塩ラーメンとイカを求めて函館へ（1日目）：ラーメンとイカ・函館山・立待岬・青函連絡船記念館

2024/06/23 - 2024/06/26

シンプルな塩ラーメンといかが食べたくなり函館へ一人旅。函館の街並みをいろいろ見ながら味覚を楽しんできました。天候はあまりよくなくて晴れ間が広がったのは1日だけでしたが、その日に大沼の方まで足を延ばして絶景を見ることもできました。函館は見どころもたくさんありますが観光するにはコンパクトにまとまっているのでとても回りやすく、歴史を感じることができた4日間でした。食べ物もおいしい本当に良い所。

1日目の旅程：曇り一時晴
伊丹空港→函館空港→レンタカーを借りる→鳳蘭（塩ラーメン）→函館山山頂→立待岬→青函連絡船記念館摩周丸→いか清（イカ料理）→函館山ロープウエイで山頂へ→龍鳳（塩ラーメン）→ホテル泊

エリア 函館(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずはリムジンバスで伊丹空港へ。

チェックインと保安検査の後はラウンジで一休み。カードラウンジですが一人用のスペースもあって落ち着きます。

機種はJ-AIRのエンブラエル190。革張りシートで座り心地がイイ。こちらの天気は雨ですが、函館もこれから数日間曇とか雨の予報。大丈夫かなあ。

離陸。気流が悪くしばらく揺れるとのアナウンスでしたが、思ったほどではなく一安心。

函館は薄曇りで青空も見えます。良かったー。函館山を回り込むようにして空港へ。函館の街も見えます。

空港にはコナンのスタンプラリー用の冊子が置いてあります。

レンタカーはJネットレンタカーさんで。e-powerのSUVを用意してもらえました。

国道278号線を通って函館駅方面へ向かいます。車が少なくて走りやすい。

最初は駅前から少し外れた鳳蘭さんへ。ラーメン店がたくさんあって迷いますが、地元に密着したお店が美味しいかなと予想して入店。

鳳蘭 グルメ・レストラン

ラーメン安い。塩ラーメンを注文。

これこれ。透き通ったスープで頬っぺたが落ちそうです。塩味強めですがとても美味しい。こういうシンプルなのが良いですね。

お腹を満たした後は函館山へ向かいます。途中でコナン仕様の市電に出会いました。

混雑防止のために夕方～夜間は函館山の交通規制が行われています。

下から見ると山頂は雲がかかって見えません。麓から10分ほどで山頂展望台の駐車場に到着。

北海道のテレビ局送信所のアンテナがたくさん見えますね。

函館山のモニュメントと解説。

ロープウエイに乗るとこの山頂駅まで昇ってきます。日曜日ですが日中はそれほど混んでいません。

函館山ロープウェイ 乗り物

コナンのパネルとスタンプは観光スポットの至る所にあります。

山頂駅には売店や食べ物屋さんもあり。

展望台に上ってきました。ありゃりゃ、雲が流れてきて何も見えない状態に・・・。

しばらく待っていると雲は流れ去り、眼下に素敵な函館市街地が広がりました。これは夜景をぜひ見に来ないと。

函館山展望台 名所・史跡

山頂駅を上から眺めます。

右側は立待岬方面です。次はここに行ってみよう。

展望台から車で15分ほど走ると森昌子の歌で有名な立待岬に到着です。「待って待って待ちわ～びて♪ 立待岬の花になろうと♪ 」

立待岬 自然・景勝地

岬～函館山にかけていろんな散策コースがあるようです。

たどり着くまでの道は狭いですが、駐車場はそこそこ広く小さな売店もありました。

岬の先端から津軽海峡を望む。

展望所の柵には函館らしくイカが張り付いています。

近くに与謝野寛・晶子歌碑がありました。昭和6年に夫妻が来函の折りに詠んだ歌だそうです。

