2024/05/17 - 2024/05/18
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Kellyさん
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なーんて。わはは。
福田美術館と嵯峨嵐山文華館の美人画展がメインの目的だったのですが、久しぶりの京都だし一泊して東福寺も行っちゃおう(自分的ちょっとした禅ブーム)ということで、葵祭がちょうど終わって、初夏へと向かう京都へ行ってきました。
自称雨降らないだけ女にしては珍しく快晴&夏日。
紅葉の名所は新緑の名所とはよく言ったもので。
図らずもお茶&和菓子三昧もしてしまいました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
昼過ぎに大阪を出発、京都駅で奈良線に乗り換えて東福寺駅まで来ました。
ここまでざっくり1時間くらい。
私にしては珍しく晴天で、とても気持ちがいいです。 -
駅の構内からすでに東福寺への矢印が出ていて、駅を出ると正面にも大きな矢印が。
そのあともポイントポイントで矢印案内が出ているので、地図を見ずとも楽々たどりつけます。 -
周りに塔頭が多くあるので、えらく立派な塀がつながってます。
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いよいよ東福寺。
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堂々の国宝。
東福寺 寺・神社・教会
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まずは東福寺三名橋のひとつ臥雲橋。
近くに高校があるらしく、帰り道の夕方の時間帯は高校生がガンガン自転車で通過してました。 -
臥雲橋の上から。
鮮やかな青もみじの向こうに通天橋の屋根がちらりと見えてます。 -
木造の立派な橋ですー。
なんかこれだけですでに感動。
東福寺の境内が渓谷になっていて、ここは下流。 -
山内案内図。
東福寺は臨済宗だけど、やっぱりここも永平寺同様に東司(トイレ)は西に、浴室は東に。 -
日下門から入ります。
東福寺 寺・神社・教会
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日下門を入るとすぐ禅堂があります。
重要文化財。中は通常非公開。
東福寺も元々は禅僧の修行の場、100人くらいの修行僧がいたらしいです。
この建物は室町時代のもので最大最古の座禅道場だそうです。 -
国宝、三門!
堂々たるもので、肉眼で見るともっともっと迫力巨大。
手前の思遠池は写真では蓮の葉が浮かんでましたが、今の時期はなんか枯れた茎でボウボウでした。。。 -
横から見た三門。
上の楼には仏様が並んでいて、天井と柱は極彩画が描かれているそうです。
見てみたいなー。
特別公開はあるみたいです。
今度、来てみようかな、人多いだろうなー。 -
真下からも見てみたいけど、策があって中までは入れません。
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三門の奥は仏殿、いわゆる本堂です。
かなり大きな建築。
中には入れないので、天井の蒼龍図は角度が厳しい&暗い。ムムム。
こちらも定期的に特別公開をしているようです。 -
東司、すなわちトイレ。
-
禅宗においてはトイレも修行のひとつ。
それにしても説明が興味深すぎ。
貴重な堆肥、修行僧の○○○で育てた京野菜とか、なんだかとってもありがたいような気が。
潤した、てのがツボ 笑
現金収入か、なるほどー。 -
残念ながら中は入れず、格子越しに中をのぞきます。
-
これこれー!
実はこれが見たかったのです。
格子の間からスマホを少し差し込んで撮影。
うっかり落としたら大ごと。。。気を付けねば。
現存する最古の東司だそうで、中もめちゃ広い。
まー、でもオープントイレは落ち着かないよなー。
そんでもって冬はめちゃくちゃ寒そう。
作法とかやってるうちに引っ込みそうだし。
それにしても格子にしがみついて覗き込む中年オンナ。 -
続いて浴室。
中は非公開ですが、蒸し風呂タイプだったそうです。
あー、それにしてもどうしてこんなに昔のトイレやお風呂って楽しいんだろう。大好物。 -
通天橋は有料です。
ながーい立派な橋です。 -
通天の文字。
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途中、お庭にも降りられます。
青もみじが本当にきれい。
東福寺はどこをとってもお庭が素敵。 -
青空にグリーンが映えて、木造橋とのコントラストも美しいなあ。
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緑がモリモリ。
これ秋の紅葉シーズンはとんでもないな。 -
臥雲橋からは通天橋の屋根が小さく見えましたが、通天橋からは臥雲橋の屋根がしっかり見下ろせます。
ここだったのねー。 -
青もみじの中を進んでいくと…
-
開山堂に到着!
