2024/03/16 - 2024/03/25
535位(同エリア704件中)
サバーイさん
Quincy MarketからPublic Marketへ。Hanover St.を北上していくと、街並みがレトロでカラフルに。カフェやレストランが並ぶ、Little Italyとも呼ばれるNorth Endです。Paul Revereの家や伝説となったOld North Churchへフリーダムトレイルは導きます。
ときにトレイルから脱線して、景色が誘うままに裏路地を歩く楽しみも。とくにFreedom Trailから一本はずれたSalem St. は古き良きボストンを感じられる、街歩きに最適な路地でした。
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Old State House(旧州議事堂)から通りを挟んだ向かいに位置するのが ⑪Faneuil Hall。フェニュエルホールは1743年から、街の商工業や政治の集会所として使われた歴史がある。
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正面に経つのがSamuel Adams像。
この直ぐ脇にはSamuel Adams(ボストンのクラフトビール) のタップハウスがある。 -
サミュエル・アダムスが眺める正面には、ボストン市庁舎 (Boston City Hall)。
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フェニュエルホールの全景。
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フェニュエルホールの奥にはQuincy Marketが。
クインシーマーケットは1826年開業の市民マーケット。
現在は観光客用のフードコート&土産物売り場。 -
オープン直後の様子。昼食時にはこの通路が観光客で埋まる。
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両側にはボストン名物の店舗が並ぶ。
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ボストンといえばシーフード。
ロブスターの身を盛り付けたLobster Cocktail。 -
色とりどりのfrozen yogurt。
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中央部分は吹き抜けになっていて、階段で二階へ昇ってみると...
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2階はフリースペースになっていて、午前中は地元の人たちがのんびりと寛ぐスペースに。
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1階のフードコートは感顧客向けだが、2階のラウンジでは朝の日差しを浴びてのんびりと寛ぐ地元のお年寄りの姿が。
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1826年開業とあるので、訳00年の歴史がある市民マーケット。
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お昼近くになると、カウンターにお客さんが並び始めます。
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ロブスターロールと名物のクラムチャウダーのセット。
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マーケットの全景。
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トレイルに戻りましょう。
ここは創業1795年、ボストン最古にして、いまも営業を続けるパブでは全米最古の歴史を誇るThe Bell-in-Hand。 -
パブの最初のオーナーJimmy Wilsonは'crier'(鐘を鳴らしながら役所や裁判所の通告を広報する任務)だったので、The Bell-in-Handという名になったという。
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最古のパブで、ローカルのSamuel Adamsで喉を潤す。
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街歩きを再開です。
Hanover St.を歩いて行くと、Rose Kennedy Greenwayという緑地帯に。
振り返るとボストンの高層ビルが青空に映えて、春の訪れを感じる。 -
トレイルを示すレンガを辿ってHanover St. に入ると、街並みが一気にカラフルに。
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North End地区はイタリア移民が住み着いた地域。
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フリーダムトレイルはHanover St.からRichinond St.へ折れる。
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レトロな建物とカフェやイタリアレストランが目に入ります。
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North St.にぶつかると、古い民家が左手に。
⑫ Paul Revere's House
Paul Revereの暮らした家として保存されている。
アメリカ人にとっての建国の英雄の聖地。 -
ポール・リビアはここに1770-1800までの30年間暮らした。
いまは博物館になっている。 -
ノースエンドは古い建物が魅力的。
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外階段の装飾が美しい、アールデコ調の建物。
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Hanover St. と Parmenter St. の交差点の標識。
イタリアの各地を指していて、ここがリトル・イタリーであることを実感。
このあたりは一番賑やかな通り。 -
トレイルを外れてParmenter St.の路地へ迷い込んでみる。
ノスタルジックなお店が路地裏にはたくさん。
ここはSalem St.との角。 -
フリーダムトレイルから1ブロック外れたSalem St.も楽しい裏通り。
細い道沿いに小さなショップやローカル向けのお店が並んで、眺めながラの街歩きがたのしい。(Prince St.との角にあるベイカリー) -
Cooper St. との角にあるこの建物の外階段も美しいデザイン。
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Noyes Pl. の角のお店には Monica's Mercato & Salumeriaと。
Mercatoはイタリア語でMarket.
