南フランスをレンタカーでのんびり旅 その8 ヴァンス旧市街～サン・ポール・ド・ヴァンス

2024/05/15 - 2024/05/26

今回の旅はレンタカーを8日間借りてプロヴァンス・コートダジュール地方をのんびり巡る女２人旅。
旅する地域は公共交通機関があまり便利ではないため、レンタカーで自由に移動して時間を有効に使うことにしました。
アヴィニョン・ルールマラン・ヴァンスのシャンブルドット（フランス版B&B）にそれぞれ3泊し、そこを拠点に小さな町を訪れました。

ヴァンス最初の朝。朝食はプールサイドで。こちらのシャンブルドット看板犬のライカちゃんがお出迎えしてくれました。ほかのゲスト達にも愛想を振りまいています。
優雅な気分でおいしいパンやチーズ、フルーツなどをいただきました。
雲は見えるけど晴れ。光の当たるお庭がきれいでした。

午前中はマティスがデザインを手掛けたロザリオ礼拝堂へ。一見簡素な教会ですが、中にはマティスの手書きのデッサンがたくさん展示されており、教会内部はステンドグラスの色使いが色彩豊か。色の組み合わせも思いつかないものばかり。

その後ヴァンス旧市街へ。こちらは城壁に囲まれた町で、入ってすぐのペイラの噴水が素敵。左側にはかわいい雑貨屋さん。旧市街を一通り歩いたところで、雲行きが怪しくなってきたので車へ戻りました。
そのまま次の目的地のサン・ポール・ド・ヴァンスへ。こちらの町も路地が狭く坂が多くて趣のある町。
少し散策するうちに雷雨になり、30分程雨宿り。気温が下がってきたので、宿に帰って一休みすることに。
そのころにはシャンブルドットの向かいの谷間には大きな虹が見えました。

＊＊＊旅程＊＊＊
（★印→今の旅行記はここという印）
　5/15　22：30　成田発
　5/16　04：05　ドーハ着　　
　　　　08：35　ドーハ発
　　　　14：25　パリ・ドゴール空港着
　　　　17：30　パリ・リヨン駅発　TGV
　　　　20：00　アヴィニョン着　→　タクシーにてシャンブルドットへ
　5/17　アヴィニョン散策
　5/18　レンタカーを借りてポンデュガール、サンレミ・ド・プロヴァンス、レ・ボー・ド・プロヴァンス
　5/19　リル・シュル・ラ・ソルグ、フォンテーヌ・ド・ヴォークリューズ、ルールマランのシャンブルドットへ
　5/20　ロリのマルシェ、ルールマラン散策
　5/21　キュキュロンのマルシェ、ルシヨン、ルールマランの火曜夕方のマルシェ
　5/22　ル・カストレ、ヴァンスのシャンブルドットへ
★5/23　ロザリオ礼拝堂、ヴァンス旧市街、サン・ポール・ド・ヴァンス
　5/24　エズ、カーニュ・シュル・メール
　5/25　ニース空港にてレンタカー返却　15：40ニース発→22：35ドーハ着
　5/26　02：35ドーハ発→18：55成田着

エリア サン=ポール(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

朝食ではいつもライカちゃんがお出迎えしてくれます。

プールサイドでの朝食は非日常の優雅な気分を味わえました。やっぱりクロワッサンやバターを乗せたバゲットが美味しい。

お庭からの景色。ラベンダーの向こう側には岩山が見えます。

シャンブルドットは急峻な山の見晴らしのいい立地にあります（車で山道を上ってくるのは大変ですが。。）。
下に見えるデッキチェアでは朝食後からゲスト達がのんびりと日向ぼっこをしていました。

お庭の風景。

11：00。マティスが手掛けたロザリオ礼拝堂を見学。こちらは駐車場がなく、路駐なので空いたスペースを探すのが大変でした。
建物の模型。建物自体は簡素な感じです。

教会内はマティスの手書きの絵がたくさん展示してあります。

色使いもなかなか思いつかない組み合わせ。
礼拝堂のステンドグラスは素敵でしたが、内部は撮影禁止でしたので写真は残念ながらありません。

開館時間は短いので要注意。冬季と夏季でも時間が違います。

12：00。ヴァンス旧市街へ行きます。駐車場からの途中の八百屋さん。フルーツを買いました。

ケーキ屋さん。

城壁の門を入ってすぐのペイラの泉。優雅な佇まいです。

こんな場所での井戸端会議も楽しそう。

泉のすぐ脇にある雑貨屋さん（お土産屋さん）。良質な品物が多く、目移りしてしまう。円安なのが悔やまれます。
床のタイルも素敵。

石造りの建物が美しい。

雲行きが怪しくなってきました。

テラスで食事をしている人のムール貝が美味しそうだったので、夕飯はここに戻ってきて食べようということになりました。

旧市街の近くでは、ここからの景色を描いた絵のレプリカが展示されていました。

こちらの景色も描かれた絵があるようです。
雨が降ってきたので、車まで早歩きで戻りました。

次はサン・ポール・ド・ヴァンスへ。町の地図。

城壁の門をくぐっていきます。こちらは坂が多い町でした。

芸術家が多いらしく、たくさんのギャラリーがあります。

石畳をたくさん歩くので、スニーカーが欠かせません。

エネルギー補給にレモンと砂糖のクレープ。甘酸っぱくておいしい。

また雨が降ってきたので、教会で雨宿りをさせてもらいます。
厳かな雰囲気の教会です。

路地裏のお土産屋さん。

カマルグの塩のフルールドセル（塩の結晶）。こちらのお土産屋さんでは5.90ユーロですが、スーパーでは3.35ユーロと価格に大きな差があるので、値段のチェックは必要です。

ホテル脇の真っ赤なレトロな車が映えます。

18：00。雨上がりに部屋に戻り外を見るとダブルレインボーが！

庭にあるオリーブの木も雨の後は生き生きして見えます。

19：20。またヴァンスの旧市街へ戻り、レストランへと向かいます。
旧市街そばにあるマリーアントワネット駐車場は日中は有料ですが、夕方（多分18時からかな）からは無料になるそうなので、夕食のレストラン利用時には便利だと思います。

ムール貝のワイン蒸し、サーモンのタルタル、サラダ。
やっぱりムール貝は本場ベルギーの方が美味しかったかも。

夜はペイラの泉がライトアップされていました。

薄暗くなって町灯りがついてきた風景も素敵です。