2024GW 紀伊半島でドライブ＆温泉 【2】 熊野詣での1日

2024/04/28 - 2024/04/28

2024年のＧＷは紀伊半島へ。
直前まで行き先決まらず、ほぼ下調べ無しの気ままドライブの記録です。
お天気は今一つでしたが、楽しい旅でした。

日程
4月27日(土)：自宅ー新東名ー伊良湖ー伊勢湾フェリーー鳥羽港ー二見(夕食)
　　　　　　ー奥伊勢宮川温泉(入浴)ー紀勢自動車道ー紀北PA(休息)
4月28日(日)：ー鬼ヶ城(散歩)ー道の駅紀宝町ウミガメ公園ー熊野速玉大社ー神倉神社
　　　　　　ー大門坂駐車場ー(大門坂、那智大社、青岸渡寺、那智の滝参拝）
　　　　　　ー那智勝浦町(夕食)ーきよもん湯(入浴)ー道の駅たいじ(休息)
4月29日(月)：ーいさなの宿(入浴)ー道の駅たいじ(朝食)ー橋杭岩ー樫野崎
　　　　　　ー潮岬(昼食&散策)ー熊野本宮大社(参拝)ー大斎原ー湯の峰温泉(入浴)
　　　　　　ー道の駅奥熊野古道ほんぐう(休息)
4月30日(火)：ー渡瀬温泉(入浴)ー道の駅十津川ー湯泉地温泉滝の湯(入浴)
　　　　　　ー谷瀬の吊り橋(散策)ー道の駅吉野路大塔(昼食)ーキトラ古墳壁画館(見学)
　　　　　　ー橿原ホテル(泊)
5月1日(水)：ー高松塚古墳壁画館(見学)ー持統・天武天皇陵(参拝)ー藤原宮跡
　　　　　　ー法隆寺(昼食、参拝)ー奈良駅前ホテル(泊)
5月2日(木)：ー東大寺大仏殿(参拝)ー興福寺宝物館(見学)ー平城宮(昼食、散策)
　　　　　　ー京奈和自動車道ー京滋バイパスー名神高速ー東名阪自動車道
　　　　　　ー伊勢湾自動車道ー新東名ー自宅(翌日着)

鬼ヶ城散策の後、熊野詣をしました。
多分唯一の晴天日になるので張り切って歩いた1日。
表紙写真はこの日一番の難所だった神倉神社です。

エリア 和歌山

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

熊野川を渡ると和歌山県新宮市です。
熊野速玉大社の駐車場は満車でしたが、河川敷に案内されました。
河原でなく、河原に至る道が臨時駐車場になっています。

熊野速玉大社です。人生甦りの地と言われています。

参道を進みます。
この鳥居をくぐると右手に八咫烏神社、
左前には御神木の梛の樹があります。

神門です。
駐車場から来ると直接ここに出ます。

世界遺産に登録されて20年。
記念の御朱印もいただけるようです。

人は多いですが静かに参拝しました。

最初に熊野の神々が降臨された神倉神社にもお詣りしていこうと
道案内に従って東へ向かいます。

熊野速玉大社 寺・神社・教会

橋を渡ってこちらが神倉神社の入口の鳥居です。
なかなかの急傾斜で不規則な石段ですね。

これは･･･かなりの難易度ですなぁ･･･
山歩きに慣れていても別の怖さを感じます。

下を見るとこんな傾斜で足がすくみます。
手すりもないので頼れるのは自分の手足だけ･･･
ここで待っていようか本気で悩みました。

傾斜が落ち着くと気持ちの良い山歩きに

一礼して神倉神社境内に入ります。

神倉神社 寺・神社・教会

右上にある巨大な岩が御神体のようです。

地元のガイドさんが写真を撮るよと申し出て下さったのですが
自分たちを入れずにゴトビキ岩だけ撮っておきました。
最初に熊野権現が降臨された神倉山中腹に位置しています。

神社からは新宮市街が一望で気持ち良いです。

帰りも転ばないよう、細心の注意を払って下りました。
急傾斜の不規則石段は足が震える怖さでした。
転げ落ちる人がいないのか疑問･･･

下山して白い鳥居の出雲大社新宮教会にもお詣りしました。
主祭神は大国主大神（だいこくさま）です。

また10分歩いて熊野速玉大社に戻ってきました。
神倉神社まで10分とありますが、巨岩まではさらに15分くらいかかります。
（しかも結構な石段･･･足元はしっかりした靴を推奨）

熊野速玉大社 寺・神社・教会

河川敷の日陰(橋の下）に椅子を出して道の駅紀宝町ウミガメ公園
で買ったお弁当をいただきました。
サンマ寿司やめはり寿司、太巻きなどとても美味しかったです。
川を渡る風が心地よく日射病気味の体をクールダウンできました。

