塩ラーメンとイカを求めて函館へ（3日目）：大沼公園の絶景・トラピスチヌ修道院・五稜郭・函館山の夜景

2024/06/23 - 2024/06/26

シンプルな塩ラーメンといかが食べたくなり函館へ一人旅。函館の街並みをいろいろ見ながら味覚を楽しんできました。天候はあまりよくなくて晴れ間が広がったのは1日だけでしたが、その日に大沼の方まで足を延ばして絶景を見ることもできました。函館は見どころもたくさんありますが観光するにはコンパクトにまとまっているのでとても回りやすく、歴史を感じることができた4日間でした。食べ物もおいしい本当に良い所。

2日目の旅程：曇りのち晴れ
湯の川から森町へ→柴田商店（いかめし）→大沼公園駅周辺→きじひき高原パノラマ展望台→トラピスチヌ修道院→りんさん（塩ラーメン）→函館市北洋資料館→五稜郭タワー→元町公園周辺→函館山山頂（夜景観賞）→グルメ回転すし函太郎→ホテル泊

エリア 大沼・駒ケ岳(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝食はブッフェレストラン 「月舟」のバイキング。

函館湯の川温泉 海と灯 ヒューイットリゾート 宿・ホテル

美味しそうなものがいっぱいありました。種類も多く海鮮物はてんこ盛り。

コーヒーは函館発祥の美鈴珈琲。

今朝は海鮮中心の和食メインで。

ホテルを出発します。

函館湯の川温泉 海と灯 ヒューイットリゾート 宿・ホテル

ホテル名の書体は世界的な書家である金澤翔子さんの揮毫だそうで、書がロビーに飾られていました。

湯の川から函館新道へ。函館ICから七飯藤城ICまでの11kmは無料区間でした。

その後国道5号線を経て道央自動車道に入ります。

森ICで降りましょう。ここまで湯の川から1時間ほどかかります。

目的地は阿部商店。

いかめし 阿部商店 グルメ・レストラン

ここで製造はしているみたいなんですが、販売は別のお店でという張り紙があったのでそちらに向かいましょう。

すぐ近くの森駅に到着。

森駅 (北海道) 駅

駅の横に柴田商店はありました。レトロな感じのお店。

柴田商店 グルメ・レストラン

わあ、これはいかめし専売店ですね。お婆ちゃんが一人で切り盛りされているようです。

いかめしを一つ購入。まだ暖かい出来たてほやほやです。

森町側から見ると駒ケ岳は厚い雲に覆われています。天気が心配。次は大沼公園に向かいます。

大沼の周りではサイクリングしている人達がたくさんいました。

大沼公園の中心部に到着。

小さいけれと趣のある駅舎。

大沼公園駅 駅

駅前には売店や飲食店などがたくさんありました。

観光マップの大きな看板もあり。

中心部にもかなり多くの見所があって、散策やサイクリングの道になっています。今回は回れませんが、季節の良いときにまた来てみたい。

観光案内所もあります。遊覧船に乗りたかったけれど、時間の関係で乗船できず。

車で少し走った所にフォトスポットがありました。

うーん、雲が多くて山頂まで見えない・・・。

30分ほど粘って待っていると雲が晴れて尖がった山頂が姿を現しました。もともとは富士山のような形でしたが、大きな噴火で上部が吹き飛んでしまいこの形になったそうです。

観光案内所できじひき高原から大沼公園全体を見渡すことができると教えてもらったので、高原のパノラマ展望台に向かいます。

気持ちの良い高原の道路。途中にはタイヤの音が音楽に聞こえるような道もありました。カールおじさんのCMの歌です。

30分ほど車を走らせると「きじひき高原パノラマ展望台」に到着です。ここは大沼公園がある七飯町の隣の北斗市になります。休憩所の中には係の人がいて自販機やトイレもあります。

