2024/06/10 - 2024/06/14
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公共交通トラベラーkenさん
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2024年6月10日~14日の4泊5日で京都府北部の旅行に行ってきました。日本海に面するこの地域は古代より大陸との交流の窓口として栄え、多くの神話の舞台となった場所であるということで、「海の京都」と銘打って観光客誘致に力を入れているエリアです。
今回の旅のメインは日本三景の一つ天橋立と、海岸線に舟屋が立ち並ぶ独特な風景で有名な伊根の舟屋の観光です。さらに宮津の港町と軍港としての長い歴史を持つ舞鶴をレンタサイクルや遊覧船で観光します。そしてついでに大阪の万博記念公園と滋賀の石山寺、最後の〆に京都御苑と京都御所の見学も追加して、いつになく盛りだくさんの行程になってしまいました。
旅行記その3は日本三景のひとつ、天橋立を1日かけて観光します。古くから観光名所として名高い場所だけあって、現地への交通アクセスも良好です。そしてレンタサイクルもケーブルカーも観光フェリーも完璧に準備されていて、観光地としての完成度の高さはさすがです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 自転車 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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本日も男の朝食メニューで始まります。今日の昼食は簡単に済ます予定なので、朝ご飯をしっかり食べておきます。
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ホテルをチェックアウトして観光に出かけます。
昨日と同じ西堀川バス停からバスで天橋立に向かいます。 -
今日も少し早めにバス停に来てしまったので、バス停の周りをブラブラします。
ここにも化粧地蔵がありました。 -
宮津はお地蔵様の数がとても多いと思います。どうやら隣組という組単位でお地蔵様を祀っているらしい。
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珍しくすっぴんのお地蔵様がいます。化粧は子供達が行うので、この組には子供がいないのかも。
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バスで天橋立までやって来ました。
JRの駅舎がとても立派です。天橋立駅 駅
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天橋立観光船のりば 天橋立駅で『レンタサイクル傘松まるごとチケット』というチケットを2000円で購入。このチケットで、行きはレンタサイクル(2時間)、天橋立傘松公園ケーブルカーorリフトを往復、成相寺登山バス往復、帰りは天橋立観光船を利用できます。まずはレンタサイクル(2時間)で天橋立を渡ります。
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古代から歌に歌われ、江戸時代には日本三景の一つに数えられるようになった日本を代表する景勝地をついに訪れることができました。
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途中で自転車を降りて観光しながら天橋立の長い砂州をサイクリングします。
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全長約3.6kmの砂州に約6,700本もの松が生い茂ています。「何千年もの歳月をかけて自然がつくりだした神秘の造形です」とネットで解説を読みましたが、実際に中を走っていると、ただの松林にしか見えないのが残念です。
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岩見重太郎試切之石という看板があります。
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岩見重太郎は、諸国を漫遊しながら各地で狒々や大蛇を退治し、父の仇を宮津の天橋立で討ったという伝説の剣豪です。
落語の「火炎太鼓」にちょっとだけ出てくる名前だったので知っていましたが、正直あまり馴染みのない人物ですね。 -
天橋立神社。
御祭神は豊受大神です。天橋立神社 寺・神社・教会
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神社の奥には磯清水があります。辺りを海に囲まれていながら少しも塩味を含んでいない不思議な湧水なんだそうです。「一口は げに千金の磯清水」と俳句に詠まれているように飲み水として利用されていたのでしょうが、現在は飲用はご遠慮いただきたいと看板が立っていました。
磯清水 自然・景勝地
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磯清水から先も綺麗な松林の続く道を快適なサイクリングで楽しみました。
天橋立を渡り切ったところにある観光船乗り場で自転車を返却するシステムになっているのですが、まだ少し借りられる時間が余っているので、もう少しサイクリングを楽しむことにします。 -
道路の脇に謎の人形が飾ってありました。隣の子どもパトロールの立て看板と何か関係があるのかもしれません。
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草むらにヤギが寝そべっていました。雑草を食べてもらおうと思って飼っているのでしょうが、あまり食欲がなさそうです。たぶん暑いのでしょう。
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水を張った田んぼの向こうに見えるのは天橋立によって宮津湾から仕切られてできた内海の阿蘇海。田んぼにいる鳥もサギではなくウミネコです。
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丹後国分寺跡のある高台にやって来ました。草むらの中にいくつか礎石が配置されていますが、素人の私にあまり面白みの感じられない場所でした。
丹後国分寺跡 名所・史跡
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となりに建つ京都府立丹後郷土資料館(ふるさとミュージアム丹後)に入ります。
京都府立丹後郷土資料館 美術館・博物館
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入り口に飾ってあった藁細工。「ジャ」というらしい。
やっぱりこういうわかりやすい面白さがいいです。 -