午後はもう少し南下して大門坂駐車場へ。
トイレと案内所があります。
地図をもらって歩くコースについてアドバイスいただきました。

右の方のエリアを2時間くらいで参詣する予定です。
大門坂→那智大社→青岸渡寺→那智の滝と時計回りで。
滝からはバス利用が一般的だけど歩けそうかな。

大門坂駐車場から5分くらいの車道歩きで熊野古道入口。

熊野古道 大門坂 名所・史跡

少しだけ熊野古道を歩くことができます。
9年前に母とツアーで来て以来。

先ほどの神倉神社の参道と比べたら安心安全な道です。

多富家王子を通過します。
参詣者の守護を祈願する神社のようです。

多富気王子 寺・神社・教会

一部だけ歩く方が多いのか、中ほどまで来ると人は少ないです。
静けさの中、心落ち着く参詣道です。

熊野エリアは海外からの方がとても多かったです。
巡礼中の方も見かけました（貝を付けていた）。

大門坂を上るのに40分と案内を受けましたが
実際には歩きやすいので20分くらいで登れました。

那智大社の参道に入ります。

時計回りで那智大社から青岸渡寺、那智の滝へと
参拝します。

那智大社の大鳥居をくぐってさらに階段を上ります。
熊野三山(熊野速玉、那智大社、熊野本宮）の二社目です。

熊野那智大社 寺・神社・教会

境内は混み合っていたので撮影は遠慮して
夫が参拝した大樟の胎内くぐりの様子を･･･
護摩木(300円)をもって入り、左に見えている階段から出てきます。

平重盛お手植えの御神木で高さ27m、幹回り8.5m、樹齢850年。

続いて青岸渡寺を参拝。
本堂(如意輪堂）は豊臣秀吉の命により豊臣秀長が再建。
西国巡礼の一番札所でもあります。

那智山青岸渡寺 寺・神社・教会

三重塔と那智の滝を周囲の山とともに
眺めることができます。

アップにすると那智の滝の上に注連縄が設置されている
様子も見えました。

個人的に気になったのはこちらの案内看板です。
大河ドラマ「光る君へ」で登場している花山法皇が
こちらにもいらしていたようです。

三重塔へとツツジ咲く中、下っていきます。

よくポスターなどで見る構図の写真。
平安末期に建立された三重塔。
次に行く機会があったら内部見学をしようと思います。

那智山青岸渡寺三重塔 名所・史跡

鬱蒼とした森の中、石段を下りて行きます。
足腰丈夫でいないと、参拝も大変だなぁとしみじみ。

豪快な那智の滝に到着。
落差133m、日本三名瀑の一つ
(ほかの２つは栃木県・華厳の滝と茨城県・袋田の滝）

那智大社別宮飛瀧神社の御神体が御瀧なんですね。
左上に見える御滝拝所舞台へ入場します(300円)

那智の滝(那智大滝) 自然・景勝地

その観覧舞台からの滝。パワーを感じます。
世界各地からの参拝者で賑わっていました。

帰りは石段を登ることになります。

那智の滝入口にバス停がありますが、30分以上待つので
車道を歩いて戻ることにしました。
途中、このようにショートカットできます。

大門坂に入り、静かな古道歩きを最後に楽しめました。

行くときは賑やかだったこのあたりも静けさに満ちています。

無事参拝できたことに感謝を。

熊野古道 大門坂 名所・史跡

約2時間20分で駐車場に戻ってきました。

車に乗って那智駅隣接の道の駅なちへ
温泉併設の道の駅です。
こちらで那智勝浦の食事処と温泉の情報をゲットしました。
(パンフレットが色々あります）

道の駅 なち 道の駅

那智勝浦の街に入りました。
少し車でウロウロして有料駐車場に車を停めます。
お目当てはマグロ！南紀勝浦満腹グルメマップを手に出発。

歩いて紀伊勝浦駅まで来てみました。
ここまで歩く間で何軒かお店をチェックするも
どこも満席、もしくは予約で満席という感じです。

紀伊勝浦駅 駅

ようやくこちらのお店に入れました。
ますだやさんです。私達の後の方は断られていたので
かろうじてセーフ。

ますだや グルメ・レストラン

連休中は定食はないとのことでした（残念･･･）。
まずは自家製レモネードと焼き野菜サラダを注文。
注文はテーブル上のタブレットから行います。
サラダ、食べ応えがあって美味でした。

マグロカツ、美味しかった♪

マグロのステーキもとろける美味しさでした。
マグロのつみれ汁でしめてお会計お願いしました。
（5300円くらいでした）

港沿いに少し散歩。
対岸に見えるのは忘帰洞ホテル浦島かな。
いつかまた泊まりたいな~

きよもん湯で今日の温泉を堪能しました。
ｐH9.6アルカリ性単純泉がかけ流しです。露天はないけど
ザバザバと適温のお湯が溢れていて最高に気持ち良いお湯でした。

入浴後、10分位走った道の駅たいじで休息。

きよもん湯 温泉