合入れとかにゃ。
メディナに行くなら髪も完璧に隠さなきゃだめというムジャさんのアドバイスを忠実に守りましたよ。 -
バスは砂漠を突っ走ります。
ラダックにも似ているところもあれば、ラクダ横断注意エリアを走ることも。
砂漠の色が黒っぽかったり、もう5時間全然飽きませんでした。
昼間移動にして大正解。 -
バスで日本人の方にお会いしました。あとにも先にも出会った日本人はこの方だけ。お話ししたかったんですが、お互い日本人だと分かったときにはすでにウーバーを呼んでしまっていてあまり話せず、残念でした。
そしてメディナのホテルはEwan Dar Alhejra Hotel。預言者のモスクから徒歩20分で、近くにスーパーもあります。
海外のサイトですが異教徒可のホテルリストの中から一番便利そうなところを選びました。
お祈りの時間の前後に無料送迎ありなのもポイントですし、預言者のモスクと結ぶバスのバス停も近いです。(あ、難易度高めですがアジア渡りはできます)
ドアマンのおじいちゃんがかわいいかった、ぽやんとしていたらいつもお茶とかお菓子、お水をくれます。
最後は自分のシュワルマまでくれようとしたのでさすがに遠慮しました。
あとバングラデシュ人のベルボーイさんもまじめで好青年でした。 -
まずはメディナの東にあるハラマイン鉄道駅へ。
どうしてもカード決済ができず、現地の販売機で無事購入できました。
いやぁ、キャンセルが怖かったり、サイトが重かったりで後回しにしていたのが悪かった、前日にはビジネスクラスしか空いておらず、当日は完売でしたよ。
シーズンオフと言えど、ハラマイン鉄道の予約は日本からやっておいたほうがいいです!
ビジネスクラスも昼間の時間帯はもっと高かったです。
せっかく一生に1回のメディナなので、翌日一日中メディナを見たい。
私はちょっと安い夕方の新幹線にしました。
普段は夜移動はしないのですが、この国は宵っ張りですし、次の目的ジェッダは都会なので夜移動でも安全でした。
メディナ駅から預言者のモスクまでは市バスで移動。
タッチ決済できたかなぁ。
覚えていませんが、別途チケットを買ったり現金で払った記憶はありません。
決済できなくて、まぁいい、乗ってけ、ってことが何回かありました。ゆるい。 -
夜のお祈りの時間がいいと読んでいたので、さっそく預言者のモスクに行ってみました!
おおおお!これがあのメディナ!世界中のイスラム教徒が目指す場所。
ものすごい数のイスラム教徒が預言者のモスクに吸い込まれていきます。 -
アバヤも着ていることだし、誰に見られることもなくアザーンを聞きながらパラソルの下を歩き回りました。
感無量です、まさか、生きている間にメディナに来られるなんて。
モスクに入りきれない人がパラソルの下にも大量にいます。
この日だけで一体どのくらいの人がいたんだろう。
これだけ多くの国籍・年齢・属性の異なる人たちが同じ作法で礼拝をしている。
考えてみれば他のどの宗教でも見られないことです。 -
HOP ON HOP OFFバスのチケットを買ったので、宿の近くにあるウフド丘だけ見てみることにしました。
イスラム教徒にとって、大切な聖地のひとつ。
ここから宿まで歩いて帰れる距離なのですが、ここで立ちふさがるのが「あっち側に渡れない」問題。
ここでもあと10分のところで泣く泣く配車アプリ。車でさえめっちゃ遠回りでした・・・ -
4日目です。
今日のゴーディネート。何度かやっていたらコツが分かってきて、真後ろにベールの角の部分を持ってこられるようになりました。
メディナではベールを脱いだり腕まくりしたりもできません。(ルールにはないけれど、99%の女性は完全に肌を隠しています)
アバヤの下は極力薄着にして、いざ。 -
預言者のモスク前。名だたる高級ホテルが立ち並び、まるでニューヨークのよう。
乱立していると思いきや、高さも揃えられていました。
どの建物も個性的な装飾が施されていて、HOP ONバスから見て回るのが楽しかったです。
地下道の壁でさえイスラム柄、、イスラム柄好きにはたまらない町。 -
午前中はHOP ON HOP OFFバスの続きを。
結構高いので元が取れるか微妙ですが、昨日のウフド丘に加えて3か所見ました。
昼間はちゃんと30分おきにバスが来て、それぞれの場所を見学するのにちょうどいい時間配分でした。
各モスクの中も見せてもらえました。 -
最後は昼間の預言者のモスク。
もう一度礼拝も見たい。
