２０２２－２０２３年末年始旅 その２９ 近畿日本鉄道生駒線 生駒－王寺

2023/01/01 - 2023/01/01

過去旅アルバム

エリア 奈良

• 旅行の満足度: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄

再び生駒駅の中間改札を通り、生駒線へ乗りかえる
奈良線を挟んで反対側の５・６番ホームから出る
生駒駅のホームは、けいはんな線・奈良線・生駒線がそれぞれ一本ずつのホームを使用していてわかりやすい

生駒線は元々は近鉄とは別資本の会社が王寺から枚方へ抜けることを目的として計画した路線
生駒から私市間の山越えはあまりに難工事が予想され頓挫し、別に開業していた枚方東口と私市の間は現在は京阪交野線となっている

現在の生駒線は、私に土地鑑がないのを差し引いてもどこを通っているのかよくわからない路線だ
起終点で他線区に乗り入れることも途中で交わることもなく、地図を見る限り山越えもない
普通列車がただただ線内を往復している独立路線である

まずは複線の線路を走り出す

郊外風景といった風情

線路際にも住宅が迫るも

単線のまま残されている区間も多い

萩の台駅
周辺の住宅造成により昭和５５年に誕生した通勤通学駅
下り列車とすれ違い

東山駅
相対式ホームのように思えるも

上り線側は車止めで行き止まりになっている
将来性を見込んでのこの構造も、片面ホーム駅扱いが三十年来そのままになっている

平群駅でもう一本下り列車とすれ違い

谷を抜け、奈良盆地の北西隅へと入っていく

西の山影に日が落ちる
今日はさらにもう一路線乗らないといけない
一本でも遅れたら最後は日が落ちて暗闇になっただろう
全てダイヤ通り動いてくれてよかった
近鉄の諸兄に感謝だ

信貴山下駅
ここが、西信貴鋼索線の相方であった東信貴鋼索線が出ていた駅だ
六時間かけて反対側へとやってきた

今は信貴山へはバス連絡となっていて、駅前には使用されていたケーブルカー車両が保存されていた
ケーブルカー路線だった?と思しき、坂を登っていく一本道も見えた

大和川を渡る

三郷町から王寺町へ

街中を走ることもなくすぐに終点

王寺駅

駅前広場直結の地平駅
改札すぐに電車が停まる、一番便利な駅の姿である