夏の花火大会競演（なにわ淀川花火 2024、川西猪名川花火 編）

2024/08/03 - 2024/08/17

関西に戻って2019年8月に初めて見て、凄く感動した（4度目ですが）「なにわ淀川花火大会」に出かけてきました。
やはり、この花火大会は凄いですね。
本当に凄い迫力に圧倒され、1時間がアッというまに過ぎ去り、終わると寂しさが込み上げてきます。
ホント、この花火大会さえ見ることが出来れば、他はもう良いかな、と言う位の気持ちにさせてくれます。

写真や動画の技術不足で、現場で感じた迫力の、0.00･･･％も表現できていませんが、少しだけでも臨場感を感じて頂ければ、という思いから、備忘録として続けていきたいと思います。
2019年の忘備録↓
https://4travel.jp/travelogue/11596522
2022年の備忘録↓
https://4travel.jp/travelogue/11785745
2023年の備忘録↓
https://4travel.jp/travelogue/11880729

また、今年は私達が住む川西市が市制70周年という事で、2024年8月17日開催の第76回猪名川花火大会で、川西市側の猪名川河川敷に有料観覧席を70席設置し、川西市民を対象に無料で招待するとの記事が出ていました。

まぁ当たらないだろうな、と思いながら、ネットからポチッと応募したら、ナント当選させて頂きました。
凄く混雑している会場の一等地で、椅子に座ってゆっくりと観賞させて頂きました。

規模や迫力では「なにわ淀川花火大会」とは比べようがないですが、今回ベストポジションから見せて頂いたという事で、めでたく卒業させて頂こうかと思います。

北摂夏の花火大会2024、スタートです。

エリア 新大阪駅周辺・十三(大阪)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 私鉄 自家用車 徒歩

花火大会は、当然のことながら夜間開催となります。
午前中は、イオンモール伊丹に出かけ、買物と見たかった映画を鑑賞してきました。

「もしも徳川家康が総理大臣になったら」という、2021年に大ヒットしたビジネス小説を原作とした、AIで復活させて人達による最強ヒーロー内閣のコメディ映画です。

浜辺美波ちゃんを見たいがために行ったのですが、戦国時代の武将達のキャラと役者さんの個性が見事にマッチしていて、結構面白かったです。

今の時代、これ位のカリスマ性が無いと、色々とSNS等の情報過多の時代に民衆を引っ張っていく事が出来ないのかなと思いました。

TOHOシネマズ 伊丹 名所・史跡

ランチもイオンモール伊丹にある、鶴橋風月で頂きました。

倉吉時代には、三朝にあるヤンキーズと言うお好み焼きのお店に良く行っていたのですが、関西に戻って来て6年が経ちますが、私達の口に合うお店が見つけられないでいます。

こちらの味も、私達が好きな味とは一寸違うんですよね｡｡｡｡

イオンに掲示されていた、近畿の花火大会の日程表。

手書きの味がありますね。
これを見ていくと、私達が知らなかった多くの花火大会があるのですね。

では一旦家に帰り、予約している駐車場に向け出発です。

阪急電車さんは、花火大会には阪急で行きましょう、と呼び掛けておられます。
確かに、電車は便利ですが十三駅からの凄い混雑を知っているので、混雑を避け一寸はずれた駐車場に預けて、ブラブラと会場に向かいます。
想定外だったのは、交通規制で右折できず、迂回を余儀なくされた事ですね。

無事、車を停めて徒歩10分位で、会場入口に到着です。

今年も凄い人々が、周辺に陣取っていました。

河川敷は有料ゾーンとなっていて、公式サイトの収容人員だけで37,600人。
他に「ぴあシート」等の4団体の有料席の収容人員を考えると、50,000人近い人が河川敷に集まり、無料ゾーンを含めると500,000人規模の関西でも有数の花火大会です。

なにわ淀川花火大会 花火

今回も、私達の席は「ぴあシート」で確保できました。

椅子席で座席指定と言うのが良いですね。
最初の2019年は、お弁当付きのステージシートで見たのですが、色々調べた結果、翌年からは「ぴあシート」に絞って、抽選に賭けています。