金銅装環頭太刀(こんどうそうかんとうたち)。環頭の龍が大小2対向き合う意匠がきわめて珍しいんだとか。
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海部氏系図(あまべしけいず)。
籠神社(このじんじゃ)宮司家に伝来した系図で、現存する日本の古系図としては『円珍俗姓系図』に次ぐ古さのもの。
籠神社は後で訪れる予定です。 -
ちょうど特別公開していた伊根町の仏像展。
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「北前船とベザイ船」という展示。
北前船というのは江戸時代から明治時代にかけて日本海海運で活躍した、主に買積みの北国廻船の名称。使用されていた船の名前はベザイ船という種類の船でした。歴史の教科書に出てくる北前船、菱垣廻船(上方と江戸の消費地を結んだ廻船)、樽廻船(上方から江戸に酒荷を輸送するために用いられた廻船)は航路や積み荷による区別で、船の種類は全てベザイ船であるということらしい。いままで頭の中で整理できていませんでした。 -
別に勉強しに来ているわけではないので、やっぱり見た目で面白いものをメインに見ていくことにします。
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『キツネガエルの作物
正月14日、子供たちはこの木刀を携え、「キツネガエリソーロー」などと唱えながら地域をめぐる。農作物を荒らす害獣を追い払う行事とされる。』とあります。子供が喜びそうなカッコイイ木刀です。 -
シリハリ用具。
新婚の女性がこれでお尻を叩いてもらうと子宝に恵まれるとか、お産が軽くて強い子が生まれると信じられたそうです。 -
資料館に併設している京都府指定有形文化財旧永島家住宅。永島家は江戸時代に宮津藩の大庄屋を務めた家です。
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「丹後地方の民家の特徴である「平入り広間型三間取り」が「整形四間取り」へと変化した初期の建物で、屋根は茅葺きで、室内の天井は鉄砲梁など大庄屋らしく整えられている。」と観光ガイドのサイトに説明がありました。
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かなり立派な梁です。
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『シリハリ 長男が生まれた家に親せきがお祝いで作って贈った飾り物。刀を差した武士を象徴しているとされ、家の魔除けとして玄関に吊るします。』
先ほど資料館でみたお尻を叩くシリハリ用具やキツネガエルの木刀とは関係ないのかな。よくわかりません。 -
初めて見る機械「火力乾燥機」。
紙漉きで製造した和紙を貼り付けて、中で火を焚いて紙を乾かすのに使うものなんだそうです。 -
そろそろ自転車を返却しに戻ります。
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阿蘇海沿いに散策路が整備されていたので走ってみました。
天橋立に遮られた内海なので、波が全くない静かな海面です。 -
また人形が立っていました。看板に書いてる家族紹介によると、先ほどのものとは別家族であるようです。
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民家の庭先にお地蔵さんがいっぱいいました。先日みた化粧地蔵のように色が塗ってありますが、よく見ると顔はのっぺらぼうのようです。
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ここにも伊根と同じような舟屋が何軒かあります。
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天橋立観光船のりばで自転車を返却して、徒歩観光を始めます。
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まずは元伊勢籠神社です。元伊勢というのは伊勢神宮が現在の場所に遷る以前に祀られたという伝承を持つ神社のこと。
元伊勢籠神社 寺・神社・教会
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鎌倉時代の狛犬。
その昔、この狛犬が天橋立に出ては暴れ、通行人を驚かせていたところ、岩見重太郎が狛犬の脚に一太刀浴びせて狛犬を鎮めたそうです。その刀傷が阿形の狛犬の右前脚に残っているそうですが、どのキズがそうなのかよくわかりませんね。 -
こちらの狛犬の両足にもキズをなおした跡があります。
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境内は撮影禁止です。この神社くらいのランクになると、インスタ映えやフォトジェニックで参拝客を呼び込む必要などないのです。
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主祭神は彦火明命 (ひこほあかりのみこと)。
調べてみると日本神話について色々な人が色々な考察をしているので、混乱してきます。旅行者にはほとんどどうでもいいようなことばかりなので、池の亀を愛でて次の観光スポットに進みます。 -
神社の裏側の道を進みます。のどかな集落の続く道でした。
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麓神社にやって来ました。
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祭神に弘計王(をけのみこ)と億計王(おけのみこ)を祀っています。この二人は第23代顕宗天皇と第24代任賢天皇のことなんだそうです。
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かなり年月を経たと思われる狛犬。
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なぞの石。
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麓神社からさらに奥に進む山道があります。
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蜘蛛の巣や小さな虫をよけながら進みます。
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山の斜面が開けた一画にたくさんの石仏があります。ここは難波野の千躰地蔵と呼ばれる史跡です。
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成相山一帯から発掘された仏像が集められたもので、室町時代から江戸時代初期に造られたものとされています。
