岩州・福島　風薫る心誘われ ＳＫＹメイっぱい満喫セールで飛ぶ 福島飯坂温泉 ぶらぶら歩き旅ー８

2024/05/29 - 2024/05/29

お昼をいただいた後は福島飯坂温泉をぶらぶら歩く散策にしました～、緩やかな坂道や急な階段が在る坂の街が飯坂温泉の名の由来です。

よくポスターや雑誌にＴＶ番組などで取り上げられる飯坂温泉は十綱橋を手前に摺上川沿いに建ち並ぶ温泉宿が犇めき合う景観です。
如何にも昭和の高度成長期に賑わった雰囲気がずっとシンボル的なイメージだったのでしょうか？。

駅前から続く湯沢通りと進みながら温泉街の中心地には温泉発祥の地碑が建ち、昔ながらの旅館が軒を並べ風情を醸し出し足湯や共同浴場の鯖児湯で賑わう景観は旅情を誘います～。

観光スポットである旧堀切邸や旧花街跡の名残が残る路地や飲食・土産物店のシャッター通りなどは寂しさと侘しさの温泉街は昭和のノスタルジックな世界へ迷い込んだようです。

福島へ戻る際にはリニューアルオープンした曾根田駅とでんしゃひろば＆お休み処ナナセンに立ち寄って行きます。

撮影使用カメラ　オリンパスＳＨ-２１・ルミックスＦＸ

エリア 飯坂温泉(福島)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

福島交通飯坂線「花水坂駅」から歩きましょう！～、

開業当時はこの駅が飯坂駅として終点でしたが、昭和２年に延伸して駅名が改称されました。

花水坂駅 駅

歩いて直ぐの食堂「笑福」でお昼をいただきます、

笑う門には福来たるからの店名でしょうか？、ご夫婦で切り盛りされています。

定食屋というか中華屋というかメニューも￥８００以下で割安です。

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飲み食い処　笑福 グルメ・レストラン

迷いましたが”鶏からあげ定食”￥６５０にしました、

このボリューム感が凄い！、柔らかいむね肉を使用した唐揚げで普通に旨い！、中華風の揚げ方ですが何か物足りない味はスパイしでしょうか？。

飯坂温泉線駅から徒歩で５分ほどです～、

温泉街へ続く旧道沿いに昔ながらの商店や家並みが続いています、食料品・たばこ店の関商店は廃業してますが風情を感じて堪らないです！。

数年前までは普通に営業されていたそうで残念です…、

赤い郵便ポストに雑貨なども取り合う昔ながらの何でも屋のようで当時は随分と賑わっていたようですと地元で聞きました。

「松尾芭蕉句碑とラジウム温泉卵モニュメント」です、

飯坂温泉駅前広場に在る二つのモニュメントが並んでいます、実にコンパクトながら上手く整備された駅前広場に成っていました。

駅から真っ直ぐ延びる湯沢通りを歩きます～、

まさに古の温泉街「飯坂温泉」と言った趣を今に残すメイン通りでしょうか？、昭和の色褪せた雰囲気がマニアックな心を掴みます。

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飯坂温泉 温泉

緩やかな坂道が続く「飯坂温泉の町並み」です、

実際の”飯坂”は駅から戻ったところに在る権現坂の近くに在りますが何もない住宅地の坂です。

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飯坂温泉の街並 名所・史跡

温泉街の中心に在る「あ～しあわせの足湯」です、

４人も入れば隣りの人と足合わせになるほど狭いので足湯に浸かってあ～しあわせ
と語呂を合わせのネーミングですがちょっと熱めでした。

向かいに建つ「なかむらや旅館」は漆喰が美しい！、

創業は元禄元年で江戸末期に建てられた風情ある家屋が今に引き継がれています。

飯坂温泉発祥の湯沢地区に建つ老舗旅館の貫禄でしょうか。

飯坂温泉　なかむらや旅館 宿・ホテル

家屋としての価値が非常に素晴らしいです！、

江戸館と明治館から成るそうですが館内はタイムスリップしたかのような雰囲気が愉しめるのではないでしょうか？。

隣接する商店も負けないほど風情あるものです！、

「採進堂酒店」とありますが屋根には特約店の看板が上がっています～、会津の銘酒花春と栄川、山形の朝日川ですが地元で無いのが残念？。

通りから眺めた景観です、

漆喰あしらいの海鼠壁と緩やかな下り坂に成る温泉街の風情が感じられます。

足湯の角にも「ほりえや旅館」は昔ながらです、

創業明治１５年築の木造３階建て旅館を今に残す風情ある佇まいが素敵です。

飯坂温泉 ほりえや旅館 宿・ホテル

「湖辺り坂」と石碑が建つ路地からの景観です、

木造家屋と板塀と向かいの海鼠壁の漆喰のコントラストが楽しめます。

湯沢通りに鎮座する守り神「鯖湖神社」です、

