2024/04/27 - 2024/05/04
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この旅行記のスケジュール
2024/04/30
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Coral Sea Brewing Company
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ケアンズの二大観光地?の一つはキュランダ村とそこへ繋がる高山鉄道とロープウェイです。
今日はそのキュランダに行きますが、やはり天気は我々に味方してくれないようです。
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今朝もまた雨が降っています。ケアンズも3日目。疲れが溜まっているので9時過ぎまでコーヒーを飲んでのんびり過ごします。
冷蔵庫の中の残り物で朝食を取ったり、洗濯機を回したり生活感溢れる時間です。コアラ コート ホリデイ アパートメンツ ホテル
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今日はスカイレールでキュランダ村に行き、午後のキュランダ鉄道で戻ってくる予定です。
スカイレールの山麓駅はケアンズの街から車で20分ほどのところにあるので、ホテルの近くの集合場所にツアーの迎えのバスが来ることになっています。
ホテルを出ると雨は上がって晴れています。非常に蒸し暑くて早く冷房の効いた所に行きたいのですが集合時間になってもバスが来ません。スカイレールは循環式のロープウェイなので乗り遅れなどはありませんが、いつまで経っても来ないのでは困ってしまいます。旅行代理店に電話して状況説明を始めたら、タイミングが良いのか悪いのか、遠くからスカイレールの全面ラッピングをしたバスが近づいて来ました。 -
スカイレールの駅に着きましたが、チケットの受け取り方が分かりません。バスのスタッフに尋ねたらチケットカウンターに行けとのことです。
たまたま担当の方が日本語で応対してくれて、バウチャーというか予約のプリントアウトを渡して解決しました。
スカイレールとキュランダ鉄道通しのチケットもここで受け取ります。 -
スカイレールは山麓とキュランダ村を2本のロープウェイというかゴンドラで結びます。日本風に言えば山麓線と山頂線と言ったところでしょうか。
乗換駅で一度外に出る他、山頂線には一つ途中駅があるので2回途中下車することになります。スカイレール レインフォレスト ケーブルウェイ 体験・アクティビティ
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駅に二次元コードの表示があったので乗車前にガイドアプリをスマホにインストールしておきます。
このアプリはスマホの位置情報を使って見どころを音声でガイドしてくれます。
なぜか評価が低いアプリですが、熱帯雨林の生物植物その他参考になる話を適当なタイミングで伝えてくれるので、スカイレールをもっと楽しむことができます。
ゴンドラは6人は詰め込めそうですが相乗りはなく、グループごとに乗車します。 -
山麓線はいくつかの峰を越えて熱帯雨林の上を進みます。
未踏の原野にも見えますが、一つ目の登りではまだ眼下に自動車道も見え隠れします。
日本では見られない景色(西表は熱帯雨林だったかな?)に驚きますが、ただ見ているだけではよく分かりませんが、ガイド音声が例えば寄生木について教えてくれて、へー、と感心します。 -
10分ほどで山麓線の終点です。山頂線と駅舎は一つだし全く同じ規格の様なので、何故ここで路線が分かれているのかは不明です。
駅の周りをボードウォークで一周します。雨が降りそうですが降り場で大きめの傘を貸してくれるので安心です。
景色は完全にジャングル。地面を歩こうとすれば大変な苦労をしそうですが、空中を5分程快適に歩くのみです。
鬱蒼と茂った密林ですが不快感はなく、心が落ち着きます。雨が降ってきますが、それも風情があって良いです。まさにRain Forestです。 -
駅に戻る途中に雨が強く降り始めました。山頂線のゴンドラに乗り換えます。
景色が見えるようにスカイレールでは到着したゴンドラの窓を係員が拭いてくれます。こうしたサービスはとても嬉しいです。 -
延々と続く熱帯雨林の上空を音もなくゴンドラは進みます。
雨と霧包まれて遠くは霞んでいます。見下ろせば様々な植物が競うように天に向かって枝葉を伸ばしています。
ガイドによると木々の高さは競争の結果ほぼ同じ高さで並ぶのだとか。
確かに無法図に伸びているように見えて、意外と高さが揃っていることに気付きます。 -
中間駅のバロン滝で下車します。
傘を指して数分ジャングルの中を歩いて滝の展望台を見に行きます。 -
バロン滝は思ったより見応えがありました。
高さ、形、水量、流れの複雑さ、どれも素晴らしいです。雨続きで水量は申し分なし。嫌な雨ですが滝の見応えは増すようです。
滝のあるバロン川を隔てた反対側にはうっすらキュランダ鉄道の駅も見えます。後であちらからも見てみたいですね。 -
ゴンドラに戻って終点のキュランダを目指します。
雨は上がり、少し陽も差してきました。
バロン川の上を渡ります。穏やかな流れで、こうして見るとこの少し下流であんな大瀑布に繋がっているようには到底見えません。 -
11時半ころキュランダ駅に着きました。
ですが、行くところがありません。帰りの列車は15:30なので4時間くらいあるのですが、コアラもバタフライにも興味がないので正直暇です。
地図を見ると、さっきのバロン滝まで3キロほど歩けば行けそうです。 -
地図では川沿いに遊歩道があるのですが、実際に行ってみたら通行止めでした。
ボートでバロン滝の近くに行けるみたいですが、これも運休中でした。
仕方ないので車道でテクテク歩いて行くことにします。 -
キュランダの住宅街を歩いていると沢山の、それも大柄な鳥を見かけます。時々羽ばたいたり、汚い声で鳴いたりします。日本や他の国ではあまり見かけない光景です。
キュランダ 森林・ジャングル
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車はほとんど通りません。
そして歩いてる人なんて全くいません。
歩き始めて分かったのは道が常にアップダウンしていて体力が削られることです。
天気になった分、今度は暑さでやられそうです。 -
あともう少しでバロン滝というところで、まさかの道路が工事中で通行止め。
しかし、工事のトラックに乗っていたおじさんが、そっちの道を行けと指差した先の歩道には「バロントレイル」の看板がありました。これで滝まで行けそうです。
サンキューおじさん!と歩き始めますが、これがしんどい道でした。階段も沢山あるハイキングコースというか登山道です。舗装はしてありますが…
当然人なんて歩いていません。
クタクタになってバロン滝に着いたのは出発して約1時間後でした。 -
苦労して来た甲斐がありました!
