2024/03/28 - 2024/03/30
114位(同エリア163件中)
タブラオさん
期末の忙しい時期ではありますが、私は忙しくないので、有給消化のため2泊3日で福島県の硫黄泉巡りをしてきました。
どうして福島県かというと、大人休の季節でもないとやはり仙台より北は新幹線代が高いからなるべく避けたい。ということで比較的近場でどこか行くところはないかと考えていたところ、前から気になっていた岳温泉の「花かんざし」が金曜日だと一人でも3万円を切ることがわかり、まず1泊は岳温泉で決まり。もう1泊は同じ福島県でまだ行ったことのないところということでたまたま思い付いた西山温泉滝の湯に行くことにしました。
で、どうだったかというと、まずは西山温泉ですが、バスで行くにはとても不便なところでした。温泉街というより、数件の旅館が集まった小規模な温泉地でした。当然、お土産屋とかもなく、旅館があるだけ。人の気配もなく、ひっそりとしていましたが、それが逆に好印象でした。宿泊した「滝の湯」は宿泊者は私一人だけ。誰にも気兼ねせず快適に過ごすことが出来ましたが、宿泊客が多い時期だったら満足度は高くなかったかも。
一方、2日目の岳温泉ですが、こちらは思ったよりも大きな温泉街でした。その中でも今回宿泊した「花かんざし」はかなり高級な旅館です。1人宿泊で3万円近くしましたので、それなりの旅館ではありましたが、まあ期待を越えるほどではありませんでした。いずれも気になっていた旅館ですので、この機会に宿泊出来て良かったと思います。
1日目 電車・バスを乗り継いで、夕方に西山温泉に到着。「下の湯」に日帰り入浴。「滝の湯」泊。
2日目 会津若松に移動し鶴ヶ城見学。夕方に岳温泉に到着。「花かんざし」泊。
3日目 午前中、岳温泉散策の後、郡山の月光温泉へ。公衆浴場に日帰り入浴の後、帰京。
②は2日目の午後から3日目の旅行記です。岳温泉花かんざしは、改めて考えてみると、私にはもったいない旅館だと思いました。女性の方ならもっと楽しめたのではと思いますが、私にはどうでも良いところにばかりお金が掛かっているようで、もったいない気がしました。一人ではなく相方と一緒に泊まるべき旅館だったのかなと。「普段は泊まれない宿シリーズ」全般に言えますが、値段が高い分、どうしても評価は厳しくなります。まあ、高い宿は私には向いていないということなのでしょう。
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前日宿泊した西山温泉から午前中に会津若松に移動し、午後に郡山経由、二本松駅まで移動しました。二本松駅からは15時23分発のバスで岳温泉に向かいました。
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「岳温泉」
岳温泉には16時00分前に着きました。坂道に沿って温泉街が広がっていました。想像していたよりも綺麗で大きな温泉街でした。 -
「岳温泉 お宿 花かんざし」
この日宿泊した花かんざしは、坂道を上がってすぐのところにありました。 -
花かんざしの受付です。和風旅館の雑然とした雰囲気はありませんでした。
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左の写真のスペースに通され、チェックイン手続きを行い、ついでに抹茶をいただきました。右上の写真は喫茶コーナーです。玄関を入って右側にありますが、昼間は宿泊客以外に喫茶のお客さんも受け入れているようです。
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日本酒の試飲コーナーです。それから温泉たまごも試食できます。飲み放題、食べ放題でとても太っ腹ですが、お酒も飲まないし、夕食前のためたまごも食べませんでした。後から考えてみると、こういうのが宿泊費に跳ね返ってきますので、有り難いような有り難くないような…
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階段に置かれていた猫ちゃんの置物。とてもリアルな置物でした。
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お部屋に入って最初に目に入ってきた光景です。テーブルとロッキングチェアがとても斬新でした。まあ、ちゃぶ台と座椅子で十分ですが、たまにはこういうのも良いかも。
1泊2食付き、一人泊で28,050円でした。まあ小綺麗ですし、色んなサービスが付いてこのお値段ですので、それほど不満はありませんが、私には不要なサービスばかりが積もり積もってこの値段になっているようで、私にはもったいない宿だと思いました。 -
別の角度からお部屋を撮ったものです。やはりチェアがあると部屋がより狭く感じます。
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広縁部分にもチェアが置かれていました。外の景色はイマイチでした。
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洗面台と洗面台に置かれていたグッズ。
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可愛らしい鳥さんのアクセントの付いたアクセサリー入れ。いかにも女性が喜びそうなデザインです。お土産として売っていたら、買っていこうかと思い、後で女将さんに聞いてみましたが、売り物はないとのことでした。ちなみに、有田焼きなのだそうです。
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お部屋の前の廊下です。スリッパはありません。廊下は素足で歩きます。
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さて、お風呂ですが、結論から言えば、悪くはないのですが、イメージしていたものと違っていました。部屋の見取り図を見るとわかりますが、露天風呂付のお部屋がいくつかあります。で、その部屋専用の露天風呂の方が各部屋共同の露天風呂よりずっと大きいのです! 事前に写真で見ていたのは部屋専用の露天風呂だったようです。
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内風呂です。広くはありませんが、新しいし清潔そうだし、混雑することもないし、それなりに快適でした。
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こちらは露天風呂です。檜の香りがとても良い感じでした。
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泉質は単純酸性泉です。なぜか硫黄泉ではありませんでした。確かに硫黄の香りは控えめではありましたが、明確に硫黄の香りも味もありました。白濁しているのは硫黄の結晶なのでは?と思うのですが…。世の中には硫黄泉と言いながら、全く硫黄の匂いがしない硫黄泉もありますので、とても不思議です。