誰も何も言ってこないし、しれっとなら建物にも入れるのですが、一応建物の近くにはあまり近寄らないようにしました。しれっと入ったらバチが当たるわ。
中に入れるかどうか、一度目は軍人さん経由で英語通訳さんに聞いてみたら「もちろんOKだ、32番出口に行って尋ねてみるといいよ」だったんですが、32番窓口で門番さんに聞いてみたらオフコースNOTでした。
それでも必ず中に入れてあげようと試みる人がいるんです。。。
今回、どこのモスクもそんな感じで必ず気にかけてくれる人がいて最後は入れるん
ですが、さすがにここは聖地、イスラム教徒だけの聖域です。
「迷惑をかけたくないのでもう大丈夫です、ここまで来られただけで大変感激しています」とグーグル翻訳。
すると「ムシケラなんてことはないよ!」と聞こえたような気がしました。
ムシケラ、問題、ですよね。ハラースと同じくらいよく聞く。
「今度はイスラム教徒になってから来なさい。」と言われてお菓子くれました。
私は一介のモスク好きなのでそれはないですが、ここまで来られただけで本当に満足です。 -
反対側に、緑いろのドームがありました。こちらが有名ですね。
預言者のモスク自体ももちろんとても荘厳ですし、高くそびえるミナレットも美しかった。 -
太陽工場さんのパラソル、美しすぎます。(膜の部分だけみたいですね)
それにこの大きな敷地の中で人々を強烈な太陽から守ってくれている存在なんです・・・ -
調子に乗って42度の炎天下を歩きまくっていたら、突然のどの奥がびりびりしだしました。多分熱中症だと思います。
預言者のモスクの周りには休むところが全然無かったので、パラソルの下の絨毯で休ませてもらいました。
パラソルに救われた・・・
横になって、ファンとミストを浴びていたらなんとか回復。
気を付けて水分を摂っていたから大事には至りませんでしたが、アバヤを着て歩く方は気を付けて、メッカはリヤドよりも暑いです。
しばらくして腕を見たら暑さによる蕁麻疹が・・・ -
夕方、ハラマイン鉄道で最後の街ジェッダへ向かいます。
なななんと、新幹線なのにビジネスラウンジがありました。
知ってたらもっと早く来てたのに!
お菓子やパンが沢山あったので夕ご飯に。次いでに明日のパンももらっとこ。
サウジでは泊るところによっては食糧が手に入らないので、手に入れらるときに非常食をゲットしておく。
あ、トイレの扉も金色でした。 -
1時間半ほどでジェッダ駅に到着。ジェッダの駅もコンセプトはメディナの駅と同じようですが、さらに大きい!空港みたい。
ジェッダ駅からバスはないみたいなので配車アプリで。リヤドやウラほど高くはないです。
ドライバーさんは女性でした!日本車に、ヴィトンのバック。
一人暮らしで時間もあって、運転も好きだから本業の傍らアルバイト感覚でドライバーをしていると言っていました。
ついでにお勧めのモールも教えてくれました。
サウジでは男性ドライバーは4人に1人ぐらいしか荷物の上げ下ろしを手伝ってくれないのですが、彼女はそれも手伝ってくれました。
今回出会ったサウジ女性は世話好きな人が多かったな。
他にもジェッダでは女性ドライバーに当たる確率が高く、みんな結構運転が上手。 -
ある女性に、女性の運転が解禁されてから日が浅いのに運転が上手な人が多いのはなぜかと聞いたら、田舎のコミュニティ内などでは以前から普通に運転することがあったと。
そりゃぁそうだわ、この車社会で車無しで生きろなんて無理だわ。
思わぬところで実情を聞いてしまいました。
写真はジェッダのお宿、AlMorooj Kareem Hotel。目の前がモスク、神に見守られているので窓の鍵が閉まらなくても安全とのこと。
こちらは旧市街にある数少ない宿の一つで、日本人の口コミも多かったです。
古いですが旧市街に安価で泊るのにはとてもよいです。
個人的には1泊はこちらで旧市街を見て、もう1泊は新市街の便利そうなところに泊るのもありだなと思いました。
なんせ、旧市街には気軽に入れる食堂やファストフードの店がないので。 -
まずは水辺のモスクへ。
空港より遠いので行けるところまで市バスで行って、そこからタクシーに乗ってみました。
タクシーの値段を調べてみたかっただけなんですが、これが大間違い。
パキスタン人のおじさん、この場所が分からずグーグルナビで移動したらとんだポンコツっぷりで、50リアルになってしまいました。
ウーバーだったら30だったのに!
