2024/04/14 - 2024/04/19
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公共交通トラベラーkenさん
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この旅行記のスケジュール
2024/04/19
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細田写真館
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椎尾八幡宮
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岩国高校記念館
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護館神
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木炭自動車
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吉香 鵜の里
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徒歩での移動
岩国空港⇒羽田空港 ANA638便
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この旅行記スケジュールを元に
2024年4月14日(日)~19日(金)の5泊6日で山口県旅行に行ってきました。下関は以前観光したので、今回はそれ以外のスポットを周遊します。山口県を本格的に観光するのは今回が初めてなので、有名な観光名所をメインに回って行きます。春休みとゴールデンウィークの間の時期なので観光地はすいていましたが、やはり円安の影響で外国人観光客の姿が多く見受けられました。
旅行記その6は最終日、錦帯橋~岩国城エリアの観光になります。岩国観光のメインスポットなので、さすがに観光客が多く、修学旅行の学生に混じってソフトクリームを食べたりしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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旅館の朝食です。
卵焼き、目玉焼き、ゆでたまご、マカロニサラダ、カニカマ、練り物、シシャモ(もちろんカラフトシシャモ)、ウィンナー、のり、納豆、なめ茸、みそ汁。ご飯は炊飯器の炊き立てです。 -
ウィンナーがとてもジューシーで美味しかった。久しぶりに食べたシシャモはご飯が進む味です。美味しくてご飯3杯食べてしまいました。
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旅館やホテルに癒しを求める方にはあまりオススメできませんが、スパイスの効いた旅の思い出を求める人にはうってつけの宿でした。
大きな荷物を預けて、旅行最終日の観光に出かけます。 -
昨日の夜も歩いた道を進みます。
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現役の写真館です。
昭和初期の看板建築です。右から読む「細田寫眞場」の看板がいいですね。 -
椎尾神社緑地の隅にあった火伏地蔵
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昨日見つけて気になっていた椎尾八幡宮に立ち寄ります。
椎尾八幡宮 (椎尾神社) 寺・神社・教会
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参道の急な階段の途中にあった稲荷神社。
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階段の途中にもいくつか社殿がありました。
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山の上の境内までやって来ました。
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赤いリボンを付けた狛犬。柔和なお顔をしていらっしゃいます。
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こちらは白。
魚屋のオヤジみたいです。 -
神社から降りて来ました。本町筋という通りを歩いて行きます。こちらもかなりレトロな雰囲気を醸していました。
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岩国市観光交流所「本家 松がね」。
ここは後で立ち寄る予定です。岩国市観光交流所 本家 松がね 名所・史跡
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錦帯橋にやって来ました。
明るい空の下で見る橋もとても美しい。錦帯橋 名所・史跡
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チケットを購入して錦帯橋を渡ります。実際に歩いてみるとアーチ部分の傾斜は結構急で写真を撮りながらキョロキョロしていると転がり落ちそうです。
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山の上に岩国城の天守が見えます。
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錦川がとてもきれいです。夏になると橋のたもとで鵜飼が行われるそうです。
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錦帯橋を渡り切ってそのまま真っすぐ進むと吉香公園がありますが、まずは右に迂回して岩国城ロープウェーの方に行きます。途中に吉川経家弔魂碑がありました。秀吉による鳥取城攻めの際、先に降伏した城主山名豊国にかわって城督となり戦った人なんだそうです。35歳の若さで自害なさっています。
吉川経家公忌魂碑 名所・史跡
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佐々木小次郎の像。吉川英治の小説「宮本武蔵」では岩国出身となっているようです。
佐々木小次郎の銅像 名所・史跡
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吉香公園の東端にある岩国高校記念館。旧制岩国中学校の武道場だった建物。吉香公園は江戸時代に岩国を治めた吉川家の居館や家臣の屋敷跡地に造られた公園です。
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岩国城ロープウェー 山麓駅に来ました。15分間隔で出発します。
岩国城ロープウエー 乗り物
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ロープウェーの箱の中から錦帯橋の全体が見渡せます。
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標高約200メートルの山頂駅まで約3分で登ります。
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柵で囲われた場所があります。大きな藤のツルが伸びていました。
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別に藤のツルを囲っていたわけではありませんでした。ここは大釣井という井戸の跡ということでした。山城では水の確保は非常に大切なことです。
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岩国城旧天守閣跡の石垣が見えてきました。当時の石積み技術で修復されています。
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岩国城は、初代岩国藩主吉川広家(きっかわひろいえ)によって慶長13(1608)年に作られた山城です。築城7年で徳川幕府の一国一城令のために取り壊されました。