きじひき高原パノラマ展望台 名所・史跡

おおっ、これは絶景。駒ケ岳と大沼周辺が一望できます。

天気が良くて良かった。

右手には函館方面が広がります。函館山の他に、北海道新幹線の線路や新函館北斗駅も見えますね。いい眺め。隣の七飯町にも城岱（としろ）牧場展望台、函館七飯ゴンドラといった絶景ポイントあるので、また訪れてみたいものです。

湯の川の方に戻って来てトラピスチヌ修道院に向かいます。近くに大きな駐車場がいくつかあるので助かりました。

修道院の正門をくぐります。こんな汚れたおっちゃんがくぐってもいいのかドキドキします。

トラピスチヌ修道院 名所・史跡

最初に出会うのは大天使聖ミカエル像。元の像はフランスから送られましたが、風雪で傷んだため1986年にブロンズで鋳造し直されたそうです。その奥にはよく手入れされたきれいな庭園が広がっています。

修道院の聖堂は美しい。柵から先には入れません。

聖家族三図の壁画と資料館・売店。

資料館には修道院と修道女に関する解説や展示がありました。

売店では小物類とかクッキー、チョコレート、マダレナとかを売っています。ここではバター飴を10年ほど前から作っていないらしい。

プレーンクッキーを買いましたが、とても美味しかったです。

お腹が空いたので湯の川地区にあるラーメン店「りんさん」にやって来ました。昭和23年創業の老舗です。町中華なのでいろんなメニューがあります。

りんさん グルメ・レストラン

うんうん、この透き通ったスープ。あっさり目の塩味で飲み干せました。美味しいなあ。

次は五稜郭の近くまで来ました。最初は北洋資料館から見てみましょう。入口を入ってすぐ、大きなホッキョクグマの剥製に出会います。

函館市北洋資料館 美術館・博物館

北洋漁業や缶詰生産、ニシン・サケ漁の解説。

サケ・マス漁業についての解説。海獣の剥製が大きくて迫力あります。

カニ漁についての解説。蟹工船の精密な模型もありました。

旧式の魚群探知機が展示されています。

北洋航海を体験できる部屋もありました。前のスクリーンに荒れる海が映って、数分間大きく上下に揺れます。実際よりもかなりソフトにはしてあるそうですが酔いやすい人は要注意。

捕鯨の歴史と捕鯨砲。

もちろんイカについての資料もあり。資料館はかなり見ごたえがあって面白い所でした。

資料館からほど近い五稜郭タワーにやってきました。

チケット売り場は先に売店を通ってから。

エレベーターで展望台に上りましょう。

四方を見渡すことができる広い展望台です。

五稜郭の全景。桜の時期はすごくきれいらしいのですが激混みとのこと。

函館市街を一望できます。

土方さんが座っています。

五稜郭にまつわるパネルや展示もたくさんあり。

展望台には小さな売店もありました。

エレベーターが動き出すと照明が落ち、兵隊たちが浮かび上がってきます。

大砲とか土方像とか。

コナンのスタンプコーナーは修学旅行生と子供たちに人気です。

閉まっていましたが五島軒とかいくつかのレストランもありました。

もう一回函館山の夜景にチャレンジ。通行規制解除まで時間があるので元町周辺を散策。教会や建物がライトアップされていてきれいです。

旧公会堂の美しい姿。

22時過ぎに函館山の頂上に来ました。駐車場はまだ空いています。

おおっ、これが日本三大夜景ですね。少し遅い時間なので光がやや少なくなっている感じですが、海に挟まれたくびれ具合が素敵です。風が強くて寒いので短時間の鑑賞でした。

帰りに美味しいと評判の回転寿司の函太郎に寄りました。今日に限ってイカが完売・・・残念。代わりに好きなものを何貫かつまんでお腹を満たしましょう。

グルメ回転寿司 函太郎 宇賀浦本店 グルメ・レストラン

そうそう昼間食べ損ねた「いかめし」がありました。ホテルの電子レンジで温めるとほかほかに。ああ、やっぱり美味しい。ごちそうさまでした。

4日目（最終日）に続く→ https://4travel.jp/travelogue/11913857