2023/07/01 - 2023/07/10
6位(同エリア83件中)
こあひるさん
ディナン滞在3日目。
この日の予定は、街歩き&ムーズ川クルーズ。のんびり行こう。
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7月5日(水)。
最初、ディナンから2~3時間以内の距離にある町(村)を2つくらいピックアップし、タクシーで巡ってもらおう(各滞在時間待ちも含みで)と計画していたのですが・・。
ホテルでは、タクシー会社の電話番号しか教えてもらえず(手配までしてくれず)、タクシー会社は地元に1つかそこらしかないので、自分でメールでやり取りして、希望通りに観光地を巡ってくれるよう依頼するまではできるのですが、前金が必要と言われ・・
メールのやり取りだけで前金っていまいち信用できないし、海外送金には手間がかかるので(クレジットカードは不可ですって・・)、タクシーを前手配して観光することは諦めました。
そのつもりでディナン3泊というスケジュールを組んだんだけどなぁ・・
で、3日目はゆっくりと町の散策+ムーズMeuse川の観光クルーズ船に乗ろうと計画しました。
なのでゆっくりめ・・9時半過ぎに朝食です。 -
クルーズ船は1便目が11時半ということなので、11時頃にホテルを出て・・シャルル・ド・ゴール橋までやってきました。
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まだどこもお店はやっていないようですが・・デカいワッフル看板・・さすがベルギーです。
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シャルル・ド・ゴール橋を渡って、右手に少し進むと・・クルーズ船の切符売り場がありました。
もしかしたら盛況で並んでるかも・・と思って張り切って来ましたが・・午前中は人が集まらないため出航しないので、午後に来て・・と言われちゃいました。
ナミュールでも感じましたが、ここディナンも何だかちょっと寂れた印象がひしひし・・人気の観光地なら、平日だろうが観光客で賑わっているので・・。
当初、1日6便ある(しかし人数が集まらないと出航無しになるみたい)45分クルーズでいいかなと思っていたのですが、どうせなら2時間クルーズにしよう・・と連れ合いが言ったので・・14時半の出航時間に戻って来ることにしました。
クルーズ船にはトイレもあることを確認しちょっと安心。 -
2時間半ほど時間が空くので、ちょうど街歩きにいいかな。
ディナンの名物伝統菓子だというバカでかい堅焼きビスケット。
あまり美味しそうな感じしないし・・持ち運びにも困るから買わないけれど。
たいがい伝統菓子ってあまりおいしくない。 -
メインストリートと言えるRue Grandeをてくてく。
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とってもステキな建物は・・市庁舎。
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蔦がとってもいい雰囲気。
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中庭(駐車場)の真ん中には、クリスタルのサックスオブジェ。
噴水かと思ったら、どうやら水時計らしい←さっき知りましたけど。 -
どこの通りからも、シタデルのある岩壁が見えます。
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横道Rue du Palais de Justiceの突き当りにある立派な建物は、通りの名前になっている裁判所。
あちらには後で行ってみます。 -
そのままRue Grandeを進みます。
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Rue Grande。
夕方より、朝のほうが人が多い。 -
横道Rue Pierre-Joseph Lion。通りの頭上に文字が浮かんでてオシャレ。
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Rue Grandeから後ろを振り返って・・。ノートルダム教会の尖塔とシタデルの岩山がディナンならではの街並みです。
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だいぶ町はずれまで来ました。
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Palace St.Nicolasにもサックスオブジェがありましたが、なかなか上手く撮れないな。
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Rue Grandeから1本東側の通りに入り、北方向へ戻ります
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静かな住宅街。
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シタデルの丘へ向かっていると思われる、いい雰囲気の小路もありました。
どこまで上って行けるのか不明ですが。 -
サン二コラ教会 Eglise St.Nicolasが見えてきました。1926年に再建された建物。
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サン二コラ教会正面側は、けっこう大きな広場になっていて・・。
立派な常設の野外音楽ステージも設けられています。
ジャズフェス等が催されるみたい。 -
立派なカルチャーセンターもあります。
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カルチャーセンターやサン二コラ教会のある広場から、ひっそりした裏道を北上します。
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ディナンの景色がペインティングされたお家。
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岩壁にへばり付くあの建物は何だろう。シタデルの付属物かな。
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Rue Grandeから見えた豪奢な裁判所の広場に出ました。
1789年に建てられたものです。 -
裁判所の広場脇の駐車場の向こうにも、趣のある建物が見えます。
古そうな壁やアーチ門が残っているので、何かしら由緒ある建物なのでしょうが・・調べても出てきません。 -
裁判所広場から、更に裏道アン・レ通りRue en Rheeを北上します。
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可愛らしいハーフティンバーのお家が2軒並ぶPLEBAN'S HOUSE。
左手側は1495年頃、右手側は1583~1585年頃に建てられたもの。
