今年も野沢温泉でのんびり2024 Part 2 松本行ってきた編

2024/09/22 - 2024/09/25

毎年、野沢温泉に行ってのんびり過ごす日を作っていて、決まったお宿に泊まり、温泉につかってゆっくりします。今年は2泊しました。本来は3泊したかったのですが、3泊目にあたる日が休館日のため、長野市内に泊まることにしました。
この3日目は、元々は長野電鉄で湯田中まで行き、バスに乗り継いで志賀高原の熊の湯ホテルに日帰りで行って、大変泉質のよい、緑色をした温泉に入って戻ってくるという予定を立てていました。
しかし、長野電鉄が運転士さん不足のために1日に20本ある特急のうち10本を運休することになり、当初の予定は崩壊したのでした。
違う遊び方を考えなければなりません。
だったら、松本の洋食屋さんに行きましょう。
（なんでそうなるの？）

エリア 長野

9月24日
さかやの朝ごはん。
今日もお味噌汁と野沢温泉村産のお米のごはんがおいしい。ごはんを2杯食べてしまいました。
朝食が済んだら、チェックアウトして飯山駅に向かわないといけません。
温泉三昧の野沢温泉滞在はおしまい。悲しい。

今朝は雲一つない快晴です。
昨日は雨のためか、なっぱカフェで猫さんに会えませんでしたが、今日みたいなお天気なら会えるのかも。

9:30 野沢温泉ライナー 飯山駅行き
飯山駅へ。

飯山駅前
長野県でとてもメジャーであり、そしてオリジナル商品が優秀なことが県外にも知られている（少なくともフォートラベルでは知られています）スーパー「TSURUYA」が駅のすぐ横にありますが、入口に行くには車道を通ってぐるっと回らないといけないと思ってました。
オリジナル商品の「りんごバター」のちょっと上等なほうを購入。

「TSURUYA」と飯山線の線路の間に道があり、表通りに回るより、こちらのほうが近いことを発見しました。こういう発見で得した気分になる。

飯山
券売機で「信州ワンデーパス」を購入。
飯山駅は券売機で並ぶことも想定しておいたほうが安全です。
新幹線駅なのにみどりの窓口が廃止されたため、この日も駅員さんが券売機前でサポートされていました。

飯山
この手のペットボトルの蓋のオブジェ？はよく見かけますね。JRの社員さんの手作りでしょうか。

飯山駅に昨年あったのはこれ。
部分改造かと思いきや、全体に変わっていました。

10:33 飯山発 はくたか558号 東京行き
長野までは1駅。「信州ワンデーパス」は新幹線でも運賃部分に使えます。
普通列車は12時過ぎまでありません。これ一択。

またW7系でした。
今年になってから北陸新幹線に乗るのは6回目です。
一切調べていないのに全部西日本車で、もれなく「北陸ロマン」が鳴りました。

11:10 長野発 松本行き E127系
飯山から乗ってきた新幹線を降りて、改札を出てこの日宿泊するホテルに荷物を預けて、ここに16分間で来れたのは、どんくさい私にしてはよくできたほう。
だけど発車10分前なので、残っていたボックス席は後ろ向きでした。

長野
松本行きのはずですが、誤幕？
幕ではないので誤LEDというのでしょうか。

桑ノ原信号場

姨捨
左側の線路に入って、スイッチバック。

姨捨
列車行き違いのための停車時間にホームに出てみる人々。

姨捨
快晴で善光寺平が遠くまでよく見えました。

姨捨
本線を下り「しなの」が通る。

田沢
たくさんの人が乗ってきました。
このあたりはもう松本の都市圏なのでしょう。

松本市中町通り
松本駅から松本周遊バス「タウンスニーカー」東コースに乗って5分くらい。中町・蔵シック館というバス停で下車。
右側の建物が、元造り酒屋の建物を移築した蔵シック館です。
行ってませんけど。

おきな堂
今日、松本に来たメイン目的はここ。
昔ながらの洋食屋さんですが、洗練されています。
12:50に着いて、5組待ちでした。
鹿教湯温泉へのバスが松本からも通っているので行きたかったのですが、お昼ごはんか長野に帰るのが遅くならない時刻での晩ごはんのどちらかをこのお店で組み込むと、行程的に無理でした。

おきな堂
煮込みハンバーグ
鉄板の上でグツグツ煮えている状態で供され、ハンバーグはふんわり系。
とてもおいしくいただきました。
※撮影・掲載は許可をいただきました。

