2024/04/27 - 2024/05/04
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ミズ旅撮る人さん
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2024年のGWは、四国を横断して九州・大分にフェリーで渡り、九州を横断して福岡・長崎・佐賀の各県を巡りました。前半は有明海に達する西への横断コースです。
高知では朝ドラで有名になった牧野植物園をちょっと見て、山の中の「ゴトゴト石」まで行き、途中の鏡ダムによって出来たおもしろい地形の場所でドローン撮影をしました。その後愛媛県からフェリーで大分に渡り、宇佐神宮の駐車場に保存されているSL(クラウス)を訪ねます。福岡に向かう途中せっかくなので、豊後森の機関庫ミュージアムの29612にも会って来ました。福岡では小さなコッペルに会いました。九州の大概のSLは既に訪ねてしまったので、観光をしながら小さなまだ訪れていないSLを巡っています。今回の最後は大牟田市動物園の48696です。シダの生えた悲しいSLがいました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通手段
- 船 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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高知市の五台山にある牧野植物園に行きました。NHKの朝ドラ「らんまん」で有名になった牧野富太郎博士が亡くなった翌年(昭和33)にオープンしました。令和5年で創立65周年です。ずっとあった施設なのですが、朝ドラのお陰で来園者が増加し、今も施設の改修工事中です。
この時は、温室に近い南門が閉鎖されていました。チケット売り場があるのが中門で、ここから入るのかと思ったら別に正門があって、そちらの方が見学コースには便利でした。そういう説明も何もなく不親切な受付でした。お陰で、時間が限られているのにやたらと山の中を歩き回ることになり、散々でした。 -
ヒトツバタゴ。なんじゃもんじゃの木として知られています。
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園内にはその時に咲いている花に目印が付いています。
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まるで熱帯植物のようですが、日本で数株だけが自生している珍しい植物です。
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白い芥子。柵の中に隔離されていて、ちょっと危ない雰囲気。
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フジツツジ。牧野富太郎が描いたものの複製です。
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バイカオウレン。朝ドラでは、牧野の母が愛した花として登場。
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園内では花は終わり、小さな実が付いていました。
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展示館の中庭。ダイナミックな屋根の造りが開放感を与えます。
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植物園はこの斜面に展開しています。とても広くてたくさん歩くので時間が足りませんでした。
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それでも、人気の温室の入口にある塔は、しっかり見て来ました。
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イチオシ
スティッフティア・クリサンタ。
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高知市の北、四国山地の中に入って来ました。ほとんど地元の人しか知らないような名所があります。「ゴトゴト石」。
ここに至る山道は車がすれ違う事の出来ない細道で、避けるスペースも滅多にないので、対向車に出会ってしまったら運の尽きでした。途中で転回することも出来ないので、終点の小さな駐車場で方向転換するしかありません。行くには覚悟が必要です。 -
左の注連縄が付いている岩が「ゴトゴト石」です。
動かすと少しグラグラ動くのですが、それ以上は動かすことが出来ないので、落ちない石としてご利益があると祀られています。ところが、大学生数人が隣の岩にぶつけて、まったく動かないようにしてしまったのだそうです。何故そんなことを考えつくのか。ニュースになったので、今、ちょっと有名になりました。 -
愛媛県に向かって走っていると、湖が見えました。
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ところが、対岸の向こう側にも水面が見えるのです。あれ?ここはどういう場所?カーナビを見たら、鏡ダムのダム湖でした。
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ドローンを飛ばして上空から見てみます。左の上部にダムが見えます。
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少し右に旋回すると、川が蛇行しているように見えます。真ん中のミミズのような部分は細長い島です。
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おもしろい事に、島の向こう側に更に太い半島が突き出ているのです。(写真手前が半島の先端)
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手前が半島で、下に見える川の中に細長い島があります。もっと上空から見ないと地形がわかりにくいのですが、ドローンには飛行制限高度があります。地図を付けておきますので、地形はそちらでご確認ください。
