2024/08/11 - 2024/08/13
1位(同エリア350件中)
ゆるてつさん
今年の夏旅は運悪く天候に翻弄されて変更の連続を余儀なくされ旅行条件の厳しいこの時期でもたまたま空いたところに飛び込んだ。
パルコール嬬恋リゾートには前から注目していてようやく来れたところ。
嬬恋村は群馬県の西端で名前の由来はヤマトタケルがこの地で奥さんのオトタチバナ姫を追慕したとの故事によるもの。吾妻線の名称も同様。
<行程>
8/11
本庄~高崎~万座・鹿沢口~パルコール嬬恋リゾートセンターハウス
~(ゴンドラ)~浦倉山~パルコール嬬恋ホテル
8/12
ホテル~万座・鹿沢口~大前~長野原草津口~万座・鹿沢口~万座温泉バスターミナル(万座空吹き前)~万座プリンスホテル
8/13
ホテル~牛池~ホテル~バスターミナル~万座・鹿沢口~高崎~本庄
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 自転車 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2024.08.11
本庄駅(JR高崎線) -
高崎で上越線~吾妻線直通の大前行きに乗り換え
お盆休みで通常より混んで一部立つ人もいた。→普段は空いてるのに
*なんと線名表示が幕で見やすい。 -
一日で下り4本の貴重な大前(終点)行き
-
名物の人道/鉄道併用橋梁は小野上の手前にある。
ほとんどの乗客は気づかない(関心もない)。 -
四万温泉/沢渡温泉への玄関口。それでも乗降客は多くない。
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下りの車窓右に見えてくる特徴的な山容の岩櫃山
信州真田方の出城があったと聞く。 -
吾妻川をせきとめた八ッ場ダム建設のための新線付け替え部分に入る。
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川原湯温泉
完成した八ッ場ダム堰堤に隣接するような感じの立派な無人駅 -
長野原草津口
特急をはじめほとんどの列車が当駅止まりになった。 -
昔の 長野原線時代に使われた橋梁が見えてくる。
-
万座・鹿沢口で下車
ここは駅名に「・」が入るJRでも唯一の駅
かつては特急列車も乗り入れたが今は各駅停車のみの無人駅。 -
送迎車でバラギ高原のパルコール嬬恋へ向かう(路線バス等は無い)
四阿山(アズマヤサン)が見えてきた。
四阿山は上信国境(長野/群馬)の名峰で複数峰による成層火山であり日本100名山のひとつに数えられる。 -
パルコール嬬恋リゾートホテル
大型ホテルと一体のスキーリゾートで冬が主役だが、以前からターゲットにしていてゴンドラ目当てに期待して来た。 -
パルコール嬬恋ゴンドラ乗り場はホテルの隣
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全長3193mの空中散歩へ出発
-
輸送力の大きい循環式ゴンドラ
片道30分と結構長く感じたが景色は良くて飽きなかった。 -
振り返ると右にバラギ湖が見えてきた
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高原キャベツで有名なバラギ高原(嬬恋村)が広がる
-
急に雲がわいてきて不安になる。
-
標高2050mの山頂駅舎へ到着
四阿山への短絡コース登山口である。 -
麓にくらべてかなり涼しい
-
マウンテンバイク(MTB)をレンタルして自転車をゴンドラで運んで麓まで続くMTBフィールドコースの走行を楽しめる。
少し試してみたい気もしたが危なそうなので連れに止められた
ヽ(`Д´)ノ -
頂上駅から左の四阿山(2354m)までは往復3時間以上
そこは無理なので右の浦倉山を目指す -
浦倉山コース途中から見えるバラギ湖(人造湖)
高原キャベツの畑も広がる。
-
望遠でかなり引っぱった。湖の近くには日帰り温泉もある。
-
15分ほどだが本格的な登山道。熊が怖かった。鈴をわすれたので。
-
アザミ
-
???
-
浦倉山(2091m)登頂を果たした。
ヽ( '▽')ノ -
ところが、周囲は全く見渡せない。何しに来たんだ?(^-^;)
-
再びゴンドラで戻る。ホテル前の空がでかい!
