2024/06/05 - 2024/06/06
701位(同エリア3338件中)
アインスさん
この旅行記スケジュールを元に
クラシックホテルパスポートの残り2つのうちの1つ、日光金谷ホテルに泊まるツアーを見つけたので母を誘って行ってきました。ホテル滞在18時間の1泊2日という、ホテルを楽しむための旅行でしたが、田母沢御用邸や鬼怒川ロープウェイなど、観光もしっかりできました。
★6/5(水)なすの257 11:08東京発 12:04宇都宮着 日光田母沢御用邸記念公園 日光金谷ホテル泊
6/6(木)鬼怒川温泉ロープウェイ 鬼怒川グランドホテル夢の季で和会席の昼食 やまびこ144 15:58宇都宮発 16:48東京着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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今回選んだのはクラブツーリズムの<大人のゆるり旅>『クラシックホテル「日光金谷ホテル」にのんびり18時間滞在 2日間』<19名以下/プレミアムステージ>、一人9万円です。
母は最初「2日間って短いわねぇ」と渋っていましたが、行ってみると2日で十分内容が濃かったので、帰りは「2日で十分ね」と話していました。 -
今回は14人のツアーでした。
19名以下、となっていて最後はキャンセル待ちだったので、19人かと思っていたのですが、急なキャンセルが出たのか、ホテルが取れなかったのか、最終的には14人でした。ご夫婦が3組、女性同士が2組、親子1組、一人旅の方が男性と女性1人ずついました。
10時半にいつもの東京駅日本橋口に集合して新幹線に乗ります。ちいかわのお店の前が大行列でびっくりしました。東京駅 駅
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宇都宮までは1時間弱。あっという間です。
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新幹線の中でお昼を食べます。
コンビニおにぎりと持参したお水。 -
12時過ぎ、宇都宮駅着。
2年前の7月に母と日光に来た時もここを通った事を思い出しました。宇都宮駅 駅
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バスは毎日指定席。
14人なので、一人2席でもまだ余裕がありました。
添乗員さんの隣の座席は一人旅の方おふたりが交代で座っていました。
最近は一番前でも座るんですね。 -
手前で一回トイレ休憩をして、13時15分、日光田母沢御用邸に着きました。
日光田母沢御用邸記念公園 名所・史跡
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先月、上皇ご夫妻が訪問されたばかりです。
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車寄せの天井。
江戸、明治、大正と建物が移築されたり増築されたりしていますが、全ての建物がつながっていて、上から見ると屋根だらけだそうです。 -
入ってすぐの中庭。
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ビデオを10分ほど見て各自見学開始です。
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前に1度来た、という母も一緒に回りました。
表御食堂。 -
床の寄木張りは100年以上たっても一寸も狂いがないそうです。
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御玉突所。
ビリヤード室ですね。 -
こちらも床は寄せ木張り。
当時は絨毯が敷かれていたそうです。 -
大正天皇はこちらに長期滞在したので、執務をするお部屋などを作るために、大正時代に増築されたそうです。
こちらは次の間。 -
謁見所。
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和洋折衷です。
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外の廊下側の窓は高くして、中から外を見る天皇陛下の目線をさえぎらないようになっているそうです。
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あちらこちらに菊の御紋がありました。
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外側の、天皇陛下の目に触れない場所は黒だそうです。
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天皇が謁見所に入る際に通る廊下から見た謁見所。
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こちらにも菊の御紋。
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ここまでが大正時代に増築された場所、ここから先は紀州徳川家の大名屋敷を移築した、江戸時代の建物になります。
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大正天皇、皇后のプライベートな生活のエリアだったそうです。
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屋根が連々と続いています。
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御日拝所。
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毎日、宮中三殿に向かって拝んでいたそうです。
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あちこちに素晴らしい日本画が描かれていました。
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作品にはそれぞれタイトルと作者の案内がありました。
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御寝室。
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奥の寝室には照明器具がなく、ろうそくを使っていたそうです。
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寝室の奥のアップ。
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寝室の隣にあるのは
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剣璽の間。
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三種の神器のうち、剣と玉が置かれていました。
鏡は、最高の神器として、皇居から動かさなかったそうです。 -
畳の縁は最も格の高いものだそうです。
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襖絵が素晴らしく
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美術館にいるようです。
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御座所。
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天皇陛下が日常的な執務を行うお部屋です。
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御食堂。
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普段の食事をお二人でとられていたお部屋。
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あちこちの菊の御紋が目につきました。
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ここからが、明治時代の建物。
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敷地は1100坪、お部屋の数は100以上あるそうです。
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皇后陛下の御寝室。
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貞明皇后は、一番奥でお休みになったようです。
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外を見ると樹齢400年の見事な枝垂れ桜がありました。
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ここにお風呂のお湯をためていたそうです。
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窓からの景色は緑豊かで和みます。
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トイレと
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お風呂場。
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ここにも菊の御紋。
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内謁見所。
皇后陛下の謁見に使われたお部屋だそうです。 -
こじんまりしていました。
内部の見学はこれで終了。
たっぷり45分以上見学していました。 -
入口から出て、庭園散策へ。
母は疲れたと言うので入口で座っていてもらいました。 -
先ほどお部屋から見た枝垂れ桜。
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くリんそうが咲いていてかわいらしいですよ、とバスガイドさんが話していましたが、
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こちらがくりんそう。
水のそばに咲く花のようです。 -
愛らしい。
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花びらはハート形。