18世紀末まで、宗教行政官である平民が住んでいたそうです。
現在は、Maison de la Pataphonieという体験型の博物館になっています。 -
こちらは木組みがXになってて可愛い。
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ところどころ可愛いお家があって楽しい。
シャルル・ド・ゴール橋から南側はひと通り歩きました。
まだ12時半をまわったところ・・クルーズ出発14時半まで時間があるので、カフェでひと休みすることに・・。 -
けっこうオシャレなSolbrunというカフェに入ります。
ここはけっこう混んでいました(写真を撮ったのは、後にやや空いた時)。 -
ムーズ川Le Meuseが見える河畔には眺めの良いカフェやレストランが並びます。
河畔沿いの遊歩道にも、テラス席を持つレストランがあります。 -
連れ合いは、もちろんまたワッフルをご注文。今日はフルーツ&チョコがけ。
このお店もブリュッセルスタイルのワッフルで、表面サクッと軽い食感で、見かけはドン引きするほどデカいけれど、ペロッといけちゃうんです。
連れ合い、すっかりワッフルが気に入ったようです。 -
私はビールを飲もうと思って・・しかしながら、なんかカフェだと単品ビールだけ頼むのがダメなようで(よく聴き取れずあまり理解できなかったけれど)、お腹は空いてなかったけれど、スープとパンのセットのようなものを頼みました。
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14時過ぎにクルーズ船に乗り込みます。
この写真は降りた時に撮ったので晴れていますが、乗り込んだ時にはずいぶん怪しい雲行きになっていました。 -
デッキだと、連れ合いは目が悪いので景色が見えないし、危ないし、人の邪魔になりかねないので、船内2階のテーブル席でクルーズしてもらいます。
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1階のテーブル席の方が高級感あるような感じですが・・デッキに出るには2階が良いので・・。
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2階後方デッキ。
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後方デッキからの眺め。シャルル・ド・ゴール橋が見えます。
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前方デッキからの眺め。こちらが進行方向のようです。
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わが家が泊まっているホテルが前方対岸に見えます。
・・ってなぜ先ほどまであんなに晴れていたのに、急にどんより怪しい雲行きになってくるわけ・・(雨男がいますから)? -
さあ出発!という時に・・雨がパラパラ降り始めました。
おいおい・・!! -
雨はだんだん激しくなっていく・・
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家並みが途切れ気味になってくると・・渓谷は、険しい岩壁むき出しが多くなってきました。
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かなり急峻。
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ダイナミックな景色にキョロキョロ。
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川の中ほどに細長い島があったり・・
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雨にも負けず、傘も差さず(写真撮るのに傘は邪魔)、前方デッキでで頑張っています・・そんな中で粘っているのは、私のほかに親子一組のみでした。←しばらくして撤退してましたが・・
前方にアンセルム高架橋 Viaduc d'Anseremmeが見えてきました。 -
雨があまりに酷くなり、いくらなんでも耐えられず、いったん中に撤収~。
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橋の手前に水門があり、船が留まりました。
けっこう雨は激しかったんですが、ここは見ないと・・と思い、雨の中出て頑張らないといけないことに・・。
水門の前後で異なる水位を、水を流し込むあるいは吐き出して同じ水位にして・・ -
水位が同じになったら水門が開き・・船が進みます。
運河等でよくある仕組み。
これは見届けなければ・・と、前方デッキに出て頑張りましたが、雨がかなりな勢いで大変でした。 -
水門を通り抜けたところで、また船内に撤収~。
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ムーズ川はカーブも多い。
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操縦席を振り返ってみました。
御覧のように、デッキに出ている人は他にいません。
雨は小降りになったか上がっているのに。 -
時折、青空すら見えるようになってきましたが、まだ油断ならなかったです。
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石橋の向こうにも水路が見えます。
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フレイエル城Chateau de Freyrが見えてきました。
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フルイエル城には広いお庭があり、城館以外にも建物がありますね。
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ロココ様式のパビリオンを含むフランス式の庭園は、18世紀に造られたようです。
お庭に人が歩いているのが見えて、お城を見学したくなりました。 -
中世、ムーズ川沿いにはいくつもの要塞が建てられました。
フルイエル城の場所にも、14世紀頃に要塞が造られました。その時代の要塞の痕跡は今はほとんど残っていないようです。
今ある城館は貴族の邸宅として建てられており、16世紀のルネサンス様式になっています。 -
なんかお城があるみたいってことは知っていたけれど、急に出現し(船内では観光スポットのアナウンスがされていたみたいだけれど)、あっという間に通り過ぎていくので、とりあえず写真バシャバシャ。
ムーズ川沿いのアルデンヌ地方には、お城がいくつか点在しており、そのうち一つくらい訪れてもいいかも・・と思ったのですが、フレイエル城を含め、ほかのお城もタクシーで行くしかなさそうだし、日程的に開館日に合致しませんでした。 -
岩壁の渓谷が続きます。
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フレイエル城を過ぎたあたりで・・船は折り返します。
