2024/03/16 - 2024/03/26
519位(同エリア759件中)
サバーイさん
仕事で訪れたハーバード大。
早朝から夕方まで、一日のキャンパスの様子です。
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朝のラッシュを迎えるレッドラインのHarvard 駅。
ダウンタウンからは20分ほど。 -
地上に上がると、Harvard Square(ハーバード・スクエア)。
大学は道の反対側。 -
朝陽がキャンパスを照らします。
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ハーバードスクエアから、大学の西端に沿うマサチューセッツ・アベニューを歩きます。
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朝の通勤風景。ここでも自転車道はきちんと整備されています。
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自転車に混じってキックボードも。
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すぐに右手に現れるのがハーバード大学の正門、ジョンストンゲート。
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この石造りの門は1889年に建設され、アメリカ最古の大学の歴史を感じさせてくれます。
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Johnston Gateの名前はこの門の建築に資金を寄付したSamuel Johnstonに由来。
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学生はここから出入りすると4年間で卒業できない、という伝説から、隣の通用門を使う、とか。
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門をくぐって、キャンパス内から外を眺めたところ。
卒業式など特別なイベントの際には特別に装飾される。卒業生にとってこの門をくぐることは、新たな人生への出発となる、象徴的な瞬間になるのでしょう。 -
正門をまっすぐ進めば University Hall。
日中は国旗が掲揚され、その下には創立者 John Harvard の銅像が。 -
もう一度門の外へ。
道の反対側にはユニテリアン教会。
その先に広々とした公園が見えてきます。 -
広大な敷地のケンブリッジ・コモンです。
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Common(コモン)とは公共の共有地のこと。いまでは公園となっています。
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朝のこの時間は通勤の人に混じって、ジョガーやペットを散歩させる人たちの姿が。
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広さ3.4ヘクタールという敷地面積を持つこの公園は、植民地時代は牧草地であり、軍事訓練場でもあったといいます。
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ケンブリッジコモンの向こうにみえるのは Sheraton Commander Hotel。(映画 'The holdovers' にも登場した老舗ホテル)
その手前にある First Church in Cambridge 教会まで公園を横切ります。 -
First Church の隣にある、レンガ造りの建物。
ラドクリフ・カレッジです。(今回はこちらで仕事をしに訪れました) -
正門から入ってみましょう。
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Radcliff Collegeはハーバードが男子校だった時に設立された女子教育機関。
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ヘレン・ケラーは1904年にラドクリフを卒業しています。
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現在はハーバードと統合され、Radcliff Institute for Advanced Study(ラドクリフ高等研究所)という名に。
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さて、ラドクリフで所用を済ませた後、ケンブリッジコモンを再び横切り、大学側へ戻ります。
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Harvard Law School の碑が見えます。
この一角が名門中の名門、ハーバード・ロースクール棟。 -
ロースクールの象徴、Langdell Hall。
法科大学院の図書館です。 -
建物の間を抜けて、オックスフォード・ストリートへ。Edward Mallinckrodt Chemistry Laboratory (化学実験棟)の建物です。
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ケンブリッジ・ストリートに建つ Memorial Hall。
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1871-78年にかけ、南北戦争で北軍兵士として戦った卒業生を讃えるために大学に寄贈されたもの。今日の最後に訪れる予定です。
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ケンブリッジ・ストリートを渡り、Meyer Gate からキャンパス内へ。
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Harvard Yard とよばれる、キャンパスの中心です。
歴史ある建物が芝の庭を取り囲みます。 -
ヤードのほぼ中心には Memorial Church。
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1932年に卒業生の手により、第一次大戦の犠牲者を祈念するために捧げられたもの。
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尖塔の天辺には金色の中世の戦旗と王冠が。
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ヤードを挟んでメモリアルチャーチと向かい合うのが The Harry Elkins Widener Memorial Library(図書館)。後ほど中へ入ってみます。
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午前中の Harvard Yard。まだキャンパスに人影はまばら。
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Old Yardと呼ばれるキャンパスの中心です。
この左手が正門です。 -
先ほどの正門 Johnston Gate に戻ってきました。
ここをくぐってすぐ左手に建つのが Harvard Hall です。 -
Harvard Hall は初代の木造の建物は1672年に建てられたもの。2代目は火事で焼失し、現在のものが3代目。
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Harvard Hall の向かいに建つのが Massachusetts Hall。
1720年に建てられ、現存するハーバード最古の建物。現在は学生寮としても使われています。 -
Massachusetts Hall の壁面のプレート。
1775-76年の独立戦争時には軍の兵舎として接収された、とあります。 -
Massachusetts Hall の斜め向かいに、趣ある建物の Matthews Hall。
1872に建てられ、Old Yard の南端に位置する。 -
現在は1年生を収容する学生寮。
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Harvard Yardの南端に位置するLehman Hallは、Harvard Squareと隣り合わせ。
院生の学生寮として使われています。 -
Harvard Yardのなかでも、とくに正門からUniversity Hall は Old Yard と呼ばれる一帯で、キャンパスの中心。
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花崗岩でできた、キャンパス最初の石造建築である University Hall を背に鎮座するのが John Harvard 像。
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1887年に建てられた大学のアイコン。
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触ると幸運になるという言い伝えで、きれいに磨かれた左足のつま先。