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愛媛県から大分県へ国道九四フェリーで渡りました。フェリーが国道になっている珍しい所ですが、国道は197号線で、名称は九州・四国の意味なんですね。
宇佐神宮のある宇佐市は国東半島の北側の付け根にあります。宇佐神宮は全国に4万以上ある八幡様の総本宮です。725年に応神天皇が建立しました。その駐車場から見える参道脇に小さなSLがあります。 -
鳥居の脇に、クラウス製の小型のSLが保存されています。
円形を途中で切り取ったような、不思議な形の屋根が付いています。 -
宇佐参宮線26号蒸気機関車(大分県指定有形文化財)
この機関車は、明治24(1891)年にドイツ・ミュンヘン市のクラウス社が製造、明治27年に九州鉄道(株)(国鉄の前身)が購入し活躍していましたが、昭和23年機関車の大型化に圧され大分交通(株)に譲渡の後、宇佐参宮線の主役になりました。 -
宇佐参宮線は、大正5(19196)年3月開業し、昭和40年8月に廃止されました。26号機関車は形式10、製造番号2550号、最大長7.709m、高さ3.546m、幅2.546m、運転装備時重量23.6tで、実に71年間にわたり、活躍しました。
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きちんと整備されて、綺麗に展示されているのが嬉しいです。
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クラウス特有のカブトムシのような角(煙突)と末広がりの顔。屋根の鉄骨は、ぐるっとまわって、地面からにょきっと顔を出し、赤く塗られていました。
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ここに宇佐神宮参宮線の宇佐八幡駅がありました。
クラウス号は、全国に4両しか保存されていない貴重な文化財です。ライオンズクラブによって保存運動が行われました。2001(平成13)年5月 -
運転室には入れないので、外から覗き込んでいます。部品などもかなり保存状態は良いようです。
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説明板には、製造番号は2550と書かれていたのですが、ここに刻まれている番号は2552です。
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四角いクロスヘッドも特徴の一つ。
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すぐそばに山頭火の歌碑があります。
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宇佐神宮の敷地内にある郵便ポストの上には、お社が。
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せっかくなので、宇佐神宮に参拝します。
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ところが「南中楼門・申殿・東西廻廊保存修理工事」が行われていて、令和7年3月末までは参拝が出来ないそうです。
宇佐神宮 寺・神社・教会
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大分県の宇佐から西に向かって山中を走っていると、このような幟旗を見つけました。「宇佐のマチュピチュ」以前、ニュースで見たと思います。国道387号線を玖珠町に向かって走って行き、幟旗のところで脇の坂道を上ります。(上り口は2か所あります)
宇佐のマチュピチュ 自然・景勝地
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国道のすぐ上にある展望台から見ます。生憎の雨で、ワイナピチュの天辺は雲の中。私が数十年前にマチュピチュを訪れた時も、ワイナピチュは殆ど雲の中だったので、同じような風景と言えるのかもしれません。
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展望台から見るとこのような風景になっていて、「秋葉様」と指し示してある岩山がワイナピチュに見立てられています。
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JR久大本線の豊後森駅の横にある「旧豊後森機関庫」です。
旧豊後森機関庫 名所・史跡
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29612。福岡県直方市の汽車倶楽部の尽力によって、ピッカピカに修復されて、ここにやって来た時に会っています。手が震えるほど綺麗で、感動したことを今でも覚えています。
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今回の表紙です。ここに佇んでいると、機関車の汽笛と走行音が流れて来ました。どこかにスイッチがあるのか、自動的に鳴るのか不明です。
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これだけ大きな扇形機関庫が残っている場所は殆ど無いでしょう。
左側には転車台も残っています。画面後方には小さいながらも「豊後森機関庫ミュージアム」があります。16時閉館なので、今回も前回も間に合いませんでした。 -
梅小路や津山のように、立派に補修されて展示館として活用されているのは、往時を伺い知ることが出来て嬉しいですが、このように産業遺産として、遺跡のように佇む姿も風情があって好きです。
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SLの保存方法としては是非とも屋根が欲しいところですが、
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ここから出て来たばかりという設定で置かれているので、屋根が付けづらいのかもしれません。だったら、簡易的な駅舎でも造ればいいのでは?屋根があるのと無いのとでは、SLの将来は全然違います。