淀川花火大会は、COVID-19の影響から2回の中断を経て、今年36回目の開催です。

水都大阪を象徴する淀川と、街を愛する地元ボランティアスタッフが、手作りで作り上げ、周辺企業・団体・商店等の寄付のみによって財政をまかない、「企画・運営・実行」全て地域の方々の力で、これだけ大きな花火大会を開催していると言うのは驚きです。

打ち上げ開始は19:30～、夏の陽も落ち19時を過ぎて、徐々に空が暗くなっていきます。

対岸の梅田方面のビル灯りも、打ち上げ開始時間になると徐々に消灯されて行きます。

日中は猛暑でしたが、打ち上げ前になると川面を渡る風が吹き、絶好の花火日和になりそうです。

今年のテーマは「～RISE～SORA高く舞い上がる花火に想いをのせて世界へ」です。

5つのシーンに分けて構成し、なにわのSORAに天高く打ち上がる花火で皆の想いを色とりどりに表現していく、という事です。

開幕は、内閣総理大臣賞の受賞歴がある㈱磯谷煙火店が関西唯一「なにわ淀川花火」の為に制作した、オリジナリティ溢れる花火で豪華に開幕です。

オープニング↓
https://youtu.be/SyYWjgXgVCk

第2章「翔 ～Flying Up～」、第3章「騰 ～Heating Up～」、第4章「騰 ～Heating Up～」へと続きます。

花火は、Official髭男dism、緑黄色社会、SEKAI NO OWARIの楽曲とシンクロし、休む間もなく踊るように打ち上げられていきます。

左右2カ所の水面の上で綺麗に広がる、ダイナミックなスターマインと、視界全体を覆うように広がる尺玉で、圧倒的な迫力を感じます。

フィナーレは「跳 ～Jumping Up～」。
威風堂々が流れ始めると、もう終わりかと淋しくなります。

本当に圧倒的なボリュームと壮大なスケール感のある、空高く舞い上がる花火が、空を埋め尽くします。
ホント、涙が出てくる位の迫力、最高ですね。

場所毎の時差退場を待つ時間は、今日の花火を想い出しながら、クールダウンのひとときとなります。

「また、来年まで元気で頑張ろう！」という気持ちにさせてくれました。

＊グランドフィナーレ
https://youtu.be/gAxUY-EXWvU

＊なお、2025年は「大阪・関西万博」の開催期間の関係上、10月18日に開催されるようです。

2週間後の2024年8月17日、今度は第76回猪名川花火大会です。

今年の花火大会は、川西市制70周年を記念して行われるそうで、テーマは「猪名川大花火絵巻」。
川西市のキャラクター「きんたくん」や市花のりんどう、市木の桜の形をした花火等が打ち上げられるとの事です。

＊2024年12月23追記
2025年8月の猪名川花火は開催中止で、以降は隔年開催となるようです。
費用高騰が原因らしいですが、警備等昔とは環境が大きく変わってきていますので、気軽にそこかしこで花火大会が行われ、気軽に楽しむという事は難しいかも知れませんね。
有料制にすることも必要かと思います。

猪名川花火大会 花火

川西市側の猪名川河川敷に設けられた、有料観覧席には70周年記念の無料の市民招待席70と、ふるさと納税の返礼品として用意されている席がありました。

ふるさと納税の返礼品って、色々あるんですね。
私達は市民ですので、ふるさと納税は利用できませんが、倉吉市の打吹花火大会で返礼品席があれば、利用するかも知れませんね。

夏の陽もどっぷりと暮れた頃には、目の前を走る阪神高速も通行止めとなっていて、街路灯も消灯されました。

上空には、綺麗な月が出ています。

19:30になり、いよいよスタートです。

花火とお月さまのコラボ････。

猪名川花火大会は、猪名川を挟んで向かい合っている大阪府池田市と兵庫県川西市が協力し「猪名川花火大会開催委員会」を結成し、企業等からの寄付によって、約4,000発を打ち上げています。