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午後になると写真を撮りに来る観光客が後を絶ちません。
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Harvard Square 周辺でランチを。
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駅の近くということもあって、カフェやレストランが並びます。
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メキシカンのお店へお邪魔します。
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なかなかのボリュームと味に満足。
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Harvard Square にある Harvard Commons という学生用の共用スペースへ行ってみます。
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新しいビルの中にある共用ラウンジのようなものです。
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1階部分は誰でも利用することができ、カフェやテイクアウェイの店などが入っています。
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エレベーターの利用はI.D.が必要で、最上階は学生用のラウンジになっています。
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ここからの街並みの眺めもなかなかです。
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この白い塔のある建物がLowell House といい、皇后雅子さまがハーバード留学中に寮生活を過ごされたところです。
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さて、大学へ戻り、午後のレクチャーの準備へ。
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教室の外のラウンジです。
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図書館の中へ入ってみましょう。
ハーバードには図書館が73館あるといわれていますが、その中枢のワイドナー記念図書館です。 -
この図書館は、タイタニック号の事故で亡くなった卒業生、ハリー・エルキンズ・ワイドナー (Harry Elkins Widener) の母親エレノアが希少本収集家のハリーの蔵書など約3,300冊を建物とともに寄贈したことが発端となっています。
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セキュリティを通過すると、中央階段が。
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階段を上るとロタンダへ。
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さらに先へ進んでいきましょう。
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Harry Elkins Widener は1907年にハーバード卒。裕福なフィラデルフィアの家に生まれ、在学中に膨大な書籍の収集を始める。そのコレクションの中には、Harry が特に関心を寄せたディケンズやスティーブンソンの初版本や草稿も含まれる。
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閲覧室や歴史ある書斎です。
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そしてThe Widener Memorial Room に入ると...
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正面には Harry の肖像画。
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壁一面にHarry の蔵書がぎっしりと。タイタニックでの死後、母親が大学へ寄贈したもの。
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ここには世界に48部が現存する、グーテンベルグ聖書が展示されています。
うち、完全な形で保存されているのは23部にすぎず、ここにあるのはその2分冊のもので、1分冊が常設されています。 -
確認されている最初の所有者はユトレヒトの司祭 Johann Vlyegher だそう。その後、持ち主が次々と代わり、20世紀初めに Harry の祖父の手に渡ったという。
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ハーバードの知の一端と、社会との人脈の強さを実感しました。
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さて、最後はケンブリッジ・ストリートに面した Memorial Hall の中を見学しましょう。
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教会のような外観ですが、ここは南北戦争の犠牲者の追悼のために建てられたホール。
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Memorial Transept(追悼の翼廊)と呼ばれる、アーチ天井の廊下。
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両サイドにステンドグラス、大理石の床にクルミ材のパネルがはめ込まれ、そこには136名の名前が記されています。いずれも南北戦争の犠牲となった大学関係者を追悼するもの。
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最年少は卒業の2年前に戦死した学生のもの。
また、Paul Joseph Revere の名前もみられるが、これはあの Paul Revere の孫だとのこと。 -
エレベーターで2Fへ上がり、Annenberg Hall の全景を見学。
ここは一般公開はされていないため、学内IDがなければ見ることができないホールです。学部の1年生用のダイニングホールとして使用され、1日に3400食を提供するそうです。 -
英国ゴシック建築のハンマービーム屋根(柱を用いず空間を生み出す技法)が特徴的で、アーチ型の連続した梁が美しい。
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さて、いよいよ Harvard の一日の終了です。
Porcellian Gate から Harvard Square へ抜けましょう。 -
この門は学生組織 Porcellian Club がスポンサーとなって1901年にできたもの。
Porcellian とはラテン語の Porcellus(子豚)から。創立者たちがフィレンツェの酒場の看板の横につるされた子豚の頭を見て命名。(門の上部にはイノシシの頭が飾られているのが見える) -
門をくぐって、キャンパスを振り返ったところ。
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イノシシの頭の上には VERITAS(真理)=ハーバードのモットーが。
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Porcellian Gate の隣が Class of 1857 Gate(1857年卒業生の門)。
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1853年、16歳の若さで入学したJames Starr らは人生で最も充実した4年間を仲間たちと大学で過ごした。1857年に卒業し、わずか4年後、同級生たちは敵味方に分かれて南北戦争を戦う。戦後、同期生たちは再び一つになり、この門を寄贈する。
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よって門の上には古代ローマの詩人ホラテウス("Carpe Diem" が有名)の言葉が引用されている。「千切れぬ絆で結ばれた者たちは三重に幸いである。悲惨な争いによる、いかなる愛の分裂もこの者たちを隔てることはできない」
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夕暮れどきの Harvard Square。
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角には大学のギフトショップが。
今日のキャンパス歩きはここまでです。
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