ウィーン・ザルツブルク滞在記　1日目　ハイリゲンシュタット・分離派会館

2024/04/28 - 2024/04/28

５年ぶりの海外はウィーンとザルツブルクに行きました。テーマは音楽とアートとアスパラです。滞在1日目(4/28)です。

エリア ウィーン(オーストリア)

ポーランド航空でワルシャワ経由ウィーンへ。今回はプレミアムエコノミーを利用しましたが、乗り心地は上々でした。

ウィーンには午前中に着いたので、ホテルに荷物を預けて、まずは地下鉄のU4線でベートーヴェン所縁のハイリゲンシュタット(Heiligenstadt)に向かいました。地下鉄の切符は1日券を買いました。毎日1日券を買ったので3日券の方がよかったかもしれません。ハイリゲンシュタット駅前は、1920年代に建設されたカール・マルクス・ホーフ（Karl-Marx-Hof）という集合住宅でよい味が出ています。

ハイリゲンシュタット公園(Heiligenstädter Park)を通ってベートーヴェン博物館(Beethoven Museum)に向かいました。

ベートーヴェン博物館を見学後、ベートーヴェンがよく散歩したというベートーヴェンの小径を歩きました。緑の中を川が流れ、田園の曲想が得られたというのもうなずけます。周囲は高級住宅街でこんなところに住みたいですね。

地元の教会（Kirche Heiligenstadt St. Michael)も覗きました。

その後、道でおじさんに教えてもらったホイリゲWeingut Feuerwehr Wagnerで白ワインとウィンナシュニッツェルを食べました。屋外の木陰の席で気持ちよかったです。

トラムで市中心部に戻り、分離派会館(Secessionsgebäude)でベートーヴェンフリーズ(Beethovenfries)を見ました。

分離派会館にはベートーヴェンフリーズの専用室がありヘッドフォンで第九を聞きながら鑑賞ができますが、ベートーヴェンフリーズが描かれているだけの何もない部屋です。また分離派会館には、この部屋（ベートーヴェンフリーズ）以外にみるものはありません。ベートーヴェンフリーズは元々は展覧会用の一時的な壁画で、作品の保存用に後からこの部屋が特に設けられたとのこと。何もない部屋の上部に壁画だけがあるのはちょっと不思議です。

ホテルは、分離派会館近くのHotel Secession。なんといっても、立地が便利。オペラ座にも楽友会館にも美術史美術館にも地下鉄のKarlsplatz駅にも歩いていけるし、地区にスーパーもナッシュ・マルクトにも近い。通りの向かい側は造形アカデミーです。（分離派会館は木立があって部屋からは見えにくかった）部屋はきれいでスタッフも親切でした。

ホテルの近くの信号です。かわいい！

こちらは赤信号。