2024/08/23 - 2024/08/23
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六地蔵巡りとは8月23・23日に行われる京都の伝統行事で、京都の周辺部に位置する6ヶ所の地蔵堂をめぐり、疫病退散や家内安全を願うというものです。京都地下鉄バス1日券を使って、一日でまわってみました。地元に根付いた素朴な行事という様子で、観光地的なうざったい感じがなくて、いい風習でした。
いつもならユルユルの計画で歩き出し予定変更もいとわないのが私のスタイルですが、今回はバスを使う場面が多いので、ルートの下調べは念入りにしました。バス路線は複雑で、かつ本数が少ない路線もあるので、注意が必要です。
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朝6時に自宅を出て京都へ。7時50分に阪急烏丸駅(地下鉄四条駅)に着きました。自動券売機で地下鉄バス1日券を購入し六地蔵巡りを開始します。
6ヶ所の寺はどの寺からどの順にまわっても構わないそうです。六地蔵の原点である伏見の大善寺から時計回りに訪るのが良いとも聞きましたが、第一番地蔵が鞍馬口の上善寺だったりします。順番は関係ないということなので、気にしないことに。
四条烏丸から行きやすいということで、最初に山科にある徳林庵にむかいます。地下鉄で一駅先の烏丸御池駅、そこで東西線に乗り換えです。 -
8時20分、山科到着しました。
地下鉄東西線に乗る際に1点注意。それは六地蔵行に乗車し山科駅で降りることです。びわこ浜大津行に乗って京阪山科駅で降りてもほぼ同じ位置に駅はあるのですが、京阪山科駅は京阪線の扱いなので1日券では降りられません。 -
徳林庵へむかう道に屋台が100店舗以上ありました。地蔵巡りは前日の22日と今日23日に行われるので、前日には屋台がでて、おそらく今日も賑やかなのでしょう。でもこの時間に営業している店は一軒もありませんでした。
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駅から徒歩5分で徳林庵に着きました。
朝から参拝の方が次々とやってきます。この場所は、以前東海道を歩いたときにも訪れているのですが、印象が違います。そのときはひっそりとしていましたが、今日は提灯なども飾られていて華やかな雰囲気です。徳林庵六地蔵巡り by walkingmanさん徳林庵(四ノ宮地蔵) 名所・史跡
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以前は閉まっていた地蔵堂の扉も開帳され、地蔵菩薩を拝顔することができました。
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蝉丸の墓がありました。蝉丸がどんな人なのかよく知りませんが、百人一首の読み札の後姿だけは鮮明に憶えています。
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山科駅に戻り地下鉄で六地蔵駅へ。そこから徒歩5分、ふたつ目の大善寺にやってきました。
六地蔵尊と看板がでています。徳林庵でもそうでしたが、警備員の人がいます。六地蔵巡りは僕が想像していたよりもメジャーで大勢の人が訪れるお祭りなのかもしれません。
大善寺に到着したのは9時20分。このあとはバスで移動するのですが次のバスは10時18分。ここでの滞在時間が1時間と決まりました。大善寺、六地蔵 by walkingmanさん大善寺 寺・神社・教会
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六地蔵巡りのはじまりは大善寺からとも言えそうです。そもそもこの行事はあの世とこの世を行き来したとされる小野篁が作った6体の地蔵が大善寺にあったのですが、のちに後白河法皇の命で京都の出入り口にあたる街道の入口6ヶ所にそれぞれ1体づつ地蔵を移動させたことから、これらをまわる風習がおこったのだとか。京の町に疫病や悪いものが入ってこないようにとの祈りがこめられているのだそうです。
大善寺のお地蔵様はこの6体のうち最初からここにいた一体ということになります。元祖ですな。 -
各地蔵堂ではお詣りをしたあとで参拝の証にお幡(はた)をいただきます(300円)。青が徳林庵でいただいたもの、白が大善寺でいただいたものです。
お幡は紙の短冊にこよりがついたもの。うすいよれよれの紙でしかも何カ所も切れ込みがはいっているので、無造作にあつかうと紙がちぎれそうです。クリアファイルのようなものを用意することをおすすめします。 -
大善寺は六地蔵発祥の地なので見所も多いのかと思っていたのですが、実際には境内はあまり広くなく、これといったポイントはないようです。15分もあれば見終えてしまいます。次のバスまで時間がたっぷり余ってしまいました。
当初の計画では各ヶ所で30分程の時間を予定していたのですが、2ヶ所を訪ねた段階で、こんなに時間はいらないなと思いました。夕方までかかると予想していたのですが、詰めればもう少し早く回れそう。せっかく京都にきたのだから早く回り終えて余った時間でどこか観光できないかと考えだしました、バスの時間を調べ直し計画変更です。 -
大善寺最寄の東町バス停から京阪バス6系統で竹田内畑町まで乗ります。
京阪バスは路線によっては中心部を通る路線でも一日券が使えません。要確認です。6系統が有効なことは事前にチェック済みです。
途中、渋滞に巻き込まれて、竹田内畑町バス停には15分遅れで到着です。バス旅は計画通りにはすすみませんね。 -
竹田内畑町から徒歩で20分、浄禅寺に到着です。11時15分到着です。
夏の京都は地獄。この日も気温は36℃、日差しはたっぷりです。風もない。本当は20分も歩きたくなかったのですが、ここは覚悟して歩くことを選択しました。
浄禅寺は交通の便がイマイチ。本数の少ないバスをうまくつかまえることが肝要です。
いま思えばですが、一日券を買ったその足で四条烏丸から地下鉄で竹田まで出て、朝一番の比較的楽な時間帯に歩いてしまうという手もあったかも。 -
浄禅寺にも多くの参拝者がいらっしゃいました。境内が狭いのでけっこう混雑していました。おそらく地下水だと思われるのだが、飲用に適した水飲み場があったのがありがたいです。