硫黄の香りが弱い以外は、高湯温泉や中ノ沢温泉のお湯と似ていると思いました。要はハイレベルなお湯だということです。レモン水のように酸っぱかったのも高湯温泉・中ノ沢温泉とそっくりでした。 -
お湯の投入口にお花が置かれていました。こういうのも風情があっていいのかなとも思いましたが、私には不要のような…
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露天風呂にも綺麗な洗い場がありました。
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よく見るとシャンプー類は全てポーラでした。高いのかどうかは知りませんが、すぐ横の内風呂にも同じセットが置いてありました。
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入浴後に一休みするスペースなのでしょう。3種類のお茶が置いてありました。白桃のジャスミンティーが美味しかったです。
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夕食は専用の個室でいただきました。
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夕食のメニューです。これに赤ワインをグラスでオーダーしましたが、一杯1,100円でした。過去一レベルの高さでした。
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最初からテーブルに置かれていたメニューです。これ以外は全て、出来上がりが運ばれてきました。
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夕食 その1
手間暇は掛かっているのでしょうが、正直、それほどお金が掛かっている感はありませんでした。食器も綺麗だし、相方と来たら喜びそうですが、やはり男一人で来るところではないと食事の時に最も感じました。 -
夕食 その2
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夕食 その3
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夕食 その4
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夕食から帰ってきたらお布団が敷かれていました。テーブルと椅子があるため、一人でも狭く感じました。
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朝食です。夕食と同じ場所でいただきました。11時30分からソースカツ丼を食べる計画でしたが、朝食時間は8時00分より早く出来ないため、白米はほとんど食べませんでした。
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正直、お金が掛かっている感はありませんでしたが、食器は綺麗でした。
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食後に無料でコーヒーをいただきました。1階のロビーの喫茶コーナーでいただきました。
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「岳温泉神社」
腹ごなしも兼ねて、食後に岳温泉街を歩いてみました。写真は、花かんざしからちょっと温泉街を上がったところにある岳温泉神社。特に何もありませんでしたが… -
岳温泉街のメインストリートを流れている川。流れているのは温泉ではありません。
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「鏡ヶ池」
岳温泉街を下って行くと突き当たる池です。「ミルキーデイ」と言われる日には、この池の水が真っ白になると聞き、行ってみましたが、ただの池でした。
ちなみに「ミルキーデイ」とは、岳温泉のお湯が週に1度、真っ白になる日のことです。岳温泉のお湯は約8キロ離れた源泉からパイプを通して引き湯をしていますが、温泉成分が濃いため、樹脂パイプ内に白い湯花が付着してしまうそうです。放っておくとパイプが詰まって温泉街にお湯が届かなくなってしまうため、1週間に一度は必ずパイプ内の湯花を落とす必要があるそうです。これが湯花流しですが、これを行う日は岳温泉中の旅館のお湯が真っ白になり、旅館のお湯が流れ込む鏡ヶ池も真っ白になるのだそうです。 -
「御食事処 成駒」
友人から、ここのカツカレーがボリュームがあって美味しいと聞いていたため、ここでランチにカツカレーを食べる予定でした。ところが、行ってみるとソースカツ丼が名物のようでソースカツ丼も美味しそう。そんな話を夕食時に宿のお兄さんにしたら、何でも、テレビで紹介されたらしく、それからは土日は開店前から長蛇の列だという。そう聞いてしまうと更に行きたくなり、開店時間前から並ぼうと決めていました。 -
ところが、朝食後、散歩がてら覗いてみたら、「臨時休業」の札が掛かっていました! 何かの間違えではと思い、そんな話を花かんざしの女将さんに話したら、女将さんも、「土曜日に休業のはずはない」とのことで、わざわざ成駒のご主人の携帯電話に問い合わせしてくれました。結局、コロナかインフルの感染者が出たようで、臨時休業とのことでした。
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「8月cafe」
二本松駅から歩いて10分位でした。「成駒」が休業のため、色々調べて、結局、早めに二本松駅まで移動して、二本松駅近辺でランチを食べることにしました。8月Cafeは、100年以上前の洋風の古民家を使ったレストランです。内外装ともおしゃれな作りで、いかにも女性客が喜びそうなお店でした。 -
いつもとはちょっと違う物を食べましたが、美味しかったです。ランチにしては高かったかも。
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「安積永盛駅」
二本松駅から郡山駅を通り越して、安積永盛駅まで行きました。ここから約25分、お目当ての月光温泉まで住宅街/工業地帯を歩いて行きました。 -
「月光温泉 大浴場」
お湯が良いとどこかで見たため、せっかくですので寄ってみることにしました。大浴場とありますが、中浴場とも言えない位の狭い公衆浴場でした。
で、肝心のお湯ですが、まずは熱い。無色透明で無味無臭。どちらかというと苦手なお湯です。熱いですが炭酸泉です。細かい泡が目で確認できる位、アワアワしていましたが、泡付きはそれほどではありませんでした。それと泡のせいかヌルヌルでした。正直、印象はイマイチでしたが、気になっていた温泉でしたので、この機会に行けて良かったと思います。 -
「和幸エキナカ郡山駅店」
花かんざしの女将さんから、郡山駅に美味しいソースカツ丼のお店があると聞いたため、行ってみたら和幸でした。でも美味しかったです。 -
18時30分発の「やまびこ154号」で帰京しました。
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