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https://youtu.be/QbzrAgP6Lcc
フルイエル城が再び見えてきました。今度は動画に収めてみました。
先ほどのような激しい雨ではないですが、まだ降っています。
風の音や子供たちの声等ご容赦ください。 -
地層の美しさに見入ってしまいます。
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今頃になって雨、上がってきたよ・・
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川面に青空が映っちゃったりしてとてもキレイなのが嫌味・・
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かなり高いよね・・断崖。
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絵画みたい。
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水門まで戻ってきました。
すごい勢いで、水の高さが同じになっていきます。 -
同じ水位になったところで、水門が開きます。
今度は雨が上がっているので、落ち着いて見れました。 -
ものすごい高さの高架橋。
車で通れるようですが、途中で停めて橋の上から景色を眺めることはできないみたい。 -
行きと逆行していると(当たり前ですが)同じところを通っても全く違う景色に見えます。
天気がマシになってきたこともあるし。 -
街のあるあたりに戻ってきました。
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この集落・・地味めだけれど、教会もあって美観です。
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降りてちょっとぶらぶら歩いてみたくなります。
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見慣れた景色・・シャルル・ド・ゴール橋やノートルダム教会、シタデルが見えてきました。
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川から眺めても美しい。
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タマネギ尖塔のある、肌色っぽい可愛い建物は、午前中、中庭にクリスタルのサックスオブジェがあった市庁舎です。
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対岸からの写真は昨日たくさん撮ったけれど、川からは初にして最後。
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後方にシタデルが聳えるディナンの美しい景色・・飽きないです。
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船は、シャルル・ド・ゴール橋をくぐって、更に北上していきます。
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観光地って感じではない閑静な住宅街が川沿いに続きます。
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北方面も、ずっと渓谷が続いているようです。
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中心地からやや離れた住宅街にも、サックスオブジェがあるんですね。
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船はUターンして発着場に戻るようです。
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今頃になって天候が回復してきたのはちょっと残念だけれど、クルーズ堪能いたしました。
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2時間ほどのクルーズを終えて・・いったんホテルへ戻りました。
そして18時過ぎに、夕食を食べに再び街なかへ。
アドルフ・サックス通りRue Adolphe SaxにあるLe Bistrot Du Pecheurというお店に入ってみました。
どのレストランも、予約なしでも空いていて、やや寂しい感じすらしました。 -
このレストランもムーズ川の河畔遊歩道に面しているので、眺めがよいです。
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もちろんビール。
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私はさほどお腹が空いていなかったので、魚介が入ったサラダを。
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連れ合いはサーモンパスタ。
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さすがにワッフルでなく・・チョコムースのようなデザートを食べました。
夕食代 71. 70ユーロ。 -
食事が終わってお店を出ても、まだ20時頃なので・・日没まではまだまだ。
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ぶらぶら写真を撮りながら歩くも、撮るべきスポットはそんなに無いから、30分くらいしか時間つぶしできません。
日没まであまりにも時間があるし・・この時間になると人の流れも切れ(早いよね、人が引けるの)・・やはり帰ろう。 -
夜も賑わう・・って感じがほぼ感じられない街。
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レストランも、水曜や木曜休みのところも割と多いみたい。
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20時半頃、ホテルへ戻ってきました。
今頃になって・・青空がキレイ。 -
静かな夕暮れタイム。
このディナンの景色とも今夜でお別れ。 -
日没前の時間帯あたり、リフレクションが一番キレイでした。
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22時まわってやっと日が暮れて・・もう一枚、もう一枚と粘っているとあっという間に23時になっちゃう。
そろそろ寝なくちゃ・・
荷物のパッキングもしないと。
明日はニームNismesという町に寄り道してから、シャトーへ泊りに行きます。
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