奥には、阿弥陀如来、布袋和尚、薬師如来がそれぞれ祀られていて、布袋和尚さんは伏見人形のルーツだとか。
まー、堂内非公開なんでなんにも見られませんが。
それにしても、山内自体は無料で入れることもあり、とにかく基本的に内部非公開。
拝観料とって見せてくれたらいいのになあ。とぼやく。 -
お隣の普門院前のお庭。
軒下に腰かけて眺めると、なんとも言えない趣きが。
禅の枯山水でしょうけど、この市松模様みたいな砂紋は何を表しているのかな。 -
江戸時代のお庭も素晴らしい!
訪日客らしき外国人の女性がかっこいいカメラとiPhoneを駆使してバシバシ写真を撮ってました。
いい写真がとれるといいね。 -
少し外れたところに、朱塗りの愛染堂が。
ちょっとしたアクセント。
元々塔頭のひとつにあったものを移築したそうです。
当然中には愛染明王さんがいますが非公開。 -
緑が濃くて本当にいい季節に来ました。
苔すら美しい。
空いてるし。
視力がちょっとだけ良くなりそう。 -
また通天橋に戻ってきました。
僧が渓谷を渡るのが大変だから、それで架けられた橋だそうです。 -
本坊庭園へ。
ここは有料。通天橋との共通券なら100円だけ安くなります。
作庭は昭和になってから。
重森三玲という作庭家のお庭です。
八相の庭というのが元々の名称だったそうで、国指定名勝になって本坊庭園となったそうです。 -
まず東庭から。
北斗七星と、奥の生け垣みたいなのが天の川。
星の部分は東司の石柱を再利用ですって。SDGSね。 -
南庭は神仙島と、
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京都五山。
-
方丈の扁額。
方丈はもともと僧侶の住居だったそうです。 -
西庭。
大市松模様の井田の庭。
普門院前の市松砂紋から影響を受けたんじゃない?とウェブサイトの解説にも書いてます。 -
北庭。
小市松。西庭の大市松からのつながり構成。
西側は整然としているんだけど、東に向かって徐々にまばらになって消えていきます。
深ー。よくわかんないけど。
この日は庭園で新婚さんが二組同時に前撮り中。
枯山水をバックに手を重ねて見つめ合う。
そしてバックハグ。
禅寺やでここ。
海外からの団体さん、特におば様たちは興味津々、横一列に並んでかわいい花嫁さんをガン見。
「かわいらしいやないの、わたしらもあんな時あったがな」
と言ってるかどうかはわかりませんがそんな雰囲気。 -
龍吟庵(国宝)なるものが気になったので、ちょっと行ってみることに。
手前に三名橋の最後のひとつ、偃月橋。これも重分。
誰もいなくて静寂そのもの。
これはいいぞ。 -
室町時代に作られて江戸時代に再建された橋。
板が心なしか薄い気がして不安。
とは言え、この橋も趣き多め。 -
国宝、龍吟庵。東福寺塔頭第一位!
ここもまたまた非公開でがっちり門が閉ざされています。
室町初期の建物が現存しているとか。
ネットで見た庭園がこれまたすごく素敵だったので、特別公開の時に来てみたいけど、めちゃくちゃ混みそう。 -
お隣の即宗院はパカーンと門が開いていてお庭がかっこよかったので記念に一枚。
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偃月橋も新緑がまぶしー。
そろそろ東福寺を後にして、ちょっと休憩します。 -
六波羅門から出てそのまままっすぐ行きます。
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門を出ると静かーな住宅地。
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竹情荘。
元は日本画家の平井楳仙さんの邸宅だそうで。 -
大きなお家ですが、入口は本当にふつうのお宅みたいな感じ。
人の気配がしないので何だか入りにくい雰囲気。
ドアを開けても暗くて人の姿はなく。
ベルがあったので鳴らそうかなと思ったところでお店の方と遭遇。
ふつうに玄関で靴を脱ぎます。
中は薄暗い感じですが、廊下の両脇にお部屋の入口がいくつかあって、広いお家だってよくわかります。
昔、習い事で通ってた先生のお家とリアルに同じにおいがしました。。。 -
どうやら先客はいない模様。
洋室を独り占めです。 -
窓際のお席。
独特なセンス、逆に落ち着くかも。 -
手入れの行き届いたお庭を席から一望。
これだけですごい値打ちだわー。 -
お抹茶とお菓子のセット。
上生菓子もあったけど、かしわ餅チョイス。
おなかすいてたんで。。。
黒文字が添えられていましたが、超やわらかかしわ餅を切って食べるなど至難の技。
お作法は、スイマセン。
誰もいないし、葉っぱむいてパクリ。
お抹茶もおいしかった!