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実際には1000躰以上の仏像が集まっているそうです。
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下草が生い茂っていて仏像がよく見えませんね。冬のどんよりした空の下で見たらもっと雰囲気が出るのかもしれません。
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続いて眞名井神社(籠神社奥宮)に向かいます。
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主祭神は伊勢の外宮と同じ、豊受大神です。
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ここでは「天の眞名井の水」という御神水を汲むことができます。
空になったペットボトルに入れて持ち帰ることにします。 -
階段から上は撮影禁止です。
境内には小さいですがきれいな社殿がありました。そしてその奥の森の中には神秘的な磐座もありました。 -
古代から続く長い歴史を持つ地域なので、行く先々でパワースポット的な場所に出くわします。
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次はケーブルカーに乗って成相山中腹にある傘松公園に向かいます。
天橋立ケーブルカー 乗り物
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公園は天橋立を北側から一望できる展望所になっています。ここからの眺めは、天橋立が昇り龍のように見えることから「昇龍観」と呼ばれています。
いわゆる「股のぞき」を行うためにいくつか台が設置されています。傘松公園 公園・植物園
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傘松公園からさらにバスに乗って成相寺へ。
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バスは本堂近くまで行ってくれるのですが、せっかくなので成相寺山門前でバスをおりて、参道を登って行くことにします。
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この山門もなかなかの見ごたえです。彫刻が凝っていますね。
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仁王像も迫力あり。金網が細かくてちょっと見えにくいのが難点でした。
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ノゾキアナからのぞいているみたいです。
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参道の山道を登ります。
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五重塔もありました。鎌倉時代の形式をそのままに復元したもの。
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龍神の椨(タブ)。
成相寺本堂にある左甚五郎作と伝えられる龍が この木を伝って天に昇ったという伝承があるそうです。樹齢300年以上、京都府指定天然記念物です。 -
参道から外れて、弁天山展望台という場所に行ってみます。
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途中、五重塔がよく見える場所にベンチが設置されていました。
記念撮影スポットです。 -
展望台までやって来ました。
弁天山展望台 名所・史跡
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この弁天山から見る天橋立が「本当の股のぞき」と言われていると、看板に書かれていました。何をもって「本当の」と言っているのかは不明ですが、まぁ素晴らしい眺めであることは確かです。
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五重塔の下には池があります。この池には大蛇がいて、寺の小僧を食べていたそうです。そこで和尚が火薬を詰めた藁人形を作って大蛇に飲み込ませて、腹の中で火薬を爆発させました。苦しんだ大蛇はふもとの国分寺のつり鐘を頭にかぶり、阿蘇海に入ったが、文殊のあたりで力尽き沈んでしまったそうです。
大蛇の伝説は日本中にありますが、火薬で爆死させるというのは珍しいのではないでしょうか。子供の頃、アマガエルに爆竹をくわえさせて火をつけた楽しい記憶がよみがえりますね。 -
参道に戻ります。
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『つかずの鐘』。
新しい梵鐘を鋳造する際に、浄財を断った女房が鋳造を見物中に我が子を誤ってルツボの中に落としてしまった。出来上がった鐘を撞くと子供の泣き声に聞こえるようになり、あまりの哀れさに鐘を撞くのをやめてしまったということです。
なんとも残酷なお話です。浄財を断るととんでもないことが起きるぞという戒めですかね。人々の不安を煽ってお金を巻き上げる手口は昔も今も変わりません。 -
一願一言の地蔵さん。
一つ願いを一言でお願いすればどんなことでも叶うそうです。一つと言われると欲が出て色々迷ってしまいます。 -
観音堂。
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西国三十三霊場のご本尊が安置されています。
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ここ一つで三十三霊場全部まわったのと同じ功徳があるそうです。
すごく便利です。 -
本堂。
安永3年(1774年)建立。 -
なかなか荘厳な雰囲気があります。
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左甚五郎作「真向の龍」
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なんか可愛いのもいます。
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最近、日本全国の神社仏閣がアニメキャラに浸食されつつあります。
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本堂横に建つ十王堂
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中には孔雀明王。
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そして閻魔大王、さらに賓頭盧尊者が祀られています。