おきな堂 グルメ・レストラン

おきな堂
建物は昭和８年の創業時のもの。お手洗いはもちろんウォシュレットですが、ドアの鍵がとてもレトロなもの（細い棒で横に引くタイプ）で、なつかしくなりました。

おきな堂
いいでしょう？　この紙ナプキン。

市内中心部を流れる女鳥羽川
おきな堂のすぐそばです。

四柱神社
上の写真の場所の、これまたすぐそばにあります。
お参りしていきましょう。
天之御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神・天照大神の四柱が祀られていて、全ての願いが叶うという意味で「願いごとむすびの神」と呼ばれています。
建立は明治時代。

大名町バス停
美ヶ原温泉行きに乗ります。
松本市では、2023年4月から公設民営という新しい運行形態の「ぐるっとまつもとバス」がスタートしました。

普通の路線バスの窓にカーテンがついていました。
めずらしいですね。
普段乗るバスなら、これがついてるのはうれしい。
左側にはタオルが干してあったのでした。

美ヶ原温泉　
美ヶ原温泉地区の中ではバスは一方循環となっていて、乗ってきたバスはそのまま松本駅行きになりました。
鹿教湯温泉に行くのは無理でしたが、どこか温泉に入りたいということでやってきました。
バスを降りると、こんなところを歩く。
旅館街は別の道にあります。ここは市街地よりも標高が高く、以前に泊まった旅館からは北アルプスが見えました。

ふれあい山辺館 白糸の湯
漆喰塗りの白壁で、蔵を模した建物の日帰り温泉施設です。
弱アルカリ性単純泉で無色透明、お湯は薄いといえば薄いし循環も併用しているのですが、ぬるめの温度がなんとも心地いい。塩素の匂いは感じませんでした。
野沢温泉とはまた別の意味でゆっくりできました。
お風呂セット持参の地元の方の利用が中心。そういうところはハズレがない。

では、長野まで帰ります。
写真が傾いているのではなく、バス停が傾いています。
昨年始まった公設民営というのがよくわかっていませんが、赤字路線に単純に補助金を出すのではなく、市営バスとしてしまって運行だけバス会社に委託するというわけでもないようです。

松本駅行きに乗ります。
普通にアルピコバスです。

松本城
何度も行ったので、今回はパス。

松本
駅前にあった、いかにもな観光みやげ屋さんがいつの間にかなくなってしまいましたし、デパートも閉店しました。

松本
211系ですか。

16:34 松本発 長野行き E127系
駅前のアルピコプラザの地下でお酒を見てウロウロしていたら、座席にありつけず。
中学生、高校生で混雑しています。田沢まで立っていました。

姨捨

長野
今日のお宿はメトロポリタン長野。
長野駅からホテルへは直接つながっていて、便利。

ホテルメトロポリタン長野
（2日前に撮影）

じ×らんにはシングルはなかったのにホテルの予約サイトにはあり、しかもリーズナブル。
当日はダブルにアップグレードしてくださいました。

お風呂は普通。

お部屋から駅前のバスターミナルがよく見えました。

電車はなかなか見ることができませんでした。

今日の晩ごはん
松本の「おきな堂」でテイクアウトのチキンカツサンドを作っていただき、長野駅で買った中野市のたかやしろファームの赤（メルロー）のハーフボトルと。
ワインは酸味が強くフルーティーなタイプだったので、コップ飲みに適していました。←オイ
サンドイッチはここのはパンが薄めでトーストしてあって、チキンが柔らかくて好きなやつ。食事というよりおつまみ感が強いです。

Part 2はここまで。
Part 3につづく。

この旅行記へのコメント （4）

• Tagucyanさん 2025/01/27 20:24:51

  温泉に行けなかったから別の温泉へ

  つららさま
  こんばんは
  
  志賀高原にある熊の湯は、高校受験前の夏休みの塾の合宿で滞在したところで、なつかしいです。ただ、当時は温泉のよさを理解していなかったガキだったので、ただの大きなお風呂程度にしか思っていませんでした。今行ったら印象が全然違うと思いますね。
  
  それで、松本の洋食屋さん（笑）　そこから鹿教湯に行こうとしたり（このルートは私も巡ってみたいルート）、それが無理だから市内の温泉に行ったり、温泉に関してはしっかり回収したご様子で。
  
  個人的に松本で何か食べるといえば「山賊焼き」ばっかりで（笑）、こりゃいかんと駅近くの老舗の洋食屋さんに目を付けたことがありますが、つららさんが行ったお店はそことは別のお店。ホームページを見たら「時代遅れの洋食屋」。こういう店こそおいしいんですよ。駅からもなんとか歩けそうだし、今度松本に行ったときは･･･などと、今日も通勤時に松本行きの特急電車を目にしていた私は思いました。
  