立待岬から車を20分ほど走らせ函館駅周辺に戻って来ました。ここには青函連絡船「摩周丸」が展示してあります。

青函連絡船記念館 摩周丸 美術館・博物館

40数年前に何度か利用したことがある連絡船。初めて北海道に来た時の記憶がよみがえり何とも感無量です。

歴代の青函連絡船。

このスペースではこれまでの歴史なんかが展示されていました。

初代摩周丸とその後の摩周丸。

そういえばこんな椅子に座ったなあ。

乗組員の制服です。左端が船長服。かっこイイ。

昭和29年の台風15号で青函連絡船5隻が遭難・沈没し、1430名の死者と行方不明者を出しました。その時な壮絶な斗いの記録です。この海難を契機に青函トンネル建設の気運が高まりました。

連絡船の年表です。

スタンプをGet。

連絡船ができるまで。約1年かかるらしい。

船舶設備関係の展示スペースもあります。

航法装置のいろいろ。

観測機器やら救命道具やら。

プロペラとかエンジンとかの解説。

最上階の操舵室にやって来ました。

船長はこの位置から前方を見ていたそうです。

コンパスとか双眼鏡、レーダー。

無線通信室です。

なんか懐かしい光景です。

連絡船はでかくて、摩周丸の全長は132mもあるらしい。

連絡船の前はイカ広場という場所で、大きなイカ?のモニュメントがあります。

夕食は五稜郭にほど近い「いか清本店」さんへ。

活魚料理 いか清 グルメ・レストラン

イカが名物料理のお店です。

小皿もイカの形でとても楽しみです。

来ましたイカ刺し。新鮮で美味しいー。

これは真イカ沖漬けルイベ。半分凍った刺身みたいな料理です。冷たくて美味しい。

生イカの握りも美味しくて頬っぺたが落ちそう。3品併せて5520円也。漁獲量が減って函館でもイカが高級魚になりつつあり、取り扱わない店も出てきているそうです。

イカの看板が素敵です。

セイコーマートに立ち寄りました。北海道だけのコンビニかと思っていたんですが、今は関東にも何軒かあるようです。

夜景を見るためにまた函館山にやって来ました。まだ車両の規制時間なのでロープウエイの山麓駅へ。駐車場もほぼ満車です。

函館山ロープウェイ 乗り物

まずは乗車チケットを買いましょう。往復で1800円。

大きなゴンドラですが上から戻ってきた便は超満員。ちょっとテンションが下がります。

山頂に来ました。ああ美しい夜景・・・と思ったら雲でほとんど何も見えない。しばらく粘りましたが、風が強くて寒い。人はまだたくさんいます。警備の人に聞いたら、明日の天気予報は雨だし、この感じだとたぶん待っても見えないとのこと。泣く泣く断念。

帰りは40分ほど並んでようやく乗車。ゴンドラはやはり満員。通勤電車並みの混雑です。

失意の中市街地に戻り大門横丁へやって来ました。ここはいろいろなタイプの飲食店や飲み屋さんがある屋台村のような所です。

ひかりの屋台大門横丁 名所・史跡

入口近くにあるラーメン店「龍鳳」さんへ。期待できる雰囲気です。

龍鳳 大門横丁店 グルメ・レストラン

黄金塩ラーメンを注文。こちらはちぢれ麺であっさりスープ。スープも全部飲み干せて大変美味しくいただきました。ああ幸せ。車なのでビールを飲めないのがちょっと残念。

今日のお宿は駅近のルートイングランディア函館駅前。

函館天然温泉ルートイングランティア函館駅前 宿・ホテル

肝心の部屋の写真を撮り忘れてしまいました。

大浴場は天然温泉。やや錆色を帯びた少し塩味がするナトリウム-塩化物温泉です。体が温まってホカホカ。良い温泉でした。湯上りにビールを飲んで1日目は終了です。明日は早起きして朝市に行こう。

2日目に続く→ https://4travel.jp/travelogue/11912719