時間にして約40分程、単発の花火が多いですが、それでも打ち上げ場所から近いだけに結構迫力があります。

この花火大会の起源は、1949年に猪名川に感謝をささげる水の祭典として、数百発の打上げ、仕掛け花火を打ち上げたのが始まりで、以降（原則）毎年実施されています。
ただ、2019年から昨年までは、天候不良や東京オリンピックに伴う警備員不足、COVID-19の影響等で中止されていて、今回が5年振りの開催となりました。

例年の人出は約131,000人で、猪名川を挟み、両側に池田市観覧席、川西市観覧席が設けられています。

池田市側には、飲食の屋台等が並び賑やかですが、川西側には見物席しか設けられていないので、楽しみが半減しますね。

いよいよフィナーレです。

＊猪名川花火大会フィナーレ
https://youtu.be/SU_9R8Pxkng

今年、見ることが出来た花火は、なにわ淀川花火大会と猪名川花火大会だけでしたが、やはり花火は良いですねぇ。

秋田の大曲にある「はなび・アム」花火伝統文化継承資料館にあった言葉が思い出されます。

人は花火が上がれば空を見上げます。
うつむいている人も、花火を見れば、前向きな気持ちになれるかもしれません。

花火のチカラは無限大。

ホントそう思います。

2024年は川西市は70周年を迎えます。

私達がこの街に来てまだ7年ですが、恐らくこの街で生涯を終えることになるのだろうなと思います。

思いおこせば、私は大阪市で生まれ奈良で育ち、就職し豊中市に転居し、結婚、子供が生まれ倉吉市に転居し、その時は倉吉で永住の予定でしたが、運命のいたずらか7年前に関西に戻り、川西市に居を構えたのですが、岡山、香川の単身生活を含め、どこも住めば都、楽しかったですね。

川西能勢口駅 駅

川西能勢口の駅に戻ります。
有料観覧席への誘導は完璧で、往復ともスムーズに駅から移動できました。

電車の混雑を避け、アステ川西にあるコメダ珈琲店で少しクールダウンして帰る事にしました。

アステ川西 ショッピングモール

奥様、かき氷＋ソフトクリーム。（ホントの意味でもクールダウンですね。）

私は、コメダブレンド。

何故か私、暑くても殆ど冷たい飲み物や食べ物を口にしていません。
夏場でも鍋好きで、奥様から不思議がられています。

2024夏の花火、ここまで。

この旅行記へのコメント （2）

• masaさん 2024/12/23 15:02:22

  花火大会悲喜こもごも…(^^;)

  毎年夏が近づくと、淀川花火大会の日程を調べます。別に行くわけではありません。当日のシフトを、早番にしないと大変なことになりますので(^^;)
  
  花火がはじまる前１７時くらいから大阪駅周辺は混み始め、終了前２０時半くらいから混雑のピークになっていきます。その前に大阪駅を通過しておかないと！
  
  去年の花火大会の当日には、終了時間に合わせて、阪急塚口～園田間で飛び込み自殺！阪急神戸線は不通。ＪＲや阪神電車に乗り換える人で、大阪駅も大変だったようです。
  ワタシはその前に帰れましたが、肥後橋で働いてたムスメが帰れなくて、日付変わった頃にようやく帰ってきました(^^;)
  
  来年は１０月ですか。めちゃくちゃ忙しい頃ですが、無理言ってでも早番にしてもらわないと！
  情報ありがとうございます。
  
  masa

  まつじゅんさん からの返信 2024/12/23 17:05:13

  Re: 花火大会悲喜こもごも…(^^;)

  masa　様
  いつも私の拙い備忘録へのご訪問、ありがとうございます。
  ホント毎年十三駅や塚本駅周辺は凄い人出ですから、電車の混雑は凄いとお察しいたします。
  一昨年は阪急もJRも止まってしまい、神戸方面は凄い事になっていました。
  阪急も、阪神の甲子園での野球観戦観客の輸送を見習って、臨時便を出すとか、工夫して欲しいですね。
  来年は淀川花火は10月開催、猪名川花火は中止で隔年開催と、夏の風物詩が少なくなっていくのが悲しいです。
  今年も一年、ありがとうございました。
  良いお年を！
  matujyunn