はー、落ち着いた。 -
おなかが落ち着いたので、正気に戻り改めてお部屋を見回す 笑
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さすが画家の邸宅、なかなか凝ったインテリア。
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私の好きそうな画集も。
ガラス扉の向こうで手に取れませんけど。
扉の向こうで、外国人のお客さんが来訪している気配がします。 -
こんなかわいいおまけいただきました。
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帰りも緑のトンネルを抜けて来た道を戻るとします。
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京阪で三条駅まで来ました。
鴨川には床も出ていて、夏が来るんだなー、て感じです。 -
木屋町通を通ってホテルまで行くことにします。
この辺りのお店が鴨川沿いに床を出してます。
奥にチラッとある水炊きの新三浦さんは森光子さんの生家。
10年くらい前に友達と川床で水炊きしたなあ。
そんなに高くなかった記憶。 -
高瀬川の一之船入。
昔、水運があった頃の荷物の上げ下ろしをする場所ですね。
ちょうどこの向かいが、この水運を開いた門倉了以の別邸で、今はがんこ(関西を中心にやっている和食チェーン)になってます。高瀬川一之船入 名所・史跡
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本日のホテル、チャプター京都に到着。
チャプター京都 トリビュートポートフォリオホテル 宿・ホテル
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マリオットの、トリビュートポートフォリオというブランドに参加してます。
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おしゃれな入り口ー。
一瞬、ちょっとためらっちゃった。 -
ロビーも新しくて落ち着いたインテリア。
奥のレストランで朝食を提供しています。
よく見るとほとんど外国人。
フロントもほとんど外国人。 -
エントランス入ってすぐのワーキングスペース。
ここでいろんな情報がゲットできるらしい。
なかなか仕事もしやすそう。 -
さてさて、どんなお部屋でしょう。
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クイーンのワンベッドルーム。
窓際据え付けソファは最近のマリオットの定番かな。 -
靴は脱いで上がってね、てことでした。
フロアは琉球畳っぽい。 -
入ってすぐコートハンガー。
クローゼットはなくてここだけ。
ルームウエアはリネンぽくてなかなか着心地よかったです。 -
シャワーだけのお部屋も多いみたいですが、こちらのお部屋はバスタブ付き。
ユニットバス丸出し。 -
ミニバーはこんな感じ。
冷蔵庫は空っぽ。
使わなかったけど、一階に自由に使えるネスプレッソがありました。
これで一応カテゴリー6なんだよねー。
新しいし、場所も便利だしか。
京都恐るべし。 -
大浴場あり、で、大浴場にもタオル類はバッチリありましたが、部屋に湯浴みタオルがあったので、いただいて来ました。
買うほどではないけど、あるととても助かります。
チェックインしてすぐ大浴場でさっと流してきました。
温泉ではないけど大きな内湯と半露天がひとつずつ。
暗めの証明でとっても素敵なお風呂でした。
しかも貸し切り、ラッキー! -
お風呂上りにいただけるよう、大浴場の入口前にざくろ酢のドリンクが置いてありました。
こういうのうれしいですよね。
さっぱりして少し休憩したら晩ごはん食べに出かけます! -
三条の商店街にある、百歳牛肉麺。
Googleでたまたま見つけました。百歳牛肉麺 グルメ・レストラン
-
カウンターに座ります。
まずお待ちかねのビール! -
台湾牛肉麺。
独特の香りがして超好きな味。
本格的なので好みは分かれそうですが私は大好物。
細麺と平打ち麺から選べますが、断然平打ち。
カウンターのむこうで休みなくベタンベタン麺打ってました。
おいしいけどめちゃくちゃ量が多い。1.5倍くらいあるんじゃないかっていうくらい。
いや、絶対ある。
長いから絡んでちょっと食べづらいけど、また食べたいー。 -
羊肉の餃子。
興味本位だったけどオーダーして正解でした。
多少羊っぽい匂いはするけど、むしろビールが進む、うまい。
黒酢が合う。
肉汁がすごくて小籠包並み。
知らずに噛んだら、肉汁が真っ正面に飛んでいきました。
2個目からは慎重に、冷めたらひとくちでいってました。
ひっきりなしにお客さんが来るけど、ほぼ外国人でした。