鯖湖湯に寄り添うように建つ鯖湖神社境内には飯坂温泉発祥の地碑や、俳人・正岡子規らの句碑も在りました。

温泉街に数ある共同浴場の一つ「鯖湖湯」です、

平成５年に建て替えられたそうで新しく成っています？、以前は日本最古の木造建築共同浴場として名を馳せましたが、やはり老朽化には勝てなかったようです。

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鯖湖湯 温泉

近くの観光スポットである「旧堀切邸」を見学します、

整備された石畳みが続き、しかも周辺の景観とも調和された施工が如何にも観光地らしいです？。

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旧堀切邸 名所・史跡

入館は無料なのでそのまま入ります～、

旧堀切邸は江戸時代から続く豪農・豪商で、その旧家を補修・復原・改築と整備し飯坂温泉の観光交流拠点として平成２２年に開館したようです。

では主屋から見学する個にしましょう！～、

明治１４年に再建された近代和風建築で建坪は約８４坪で部屋数は９部屋です。

居間・通り間・中の間・次の間・奥の間・納戸・裏部屋などです。

とにかく天井が高いので圧迫感がないです、

木材で組まれて漆喰壁で施され、イ草畳と和紙の襖なので全てが天然由来を使った家屋は最高に贅沢であり人と環境に優しいものです。

こちらは付随する蔵で「中の蔵」です、

明治１３年頃に座敷蔵として造られ、耐火金庫の備え付けや２階には各種書物を収納し主に書庫として利用されたそうです。

奥には「道具蔵」が並んでいます、

明治１３年前の築で板張りの床に一部開口部が施され、収納物を湿度から守る工夫
が成されていたようで１階は主に什器類、２階は布団などを収納していたようです。

現在は旧堀切家に関する資料展示です、

堀切家の誕生と先祖由緒や家系図についてや１４代良平、１５代善兵衛などの肖像画と紹介などがありました。

そして、３つ目の蔵が「新蔵」で明治２０年築です、

主に衣類・着物などを収納していたようで豪商の証である高価な和装・洋装・小物に至るまでぎっしりと保管されていたのでしょう。

流石に往時の豪商は現在では想像が付かないほどの富裕層です。

邸内で一際目立つ大蔵は「十間蔵」です、

名の通りその長さが十間で約１８ｍあり、江戸時代後期の安永４年に建立された米蔵や酒蔵として利用され県内最大最古の土蔵です。

また、神憑り的な大木は欅の木、

推定樹齢２６０年は超える見事なもので、係の方からムササビが巣を作ってますとの事で観ることが出来ました。

一通り見学をした後は「旧堀切邸足湯・手湯」で癒しましょう！～、

手前から手湯は立ったまま利用するので簡単、その奥が足湯で共に源泉掛け流しの湯が愉しめます（やはり足湯はそれなりに熱いです）。

身体が温まったのでまた散策を始めます！～、

どうやら入って来たのが裏門だったようで、こちらが玄関の表門でした。なるほど立派な門構えの筈で湯沢通りに面していました。

で先程の旧堀切邸裏口まで戻って来ました！、

この路地が気に成って仕方がないので提灯に吸い込まれるように進みましょう！～。

温泉街の飲み屋が軒を並べる路地でしょうか？、

安っぽい２階建てバラックに昭和の哀愁を感じます…、２階の手摺には旧花街であった赤線・青線の雰囲気も漂っています…。

通り抜けるだけでも心がぞくぞくします！～、

日が暮れて提灯が灯る頃は薄暗くて絵に成る風情が全開するんでしょうか？。

何処からか聞こえてくる演歌の一つでもあれば言うことなしです♪～。

この通りは飲食店が建ち並んでいます、

既に廃業したスナックかラウンジ・パブでしょうか？、看板建築の安っぽさが堪らなく侘びしさとうらぶられた哀愁だけを残しています…。

空地の奥にはポツンとミゼットが有りました？、

それも程度の良いダイハツ・ミゼットとは昭和３２年から製造した軽三輪自動車で、当時、崑ちゃん（大村崑）のＣＭでベストセラーにも成りましたが懐かしいな！。

バス通りからの温泉街です、

更に奥座敷へと続きながらドン突きの新湯辺りは新しい中規模旅館が建ち並ぶ自然を満喫出来る市街地とは違った雰囲気です。

これがかの有名な「飯坂ホテル聚楽」ですか？、

大正１３年に東京で須田町食堂から一代を築き上げた聚楽は加藤清二郎のストリーとして知っていましたが開業１００周年とは恐れ入りました。

飯坂温泉　飯坂ホテル聚楽（じゅらく） 宿・ホテル

よく歩いたので「鯖湖湯」で汗を流しましょう！、

いい電フリー切符に共同浴場入湯券が付いてるのでここで利用します。源泉掛け流しですが熱くて浸かるには厳しいほど熱いので覚悟を決めて下さい！？。

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鯖湖湯 温泉

