2024/07/06 - 2024/07/06
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この旅行記のスケジュール
2024/07/06
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車での移動
中国自動車道
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そば処 清聴庵
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八重山神社
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車での移動
中国自動車道
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この旅行記スケジュールを元に
遥か古代から明治大正まで出雲地方の地場産業だった鑪(たたら)製鉄、それを生業にして栄えた三大地主・鉄師御三家が田部家、櫻井家、絲原家です。各家の操業地や居住地である奥出雲町と雲南市南部には多くの遺構が残されていて「出雲國たたら風土記~鉄づくり千年が生んだ物語~」として2016年、日本遺産に認定されました。
中国地方山あいの独創的な文化・歴史といえば神話・神楽・そして鑪。たたらにまつわる歴史や文化に触れてみようと、日帰りで奥出雲地方までドライブしてきました。よろしければご覧下さい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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中国自動車道と松江自動車道を通りながら広島県の北端へ。
高野IC直結の「道の駅 たかの」で休憩&お買い物タイム。お天気に恵まれた土曜日の10時台、多くの車・人で混雑していました。でも野菜やスイーツなど充実していて寄る甲斐は十分あり。道の駅 たかの 道の駅
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国道432号で王貫峠を越えた所から島根県、「神話の里 奥出雲町」に入ります。
ほどなく右に折れて櫻井家住宅・可部屋集成館の駐車場に到着。重要文化財 櫻井家 日本庭園 公園・植物園
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松江藩の鉄師頭取として財を成すとともに地域の発展や教育振興に力を尽くした櫻井家の旧本宅・庭園が重要文化財として残されています。
中国山地の緑の山々に囲まれて、青空や日射しは真夏の様相。 -
広島市郊外(可部の辺り)や道の駅があった高野町を経てこの地に根を下ろし、たたら操業による鉄の生産で地位を確立した櫻井家の歴史を直に触れながらの見学。やっぱり旅はいいね(コロナ禍のお出かけ規制を振り返りつつ・・・)。
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構図が悪くて恐縮ですが、本宅や庭園を配置した敷地内を御成門(たぶん)越しに眺めた様子。
度々来訪したという松江藩主も、この門をくぐった先の景観に「ほおー」と感嘆していたのかも。 -
櫻井家の当主が丹精込めて作った「岩浪の庭」。松平不昧公のように美的センスを持ち得ない自分にとっても、丁寧に造形された庭の情景にしばし感動。
重要文化財 櫻井家 日本庭園 公園・植物園
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池の背後の斜面を見ると、かなり高い位置から水が滝として流れ込んでいました。山村の住まいの庭にこのスケール感は正直びっくり。
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玄関周囲や周りの縁側から本宅の室内を見て回る。建物自体は質実剛健そのまま、実際に使われていた頃を偲ばせる品や写真が飾ってあった。
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建物の前の空間に並べられた敷石の配置が少し不思議。丸い石と四角い短冊石を組み合わせる出雲流庭園の特徴なんだそう。
(ご参考下さい↓)
https://garden-guide.jp/spot.php?i=sakurai -
自分の好きな被写体である「屋根と空(樹木)」を狙った1枚。
ほとんど人がいない山間の静けさの中、櫻井家の財力、江戸期におけるたたら製鉄の貢献力の大きさを実感した次第。 -
庭園の奥の小広くなった所に咲いていたアジサイの花。今年初めて撮ったアジサイでした。
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史料館(可部集成館)に戻り、涼しい室内をゆっくり見学。
一族の始祖に関する資料、たたら製鉄に関する資料、櫻井家の歴史に関する資料がコンパクトに展示してあるほか、ここでロケを行った番組(とくに最近の例として日曜劇場VIVANTの撮影風景)関連の資料も並んでいました。公益財団法人 可部屋集成館 美術館・博物館
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出雲三大鉄師に挙げられる田部家・(仁多)櫻井家・絲原家、そして田儀櫻井家という四大工場のパワーバランスが窺える資料。この後訪問する田部家が一番大規模に生産していた訳だね。
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陳列台に収まった日本刀の見事な輝き。世界に誇れる伝統工芸品です。
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日本遺産の1つ「出雲國たたら風土記」の構成文化財であることを証明する鉄のオブジェ。黒きつね君に見送られて可部屋集成館を後にしました。
https://tabi.tetsunomichi.gr.jp/travel-suggestions/
https://tatara-iron-making-okuizumo.jp/topics/961 -
駐車場の脇に佇む「清聴庵」で出雲そばの昼食をいただく。十割そば以上に天ぷらの野菜・山菜に舌鼓、お薦めの品です。
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数日前の大雨で増水気味のせいもあって、谷沿いの瑞々しさや山の緑の濃さがより印象に残った上阿井の山里(櫻井家の故郷)でした。
