インパール再訪1、サイクロンの中、激戦地コヒマへ

2024/05/25 - 2024/05/27

インパール戦80周年に、インドのコヒマ、マオ、インパールを訪問しました。
東京からJALでハノイまで。その後LCCのインディゴ航空で、コルカタ経由でディマプール空港。そこから車でコヒマへ入る予定でしたが、サイクロンがインドを襲ったようで、コルカタで足止めになりました。

表紙写真はコヒマのテニスコートの丘。現在は英印軍の墓地になっています。ここで第2次大戦時で、日英軍は激しく戦いました。

ほとんどの写真にはＧＰＳ情報が入っています。参考にしてください。

エリア コルカタ (カルカッタ)(インド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: インディゴ JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田空港のＪＡＬラウンジです。
マイレージでの航空券ですが、ビジネスクラスをオークション最低価格の7万円で取得しました。

JAL機が見えます。

富士山が真下でした。

ビジネスクラスの前菜サラダ。

シャンパンとメインの魚料理です。

ハノイの夜景。

深夜のハノイ空港で5時間待ちます。
JALビジネスの次は、LCCのIndigo航空です。
インドのサイクロンの影響で飛ばないかとおもいましたが、コルカタまでは行けそうです。

ハノイ空港のプライオリティラウンジ。
閉店間際にフォーを作ってくれました。

コルカタまでは着きましたが、ディマプール行きは欠航とのこと。

空港そばのホリディインへともかく向かいます。
コルカタ空港は「ネータージー・スバース・チャンドラ・ボース国際空港」と言います。空港前にチャンドラボースの像が。

予約無しでホリディインにチェックイン。
料金、結構高いです。

ビールとビリヤニでひと落ち着きしました。

コルカタからインパール空港行きを予約しましたが、それも欠航。
同じディマプール空港行きに1日遅れで乗れました。

LCCのIndigo航空機です。

デイマプールです。
日本軍の牟田口中将は、鉄道が走るこの街を占領することが最終目標でした。

ディマプール空港。1日遅れでやっと到着しました。

ディマプール近くの古い橋。英印軍の重要の補給ルートでした。

コヒマを占領しても、この辺り（New Chumukedima）は険しい山道で、とても日本軍は突破してディマプールへ行きつけません。

ディマプール・コヒマ道のZubza。この辺りが日本軍の最西進出点です。

このZubza橋を遮断しようと、日本軍第31師団の工兵第31連隊や歩兵第138連隊が試みましたが、不成功でした。

やっとコヒマに到着しました。東京から2日かかりました。

コヒマ、5120高地の集会所の建物です。

集会所の屋上からの眺望です。当時はこの辺りを山砲兵第31連隊などの部隊が守っていました。

コヒマの街並みを望みます。
前方の山には英印軍の陣地がありました。

コヒマから東方のチャカバマです。
第31師団司令部がありました。
当時はジャングルだったそうです。

日本軍が利用したカマド石とのことです。

ちょっと見にくいが橋の右に、古い橋の橋脚があります。
日本軍が撤退時に、追跡されないように爆破したとのことです。

この第2次大戦の戦場に、リゾート施設がありました。
子ども達はプールで泳ぎ、現在は平和です。

このリゾート施設でビールと美味しい料理を頂きました。
食料が無く敗退して行った日本兵士達に申し訳ない気持ちと、平和のありがたさをかみしめます。

コヒマの夜景です。

翌朝は、徒歩で激戦地コヒマ三差路（Kohima war cemetery)に向かいます。
相当、雨が降っています。

現在は英軍の墓地になっています。

戦前はテニスコートでした。ここで英印軍と日本軍の将兵が激しく戦いました。
6年前に来た時も持参の日本酒を献じましたが、今回も歩兵第58連隊兵士の地元新潟の日本酒を献じました。

英印軍の慰霊場所です。
前方は激戦地アラズラ高地です。

イギリス（ヨーク市）の第2師団慰霊碑です。
「WHEN YOU GO HOME TELL THEM OF US AND SAY FOR YOUR TOMORROW WE GAVE OUR TODAY」
「家に帰ったら私たちのことを伝えて、あなた方の明日のために私達の今日を捧げたと言ってください」