すぐ近くの地蔵前バス停から京都市バス18系統(11時41分発)で七条大宮へ、ここで33系統に乗り換えて桂消防署前で下車します。18系統は30分毎なので、浄禅寺参拝の滞在時間は確認しておくほうがいいでしょう。時間がよめない(特に慢性的に渋滞が発生する京都の)バスでの乗り継ぎでしたが、七条大宮ではうまく接続できました。
それはともかく、バスの中は涼しくていいね。浄禅寺、六地蔵巡り by walkingmanさん恋塚浄禅寺 (鳥羽地蔵) 寺・神社・教会
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桂消防署前バス停から徒歩3分、12時35分、桂地蔵寺を参拝します。こちらは本堂の中にお地蔵様がおられて、地蔵堂はありません。
人がまばらで先の3ヶ所と比べて静かでひっそりとしています。おそらく境内が広いのと、訪問時間が昼食時にあたったからだと思います。桂地蔵寺、六地蔵巡り by walkingmanさん地蔵寺 寺・神社・教会
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ひとつ前の浄禅寺では黄色のお幡を、桂地蔵寺では緑のお幡をいただきました。お幡の大きさや形は同じですが、地蔵像のイラストはもちろん、イラストと文字の配置、書いてあるご利益など、各所により微妙にデザインが違う。統一感があるような無いような…(と思ったのですが、家に帰ってから比べてみたら、実は2番目の白札だけ少し大きかったです)。
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桂消防署前から12時53分発の70系統バスに乗車、太秦東口バス停で下車しました。次の源光寺の最寄りは終点の太秦天神川から75系統に乗り換えた常盤嵯峨野高校前バス停なのですが、この75系統は本数が少なく時間があいませんでした。そこで太秦東口から歩くことにしました。
歩きたくなければ(地下鉄バス1日券は使えませんが)嵐電で常盤駅にむかうという選択肢もあります。ただ、乗り換えもあるので歩いた方が早いと判断しました。 -
歩いた方が早いからと言いながら…、広隆寺へ寄り道。国宝第一号という弥勒菩薩のお姿を拝見したかったのです。仏像はよかったのですが境内は期待ほどではなかった。
広隆寺 by walkingmanさん広隆寺 寺・神社・教会
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14時、5番目のお地蔵様がいらっしゃる源光寺に到着です。
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各所にまつられている地蔵尊はいずれも彩色がほどこされた大きな立像でした。着物の柄も大柄で派手だったりする。小野篁は平安時代の人ですから、彼が作ったオリジナルなのだろうかと疑念が生まれました。少なくとも、塗り直しとかなんらかの手が入っているのは確かでしょう。が、あまり詮索するのはやめにします。
源光寺 寺・神社・教会
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六地蔵巡りは(祇園祭のように観光化されてしまったものとは違って)地元の住人が中心のお祭りです。幡を販売する係の人がご近所らしき方と談笑していたりして、なんとも微笑ましい光景を幾度も見かけました。近隣の方の力で成り立っていることは、お供えの品からも窺い知ることができます。
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次の上善寺の最寄りは地下鉄の鞍馬口駅なので、バスで地下鉄の駅まで移動です。
常盤嵯峨高校前からは91系統で西大路御池駅か、93系統で丸太町駅かをめざすことになります。僕は先にきた91系統に乗りました。このバス停は本数があるので、源光寺では滞在時間を気にせずに過ごしても後続に問題は生じないでしょう。 -
15時、最後の上善寺に着きました。
人が大勢で驚きました。胸にお揃いのシールをつけていたので、ツアーの人たちだということがわかりました。バスツアーが組まれるほどの人気行事なのですね。バス1台ではおさまる人数でなかったから、複数台を連ねたバスツアーなのでしょう。上善寺、六地蔵巡り by walkingmanさん上善寺 寺・神社・教会
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上善寺に限らずですが、無数のお旗が奉納されていました。これは去年にいただいたものをお返ししているのです。
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源光寺では紫の、上善寺では赤のお旗をいただきました。これで6ヶ所コンプリートです。
時刻はまだ15時15分。この時間ならどこか観光することができます。 -
鞍馬口からは地下鉄でひと駅の北大路駅、さらにバスに乗り源光庵にやってきました。せっかくフリー切符があるので、京都の中心部からは行きずらい場所にしようと思い源光庵を選びました。
源光庵、悟りの窓 by walkingmanさん源光庵 寺・神社・教会
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源光庵を選択したのは正しかったようです。真夏の夕刻ということもあってか、入場者は5人ほど。静かな時を過ごすことができました。
ここの魅力は仏像というよりもこの場所が醸しだす空気だと思います。人が多ければ雰囲気が台無しだったと思います。 -
有名な悟りの窓と迷いの窓がこちら。独り占めです。そばに座ってボーッとして、なんと贅沢な時間だろうと思いました。おそらく観光シーズンなら写真撮影の列ができて、座るなんてことはできないでしょう。
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そんなこんなで自宅に着いたのは20時。シャワーで汗を流してビールを飲みたかったのですがその前に一仕事残っています。
最初に訪れた徳林庵でこう教えてもらいました。「6枚のお旗がそろったら、玄関に吊るしてください。明日(24日)の朝、お地蔵さんが幡を目印にやってきてご利益をわけてくれますよ。なんでもまだ暗いうちに回られるということなので、今夜のうちに吊るしておいたほうがいいですよ」
ビールを飲んじゃったら面倒くさくなって吊るすのを忘れてしまう。
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