現在の天守は、昭和37(1962)年に再建されたものです。錦帯橋からの景観を考えて、実際に城の建っていた天守台よりも南へ50mほど移動した位置に建っています。 -
城の上からみた錦帯橋。
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岩国城の空堀。
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私はあまり日本の城郭に興味がないので、特に感慨はないです。派手な展望台、という感じですね。
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城山からくり時計。
時を告げるときだけ中の人形が動き、岩国にゆかりのある音楽が流れるそうです。
「美しき天然」の作曲者、田中穂積氏も岩国出身なのでここでも流れるらしいです。 -
ロープウェイ駅から西南に続く尾根道を歩きます。きれいに整備されているので歩きやすいです。途中でかわいらしい子ギツネに出会いました。野生のキツネを見たのが初めてだったので興奮して写真を撮り忘れたのが残念です。
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木製の鳥居があります。
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護館神という場所にやって来ました。
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岩国城旧天守台を作る際に、石灰岩をここから切り出して尾根沿いに運んだそうです。
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巨石のスキマに祠があります。
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スキマが狭くてこれ以上近づけませんでした。
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ちょっとしたパワースポットみたいになっています。
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ここには昔から小祠があり、霊地とされていましたが、天明年間、藩内で飢饉や地震、火災などが相次ぎ、藩の政治も乱れたため、天明3年、石切場跡に社殿を建立し、護館神が祀られました。
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ロープウェー駅に戻って来ました。修学旅行生がカゴ内にギュウギュウ詰めで登って来ています。
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山のふもとに降りて来ました。
昨日西岩国駅でも見た木炭自動車がここにも展示してあります。 -
白山比咩神社があります。
白山比咩神社 (岩国) 寺・神社・教会
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鳥居をくぐった参道の途中にある錦川水神社。
錦川水神社 寺・神社・教会
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修学旅行生が2人ほどいましたが、すぐにどこかに移動したので、ひっそりとした境内を落ち着いて観光できました。
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2004に火災により明治期の拝殿が焼失、翌2005年に再建されました。
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つづいて吉香神社に向かいます。途中にあった褒忠社。吉香神社の末社です。
褒忠社 寺・神社・教会
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吉香神社。
吉香神社 寺・神社・教会
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大きな岩の上に躍動的な狛犬がいます。
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岩国藩主吉川氏歴代の神霊を祀る神社です。
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藩主を祀る神社だけあって拝殿もお金がかかっていそうな造りです。
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塀のスキマから本殿をチラ見します。
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錦雲閣。
明治18(1885)年に吉香神社内の絵馬堂として建てられてもの。 -
岩国シロヘビの館に入ります。
昨日の白蛇神社に比べてより観光施設色が強い場所です。岩国シロヘビの館 美術館・博物館
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岩国に伝わる白蛇伝説の場面。白蛇の生態についてのクイズ形式の展示などもあり、どちらかというと子供向けの展示という感じです。
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ここにも白蛇がいます。
白蛇横山観覧所 動物園・水族館
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かわいい。
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旧目加田家住宅。
こちらは裏側。こちらからは2階建ての建築ですが・・・ -
表側から見ると1階建ての建物のように見えます。主君や上位の武士を上から見下ろすことのないように配慮されています。
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吉香公園の噴水。
この日は快晴で、日が高くなるにつれて水遊びがしたくなるほど気温が上がっていました。 -
吉香鵜の里(鵜飼育施設)。
岩国市の夏を彩る「錦帯橋のう飼」で活躍する鵜を飼育する施設です。ちょっと目つきが怖いのですが、毛並みが良くて大きくてそれなりにカワイイ鳥です。 -
旧吉川家岩国事務所。
外観のみ見学。旧吉川家岩国事務所 名所・史跡
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旧吉川邸厩門。厩門とは馬を飼う小屋を併設した門の事。
門がこの大きさということはお屋敷はもっと巨大だったのでしょう。旧吉川邸厩門 名所・史跡
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岩国徴古館に入ります。佐藤武夫設計、1945年(昭和20年)3月竣工の国登録文化財 です。
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ドイツ古典主義の影響がみられる意匠は,低く押さえた外観,正面の角柱の列柱,内部のすそ広がりの柱等が特徴。
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内部も洒落たデザインになっています。
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展示は古文書や錦帯橋についての資料などが多かったです。
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「一括出土銭」
昨日歩いてきた錦川が今津川と門前川に分流するあたり、三角州の先端部にあった中津居館跡から出土した、甕に納められた大量の銭。錦川や瀬戸内の水運で経済力を持った豪族の屋敷跡だと考えられているそうです。 -
錦帯橋のたもと近くのお店が集中するエリアに戻って来ました。ソフトクリームを売る「佐々木屋小次郎商店」というお店があります。
