奄美ブルーとマングローブカヌー体験　梅雨明けの奄美大島　2泊3日

2024/07/01 - 2024/07/03

かねてより気になっていた奄美大島。福岡からは直行便も出ていてアクセスは悪くないけど、何せ航空券がお高い…と二の足を踏んでいたところ、JALのタイムセールで運良く片道7,700円の座席が取れ、訪れることができました。梅雨明けの奄美。お天気に恵まれ、連日35℃近い記録的な暑さ。その分海が綺麗で、人も温かく、ご飯も美味しく、充実した旅となりました。

＊航空券　福岡⇄奄美大島　￥15,620
＊宿泊　ホテルサンデイズ奄美　2泊　￥11,520
＊レンタカー　3日間￥9,500＋ガソリン代￥2,213

エリア 奄美大島(鹿児島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

大雨警報の出る福岡を出発し1時間。嘘のように晴れ間が広がる梅雨明けの奄美大島に初上陸！今回の旅の移動はレンタカー。奄美レンタカーさんにお世話になります。空港に到着すると店名を書いた紙を持ったレンタカー各社さんがお出迎え。送迎車で店舗まで送ってもらい、手続き。奄美レンタカーさんは、ホテルのチェックイン機のような機械で運転免許証のスキャンや契約、決済まででき、10分ほどで出発。スムーズすぎて心の準備が…笑。
この旅の相棒は、日産デイズです。

まず向かったのは奄美パーク。奄美の自然や文化、歴史を学べる「奄美の郷」と「田中一村記念美術館」が同じ敷地にあります。受付の方に「両方ご覧になれる共通券がお得です」とおすすめいただき、両方見学させていただくことに。

鹿児島県奄美パーク テーマパーク

恥ずかしながら田中一村さんを初めて知ったのですが、こちらの展示で奄美のこと、一村さんの情熱、生涯に触れ、この旅の貴重な予備知識に。ちょっと立ち寄るつもりが1時間半も滞在。

田中一村記念美術館 美術館・博物館

車を走らせ、空港から少し北上したところにある土盛海岸へ。

土盛海岸 自然・景勝地

海水浴をする人で賑わってました。透明感のある海、波の音！この日の気温は34℃。波打ち際まで近づくと、飛び込みたくなる衝動に駆られます。

土盛海岸 自然・景勝地

さらに北上し、あやまる岬へ。ぐるっと海に囲まれて、地球は丸いんだなぁと改めて実感。

あやまる岬 自然・景勝地

お腹がすいてきました。4時起き、始発で出てきて朝から何も食べていません。ということで、事前に調べていた鶏飯発祥のお店といわれる「みなとや」さんへ！

みなとや グルメ・レストラン

11時半過ぎに到着したときすでに満席、入口にある紙に名前を書いて待つこと1時間。やっと念願の鶏飯！ひと口食べただけでわかる行列の理由。待った甲斐があった。。。いろいろ好みがわかれると思いますが、絶品です！

みなとや グルメ・レストラン

お腹いっぱいになり、朝も早かったので早々と本日のお宿へ。奄美の中心部、名瀬にあるまだ新しいホテルサンデイズ奄美さんに2泊お世話になります。

ホテルサンデイズ奄美 宿・ホテル

スタンダードシングルのお部屋。ブルーを基調にしていてビジネスホテルとは一線を画すリゾート感があります。窓からは名瀬港が。

ホテルサンデイズ奄美 宿・ホテル

昼間のお部屋からの景色。

ホテルサンデイズ奄美 宿・ホテル

水回りも清潔感あって◎

ホテルサンデイズ奄美 宿・ホテル

シャワーブースだけですが、最上階に大浴場があります。シャンプー、コンディショナー、ボディソープはスティーブンノル。

ホテルサンデイズ奄美 宿・ホテル

夜の眺め。フェリーが入港してました。夕ご飯は、いくつかお店をピックアップしていましたが、昼間の鶏飯がまだお腹にいたのでそのまま就寝。

ホテルサンデイズ奄美 宿・ホテル

2日目は早起きして散歩がてら「サンドイッチカフェ奄美」さんへ。中に入っていたきゅうりがピクルスになってて美味しかったです。外から見るとそうでもないのですが、かなり店内は広く、朝から地元の方や観光客で賑わってました。

サンドイッチ カフェ 奄美 グルメ・レストラン

奄美でやってみたかったマングローブのカヌー体験へ。ホテルから国道58号線を走ること約30分、黒潮の森マングローブパークに到着。途中2km超えのトンネルがいくつも出てきて、そのたびに車内で聴いてたラジオが電波が届かず無音になったのが怖かった。。。帰りはSpotifyで音楽流して帰ろうと心に決めました。あと、あんなに長いトンネルなのに無灯火で走ってる車が多いのが謎すぎて怖すぎて。。。いろんな意味でトンネルにはご注意を。

