2023/01/22 - 2023/01/25
22428位(同エリア45602件中)
きんさん
2023年の春節に上海から出発して大連, 旅順 と吉林省辺りを。ぶらぶら。集安では高句麗遺跡(アジアのピラミッド将軍塚, 好太王碑, 丸都城, 城壁)を満喫しました。残念 なことに壁画墓は見ることができなかった。冬の吉林省はマイナス20℃以下になるため完全な防寒の準備がなければ10分と外に居続けられないが, 高句麗の都の巨石文化を見ると, 寒さにこらえても歩き続ける勇気が出た。鴨緑江を挟んで対岸は北朝鮮である。
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2023年は1月21日が除夕。上海から大連の真夜中の便は着陸体制に入ると, 期せずも春節を祝う爆竹や花火が地上で放たれ夢見心地で旅が始まりました。
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昼は大連の街並みをぶらぶらして, 夕方には大連北駅から高鉄で(確か)四平へ向かう 。
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白酒は仕事でしか飲まないことにしているので, 旅の供は専らレミーを連れている 。常温で飲めて早く酔える。中国の公共交通機関の持ち物検査は厳しい。特に液体のチェックです。封を切っていない酒は持込みOKだが, 飲みかけは最悪没収される。飲みかけの場合は交渉で突破をはかるか, 憐れみをかって見逃してもらうか。ひと口飲んで見せてやると高確率で持ち込みを許されます。
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(多分)四平駅に降りたら気温はマイナス 23℃。既に相当危険な寒さに足を踏み入れたようです。高鉄駅から普通の鉄道駅へ移動が 必要です。タクシー を使います
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中国で昔懐かしい緑の列車は绿皮车といいます。宿代を浮かし移動を続けるには寝台車の利用がありますが, 今回の場合は効率ではなく, 目的地 には高速鉄道が遠っていないから選択肢がないだけです 。こんな機会だから夜行列車の旅を楽しみましょう 。
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身体の大きい人には少し窮屈ですが, 寝てしまえば気になりません。寝酒を持っていたほうがいい理由です。ずっと坐っていられる下の座席のほうが良いですが, 写真は上段です。
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集安には駅がないので(確か通化) 駅からタクシーで集安へ向かいます。寒々とした北国の景色です。
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早朝ですが電話でホテルの門を開けてもらい チェックインを済ませます。ついでに血糖値 チェックをして薬も飲んでおきましょう。充分な防寒の備えをしてから出発します。
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鴨緑江に出ました。対岸は北朝鮮です。右手に鉄橋が見えますが, この時はまだコロナで鉄道は封鎖されて長く物資のやり取りが止められていたそうです。
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左手は車が通れる橋でした。見ている間は1台も車は通りませんでした。対岸にはまばらにポツリポツリと歩いている人影が見えました。
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多分戦争時代に日本軍が作り捨てた堡塁では ないでしょうか? 移動中に見えました。
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ここからが今回の旅の獲物です。いきなり好太王碑(日本では広開土王の碑として 知られている)に出会います。感動します。
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大きい碑です。中国の多くの石碑とは違いごつごつと表面に凹凸のある石に碑文が刻まれています。野趣があってこれはこれで大変によろしい。
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碑から200mくらい歩いた所に太王陵がありました。
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古墳がはっきり見えます。
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古墳の上から
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次は将軍塚です。歩いているうちに遠くに見えてきました。
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アジアのピラミッド, 非常に立派です。やっと見ることが出来ました 。
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大きいです 。
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大きさを理解して頂くために, 人と支えの縦柱の大きさ比較をするとこんな感じです。ソールの厚い登山靴を履いているので人は1m78か79cmあります。
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同じく, 人と巨石ブロックの比較です。登ってみたかったのですが段差が大きすぎるのでやめておきました。寒さで身体の柔軟性も奪われてて危険です。
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背後から見ると歪んでいる部分があります
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つい奈良の石舞台古墳ではないかと思ってしまう, 副葬墓 。
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次は丸都城です。地形をうまく利用した山城です。石組みの城壁は山の上まで良く遺って います。
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城門をくぐって斜面を登りながら見張り台のような塚や宮殿跡などを道にそって散歩した後, 地図の右下側の城壁にそって今度は山の上も歩けます。そこからは眼下に百を越しそうな貴族墓地の古墳群が俯瞰出来ます。
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城門の辺り左右に立派な石垣が広がります
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少し登ったところから振り返ると良い景色です。良い風水をもっているようです 。
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しっかり石で組まれた塚が見えます 。
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塚です。軍隊の指揮台の ような説明だったかも知れません。寒いので素通りしました。ここを通り過ぎた後で, 生まれて初めてダイアモンドダストを見ました 。
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柵の向こうもずっと城壁が続きます
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ずっと続く
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すごい巨大な貴族墓地。古墳だらけです
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丸都城を見たらその日はホテルに戻りましたた。広くて清潔でよかったです 。2人旅でしたが部屋が広すぎてツインを各自 それぞれ独りユースで使えました。寒くて外に出るのが面倒になり缶詰などもっていた食べ物で夕食を済ませてしまいました。
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新春の祝い飾りは有るけれど, 外を歩ける人影はなし
旅人の性で寒いのに朝は早起きして散歩にでました 。しばれる。ブルブルっ -
忍者タートルもびっくりの寒さでもウサちゃん雪だるまは笑顔を絶やさず 。
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鴨緑江は湯気をたててました。腹の底から冷える(変な日本語ですか) ような景色でした。
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ここは市内の平城の城壁の上です
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多分, 城壁の東南角に当たります。ここまで雪を踏みながら歩いた所で, 今回の集安, 高句麗遺跡の旅はタイム アウト。大連に戻る時間となりました 。
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事件は突然訪れるものです
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わざわざ軟臥席を確保したのにこともあろうか我々の列車だけ暖房が故障。零下23-24℃という天候下で危うく冷凍マグロのようにされるところでした。ある程度服を着て布団に くるまって難を凌ぎました(笑)
冬にこのエリアに行く人はどうぞ万全の防寒 対策を。
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