-
パルコール嬬恋リゾートホテルにチェックイン
-
玄関前に小さなチャペルを見つけた。
-
フロントまわり
厳格な15:00受付の列にならぶ。
受付嬢は外国人でここでは問題なかったがレストランでやや通じない事があった。 -
5層吹き抜けのメインロビーが圧巻。
久々に見られた屋内展望エレベーターが楽しい。
各層はガラスで仕切られているので安全。 -
ラウンジもレイアウトに余裕があり標高1500mの眺望でくつろげる。
-
ツインルームはわりと広かった。バス/トイレ/冷蔵庫/水ペットボトル付
-
温泉大浴場「四阿山の湯」
ホテル直結のパルコール嬬恋リゾートセンターハウスにあり立ち寄り入浴も可。 -
脱衣所は清潔だったが扇風機の力が足りなかった。
-
浴槽は広く露天風呂は無いがとなりに広めのサウナを完備
源泉は嬬恋バラギ温泉を引湯
泉質は弱アルカリ性単純温泉、無色無味無臭で刺激の少ない肌触りだった。 -
温泉棟への通路で帰りにゆっくり休憩することができる。
-
レストランは体育館のように広かった。
夕朝共バイキングで地元の高原野菜を使う料理は和洋中と多彩で日替わりメニューもある。ソフトドリンクとデザートはフリーだがお酒は別注。 -
朝食
特に大きくザク切りの嬬恋キャベツが見た目も新鮮で食欲がわいた。 -
2024.08.12
ホテルから送迎バスで万座・鹿沢口へもどる。
ここから吾妻線終点の大前まで一駅乗車する。 -
大前まで当線最後の区間
-
大前着
この列車は下り1日に4本の内の2本目で9分後に折り返すのだが乗ってきたのは鉄道マニアだらけ。
4両編成の電車が一面一線ホームいっぱいに停車する。 -
道祖神が見守る駅。
着いてすぐ飛び出して見ていたがが地元の人は乗ってなかったようだ。
つまり乗客全員が鉄道マニアか物好きな旅行者で座席(ロングシート)も結構埋まっていた。 -
やってる事はみんな同じ。交代で行き止まり風景などを撮りまくる。
-
車止めまでは100mほどあり確認しに行きたいがきびしい。
ホームの部分も含めて計7両ほどは入線可能で臨時列車の退避で使う。
ホーム端に駅名標があるのも珍しい。 -
吾妻川の右側が線路で駅前の大前橋を渡ると国道(左上)に出る。
-
唯一の建物(待合室)
1971年開業当初からの無人駅(長野原草津口駅管理)だがトイレもある。
この後ろ一方向のみの出入り口で車掌が改札する。 -
かつては国鉄信越本線(現しなの鉄道)の豊野まで延伸計画があったと聞く。
県境の山岳地帯をどういうルートでどんな車窓が見えたのか想像が楽しい。 -
一斉に戻って来る。
上りは1日に5本だが次の列車までは6時間以上待つことになる。 -
ホームは一時の賑わいを見せたがまた誰もいなくなる。
-
万座・鹿沢口駅前は今回3度目(→あと一つ)
→実は長野原草津口まで乗って食事して折り返して来た。 -
「ジャイアントドート」の造形
アニメ『この素晴らしい世界に祝福を!』に登場するカエル型モンスター。 -
嬬恋村が×コラボにもちこんで万座・鹿沢口駅前に期間限定で展示。
→ 異世界ものを描いた暁なつめ原作の小説/漫画/テレビ/映画化でヒット中。 -
万座温泉へ向かう軽井沢始発の西武バスだが休日の渋滞で55分も遅れてきた。
スイカが使えるので便利。 -
万座バスターミナルで乗り換え
かつては万座プリンスホテルまで路線バスがあったが現在は手前が終点。
どこの宿もバス時刻に接続する送迎バスで入る。 -
万座プリンスホテル
以前も万座温泉には来たがここは初めて。
この方面は西武の力が強いらしく西武系であるプリンスの系列ホテルがバス路線上に3か所もある。 -
”湧き出す温泉万座と鹿沢”
嬬恋村の2大温泉地だが鹿沢はわりと地味で万座のほうが知名度が高い。
万座温泉は草津白根山麓で標高1800mの湯量豊富な温泉地
スキーでも有名でホテルも映画「私をスキーに連れてって」の撮影地。 -
ホテル脇の広場より
-
これは珍しい斜行エレベーター、斜め下行き
-
手前がエレベーターの窓枠、向こう側が斜行の長い窓、確かに斜めに下りている。
屋内のケーブルカーをイメージする感じ。
→ちなみに神戸電鉄花山駅近くにこれより規模の大きな斜行エレベーターがある。 -
洗練された廊下の内装が気に入った。
-
ツインルームは冷房なし、外の風を扇風機で入れればOK。
→でも昼間は今年の暑さに耐えられるのか疑問である。 -
温泉は硫化水素泉で硫黄分の含有量が日本一といわれて帰宅しても硫黄の臭いがぬけなかった。
開放的な天空の露天風呂を撮りたかったが人が多くいたのであきらめた。
女湯に入ったわけではなくこちらの方の暖簾の色が良かったので…。 -
お土産コーナーも楽しい
-
夕食
山小屋の雰囲気がする内装の食事会場 -
ライブキッチンもあるブッフェ料理。
-
さすがプリンスホテルのブッフェはどれも味のレベルが高い。
-
2024.08.13
牛池
ホテルのすぐ近くで道路沿いから見える森に囲まれたかわいらしい池。 -
木道で一周できる。
水は透き通り一部で底が見通せるが酸性で魚は居ない。 -
東屋もあった。
-
霧で幻想的になってきた。いいところで時間切れ。
-
9:30チェックアウト~送迎バス
1日3本の路線バスなので滞在時間が制約される。 -
万座温泉バスターミナルで乗り換え
万座しぜん情報館の前にバス停のみがあり切符売り場などもない。
乗る前にもう一つ! -
万座の空吹き
バス停から近いところにある昔の噴火口跡。
草一本ない岩場からもうもうと立ち昇る硫化水素の水蒸気煙が怖い。 -
有毒の硫黄臭は近づきすぎると命をおとす。
-
危なくなってきた!