あんたプロやろ!30リアルでハラース!
ハラース、便利だな。
ここに行く人は配車アプリで来てね、
配車アプリのナビはちゃんと細かく車道を示すので間違いなくアクセスできます。
あ、間違えても走って来ようとは思わないでね、倒れるよ。
で、水辺のモスク、ジェッダで一番美しいモスクとか言われています。
お久しぶりの紅海!
一度だけエジプトのダハブでシュノーケルしたことあるんですが、素晴らしくきれいでした。
でも基本的に紅海はフーシや海賊などで治安悪しです。 -
帰りはおとなしく配車アプリ(このパターンが多いな)で、女性ドライバーさんお勧めのモールに行ったら開いてませんでした。くー、金曜日!
googleや、HPの情報も間違えています。金曜日はやっていないか5時からと思っていたほうがいい。
でもマックなどのファストフード店だけは昼間からやっていました。
普段の旅ではマックなんて行かないけど、マックアラビアだけは確認しておこう。
・・・うん、普通。
ガーナ人の店員さんとくっちゃべりながらいただきました。
このあともガーナの人に何人か会って、皆えらく人懐っこいし、世話好き。
サウジ人は英語が得意な人は少ないし、そもそもウーバーの人以外接客業している人も少ない。
一方、外国人労働者は英語を話す国の人が多かったので、どこでもおしゃべり相手がいて助かりました。 -
帰りもバスで。バス停の下で立っていたら20台ぐらい白タクが止まりました。
それもそのはず、リヤドと違ってジェッダのバスは外国人労働者の交通手段、普通はタクシーに乗るよねという考えみたい。
タクシーが前を通る度にバスの看板を指さすと、みんな笑って去っていきます。
ちなみにリヤドはグーグルでバスルートも出ますが、ジェッダは調べるすべが「ざっくりした地図」のみ。まさに労働者向け、とことん不親切設計。
これはもう、乗りながらルートを確かめるしかない。
試しに9番に乗ってみたら、博物館やモールなどを通るルートでした。
ただし、ところによっては反対側に渡るのに1km歩きます。
この頃にはそれにも慣れてきて、多少目的地から離れていても「ここなら渡れる!」「陸橋あった!」のところで下りるようにしました。
写真は旧市街にて、マージャンみたいなもので遊んでいるおっちゃんたち。
手の内を見て回ってたら「言うなよ?」って顔してました笑
写真撮ってけ!と言ってくれました^^ -
旧市街をうろうろしていたら猫ちゃんと遊んでいたおじさんが。
この子、片目が見えていないんだよ、と教えてくれました。
メディナやジェッダは猫が多いです。
メディナは喜捨文化の一環で野良猫も大切にする習慣があるとのこと。
人を恐れないし、猫も肥えています。
一方ジェッダはお腹を空かせたガリガリ子ちゃんが多い。
夜散歩すると各地で猫の集会に出くわします。 -
美しいジェッダの旧市街です。
この窓、色合いがザンジバルっぽいんです!
