2024春・西日本＆韓国の旅（パート５：さようなら、スカイレール）

2024/04/02 - 2024/04/03

お城をメインテーマに、松本で購入した18きっぷを利用しての旅も、広島県域に入りました。3回目の18きっぷで、更に西を目指すことになりますが、その途上には新しい交通機関として注目されながらも、部品調達の困難さ等で採算ベースに見合わずに、惜しくも同月末で廃止されることになってしまったスカイレールがありましたので、最初で最後の惜別乗車を果して行くことにしました。

(表紙：余命一月弱となったスカイレールの勇姿)

エリア 広島市(広島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 JALグループ JRローカル 私鉄 徒歩 ジェットスター
• 旅行の手配内容: 個別手配

本旅行記は、岡山県域より広島県域に入り、三原駅にとうちゃこした場面から始まりとなります。

三原駅 駅

今宵の高級宿(?)に向けて、駅をしゅっぱと。

三原のカラーマンホール。下のは三原城跡なのかしら？

宿に向かう途中にも、お城の痕跡の一つを発見しましたよ！

で、いつも通りの超高級オレンジホテルにとうちゃこ。

富裕層の方なら、個室をチョイスされるかと思いますが、超高級ホテルの個室なんて、貧民には敷居が高過ぎるでござる。

拙者はオープン席で我慢じゃ…。

で、翌朝。

生憎の雨模様の中、昨晩と逆ルートで駅へと戻りましょう。

その道すがら、怪しげな三原城跡の遺構を発見。

で、駅にとうちゃこ。

雨だとやる気が失せるなあ…。

ただ、三原城跡のメインエリアは駅に直結しているので、殆ど外を歩かずにアクセスできます。

山の上を目指して、かなり歩いた前日の備中松山城とは、エラい違いやな～。

という訳で、本日の城活はかなりユルユルです。地元の小学生の皆さんの力作から御案内しましょう。

まずは初級から。

本当、が正解でした。

浮城なんて、私のような半浮浪者人生を歩む者にとっては、ピッタリなネーミングのお城よね～。


これがホントの浮憂層だな…。




何のこっちゃ…。

続いては中級。

クイズの答えよりも、天主閣、というのがツボに嵌まる浮憂層。

天主閣、かっけー。

以上！

そして上級編。

ポポロとイオンとで区別しているのが、地元っぽくて良いね！

答えはこちら。
勉強になりますね！

三原小学校の皆様、色々とご教示下さり、どうも有難うございました！

という訳で、大人バージョンのお堅い解説はこちらで。

歴史的に有名な小早川氏ですが、広島県で小早川と聞くと、どうしても元カープの選手のことを思い出してしまう…。

前夜もマツダで試合がありましたので、深夜近い三原駅で、帰宅途中のカープレプユニを着用された方を多く見かけました。

勿論、三原城跡は国指定の由緒ある史跡でございます。

三原城跡 名所・史跡

駅傍が史跡という利便性は、逆に言えばまたいつでも来られるという安心感がある故、雨降りの日には、観光としてのやる気が出ませんね…。

という訳で、野面積みの側の石垣を眺めつつ…。

さらばじゃ、三原城跡！
またお逢いする日まで～。

勿論、この日は三原駅にて3回目の入鋏印を頂き、本日の18きっぷ旅程の開始となります。

三原駅のタコさん。

地元の産物を色々とてんこ盛りにしている、という点では、準地元・旭川のゆるキャラ、あさっぴーのことを思い出さずにはいられない…。

三原駅 駅

では、この子に乗ってしゅっぱと～。

と言いたい所ですが、この子は呉線経由。

呉線も久しぶりに乗車したいな、とは思いましたが、雨降りだと運行に際してイレギュラーが起こりがちですし、別のメインイベントが控えている上に、その後の遅刻(?)も許されないこの日は、素直に山陽本線経由にしましょう。

という訳で、こちらの子に乗車して、しゅっぱとしんこー！

流石に、朝の時間帯に県都に向かう車内は混み合いますので、途中ネタは一切しょうりゃこして…。

本日のメイン目的地の最寄駅・瀬野にとうちゃこ。

瀬野と妹尾とは、ゲラとケラーと同じ位紛らわしい！


続・何のこっちゃ…。

瀬野駅 駅

勿論、目の前に望めるのがこれ。

旅の時点では、まだ現役だったスカイレール。
本来なら2023年末で廃止される筈だったのですが、4ヶ月延命してくれたお陰で、最初で最後となる惜別乗車の機会に恵まれました。