佐々木屋小次郎商店 グルメ・レストラン
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そしてこちらは同じくソフトクリームを売る「日本一 ソフトクリーム むさし」というお店。
むさし グルメ・レストラン
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むさしの方でソフトクリームを購入。
暑くなってきたので冷たいソフトクリームが大変美味です。 -
錦帯橋を渡って帰ります。
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岩国市観光交流所「本家 松がね」に立ち寄ります。こちらは江戸時代に建てられた商家を再利用した観光交流施設です。内部には岩国に関する歴史展示などがあります。
岩国市観光交流所 本家 松がね 名所・史跡
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さらに岩国の郷土食が楽しめる試飲スペースがあります。100円~300円ほどで小皿が出てきます。
まずは有名な獺祭。初めて飲みましたが、香りが良くて飲みやすいお酒でした。 -
はすの葉茶。ほのかな甘みが美味しい。
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岩国寿司、天然鮎の甘露煮、がんね栗のういろう。
岩国寿司はそこそこ美味しい。鮎の甘露煮はすごく美味しい。ういろうもかなり美味しい。
がんね栗というのは、源平合戦で敗れた平家の落ち武者が現在の岩国市美和町坂上地区に住み着き、そこで農民に接ぎ木の技術を伝えて栽培が始まった岩国の特産の栗です。栗の中では最大級の大きさで、果実は30g以上あるそうです。」 -
岩国寿司の模型。
岩国市観光交流所「本家 松がね」の展示はザっと見るだけにして街歩きに戻ります。まだ歩いたことのない道を選んで進みます。 -
うまもんという漬物屋の建物が見えてきました。
うまもん本館 グルメ・レストラン
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江戸時代には醬油を作っていたお店です。
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大正時代に改築された際に展望用に設けられた3階が屋根の上に飛び出ています。
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登富町商店街があった通りを歩きます。
今はもうほとんどの店が閉まっているみたいです。調べてみるとこのあたりには大正時代の末期には小規模ながら遊郭が存在したらしい。昭和14年(1939年)には錦見新地に移転したそうです。いまはもう当時の面影は全く残っていないようでした。 -
宿泊した元祖岩国寿司の宿 三原家の近くの路地にやってきました。昨日も少し見ましたが、この路地はなかなか味わい深い。
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量り売りの駄菓子屋さんの店内。食べたいと思う駄菓子がなさそうだったので買うのはやめておきました。
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旅館の前の通りに出てきました。
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岩国学校教育資料館に入ります。
1870年(明治3)年に岩国藩2代藩主の吉川経健が旧兵学校と旧文学校の組織を改めた藩立学校を設置、1871年(明治4年)2月に錦見小学(岩国英国語学所、岩国学校)として開校した学校跡です。その後1884年(明治17年)、錦見小学は岩国小学校に改称しました。
国木田独歩や宇野千代などがここで学んだそうです。岩国学校教育資料館 美術館・博物館
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創立100周年記念事業として建物が解体修理され、1972年に岩国学校教育資料館が会館しました。
1階には日本電気界の父と呼ばれている藤岡市助に関する展示がありました。この人は岩国学校を卒業後、東京の工部大学校に入学、明治11(1878)年3月25日、日本ではじめてアーク灯を点火させたそうです。 -
1907年(明治40年)には故郷に岩国電気軌道株式会社を設立、中国地方初の電車を走らせたりしました。
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浅草の凌雲閣に日本初の電動式エレベーターを設置したのも藤岡市助です。
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ここには古い教科書の展示もありました。
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本棚には自分が子供のころに使っていた教科書もあって、懐かしかったです。
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2階では古い民具などが展示されていました。
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近くの食堂で昼食を食べます。
食堂ゆっち グルメ・レストラン
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鶏白湯ラーメン。
大変美味でした。 -
つけ麺。こちらも大変美味です。
寂れた雰囲気漂うエリアのお店だったのであまり期待していなかったのですが、かなりしっかりした料理が出てきてびっくりしました。 -
バスで岩国駅まで戻ってきました。
岩国駅 駅
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アーケードの商店街をぶらぶらしてみます。
特に面白いものはありませんでした。結局昨日も入ったフジグラン岩国の中でお土産を買って、店内の休憩スペースで地元のご老人たちに交じってお茶休憩をしました。 -
空港までのバスが来るまでまだまだ時間があります。
待っているのもじれったいので、岩国空港まで歩いていくことにしました。 -
今津川を渡ります。
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海側には工場の煙突が見えます。日本製紙の工場かな。
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岩国錦帯橋空港に到着。
岩国錦帯橋空港 空港
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空港に行くと大抵このような謎のオブジェがあります。
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帰りの便まで時間があるので空港内を探検します。展望デッキがあったので出てみました。大人100円の有料デッキです。
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空港の売店で買った日本酒とカニカマ。金冠黒松は村重酒造という岩国にある酒造会社のお酒。
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先ほどフジグラン岩国で購入したパンもここで食べます。
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これにて5泊6日の山口旅行は終了です。
自然も文化も見どころだらけで、観光客にとってはとても魅力的なエリアでした。滞在中ホテルのテレビで、2026年秋に山口県でデスティネーションキャンペーン開催が決定したというニュースを耳にしました。JRと自治体、観光事業者等が共同で行う大型観光キャンペーンなので、その時にまた山口を訪れたら面白いかもしれないと思いました。
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