そして飾りはインドのハヴェリーのよう。
アフリカ沿岸からインドにかけて、かつての交易の広さを伺い知ることができます。 -
ここもかつては公務が行われていた建物。
ジェッダの旧市街もまた、実は廃墟が多くただいま絶賛工事中でした。
恐らくですが、長らく放置されていて、観光化しようとしたときに初めてその価値に気付いて慌てて修復を始めた感じ。 -
この色は本当にザンジバルっぽいですね。
というわけで、かなり広いエリアではありますが、実際人が住める建物はとても少なそう。
2030年ごろになったらホテルとして再出発する建物も出てくるかもしれません。
あ、ちなみに修復しているのはパキスタン人っぽかったです。
果たしてそれでサウジアラビアの文化遺産を観光したことになるのかな? -
金曜日の夜、日が暮れてきました。
スークのあたりから大量の人が流れてきて、急にお土産屋さんも開店しだし、ものの1時間で大混雑に。
やっとアラブの旧市街らしい景色を見ることができました。
私もナッツ(メイドインサウジ以外)やスパイスなどを買ってみました。
クミンは大盛で200円! -
ちょっと中心から外れると人通りはまばら。宵っ張りとは言えど、9時10時頃には人も減ってくるようです。
そしてこの旧市街は50mおきに警備さんがいて、街の治安を守っていました。 -
最後に、旧市街の中にある古民家カフェで休憩。
ウーバー以外お金を使ってないし、ここぐらい奮発して高いコーヒーを飲むつもりが、偶然居合わせたウズベキスタン人ぽいグループのガイドさんが「ついでだから」と謎のジュースをおごってくれました。謎水。
お店の壁には店主の娘が描いたと思われる漫画の絵が売り出されています。
かつて偶像崇拝禁止だった国のはずですが、皇太子もドラゴンボールが好きだもんね。 -
最終日、朝の涼しいうちに旧市街を散歩してみました。
人はあまりいませんが警備さんがいるので安心です。
猫ちゃんもリラックス。 -
今朝も朝から9番バスで新市街に繰り出します。
あ、そうそう、ジェッダのバスは乗り降り自由です笑
バスの形をしたソンテウ。
二日もバス移動していたら何人かの運転手の顔を覚えました。
まずはこちら、お金持ちが資材を投じて作った博物館。
建物自体が美しく、広い敷地を散歩するだけで楽しい。
展示室(有料)には入らずして満足して終わりました。 -
続いて、近くのモールに併設されているイスラム工芸美術館へ。
そこまで1本道で歩けない距離ではないのですが、おそらく立体交差などもあって徒歩ではいけないと判断し、ここはウーバーを呼びました。
あと9番バスも、場所によっては側道でなく本線を走って停車できない場合もあります。ソンテウと言えど。
乗れたら乗るぐらいの気持ちでいるといいかと。
頻度は平日なら30分に1本。(HPで確認できる)
やっとモールに来られたのでフードコートに行ってみる。最終日になってやっと。
イエメン料理のお店が入っていました。
大きいフムスと、アツアツのサルタ!懐かしい!
チャイまであちらの濃厚な味で感動しました。 -
そしてモール併設のイスラム工芸ミュージアムへ。
高いから迷っていたんですが、なんと独立記念日週間で無料!やたー。
ここのモールの展示は4区間に分かれていて、工芸、メッカとマディナを写真や絵で振り返る展示、イスラム医学博物館、メッカメディナ間のマイルストーンをフューチャーした展示と、小さいながらもここでしか見られないであろう展示物が満載です。
正規の値段は3000円ぐらいかなぁ、
イスラム工芸美術館に関して、マレーシアのイスラム美術館より規模は小さいながらも、さすがはサウジ、洗練されたものが並んでいました。
個人的には他の3ブースもすごく良かったです。 -
一度ホテルに戻って、空港に向かいます。
ジェッダ旧市街と空港を結ぶのは13番のバス。
朝、ガーナ人の係の人が時刻表の写真を撮らせてくれていたので助かりました。
会う度シスター!と声をかけてくれる陽気な兄貴。
このバスが最後に面白かったやつ。
乗客は私一人で、あとはSAPTCO朝シフトドライバーさんたちだけ!
SAPTCOの寮が空港の近くにあるみたいで、ドライバーさん曰く「やつらを送ってからお前を空港に連れていく」とのこと。
仕事終わって家に帰るの?と後ろの「やつら」に大声で声をかけると、インドネシアやガーナからのドライバーさんたちがわいわい話しかけてくれました。
遠足か??
インドネシア人の中にはアラビアを話す子もいましたが、ガーナの人は英語を貫いて、最後に「GOD BLESS!」と言って去っていきました。インシャアラーじゃないんかい。
バスは外国人労働者のためのもので、そのバスを運行させるのもまた外国人労働者。 -
ジェッダ空港に入ると早速オイルマネーを見せつけてくれました。
でかー!サメもおる。
今回は行けなかった紅海のシュノーケリング、これにて完了。 -
そしてこちらが出発ターミナル。今まで見た空港の中で一番きれいだったかも・・・
たくさんの巡礼者の中に、イラン等で残るというひげ型仮面をつけた女性たちを見かけました。このモダンな空港で、伝統的な姿!まったく、世界は広いです。
ジェッダ ー アブダビ
中東情勢に不安もある中のサウジアラビアでしたが、とにかく無事に旅を終えることができました。
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