風向きと濃度によってはその場から逃げる覚悟も!
ヽ(`Д´)ノ -
万座プリンスホテルからも見えた空吹き(前日)
-
今回4回目の万座・鹿沢口駅前
お盆休みだからある程度旅行者も居たが平日はひっそりしている。
特急列車が来ないと痛手は大きい。 -
万座・鹿沢口~長野原草津口~(渋川)~高崎~本庄
→特急を使わなくても家まで楽に帰れるのが良い。
******************************************
最後までご愛読に感謝申し上げる<(_ _)>
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この旅行記へのコメント (4)
-
- 多良さん 2024/12/04 16:12:31
- つま恋と嬬恋
- ゆるてつさん、こんにちは~♪
この度はワタシの旅行記にいいねをいただきありがとうございました。
早速ですが、勝手にフォローさせていただきました事、お許しください。
つま恋と嬬恋・・・静岡の掛川のヤマハリゾートつま恋には2006年吉田拓郎・かぐや姫ライブで行った事があるのですが、群馬の嬬恋は知りませんでした(^^;)
温泉でも有名だそうですが、行きたいのですが、群馬は少し遠くてなかなか行く機会がありません(汗)
失礼な質問ですが、ゆるてつさん、はゆる~い鉄ちゃん・・・的な事でしょうか?
我が生息地松阪市には知り合いの「駅弁のあら竹さん」が孤軍奮闘しています。
とりとめもないコメントで申し訳ございません。
しか~し!楽しく旅行記を拝見させていただきました。
駅弁文化、大切に思っている 多良
- ゆるてつさん からの返信 2024/12/07 17:07:58
- RE: つま恋と嬬恋
- 多良さまへ
はじめまして、ゆるてつと申します。
フォローとコメントもいただきありがとうございます。
昔からつま恋のライブにはあこがれていますが経験がありません。
御推察どおりゆるい鉄道マニアです。
たまに撮影には行きますがあまり深い知識はないのでいいわけの為にゆるてつなのです。
でも撮影には自分なりに気合いれてます。
日ごろからフォートラではあまり鉄道に偏らずに…とおもっていますが、
投稿ではご覧の通りです。
「駅弁のあら竹」は松阪へ行って初めて知りましたがあの牛の顔が怖い。
ところでゆるてつの旅行記ではどのあたりに注目されたのでしょうか?
明かしてもらえると幸いです。
トラベラーページ表紙は御城番屋敷ですね。松阪で一番好きな風景です。
ペッパー君もあちこち出没しますね。
また素敵な旅行記をおねがいします。
ゆるてつもよろしく
ゞ(‘∀‘) byゆるてつ
-
- salsaladyさん 2024/10/09 09:17:27
- 行きどまり駅‐大前❣
- ☆乗り鉄さんの見どころ満載ですが。。。温泉県・群馬もそろそろ斜陽の様❓
☆数年前、軽井沢からプリンス専用バスで『万座温泉』へ出向いた折は、往復の紅葉が素晴らしかった思い出と。。。古びた昭和レトロのプリンスホテルの絨毯が侘しくて、食事もコロナ禍用の時差であわただしい!変な記憶しか御座いませんが。。。
☆折角地上1800Mの白濁♨が有るのに,この体たらくはどうした事かと悲しくなります。
☆子連れでスキーに来た時のプリンスホテルの威勢の良さがどこにも見出せなくて残念!
- ゆるてつさん からの返信 2024/10/09 13:37:25
- 万座プリンス
- salsaladyさまへ
コメントありがとうございます。
そうなんですよ。
旅行記には書かなかったけれど万座プリンスはイメージが期待外れでした。
部屋と風呂と食事は良いのですがフロントまわりロビーまわりのしつらえが中途半端で、老朽化してるとはいえ素人目に見てももう少しなんとかならないものかという感じでした。
特にリゾートホテルは入口の印象が大事ですからね。
同宿の人の話でもスキー華やかなりし頃と比べると落ちてきたとの事でした。
なんとか奮起してほしいところです。
しかしミステリーツアーに参加するとはすごく勇気がありますね。
自分の参加したカシオペアツアー(2023)でも申し込み後にいろいろ問い合わせして確認しましたから。
カシオペア目的であとは構わなかったのですが結果的には満足できてよかったです。
また素敵な旅行記をおねがいします。
ヽ( '▽')ノbyゆるてつ
コメントを投稿する前に
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