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こちら、上皇ご夫妻も先月お話されていたナスヒオウギアヤメ。
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ヒオウギアヤメは紀子さまのお印です。
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華々しくはありませんが、凛とした姿の美しいお花でした。
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お庭から見る建物。
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名前がわからないけれども、こちらも可愛らしいお花です。
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くりんそうに蝶々が飛んできていました。
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建物と立派な松の木。
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入口近くの池に来ました。
ヒオウギアヤメと -
くりんそうが咲いています。
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暑くも寒くもないいい気候でした。
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そろそろ盛りを過ぎる頃でしょうか。
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足元にも小さなお花が沢山咲いていました。
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池の向こうには鴨もいました。
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ここがフォトスポットだというので
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撮ってみました。
自分の腕の限界を感じます(笑)。
そんなに広いお庭ではないので、20分ほどで終了。 -
14時55分に出発して、すぐに金谷ホテルが見えてきました。
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神橋を通り過ぎてすぐに右折します。
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15時5分、金谷ホテル到着。
ロビーで説明を受けて、日光金谷ホテル 宿・ホテル
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エレベーターを使うためになぜかレストランを通り抜けてお部屋に向かいました。
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451号室。
広々しています。
最初、なんて乙女チックな部屋なの!と思ったのですが、ただ、ベッドカバーがピンク色なだけでした。
ちなみに、パジャマではなくて浴衣でした。売店では金谷ホテル特製パジャマを売っているのに何故? -
ソファーセット。
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お茶と
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お水とネスプレッソ。
コンセントはお部屋にこの机の上1か所のみ。
枕元にもなく、しかも1つだけなので、ドライヤーかけながら充電などはできず、入れ替えながら使いました。 -
バスルーム。手すりがないので転倒注意です。
このホテル、温泉はありません。 -
洗面所も古さは否めません。
お部屋ごとの空調調節もできませんでした。
バスガイドさんが、「伝統のある、と言えば聞こえはいいですけど、言い方を変えれば古いって事なんですよね」と話されていた通りでした。 -
窓から見えるのは金谷ホテルの建物ですが、今は使われていないように見えました。
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アメニティ。
シャンプーなどは日本製、化粧水などは韓国製でした。 -
16時から館内ツアーがあるというのでロビーに降りてきました。母はお部屋で休憩です。
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外に出て一枚。
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郵便ポストがレトロです。
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16時、20人近く集まって館内ツアー開始。17時より空いてます、という話だったのに、結構多いです。
こちら、売店手前にあるのは想像上の象だそう。東照宮にあるようなものが館内にあるそうです。 -
こちらは眠り猫。
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17時から開くバー。
17時の館内ツアーでは案内できないそうです。 -
今も使っている大谷石の暖炉に
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バーカウンター
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テーブルは日光彫で、それぞれ模様が違いました。
4つしかテーブルのない、狭いバーでした。昔は隣のギフトショップまで全部バーだったそうです。 -
2階へ上がってきました。
先ほど通り抜けたレストランが見えます。 -
見下ろすと左が玄関、奥がギフトショップ。
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2階のスペースはそれほど広くありません。
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レストラン前には洋風の白い階段と
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炎みたいな飾りと神橋を模した手すり。
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金谷ホテルは、徳川の家臣だった金谷家がローマ字を作ったヘボン氏を泊めたことから始まったので、葵の御紋がつけられています。
洋風、このオブジェ、神橋、と続くので、案内の男性が「頓珍漢です」と話していました。確かに統一性がありません。 -
レストランの中が見えます。
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続いて、こちらのお部屋を見せてもらいました。
ダイニングルームと書いてあります。 -
そこまで広くありませんが、天井が素敵でした。
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四方の壁の上には干支の透かし彫り。
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龍は凛々しい。
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柱は、一本の柱の上にもう一度木を重ねた二重構造だそうで、東照宮を作るために全国から宮大工が集まったので、その技が生かされているそうです。
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ロータリークラブの会合があるそうです。
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最後に一階に戻ってきて、金谷ホテルに泊まった人たちの宿帳を見学して40分ほどで終了しました。
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お部屋に戻る途中。
こういうところが、クラシックホテルの良さです。 -
夕食は18時から。
税・サービス料込で12,500円のコースでした。
なぜかメニューが2人で1枚。 -
こちらは先ほど見学した場所よりかなり大きいレストランです。
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テーブルセッティング。
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アミューズはなめらかな甘い人参でおいしかったです。
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絵画のようなサラダ。
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コーンポタージュ。
クノールとは違うね、いや、あれはあれで手軽でおいしい、と話しながらいただきました。 -
パン3種。
どれも柔らかくておいしかったです。 -
お魚はイワナのベニエ。
ベニエは揚げ物料理なので、結構ボリュームを感じました。 -
最後はお肉。
厚い牛肉が2切れで美味しかったのですが、先ほどの揚げ物が胃にインパクトを与えていたので結構頑張って完食しました。 -
デザートは紅茶のケーキとリンゴのソルベ。
どの料理も絵のように美しく盛られていて、目でも楽しめました。 -
コーヒーをいただきました。
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小菓子はチーズケーキとメレンゲでした。
お腹いっぱい、ごちそうさまでした。 -
お部屋に戻って外を見ると電飾を施された大きな木が!
4階から見てこの高さだから、上までつけるのは大変だったと思います。
クリスマスになるともっと華やかになるのでしょうか??
その後、お風呂にゆっくりのんびり入っていたら、先に入って寝ていた母に「あんまり遅いから心配で目が覚めた」と言われ、「それを言うなら心配で眠れなかった、じゃないの?」などと、母娘のくだらない会話をしながら夜は更けていきました。
本日は13500歩ほど歩いていました。大人のゆるり旅なのに結構歩いてます。
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旅行記グループ シニアの母と行く日光金谷ホテル2日間
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