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熊野権現社、延宝4年(1676年)上棟。
成相寺に現存する最古の建築です。 -
鉄湯船 鎌倉時代 正応3年(1290年)。
直接入るのではなく湯釜で沸かした湯を入れ、かかり湯をするために用いられたと考えられています。後に薬湯を沸かしてケガや病気の人を治療したとも伝えられているそうです。 -
裏の林にはたくさんの石仏がありました。さらに奥に進むと成相山パノラマ展望台という場所があるようですが、徒歩で行くのはちょっと大変そうなのでやめておきます。
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帰りは本堂の下からバスに乗ります。
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ちゃんとバスの待合所も整備されています。観光地としての完成度が高いです。
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下山の途中、景色の良いところでバスが停車してくれます。海と陸地が入り組んだ複雑な景観が楽しめます。
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傘松公園に戻って来ました。バス停の近くに化粧地蔵がありました。
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ケーブルカーの駅から少し離れた場所に股のぞき発祥の地という看板がありました。
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こちらからも股のぞきができるようになっていました。ここが元祖股のぞきということでしょうかね。
先ほど立ち寄った弁天山が「本当の股のぞき」、こちらは「元祖股のぞき」、ケーブルカー駅のすぐ前にある一番観光客の多い場所は多分「本家股のぞき」でしょう。 -
帰りはリフトに乗って下山してみました。海からの風が快適です。
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最高のお天気のもと、天橋立を満喫できました。しかしちょっと暑すぎましたので、スーパーでパピコ休憩にします。
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帰りは観光船に乗って天橋立を見ながら対岸に渡ります。
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海の中に松林が一直線に並んでます。
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サイクリングで少し見た舟屋も船上からよくわかります。
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遊覧船といえばお約束のカモメ(ウミネコ?)の大群。トンビも混ざってカッパえびせんを奪いに来ます。
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廻旋橋。
船の航行に合わせて橋が回ります。 -
天橋立エリアの最期に智恩寺を見ていきます。巨大な山門に圧倒されます。
智恩寺 寺・神社・教会
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山門をくぐって左手にある多宝塔。
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等身大のお地蔵様。
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文殊堂。
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智恩寺は奈良県桜井市の安倍文殊院、山形県高畠町の亀岡文殊とともに、日本三文殊のひとつに数えられています。
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文殊堂にはたくさんの絵馬が飾ってあります。堂の外壁に飾ってあったカッコイイ額が気になったのでよく見ると、宮津近隣の商売人が集まって奉納した額のようです。
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となりにもう一枚ありました。右上には「旅宿 茶六」の名前が見えます。
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「鉄湯船(手水鉢)」元は湯船だったものです。先ほど観光してきた成相寺と似ています。
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ここにも化粧地蔵。
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江戸時代、航海の安全のために建てられた知恵の輪灯籠。
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天橋立エリアの観光は無事終了です。京丹後鉄道に乗って西舞鶴駅に移動します。
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田舎の古いローカル列車だと思っていたら、車両がとてもオシャレでした。
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さすがは日本を代表する観光名所を通る鉄道です。
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西舞鶴駅に到着。ここはあまり観光客の姿が見られませんでした。
西舞鶴駅 駅
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本日のお宿はルートインです。
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前日までのホテルとのギャップがすごいです。こちらはオーソドックスなビジネスホテルのお部屋。とても使いやすいです。
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駅のすぐそばにあるバザールタウン舞鶴という大型商業施設内のスーパーで買ってきた夕食を部屋で食べて本日の観光は全て終了。
天橋立は日本三景に数えられるだけあって、見どころだらけで密度の濃い場所でした。しかも交通手段もしっかり整備されていてストレスなく観光できるという素晴らしい場所でした。
明日は1日かけて舞鶴の街を観光します。
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