スカイレールとしての起点駅は、こちらのみどり口駅となります。

みどり口駅 駅

みどり口駅改札口の様子。

運賃もお得ですね。

記念スタンプもありました。

勿論、押させて頂きました。

切符はこのようなQRコード読み取りタイプとなっていました。

因みに、4月からは既に、スカイレール廃止後の足となるバスの運行も始まっていました。

まずは、高架駅の下側から、スカイレールを眺めてみましょう。

おっ、やってきましたよ。
こじんまりとした、可愛らしい車両ですね～。

で、先にお買い物のために、近くのコンビニに立ち寄りましょう。

では、改札口へ。
改札内には、このようなスカイレールの詳細な解説が掲示されていました。

色々とマニアックやな～。

廃止直前特需で、色々ありそう…。

北の島でもよく見かけますな…。

払い戻し案内の様子。

では、車内に入りましょう。
新しさを感じるだけに、廃止は勿体無いなと、旅人目線ではどうしても思ってしまう。

みどり中街駅 駅

まだしゅっぱとまでに時間がありそうだったので、一旦外に出て、ホームの様子を。

駆け込み乗車は止めましょうね。

という訳で、しゅっぱと～♪♪♪♪♪

最初で最後のスカイレール。
乗車時間は僅かですが、テンションが上がりますね～。

すぐにふりカエルって、みどり口駅を激写。

短時間で一気に標高が上がっていくので、公共の乗り物というよりは、遊園地のアトラクションに乗っているような感じもしました。

ロープウェイとも、懸垂式モノレールとも違う、不思議な感覚。

やはり唯一無二なのね～。

景色も良いし、ゴンドラみたいな小さな閉鎖空間で過ごす時間は、観覧車みたいにも思えてきた～♪

そんな頃に、乗車もほぼ中間地点へ。

中間駅のある箇所で対向車とすれ違います。

この中間駅がみどり中街駅。

スカイレールが廃止されると、みどりを冠する駅が、一気に三つも廃駅となってしまうんです。

全国のみどりさんも悲しいだろうし、カエル色でもあるみどりの駅が消滅してしまうのは、私も悲しいよ…。

そういや、今春はみどりの窓口も大幅に削減されて、顰蹙を買っていたな～(；＞＜)。

みどり中街駅 駅

そんなみどり中街駅をしゅっぱと。

で、あっという間に…。

終点のみどり中央駅にとうちゃこ。

切符の回収はすごくアナログね～♪

みどり中央駅 駅

少し下車ホームに滞在して、次にしゅっぱとする子を動画撮影してから…。

下に降りました。

何か切ない絵だな…。

みどり中央駅改札口の様子。
最初で最後の出札となりました。

駅構内に、お店等は一切ありません。

てか、トイレもありません。

では、雨降りでテンションは下がっていますが、外に出ましょう。

改めて、みどり中央駅の外観。

みどり中央駅 駅

因みに、往復される富裕層の方とは違い、貧民は惜別乗車後の復路は歩きでござる。


まあ、路上アートのスカイレールマンホールでも鑑賞しながら、しみじみと歩きましょう。

廃止が決まってから製作されたんでしょうね。

何だか切ないですね､､､。

下り道は、高架に沿って歩くだけなので、迷うことはありませんね。

その途上で、行き交うスカイレールの姿を拝みつつ､､､。

途中、桜も愛でながら、桜とスカイレールとのコラボ風景を撮りたくなりました。

でも、桜越しにスカイレールを撮れるアングルが、なかなか見つからない～(;´Д｀)。

なので、この位でご容赦下さいませ､､､。

15分位の間隔で運行、しかも双方向で見られますので、歩いている途中で、何度もスカイレールをゲット。

雨が邪魔だけどね～。

次はどんなアングルで撮ろうかな？

真正面から。

そして、すぐに振りカエルって…。

一旦、平坦な道を進むようですね。

その平坦な区間で、スカイレールの高架を見上げるとこんな感じ。

そして、この子がやって来ました。

中間駅のみどり中街駅へと、吸い込まれていきます。

丁度、この駅で対向車とすれ違うことが多いようですね。

今一度、みどり中街駅の外観は、こんな感じです。

みどり中街駅 駅

この駅からはスカイレールで唯一、双方向に乗車出来ます。

時刻表の様子。

こちらがみどり口駅方面。

で、こちらがみどり中央駅方面の時刻表となります。

みどり中街駅は進行方向毎に、改札が分かれています。

券売機の様子。

反対側の改札はこちら。

何となくJR東日本っぽい駅名標ですな。

テレカ対応の公衆電話が設置されているのも、平成初期の風情を感じますね！

みどり中街駅との惜別を果して、後はみどり口駅を目指して下るだけです。

また、正面に拝める角度で遭遇。

ちょっとカーブする感じの場所で撮ってみましょう。

この道路をスカイレールの代替交通機関としてのEVバスが通過していきました。

そして、眼下にみどり口駅が見えてまいりました。

最後の階段箇所が、一番急勾配に感じますね。

そして、みどり口駅の高架ホームに近い高さの箇所で、私にとっての見納めスカイレール さんが、出発していきました。

さようなら、スカイレールさん。


またお逢いする日まで、とは言えない…。

こうして、スカイレールとの小さな惜別旅はおしまい。

特に観光地な訳でもないので、わざわざバスに乗りに来たりはしないだろうけど…。

きっと今後の山陽本線旅において、瀬野を通過する度にこの日のことを思い出してしまうんだろうな…。

みどり口駅 駅

先程のスカイレールの記念スタンプの下方に、JR瀬野駅のスタンプも押させて頂きました。スカイレール関連のデザインは採用されていなくて残念…。

では、ここからは、再び青春18きっぷ3回目旅程に戻って、どんどん西に向かいましょう。

瀬野駅 駅

まずはこの子で県都の代表駅へと向かいましょう。因みに、瀬野も広島市内の駅ですけどね。

通勤通学時間帯は過ぎておりますので、車内も空いていて快適ですねー♪

で、県都にとうちゃこ。

今回は乗りカエルだけです。

広島駅も色々と工事中で、暫くは落ち着かない雰囲気が続きそうですね…。

広島駅 (JR) 駅

で、ここで乗り継ぐのは、岩国行きです。

つまり、間もなく広島県ともお別れです。

この川が県境だったかしら？

大竹駅 駅

という訳で、岩国にとうちゃこ。

今度はこの子に乗り継いで山口県域の旅となりますので、広島県域、特にスカイレール関連の旅路をメインに綴らせて頂いた本旅行記は、これにて終了となります。

最後までご閲覧下さり、どうも有難うございました。

岩国駅 駅