2022/06/18 - 2022/06/18
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しなちくさん
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今回の旅行記は乗り潰しができていなかった白新線と弥彦線の訪問、最後に新津の鉄道博物館へと行ってきました。
弥彦駅の駅舎やのんびりとしたローカル線の旅、昔活躍したあんな車両やこんな車両を眺めた後に新津駅で出会ったのは・・・?
最後までどうぞよろしくお願いいたします!
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今回は首都圏発往復夜行バスという0泊3日の強行軍でやってきたのは新潟県。信越本線や羽越本線などメインの路線は完乗済みだったので残る支線や一部の本線を乗りつぶすのが目的で、眠い目をこすりながら降り立ったのは長岡駅。
朝の5時過ぎではありますが、6月のこの時期は既に明るくなってきており良い旅のスタートを切れそうな気がします。長岡駅 駅
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さて、朝一番のホームで待っていたのはすっかり新潟エリアの顔となったE129系。2/4両編成があり旅客数に応じて像解結できるようになっているようです。昔はモーター音をブオンブオン鳴らしながら走っていた旧国鉄型の車両もいましたが、少し前に総とっかえ。一般客からすればありがたいことですが、鉄道ファンからすると少し寂しいかなと思ってしまうところです・・・
乗車する列車は2両編成が2つ繋がれた計4両編成にて運転される模様。
田舎(郊外?)といえど、やはり本線。これくらいの編成両数がないとパッとしないですよね!JR信越本線 乗り物
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長岡を発車しまず降りたのは東三条。
ここから乗り換えるのは弥彦線です。
首都圏もそうなのですが、同じ顔ばかりの車両がいると、見飽きるだけではなくなんだか気持ち悪いというか・・・
路線によってもうちょっとバリエーションがあった方が分かりやすいんじゃないかというオタクの戯言でした()東三条駅 駅
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首都圏を走る電車にも装着されているもののなかなか触る機会がない半自動ドアの装置。ここ新潟では冬季だけではなく通年活用されているようで、始終着駅以外でもドア脇のスイッチから乗り降りできるようです。
人がいないところでガチャガチャ遊んでみたいなぁ(精神年齢3歳児かよ← -
東三条~弥彦の全長17km少しの路線ですが、運転本数は多いとは言えず日中時間帯は2時間以上、いや4時間近く開くこともある弥彦線。
しかも、ほとんどの列車が途中の吉田で乗り換えないといけないという非常に面倒くさい路線でもあります。
その乗換も、ホームを挟んだ対面乗り換えならまだしも、エスカレーターもない古い駅で階段を上り下りしなければならないのは非常に不便で改善の余地があるのではないのでしょうかJR東日本さん?弥彦線 乗り物
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東三条を出た時はそこそこの乗車率だった車内も、新幹線との乗換駅である燕三条で半分近くが下車。残った半分も乗り換え駅の吉田で完全に消え終点の弥彦まで乗ったのは片手で数えられるほどの人数でした。
こうした状況ならこの本数でも十分・・・
どころか廃止されても文句は言えないかもしれません。。。 -
吉田からは2駅8分。列車は終点の弥彦へと到着。弥彦神社の本殿を模した古風な駅舎が出迎えてくれました。
門柱や梁などが朱色になっており、鬼瓦には兎が彫り込まれるなど特徴的な駅舎は「ふるさとの駅100選」にも選出されており、(良い意味で)現役の駅舎とはちょっと思えないような作りとなっています。弥彦駅 駅
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駅舎の出入り口部分。
木の引き戸となっています。 -
8分ほどの滞在を終え、乗ってきた列車で吉田へと戻り続いて向かうのは越後線。新潟と柏崎を海沿いに沿って結ぶ地方交通線でこちらも吉田を基準に新潟方と柏崎方で大きく輸送体系が異なるのが特徴となっている路線です。
例のごとく階段を登って乗り換えとなります(怒)JR越後線 乗り物
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車両は他と変わらずE129系。車両の半分が窓を背にして座るロングシート、残りの半分が4人掛けとなるボックスシートで大体の人はボックスシートを占拠して使っていたのですが、ロングシートも悪くないなという所で個人的には前者を選択。
緑豊かな車窓を眺めながら列車は西進していきます。 -
柏崎へ到着したものの、特段何もすることもなかったのでそのまま折り返して新潟まで到着。吉田を境に東西で輸送体系が異なるという点については先に触れましたが、やはり乗客数も大きく関係してるようで吉田から先、巻や内野、寺尾と進むにつれて車内はかなりの混雑に。
吉田~柏崎は2両、吉田→新潟は4両でしたが、その差を引いてもこんなにも違うのかと内心驚いたほど。こんなに儲かっていそうなのに、運賃基準が幹線よりも高く設定されている地方交通線だとは・・・新潟駅 駅
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昼食を済ませて次に向かったのは新津。
新津といえば・・・新津駅 駅
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そうです!
鉄道好きなら一度は訪れるべき「新津鉄道資料館」です!!!