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今はまだ、これだけ綺麗な車体です。大事にしてあげてください。
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それから、ボランティアが塗装をしたのでしょうが、もう少し配慮をしてください。
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「ゆふいんの森」号がやって来ました。別府発の上り4号です。4輌編成の1世です。
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豊後森駅に停車しました。すると程なくして、下りの「ゆふいんの森」がやって来たのです。そう言えば前回来た時も、「ゆふいんの森」のすれ違いを見ました。
「ゆふいんの森」は、一日3往復で、では3回すれ違うのかと思いきや、上りの発駅が別府の1便だけが、下りと同じ時刻に豊後森にやって来ます。という事は、一日たった1回しかないすれ違いを、前回同様、今回もたまたま見られたのです。時刻は16:24。 -
下り5号が由布院を目指して走って行きます。5輌編成の3世です。
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ここで2編成の「ゆふいんの森」は、交差して行ったのですね。カメラマンたちが一斉に引き上げて、すっかり静かになりました。
時刻をしっかり調べて行った訳でもないのに、こういう瞬間に出くわすことが結構あります。「TRAIN SUITE四季島」には、試運転の時から遭遇しました。そういう縁って、嬉しいですね。 -
豊後森駅にも寄ってみました。
豊後森駅 駅
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ホームから機関庫と29612の姿が見えます。今夜は福岡県に入るので、先を急ぎます。
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翌日、福岡県久留米市にやって来ました。傍を流れる筑後川の向こう側は佐賀県です。西日本鉄道(西鉄)天神大牟田線の三潴駅に近い県道701号線、「みづまの駅」のお向かいにコッペルが保存されています。
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久留米市立三潴小学校の校門のすぐそばで、用水路を挟んで弓頭神社がお隣です。
汽車ぽっぽ公園 公園・植物園
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久留米市縄手町から大善寺、早津崎、高三潴、草場、城島を経て、大川までを走っていた大川線のコッペル5号です。
昭和26年に休止となり、昭和41年5月に正式に廃止となりました。到津遊園に保存されましたが、平成7年に西日本鉄道から譲渡され、ここに移設されました。 -
大川線は、明治40年9月、上久留米~大川間の馬車軌道免許を取得した大川馬車軌道株式会社が、同42年9月に大川軌道株式会社として設立され、44年8月には大川軽便鉄道と商号を変更し、大正元年12月営業を開始しました。旅客輸送だけでなく、大川地区特産の家具、酒、畳表などの貨物輸送も大きな目的でありました。
大正2年1月には大川鉄道株式会社と商号を変更し、大正8年2月には、三潴軌道株式会社の路線の一部、大川~柳河間6.36㎞を買収しました。
大正10年1月には若津~榎津間の営業を開始し、昭和12年6月九州鉄道が大川鉄道を合併しました。昭和17年9月、5社合併により西日本鉄道株式会社大川線となりました。 -
「製造所 アーサーコッペル(ドイツ)」の文字。
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運転席前方の窓は、回転窓です。
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運転室には、すっきり何もありません。お釜の蓋さえ無いのです。
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シリンダーに刻まれたナンバーは何故か天地逆さま。
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コッペルの煙室ドアの取っ手は、如何にも取っ手ですね。小さいから目立つのかな。大型の蒸気機関車だと、機関車の顔のアクセントのような存在ですが。
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注目はピンクの円盤ではなく、真ん中の黒いフックです。連結器がただのフック。
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煙室ドアは、実はちょっと開いていて、このように中を見ることが出来ました。子供が入り込むにしても小さ過ぎるから、放任されているのかな。
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蒸気機関車はボイラーが運転室から突き出しているのだと、よくわかる車体です。
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福岡県大牟田市は、有明海に面し、すぐ南は熊本県という場所です。
大牟田市動物園にやって来ました。 -
園内マップです。左端の入り口の上に小さくSLの文字が見えるでしょうか。実は2017年にもここを訪れたのですが、中に入ることが出来ず、敷地の外から生垣と戦いながら、ちらっと見えただけでした。今回はリベンジです。
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SLは、敷地の端のギチギチのスペースに押し込まれています。
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すっかり雨ざらしで塗装が剥げて錆が出ています。こういう姿を動物園で子供たちに見せるのって、どういう考えなんだろう?