黒潮の森マングローブパーク 公園・植物園

さて、気持ちを切り替えてカヌー体験へ！受付の方が「今でしたら11時30分がご案内できます」と声をかけてくださったので、迷わず参加。ガイドさんが乗り方、漕ぎ方を教えてくれたり、マングローブに棲む生物の案内をしてくれます。それで1時間3,000円はお安い。

黒潮の森マングローブパーク 公園・植物園

マイナスイオンをたっぷり浴びながらゆっくりカヌーを漕ぎます。最初こそ要領が掴めず先行きが危ぶまれましたが、最後は楽しんでゴール！翌日はもちろんしっかり筋肉痛。笑

黒潮の森マングローブパーク 公園・植物園

カヌーでいい感じにお腹を空かせたので、車を走らせ「島とうふ屋」さんへ。13時半くらいでしたが、5組くらい待っていました。

島とうふ屋 グルメ・レストラン

30分ほど待って席に通してもらえました。注文して待ってる間に湯豆腐や豆乳、ミキをご自由に、とのことでしたので、湯豆腐とミキを。ミキは奄美大島で昔から飲まれる発酵飲料だそう。甘酒に似た優しい甘さで好きな味でした。

島とうふ屋 グルメ・レストラン

週替わり定食を。島豆腐をはじめ、おから、湯葉、ところてんなど体が喜ぶヘルシーな定食。ごちそうさまでした。この後カヌーで消耗しすぎ、ホテルでシャワーを浴びてそのまま夜に。。。

島とうふ屋 グルメ・レストラン

3日目です。朝食は前日テイクアウトしてきたサンドイッチを部屋でいただき、荷物をまとめてチェックアウト。名瀬から1番近いビーチ、大浜海浜公園へ。

大浜海浜公園 公園・植物園

ビーチには打ち上げられた珊瑚のかけら。

大浜海浜公園 公園・植物園

奄美海洋展示館もお隣にあります。

大浜海浜公園 公園・植物園

少し上ったところには見はらし広場があって、海が見下ろせます。個人的に、ここの海が1番好きでした。奄美大島は本当にどの海も綺麗で、それぞれ表情も違って、どれもこれも素晴らしく全然すべてを回れたわけではないですが。。。

大浜海浜公園 見はらし広場 公園・植物園

名瀬を後にし、空港へ向かいます。途中、鶏飯の有名店「ひさ倉」さんへ。ちょっとドキドキしましたが、とりさしを頼んでみました。まったく癖がなく食べやすい。鶏飯はあっさり系でさらさらと食べられてしまいます。スープがまだ残っていたのでご飯をおかわり。「たくさん食べてね」っておっしゃってくださいました笑。

けいはん ひさ倉 グルメ・レストラン

まだ時間があるので、気になっていた大島紬村へ。ショップだけなら無料です。入場料550円を支払うとガイドさんが案内してくださいます。実際に織っている職人さんの様子も見学でき、職人さんからお話を聞けます。大変な根気のいる作業で、若い人が入っても音を上げてしまう、後継者が育たない、といったお話も。大島紬が高価な理由も納得。

大島紬村 名所・史跡

工房へ向かうところ。この黄色いお花は今が最盛期だそう。

大島紬村 名所・史跡

この日も34℃を超える暑さ。冷たいものが恋しくなり、ジェラートで有名な「ラフォンテ」さんへ。ダブルとトリプルが選べ、トリプルにしました。店内もおしゃれで続々とお客さんが来ていました。

ラフォンテ グルメ・レストラン

ジェラートで少し元気を取り戻し、車を走らせ倉崎海岸へ。こちらは海岸沿いにゲストハウスが立ち並び、マリンスポーツをメインに楽しみたい人向けの滞在ができそうだなと思いました。この海の色。何度見ても感動する。

倉崎海岸 ビーチ

奄美空港へ戻ってきました。行きは空港内をじっくり見ずに出てしまったので、帰りは少し早めに。

奄美空港 空港

あっという間の3日間でした。奄美大島は、手付かずの自然と美しい海、観光地化されすぎず程よい人との距離感が心地よい島だと感じました。地元の方が奄美を大好きで大切に思っていることが伝わってきました。またぜひ訪れたい気持ちと、今回の旅の記憶と感動をそのまま大事に持っておきたい気持ちとが半々で複雑な気持ちです。こんな気持ちになることはあまりないのですが。。。
やはり島は奥が深い。また次なる島を求めて島旅を続けていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました☺︎