  夕食はそこで作ってもらったチキンカツサンドと信州ワインで優雅に。私なんて相変らずソースカツ丼とか食いに行っちゃうんだろーなーなんて思ってしまったのでした。
  
  ---
  Tagucyan

  つららさん からの返信 2025/01/30 08:37:38

  何がなんでも感がコワイですね。（笑）

  Tagucyanさま
  こんにちは
  
  熊の湯ホテルは一度泊まったことがありますが、夏は涼しいし、周りには何もなくて静かだし、受験勉強合宿にはうってつけでしょう。その状況では硫黄泉より勉強が一番大切ですものね。
  現在のTagucyanさまなら、インパクトのある緑色のお湯に「お！」と感じられるかと思います。
  私も前回感じた「お！」に惹かれて再訪しようとしました。ここは日帰り湯は3時間しかやっていないしバスの本数も少ないので、行程はかなり限られます。長電の特急一部運休でだめになり、その分をなんとか他の温泉で取り戻そうとしていた自分の必死さにちょっと笑えました。
  
  おきな堂は以前にこの近くのお蕎麦屋さんに行く途中で発見しました。もう、店構えからしておいしいお店のオーラをまとっていて、中に入るといい匂いがして、間違いないです。今回は食べませんでしたが、硬いプリンもおいしいんですよ。夕食用に作ってもらったチキンカツサンドもここのはパンが薄くておつまみっぽくて好物なんです。ここのチキンカツサンドがワインと合うのは、美ヶ原温泉にある某温泉旅館のご主人に教えていただきました。しかしTagucyanさまには量的に足りないかもしれませんので、やはり山賊焼が鉄板かと。(^^)v
  
  中央線で通勤されていると松本行きの特急を目にされたり、乗られたりということも多いことでしょう。また、長野所属の通勤型車両もいるという話を以前に伺ったように思います。私ならこのまま松本まで行ってしまいたいという衝動に駆られてしまいそうです。
  
  つらら

• 毛利慎太朗さん 2025/01/26 17:30:46

  夕食前の飯テロ♪

  つららさん、こんばんは～
  六角精児大先生の曲を聴きながら、ノリノリでコメします笑。
  いや～夕食前だから、アツアツのハンバーグでじゅるる♪
  先週はチェーン店ですが、ビッグボーイでハンバーグを食べながら、ビールをごくごく、ワインを傾けて、なんだか親近感あるものですね～
  夕食のチキンサンドやワインの蘊蓄も流石！ワタクシですらこんなコメントできませんよ～
  
  それと「ツルヤさん」寄られたんですね、流石ですね。
  「リンゴバター」ですか、ちょっとリッチな朝食になりそうですね。
  ワタクシは野沢菜の油炒めの瓶詰を買いましたが、これもご飯にあいました。
  あそこのプライベートブランド「ツルヤオリジナル」、ワクワクしますよね～
  
  毛利慎太朗

  つららさん からの返信 2025/01/27 22:40:14

  ハンバーグとごはんは飯テロですね

  毛利慎太朗さま
  こんばんは
  
  「おきな堂」は歴史のある上品な老舗で、満席が続いていて盛況なので静かとまでは言えませんが、相席をお願いされるタイプではなく、天井が高くて落ち着きます。ハンバーグに「煮込み」とつくだけで、より「じゅるる」になってしまいますよね。
  そしてここのチキンカツサンドが秀逸。パンがかなり薄めで、かぶりつくのではなく、つまむように作ってあるところが上手いなと思います。トーストしてあるのもマル。ここのは今のところ私の中のチキンカツサンド選手権でトップを走っています。
  ハンバーグもチキンカツサンドも大変おいしくいただきました。この赤ワインはどちらかというと「蘊蓄言わんとさっさと飲んでや～」のタイプで、ジュースみたいにコップでガブガブ飲みました。(^^)v
  そうそう、ハンバーグとビールもいけますよね。
  
  この日がツルヤオリジナルデビューになりました。
  りんごバターはジャムみたいなものと思いきや、そうではなくてすりおろしリンゴにバターでコクをつけた感じのもので、ヨーグルトにかけようかと思いましたがそのままであっという間に半分くらい食べてしまいました。
  毛利さまは野沢菜の油炒めをご購入されたということで、ごはんのおともも優秀なのですね。今度行ったら、もっといろいろ買います。
  
  次回はお寿司です。
  
  つらら