2023/05/26 - 2023/05/26
446位(同エリア1325件中)
赤い彗星さん
この旅行記スケジュールを元に
浜松城と浜松駅周辺を散策した後、予約時間に合わせて、
一駅隣の高塚駅にあるスズキ歴史館を訪れました。
乗物には全く詳しくはないのですが、以前名古屋のトヨタ産業技術記念館を訪れた際に結構楽しめたので、同じ自動車メーカーのスズキに関する歴史を学ぶことが出来るスズキ歴史館を訪れる事にしました。
◆トヨタ産業技術記念館の旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11173372
事前予約は必須ですが、レトロな車やオートバイなども多数展示されており、乗り物好きな人は非常に楽しめる施設だと思います。
- 旅行の満足度
- 4.5
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浜松駅から、東海道線で一駅隣の高塚駅に到着。
高塚駅 駅
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高塚駅北口の最初の交差点を右折し、市街地の道路を進み通りも広くなったあと、暫く進むとスズキ本社前にスズキ歴史館が建っています。
駅からの行程は、ほぼ真っ直ぐの道路を歩いて約15分程。
要予約ですが、無料で見学する事が出来ます。スズキ歴史館 美術館・博物館
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歴史館前のスズキ本社。
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外からも見る事が出来る場所に停車しているスズキ フロンテ360(LC10型)。
1967年に発売された2代目フロンテのマイナーチェンジ版です。 -
ヨーロッパのラリーで優勝もしているラリーカー。
手前がスズキスイフトスーパー1600、奥がスズキイグニススーパー1600。 -
壁側に展示されていたレース用オートバイ。
1階には入館受付があり、スズキ歴史館限定グッズなども販売されています。 -
2階では、車の開発から生産までの一連の過程に関する展示を見学する事が出来ます。こちらは新車をデザインしている部署が再現されています。
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デザインされた車の実物大クレイモデルを作製しているシーンが再現されています。左側の茶色の部分がクレイモデル、右側が完成品。模型と完成品を半々にして、一目で対比できるような展示にしてくれています。
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普段見る事の少ない車の内部が、スケルトン展示されています。
ジープのレントゲン写真が実物化したような展示品です。 -
ゼブラカラーの牽引車。
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車に施された安全装置の仕組みが解説されています。
いかに衝突の衝撃を吸収して乗員の命を守るかといった安全面が、車両のあらゆる箇所で考慮されて設計されている事が分かります。 -
工場の作業者ユニフォーム。
作業者の安全と車の品質を守るために着用されています。 -
車のシャーシにエンジンを組み込んでいる組み立て工程の再現。
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こちらはドア以外の外観が出来上がった車にシートを組み込んでいます。
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いくつもの工程を経て、車が完成しました。
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鈴木式織機株式会社製のロゴが入った織機。
現在は自動車メーカーのスズキですが、織機メーカーとして創業して、自動車メーカーまで発展した企業です。トヨタも織機メーカーから始まっていますし、織機と自動車は、機械の発明や開発部分に相通じるものがあるのかもしれませんね。 -
2階には、浜松市を含む遠州地域を紹介するコーナーも設けられています。
浜松は、航空自衛隊発祥の地だったんですね。知らなかった。 -
航空自衛隊の活動を紹介するために、特別に借用したパイロットスーツ。
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浜松まつりの紹介もされています。
毎年3日間に渡って、凧揚げ合戦や御殿屋台の引き回しが行われる壮大なお祭りのようです。 -
3階は、スズキのモノづくりの歴史に関する展示がされています。
初代社長の鈴木道雄氏が取得した特許「改良自動織機」の看板が掲げられています。 -
鈴木式と描かれた丸い電燈。
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1911年に初代社長の鈴木道雄氏が、発明した杼箱上下器搭載織機。現存する織機が無かったため、実用新案の登録書類を基に復元したものです。
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2階にも展示されていた織機。
足踏み式の木造織機から、機械製の自動織機に移り変わっています。 -
1930年代の織機。かなり巨大化していますが、金属部分と木造部分が混合している織機です。
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複雑な模様を自動で織り込むことが出来た、1950年代のジャカード織機。
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明治時代の鈴木工場の写真。
取得した特許を示す大きな看板が掲げられています。 -
鈴木道雄氏の胸像と1950年代の補助エンジンを付けた自転車。
ペダル付きの自転車ですが、現代のモベットのようなものですかね。 -
日本初の軽四輪乗用車「スズライト」。
1955年に発表された乗用車で、スズキのスズと軽さと光明を表すライトを組み合わせたネーミングとなっています。日本で初めて前輪駆動を導入した自動車です。 -
手前の2台が、1990年まで使用していたフロンテを初めて冠した乗用車。
奥の軽トラは、スズライトの軽トラック版です。 -
女の子がコンクリート塀の隙間から、何かを覗いていますね。
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足跡マークのある場所から覗いてみると、家の前に車が止まっています。(映像経由でなくても実際に止まっています。)
恐らく映画のAlwaysに出てくるような時代でしょうから、車を購入したりしたら、すぐに近所中の噂になって、みんな見に来たりしていたんでしょうね。 -
1968年にフロンテ360SS 2台をイタリアに送り、ハイウェイの走破テストを行った走行車。ミラノ~ナポリ間750kmを平均122.4km/hで走破し、高速性と耐久性を実証しました。
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スズキが生産してきた車やオートバイが、ぎっしりと並べられて展示されています。
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スズキ初のナナハン。
GPレースで得た技術を投入し、パワフルながら静かなエンジンを備えており、アメリカではウォーターバッファローと呼ばれ、人気が高かったそうです。 -
スズキが販売していた「セルボ」をベースに、武蔵工業大学で水素エンジンの研究実験に使用されていた車両。2014年に大学から車両の寄贈を受け、3年半かけて外観が復元されました。
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現在も販売されているスズキ「アルト」の初期型。
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250ccクラスのオートバイ。
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エルトン・ジョンの直筆サイン入りの車。
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長嶋茂雄氏と星野仙一氏の直筆サイン入りの車。
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軽トラックを利用した販売車の実例展示。
スズキのキャリイは、全国で販売車として活躍しているようです。 -
スズキ本社やスズキ歴史館を繋ぐ地下通路には、大きな燕のエンブレム。
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