しかしなんで京都来てまで台湾麺食べるかなー 笑 -
帰り道、少しだけ遠回りして夜の鴨川を眺めました。意味もなく。
-
やまやが近くにあったので、晩酌セットを購入。
大浴場にもう一度行って、そのあとゆっくり晩酌タイムでした。
ちなみにお風呂はまたしてもほぼ貸し切り。
外国人のお客さんが多かったからか、大浴場はガランとしてました。 -
朝ごはんはパンの気分。
聖護院かぶらのドレッシングとか、京都っぽいものも結構ありました。
生野菜が多くてうれしい。 -
パンの気分だったからトーストにしたのに、お茶漬けコーナーを見てお茶漬けの気分にもなってしまいました。
漬物とか塩昆布とか、お茶漬けの具が盛りだくさん。
一保堂のほうじ茶をかけて、最高でした!!! -
ホテルの朝ごはんで満足しましたが、一保堂本店がホテルからすぐのところにあるので、朝のお茶をいただきに来ました。
10時からオープン。一保堂茶舗 京都本店 専門店
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玉露(お安い方)にします。
それにしても贅沢な値段だー。
せっかく来たんだから、の精神でお財布の口もぶっ飛んでます。 -
落ち着いて、静かな店内。
先客のおじさん一名。 -
カウンダーの上に喫茶去の額。
今ではお茶をどうぞ召し上がれ、って雰囲気だけど、本当は禅宗のお坊さんが言った「お茶飲んで目ェ覚ましてこんかい(怒)」がもともとの意味らしいですよ。
お茶はお菓子がつくそうで、三種類から選べました。
この日は道明寺か剰余饅頭、またはきんつば。 -
きんつば、でっか!!!
朝ごはんの後で、まあまあ満腹なんですけど。
まあ、いけるでしょう。
最初の一杯は店員さんが淹れてくれて、2杯目の淹れ方は教えてくれるので自分でします。
左側に伏せてあるお茶碗は湯冷まし用で、玉露なのでゆっくり冷ましたお湯で淹れます。
いい玉露って本当に甘くておいしいです。
茶葉たっぷりでよく出るので、この後3杯いきました。 -
自分のお土産にティーバックのセットを買いました。
会社用のボトルに入れて楽しみたいと思います。 -
お店のある通りに朝から露店が出てました。
何かあるのだろうか。 -
焼むすび おにまる。
昨晩晩ごはんを食べた百歳牛肉麺のすぐ近く。
なんか昨日から気になっていて、お昼用にひとつ買っていくことにしました。 -
東西線の京都市役所前駅から乗って、太秦天神川で嵐電に乗り換えです。
嵐電なんて何十年ぶり??? -
嵐山駅はこんなことになっていました。
日が暮れるとライトアップもされるらしいです。 -
駅ナカにもお店が結構あって人もいっぱい。
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ひやー、人が多い。外国人も多い。
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天気が良くて、気温も高めです。
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観光地の喧騒をスタスタと通り抜けて、福田美術館に来ました。
アイフル創業者が美術館を作るためにコレクションした日本画がたくさんあります。福田美術館 美術館・博物館
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今回のお目当て。
美人画ばっかり見せてくれます。 -
敷地はそれほど大きくなさそうですが、縦にかっこいい美術館です。
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松園や清方がずらーっ。
写真OKの作品も多いですが、清方はオールNGです。 -
美人画って重要なジャンルですもんね。
表現方法や画題も多種多様。
めちゃくちゃ上品なコレクションでした。 -
そんな中でも気に入った & 気になったのはここらへん。
左は大林千萬樹 四季美人図。
女性の年代の移り変わりを四季で表したもの。
私はさしずめ秋ですな。
右は林杏華 小楠公之図。
討ち死にしたお父さんの楠木正成の後を追おうとした若君を諭す奥方。
悲しい画題ではあるけど、うなだれる若君の後ろ姿がなんかかわいいのと、奥方も悲しいのに凛とした姿が美しくて。 -
左が甲斐荘楠音 娘道成寺。
清姫が安珍を見つけた時の表情、つまりこの後蛇に化身して安珍を焼き殺すので、人でいる最後の姿。
ストーリー知っていると、”ピキーン”みたいな、何とも言えない表情がえらくシュール。
右は、なんでこんなにマジなのか、っていう感想だけです。
岡本神草の追羽根。
神草は美人画っていうより、もっと生々しい絵が多い印象。 -
続きまして、嵯峨嵐山文華館。
こちらも同じ美人画コレクションの第一会場。