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壁際に張り付いて、ギリギリ全景が撮れました。柵と壁との間が歩けるので反対側も見られます。
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苔と塗装剥げと錆で、珍しい塗装のように見えるシリンダー。
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もはや何色かわからない動輪や主連棒に、わずかに残る煤けたオレンジ色。
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この場所は隣の壁のせいで湿度が高くなり、機関車の痛みが激しいのでしょう。苔どころか、シダまで生えています。
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随分SLを撮って来たけれど、こういうのはそうは無いでしょう。
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ここは動物園ではなく、植物園なんじゃないかしら?
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何故か観覧車のある動物園です。観覧車にはシダなんか生えていないだろうに。
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48696。大正11年1月30日日立製作所製。昭和46年8月23日廃車。走行距離1,877,138.1㎞。
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ここで同型機として紹介されている「あそBOY」の58654は、
「SL人吉」として、今年2024年3月まで営業運転をしていました。48696は、58654に部品提供をしていたそうです。 -
真後ろだけは柵が繋がっておらず、周り込めません。引き返すことになります。炭水車は芸術的な塗装になっていますね。
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なんだか目に付いた箱。現役時代は黒かったのでしょうね。今では鳥の巣箱みたい。
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干からびたような足回り。真ん中のパーツには興味深い刻印があります。
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「L 8685」数字の上には二重線が引かれています。
別の車体からの転用品だったのでしょうか。 -
そのうち運転室は緑の絨毯になるんじゃないでしょうね。まあ、それもいいか。だんだんラピュタになって行くのね。
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こんな厄介者扱いなら、せめてシダに居場所を提供してもいいかな。
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精一杯、運転室を覗き込みます。まだここは無事のようです。
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アニメで大正時代の蒸気機関車が注目された時には、この機関車も少しは見に来てもらえたのかな。
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季節柄、なんだか紫陽花の花のように見えます。
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鉄と塗料と雨が創った芸術作品。
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もはや、声も出ない。無残。
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せっかく動物園に来たので、ちょっと見物して行きます。カピバラが食事中。
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リスザルのベストショット!小さくて、動きが素早いので撮るのは至難の業。ここは、人間の方が動物のいる大きな檻の中に入るので、檻越しではない写真が撮れます。
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近くにいる別の雄を警戒中。久留米市には「久留米市鳥類センター」があり、かつては「千羽孔雀」で有名になりました。現在でも80羽を飼育していて、その数の多さにびっくりしました。旅行記書いています。
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「このハヤブサは、ケガを負っている所を保護され、当園に来ました。右翼を失ったため、飛ぶことが出来ません。野生に帰ることが出来ないので、ここで暮らしてもらっています。飛ぶことは出来ませんが、少しでも快適に暮らしてもらえるよう、様々な取り組みを実施しています。」
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エミュー。オーストラリアに生息するダチョウの次に大きな鳥です。
時速50㎞以上で走ります。ダチョウの足の指は2本しかありませんが、エミューは3本です。膝が逆に折れているような座り方ですが、ここが踵なのだとか。 -
エミューの説明に驚きました。
「鳥類には歯がありません。そのため、ごはんを丸飲みにしています。エミューをはじめとする一部の鳥類は、石を飲み込み、胃の筋肉で石を動かすことでごはんを細かくしています。」実物の石が展示されていました。 -
それでは、次回は後編、長崎・佐賀・福岡と、SL及び観光地を巡って行きます。
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