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次に向かう吉田(田部家の故郷)へは県道38号線を西に車を走らせます。市町境の前後は道が狭いのでご注意を。
前綿屋鐵泉堂横の駐車場に止めて、念願の田部家土蔵群とご対面。田部家先代の智久氏に密着した昭和期のNHK特集の再放送を見てから(正月の頃?にやってました)訪ねたいと思っていた場所でした。田部家土蔵群 名所・史跡
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1つ前の写真の奥、この階段を上がった先が田部家の(吉田での)居宅。松の木が堂々たる威風で構えています。
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今の時代は収蔵物の出し入れや人の出入りはさほどないんでしょうけど、並んで建つ蔵自体も周囲の白壁も綺麗に整えられていて、緑や青空とのコントラストも相まって神聖な雰囲気が漂っているようでした。
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鐵泉堂ショップを覗いてみる。田部家の歴史やたたら操業の変遷に関する説明板も掲げてあります。
商品の方は定番の包丁や靴べら、ゴルフパター等が陳列。どれもいい値段・・・ -
吉田の街並みを見つつ緩やかな坂を上って鉄の歴史博物館を見学。お医者さんの民家だった建物を使った郷土資料館で、1階と2階に様々な展示物が陳列してある。
鉄の歴史博物館 美術館・博物館
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博物館の玄関には再び鉄のきつねさんがお出迎え(日本遺産の構成施設ということだね)。そして、翌日の七夕を控えて笹飾りが。てるてる坊主が星空をもたらしてくれたかな。
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昭和44年当時、途絶えかけようとしていた旧来のたたら製鉄の技術を記録した映画を観賞。左側に写る”最後の村下”堀江要四郎氏を中心とした吉田の人々の姿を垣間見ました。
いったんは途切れたもかも知れないけど、昭和52年から日本美術刀剣協会による「日刀保たたら」としてたたら操業を復活、あるいは田部家でもたたら復活を試みるなど、本来の場所で誇るべき技術が継がれようとしているのは素晴らしいことですよね。応援します。
https://www.wisewisetools.com/feature/221019_tamahagane -
奥の土蔵や離れも展示室になっていて見所多し。たたら製鉄や江戸期の鉄を含めた物品交易、兵庫県三木の鍛冶技術などなど。
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たたらに欠かせない木炭とともに、中国地方の里山景色で必ず目にする鮮やかな色の「石州瓦」を間近に見られます。
吉田に限らず、今日のドライブコースの至る所で石州瓦の民家が点在する景色が広がっていたよ。 -
博物館やお店では観光客の方々をお見かけするものの、実に清閑としていた田部家の地元、吉田。奥出雲にふさわしい(?)奥ゆかしさの残る町でした。
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田部家が操業する山内の代表格で、当時の雰囲気が残っている菅谷地区へ。
写真には入ってないけど総合事務所に相当する元小屋と米倉・三軒長屋(村下などが暮らす)が高殿と対峙しています。正面の三軒長屋が受付で、案内役の地元の方が待機してました。 -
たたら製鉄の炉を覆う「高殿」。現存の高殿はここだけなんだそう。
道路を挟んで聳える大木はカツラ。鉄を司る神様の金屋子神が降り立ったご神木として、高殿に寄り添うように立っています。菅谷高殿 名所・史跡
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高殿内の見学では、ガイドさんが炉の構造やたたらの製法から、もののけ姫との繋がり、トワイライトエクスプレス瑞風の乗客がやって来る話等を聞かせて下さいました。
鉄の歴史博物館での記録映画で知ったことですが、炉の床(土)の中も長年の経験に基づき鉄の品質を高めるために木炭や粘土をきちんと重ねて作ってあるなんて、見ただけではわかりません。菅谷高殿 名所・史跡
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田部家の故郷探訪を終了。中国山地独特の歴史や文化に触れる今回の日帰り旅も大詰めです。(絲原家は次の宿題・・・)
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国道54号線を少し南に走ってから支流の八重山川を遡ります。
向かった先は八重山神社。斜面の高みにある神社まで小径や石段をずんずん登っていく。 -
1つ前の写真の先に見える随神門の両脇には異形の狛犬が鎮座(今はケースに収まっていますが)。石見の名工・坪内平七郎利忠の作で、その道のファンには見逃せない犬なんだとか。
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さらに急な石段を上がっていくと、断崖の直下に建つ八重山神社の本殿が現れます。家族の健康、仕事を含む生活の安定を祈って頭を下げてきました。
牛馬の守護神でもあり、畜産の盛んな山陰各所の農家さんが詣でる社でもあります。左に少し見える柵の中に小さな牛の像が祀ってありました。 -
最後に「道の駅 たたらば壱番地」でお土産や野菜を購入。写真の店で買ったままたまごのプリン、めちゃおいしかったです。
因みに、卵の生産やスイーツづくりに取り組んでいる「たなべたたらの里」は田部家の新たな事業です。がんばれ長右衛門さん、そして吉田の皆さん。道の駅 たたらば壱番地 道の駅
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今日は訪問できなかったもう1つの御三家、絲原家ゆかりの地巡りを今年中に実行したいですね。叶ったらまた旅行記に纏めます。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
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