Salumeriaはサラミやハム・ソーセージを売る食料品店のこと。
表記もこの辺りのお店はイタリア語。 -
細い路地ですが、両側の建物を見上げるとどれも個性的です。
とくに Cooper St.を過ぎたこの辺りからは古き良きボストンを感じます。 -
Cafe Zone につき減速せよ、という粋な標識。(Baldwin Pl.との角で)
この先のPrince St.を右に折れて、フリーダムトレイルに戻ります。 -
再びHanover St.へ。
右手にSt. Stephan's Catholic Churchの白い尖塔が見えてくる。
この左正面がPaul Revere Mall。 -
ガイドブックにも必ず登場するアングル。
騎乗するポール・リビア像とOld North Church。 -
振り返ると St. Stephanの鐘塔が見える。
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対英戦争の火ぶたとなったレキシントンの戦い。
リビアは真夜中に敵(イギリス軍)の動きを自陣に伝えるため、約⑳Km離れたレキシントンまで馬を走らせた、という。 -
この広場はPaul Revere Mallと呼ばれ、教会までの参道となっている。
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裏手に回ると鐘塔の様子がよく分かる。
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『この尖塔に吊されたポール・リビアのランタンは、敵の進軍を知らせるものであった』
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⑬ Old North Church オールドノース教会の内部。
イヤホンガイドをつけて、順番に回っていく。 -
礼拝席は壁手仕切られていたことが分かる。
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パイプオルガンは1736年に設置されたもの。
アメリカ最古のパイプオルガン。 -
オルガンを彩る4体のエンジェルには逸話が。
1747年、Thomas Gruchyは私掠船の船長だった。
私掠船とは、海軍のない時代に敵国船を襲撃し拿捕することが認められた船のこと。 -
彼の船 Queen of Hungaryはフランス船を襲い、積み荷を略奪した。
その中に含まれていたのが、4体の天使像。彼はそれをOld Northに寄贈した。 -
また、別の有名な逸話はThe Newman Windowと呼ばれる窓についてのもの。
1775年4月18日の夜、教会の尖塔にイギリス軍の進路が陸路なら1つの、海路なら2つのランタンを尖塔に灯すという暗号ミッションを請け負った教会管理人のRobert Newmanは、ランタンを吊した後、教会入り口に押し入ったイギリス兵から逃れるためにこの窓から逃れた、という。 -
1976年の建国200年祭の折にフォード大統領から贈られたランタンが、建国の、そして自由の象徴として吊されている。
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これまでに歴代5人の大統領がOld North教会を訪れている。
モンロー大統領は聖餐式に加わり、セオドア・ローズベルト、フランクリン・ローズベルト、クーリッジ、フォードと続く。 -
初代大統領ワシントンはついぞこの教会を訪れることがなかった。
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1815年、Shubael Bell という教会管理人が ワシントンの胸像を教会教会に寄贈した。
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1824年に大統領をよく知る友人の General Lafayette将軍がここを訪れた際に胸像胸像を見て、「どの肖像画よりも私の知る友に似ている」と驚いたという。
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教会の地下には地下墓地があり、およそ1100体がここに眠る。
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Old North の裏手からSalem St.へ。
教会の目の前のHull St.の坂を登っていく。 -
坂のてっぺんにあるのがCopp's Hill墓地。
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この小高い丘にはノースエンドの当時の商人や市民たちが眠る共同墓地。
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Old North教会にランタンを吊すミッションをこなした管理人のRobert Newmanもこの地に眠る。
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丘の上からはチャールズ河と対岸のチャールズタウンの眺めがいい。
フリーダムトレイルもいよいよ後半。
North End編はここまで。
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