さっきと違い雨もなく日も照っているので滝の全景をくっきりと見ることができます。
しかし、本当にダイナミックな滝です。これだけでキュランダに来た元が取れました。バロン川 アクティビティ・乗り物体験
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帰りは少し遠回りですが車道だけの道でキュランダに戻りました。
キュランダはのどかな高原の観光地ですから、周りは楽しそうな観光客の皆さんがお買い物をしたりしています。
そんな皆さんに「バロン滝まで歩いて行かない方が良いですよ!」と声を大にして言いたいところですが、そんな人は元からいません。
脱水になりそうなのでお店で3.5ドルのお水を買います。
生き返ります。 -
コアラが抱っこできるというパークを覗いてみます。
ゲートの前のお土産物屋さんには何かの毛皮が置いてあり、ついつい触りたくなります。しかし、ご時世的に大丈夫なのでしょうか。 -
コアラを見るのに21ドルだそうですが、我々はパスしました。すいません。興味がなくて…
この後、ココナッツのお椀などのお土産物を冷やかして駅にゆっくり戻ります。 -
形式も不揃いな不恰好な客車が十数両繋がっています。先頭にはアメリカンなデザインのディーゼル機関車が重連でくっついています。
これから約2時間かけてケアンズに戻るのですが、下り坂だしスピードはノロノロですから力はほとんど要らなさそうです。 -
室内は8人が一つのボックスに座る珍妙な座席配置です。
昔のB寝台を下段だけ残して中段以上を撤去したような構造と言えば分かるでしょうか。余計分かりにくいですかね。
十数両も繋がっているので相当の輸送力がありそうですが、ガラガラということはなく6~7割は座席が埋まっている印象です。
私達のボックスも、私達を入れて6人が座りました。
定時になり、ディーゼルの音が大きくなって列車がゆっくり動き出しました。 -
列車がゴロゴロ動いて、10分ほどでバロン滝の駅に着きました。
午前中あれほど苦労して歩いたのに、列車だとあっという間です。駅では数分停車して滝を眺めることができます。なので普通は歩いて見に来る必要はありませんし、何なら車でも来られます。
ただし、こんなにコロコロ変わる天候なので、滝は柔らかい午後の光の中で、午前とまた違う姿を見せてくれました。 -
列車は切り立った崖にしがみつくようにトラバースしながら高度を下げていきます。
今の鉄道ならトンネルや鉄橋を多用して直線的に進むところも山襞に添って右左にカーブします。
やがて、もう一つの見所である滝が見えてきました。 -
「世界やの車窓から」で有名なポイントです。滝の目前をカーブした鉄橋で横切るので、確かに大した景色です。
ただ、日本人観光客は私達を含めて盛り上がっていますが、他国の方は当然そこまでではないですね。これは仕方のないところでしょう。キュランダ観光列車 アクティビティ・乗り物体験
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左手には麓の住宅街が広がります。
道路なら複数のヘアピンカーブでこのまま麓に降りていくのでしょう。鉄道でも登山鉄道なら急カーブやスイッチバックでそうするでしょうが、キュランダ鉄道はずーっと先まで延々降りていってから地形の良いところでターンします。 -
ここがターンポイントです。後ろに繋がってる車両が一望できます。
この後も数十分掛けて列車はゆっくりとケアンズセントラルを目指します。 -
ケアンズセントラルに着いた時には流石に疲れを覚えました。
ホテルに戻る前に一息入れましょう。駅の寂しい方の出口から外に出て、ウールワースの近くにあるクラフトビールのお店に向かいます。
コーラルシー醸造所という小さなお店で、大通りから路地に入ると店先でバックパッカーらしい若者がたむろしていました。
ちょっと通してね、と中に入ります。カウンターで直接注文して代金を払って受け取るスタイルはヘミングウェイと同じですね。
ビールは5、6種類ありその場で注いで貰います。お客なのかよく分かりませんが、そばにいた妙齢の坊主頭の美女にトロピカルエールをお勧めされますが、今日のところは無難にペールエールとラガーを頼みます。大きめのグラス1杯8.5ドルは、クラフトビールと考えれば高くありません。 -
店内の飾り付けもオシャレ過ぎない感じで落ち着けます。
ビールはどちらもとても美味でした。滞在中にもう一度来ることにします。 -
ウールワースで買い物をしてからバスに乗って帰ります。
シングルチケットを買う時に、ゾーン1と言いましたが、行き先をちゃんと聞き返されました。
通りの名前が咄嗟に出なくて難儀しました。 -
そろそろ肉料理にも飽きてきましたが、美味しそうなラムステーキ肉があったので、玉ねぎのホイル焼きと一緒に頂きます。
流石に疲れました。今日の歩数は2万4千歩です。
さて、ケアンズのメジャーなポイントを巡る前半戦はここまで。明日からはレンタカーで郊外を回ることにします。ウールワース ケアンズ スーパー・コンビニ
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