摺上川沿いにはびっしりと建ち並ぶ旅館街です、

大型まではいかない中規模が多いようですが、現在は廃業して空家のままに成っています？…。

同様に小規模で建ち並んでいます、

営業中や休業中であったり、転業して他の施設や住宅にも成っているようです？。

大きな石で作られた手湯でしょうか？、

石を削り出して温泉をかけ流しで溜めるように成っていますが、位置が余りに低いので何の施設かは判りませんが？…、確かに温泉でした。

摺上川沿いに在る共同浴場の「 波来湯」です、

温泉街に数ある共同浴場の中で駅から一番近い湯で、平成２３年に改築された新しい雰囲気ですが開湯としては１２００年で温泉街では一番古いようです。

波来湯 温泉

向かいに建つ「平野屋旅館」です、

観るからにザ・昭和の旅館としてその雰囲気が愉しめる数少ない温泉街の宿です。

勿論営業中で１泊２食付き￥５５００は一番安い旅館として人気だそうだです！。

平野屋旅館 (福島県) 宿・ホテル

摺上川に架かる十綱橋から上流の眺めです～、

袂側までぎっしりと両側に旅館群が建ち並んでいるのが判ります…、昭和の慰安旅行などの団体が大勢犇めき合っていた頃が懐かしいです？。

少し望遠にしてみれば意外とスッキリです？、

左手には共同浴場の波来湯が崖っぷちに建っているのが判ります？、地震対策は大丈夫なのでしょうか？。

摺上川に架かる十綱橋から下流の眺めです～、

右手の駅側には温泉旅館が無いので高層マンションだけの殺風景なローカル的な景観です。

この角度からの眺めや写真は飯坂温泉での定番です！、

摺上川に架かる「十綱橋」は大正４年に竣工した現存する鉄鋼アーチ橋では最も古いもので温泉街を代表するランドマークです。

福島交通「飯坂温泉駅」まで戻って来ました、

地上２階が駅前広場としての出入口にも成っています。ファミリマートも在るので利便性が好いです。

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飯坂温泉駅 駅

ホームへ降りれば２面１線の頭端式ホームです、

昭和５７年に現在地に移転し平成２２年に駅舎を改装したようで、向かって左が降車用で右側が乗車用として使われています。

停車中の上り 普通列車 福島行に乗車します。

福島交通飯坂線 乗り物

「曾根田駅」には２２分で着きました、

レトロな駅舎は昭和１７年築で往時の面影を残しなが令和４年に修復改装したばかりのようでベージュの壁と赤屋根が可愛い雰囲気になりました。

＊詳細は＆お休み処ナナセンのクチコミでお願いします

曽根田駅 駅

駅舎内は実に昭和チックなレトロな雰囲気です、

２階まで在ろうかと思える吹き抜けのような天井が高くて明るい！、駅員も配置され珈琲店も営業する新たな一歩に成ったのではないでしょうか？。

構内のホームにそのまま静態保存された旧東急電車７０００系です、

その２両を利用活用した「でんしゃひろば＆お休み処ナナセン」に成っています。
先ずは外観から観て行きましょう！～。

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曾根田駅舎 お休み処ナナセン 名所・史跡

保存状態が好くて今にも動き出しそうです！、

この車両は弘南鉄道や北陸鉄道・水間鉄道・秩父鉄道などで現在も活躍中ですね。

では、車内へ入ってみましょう！、

運転室からの眺めですが留置線の線路が途切れています…、残念です…。

マスコンやブレーキに計器も４個と実にシンプルな装備が懐かしいほどです。

車内は読書や自習スペースとしてオープンされてます、

個々で利用できるように一人用ボックス席が有難い！、おまけに冷暖房完備で無料Ｗｉ-ｆｉ・照明・電源も使えて至れり尽くせりとは凄いサービスです。

もう一両は当時のままの姿でオープンされてます、

ロングシートのままで座ったり、寝転んだり、イベントなんかも出来るようです。

ちびっ子達なら嬉しくてはしゃぎ回れる良い遊び場にも成りますね。

ＭＡＸふくしまバス停から乗車します、

”ももりん２コース”循環バスなら１５分ほど￥１００で利用出来るので有難い！、
対面のバス停から”ももりん１コース”循環バスでも帰れて同額運賃です。

＊詳細は路線バス・福島交通のクチコミでお願いします

路線バス (福島交通) 乗り物

今夜も「サンライズパンション」に連泊します、

また、汗をかいたので大浴場で湯っくりとリラックスタイムで体を癒しましょう！。よく歩いた日は湯の中でフットマッサージが一番です。

＊詳細はクチコミでお願いします

この後は、風薫る心誘われ ＳＫＹメイっぱい満喫セールで飛ぶ 円谷英二ミュージアム ぶらぶら歩き旅ー９へ続きます

サンライズパンション 宿・ホテル