新津駅からは2.3kmほどですが、後述する観光案内所でレンタサイクルを借りて漕ぐこと15分ほど。新潟市新津鉄道資料館 美術館・博物館
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玄関先で出迎えてくれるのはSLC57型と200系新幹線。
週末の午後という時間帯でしたが、お客さんはそこまで多くなくゆっくりと観賞できるのは嬉しいところです。
降雪地帯でもあるので屋根付きの場所で大切に保管されているのもgood! -
入館料を支払い建物の中へ。
中はサボと呼ばれる列車の側面に装着する行先表示板や、 -
過去に新潟エリアで活躍した列車の模型など充実した展示内容となっています。
当方、若い年代でして実際に走っているのを見たことがあるのは左端の115系だけですが、年代が上の方は意外と首都圏などでも見たことがある車両形式もあるのではないのでしょうか? -
館内は他にも新潟エリアを走った列車のヘッドマークやそれについての解説などがフリガナ付きで説明されており、子供から大人まで楽しめるように工夫されています。
写真などの資料も豊富でこれが大人300円で楽しめてしまうのですからすごいものですよね・・・ -
広い敷地には別の場所にも保存車両が展示されているのでそちらへも足を運びます。
手前から485系特急北越、国鉄DD14形ディーゼル機関車、一つ飛ばして先ほど触れた115系普通電車、E1系新幹線と続きます。
いや~、これだけの車両がずらりと並ぶ姿は壮観以外の何物でもなく、こうした場所を作っていただいた新津市には感謝してもしきれません・・・ -
資料館を後にし、追加の鉄分補給でやってきたのは新津駅隣接の観光案内所「あ!キハ」 こちらは先述したレンタサイクルの貸出を行っている他、中には模型や資料がびっしり。先ほどの資料館に負けず劣らずといった感じでボリュームある展示が展開されていました。
ここ新津は鉄道の街としても有名で、首都圏で活躍する通勤車両はここで造られているものもある他、気動車やSLなどの整備・点検を行う車両基地や信越本線をはじめとする幹線のターミナルとして発展してきた過去からそう呼ばれるようになったそうです。 -
さて、案内所を後にし向かったのは羽越本線のホーム。
以前、長野から直江津、新潟を経由し秋田方面へと向かった際に乗り潰しが終わっていればよかったのですが、新潟→新発田を白新線経由で乗り通したためものの見事にここ新津~新発田が残ってしまった次第というわけでして。
完全に電化されている路線ではありますが、他路線との車両運用共通化のためかこの区間を走る列車は(貨物列車を除き)全て気動車とのこと。JR羽越本線 乗り物
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片道30分ほどの乗車を終えて新発田へと到着。
この後はとある列車を見送りに新津へととんぼ返りします。
その列車とは・・・新発田駅 駅
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そう!
JR東日本が誇る豪華クルーズ列車の「四季島」です!!!
実は先ほどの観光案内所に四季島の運転日と時刻が掲示してあり、訪問日がまさかの新津立ち寄り日となっていたのです!
これまで実際に生で見たことはあったのですが、通過していくのを撮影していただけだったので、停車時を狙うのはこれが初めて。
新発田からの列車が到着してものの2-3分で出発してしまったので、正直じっくり見られたかと問われれば答えは否ですが、それでもこの目にしっかりと焼き付けることができたのは間違いなく貴重な経験と言えるでしょう! -
新津駅の駅社員と観光協会の方らしき方々も横断幕をもってお見送りです。
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先頭車付近では子供連れや大人たちが手旗を振っていました。
乗務員室をよく見ると、本務車掌とそれとは別に乗務員室にいる人も大きく手を振っていました。
あの手旗、どうやったらもらえるのでしょうか・・・? -
そこから時計を進めること約1時間。やってきたのは週末を中心に運行されているSLばんえつ物語号。新津~会津若松を往復しており、この日は定刻に新津駅へと到着。
高架化される前は新潟駅まで乗り入れていましたが、勾配に対応できないとのことでここ新津がターミナルに。新潟であれば新幹線で東京方面との乗り継ぎも便利なのですが、そこはしょうがないですね・・・SLばんえつ物語号 乗り物
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SLのあの独特な香りを全身で味わいます(笑)
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隣にいた気動車も発車していったので編成全体で一枚。
車庫への回送直前ですが、前照灯を付けたままにしてくれるのは本当に嬉しい限りです。 -
到着後30分ほどでSLと客車は一旦長岡方面へ後退。
進路を入れ替えて隣接する留置線・車庫の方へとやってきました。 -
最後はディーゼル機関車に押し込まれて本日の行程は終了。
乗務員の皆様、お疲れ様でございました。
私の行程にもこれにて終了となり、新潟駅からバスで帰京。無事に自宅へと戻った次第です。
今回は新潟県内の乗り潰しと鉄道資料館、そして四季島&SLばんえつ物語号の見学という鉄分濃いめの遠征となりました。1日ではありましたが、乗り潰しを進められたほか、普段はなかなか味わえない光景を目にすることも多く楽しい時間を過ごすことができたのかなといったところです。
駄文&稚拙な写真でお目汚し大変失礼いたしました。。。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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