順番としてはこちらに先に来るのが正解だったのかも。嵯峨嵐山文華館 美術館・博物館
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その前に、こちらはもともと百人一首ミュージアムが始まりなので、百人一首関連の常設展があります。
圧巻なのが100人の歌仙人形。 -
高校生の時、冬休みの宿題で百人一首をおぼえてきなさい、っていうのがあって結構頑張った思い出があります。
で、冬休み明けに古典の授業でちょっとしたかるた大会がありました。
これは得意札だけど、だいたい他の人の得意札でもある。 -
今年の大河ドラマの人物も。
右からお父さんの妾、長男の嫁、そして三男の同僚。 -
小式部内侍も得意札。
当時は意味もわからず、覚えやすさとフィーリングだけでやってました。 -
小野篁の姿がなんか気の毒なようなちょっとかわいいような。
島流しのときの歌ですし、無理もない。
僧正遍照は高校生当時、お坊さんなのに「乙女の姿 しばしとどめむ」てなぁ、なんか不純じゃない?と疑っていた記憶が。
五節の舞の姫たちのことで、もう少しミヤビというか美しい情景だったのですね(遍照様、ごめんね)。 -
歌仙人形、見ていて全く飽きない。また来たい。
帝や院はちゃんと台座にのっているし、貴族は基本畳(紫式部とか例外あり)、お坊さん関係は板の上が多くて、なんだかそういうところも芸が細かい。
高校生当時、全部覚えるつもりで勉強していたはずなのに、後ろの番号になると特にこんな歌あったっけ?て思うようなことが多くて、自分で自分の記憶力にがっかりしたのでした。
またやってみようかな。 -
百人一首でだいぶ時間を使いましたが、ここからようやくまた美人画に戻ります。
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美人画のルーツである浮世絵なんかも多く展示されています。
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このあたりもすべて福田美術館のコレクションだそうです。
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浮世絵版画ができるまでの工程や分業の説明なんかも詳しく展示されています。
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二美人と念仏法師図。
美人に誘惑されて、まんざらでもないお坊さんの図です。 -
二階の畳ギャラリー。
靴を脱ぐので靴下のコンディションに注意です。
かるた大会なんかも催すすごい大広間なんですが、写真NGの絵が入るとよろしくないので、こんな変なアングルの写真しか撮れず。
こちらにも清方や松園、北野恒富もありました。
ひとつ気になったのが、伊東深水は写真はOKだけどSNSはNG。なぜ? -
百人一首の顔出しパネル。
だれかと来てたら絶対やってる。 -
美術館を後にして、カンカン照りですが川沿いを少し散歩。
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良さそうなところに腰かけておにぎりタイム。
三条のおにまるで買った、鶏ささみと梅のおにぎりです。
小ぶりでおいしくてちょうどよかったです。 -
ボートを眺めながら。
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嵐山に来たら、やっぱり渡月橋は見なければ。
お店も大賑わい、人力車も人気でした。
嵐山といえばなぜかたっちゃん漬けを思い出すけど、まだあるのだろうか。 -
巨大きんつばのほとぼりが冷めたので、甘いもの休憩します!
嵐山のむら、渡月橋近くですが少し路地を入ったところにあるので、何とか座れました。
なんとなくネットで調べていて見つけたお店です。嵐山のむら グルメ・レストラン
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うす茶ぜんざい(冷)。
うす茶だけいただいたときは、けっこう苦っ!となりましたが、あんこといっしょに食べるとちょうどよく。
ぺろっといってしまいました。 -
まだまだ人も多いですが、ぼちぼち大阪に戻るとします。
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帰りも嵐電で。
西院で乗り換えて、帰りは阪急で帰りました。
いつでも行けるお隣の京都、と思いつつなかなか行かない京都の観光地。
お天気にも珍しく恵まれて新緑も美しく、美人の皆さんも期待以上、百人の歌人にも会えてとてもよい初夏の小旅行でした。
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