横浜・三ツ池公園のさくら　早咲きから遅咲きまで(37種）　2024年

2024/04/02 - 2024/04/19

三ッ池公園の桜は日本さくらの会によって「さくら名所１００選」に選ばれている神奈川でも屈指の桜の名所だ。
名前の通り、三つの池の周りに、78品種およそ1600本の桜が少しずつ時期をずらして花を咲かせる。
早咲きの桜から遅咲きの桜まで長い間桜を楽しめる。
37種のさくら。

２月２０日　河津桜、寒桜、冬桜
３月１８日　修善寺寒桜、オカメ、大漁桜、寒緋桜
４月　２日　越の彼岸、横浜緋桜、八重紅大島、染井吉野、大島桜、山桜
　　　　　　江戸彼岸桜、紅枝垂
４月　６日　薄重大島、苔清水、山桜、御車返、永源寺、白妙、紅笠、紅豊
４月１９日　関山、梅護寺数珠掛桜、花笠、八重紅枝垂、八重紅時雨
　　　　　　兼六園菊桜、糸括、朱雀、鬱金、松月、紅華、一葉、衣通姫
　　　　　　駿河台匂

エリア 神奈川

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 交通手段: 自家用車

2月20日　三ッ池公園　さくら巡りスタート

まだ冬の寒い中は、冬に咲く桜から。

三ツ池公園 花見

河津桜

定番の早咲き桜の代表。

河津桜

寒桜

早咲きと言うより、冬の桜。
冬の桜は見ごろか・

寒桜

早咲きのピンクの桜。

冬桜

まさしく冬に咲く桜。

3月18日　南門から

正面の桜は修善寺寒桜。

修善寺寒桜

寒桜より遅れて咲く。

オカメ

カンヒザクラの血を濃く受け継ぎ、遠くからもよく目立つ。

オカメ

イギリスの桜研究家イングラム氏が、 カンヒザクラと マメザクラを交配して作出した。花名は日本の美女「おかめ」に由来する。

大漁桜

熱海市が原産であり、オオシマザクラの実生苗から選抜された。

大漁桜

花色が鯛の色に似ているため、この名が付けられた。

寒緋桜

旧暦の正月あたりに咲くことからガンジツザクラ（元日桜）と呼ばれることもある。

4月2日

横浜の桜開花は4月1日。
満開日は4月7日。
平年より1週間遅く、昨年より2週間遅い。

越の彼岸

一重咲きで淡紅色。江戸彼岸系。

横浜緋桜

私の地元横浜で作られた品種。
花は濃い紅色の一重咲き、大輪の花を下向きに咲かせる。

横浜緋桜

横浜緋桜は開花時期に幅がある。

八重紅大島

オオシマザクラの変種で、八重咲きになり花びらが淡紅色のもの。

染井吉野　さくら開花標本木

さくら開花？

さくら開花

標本木は開花していた。

染井吉野　さくら開花標本木

大島桜

緑の葉が目立つ。
桜餅の葉っぱに使用されている。

山桜

日本の固有種で、日本に自生するサクラ属の基本野生種の一つ。

江戸彼岸桜

江戸で彼岸のころに咲くことから。ソメイヨシノの親でもある。

シジュウカラが

紅枝垂

花は小輪、一重咲きで紅色。

紅枝垂

枝垂桜の中で花色が濃紅色。

4月6日

この日は曇り空。

下ノ池売店にソメイヨシノが見える

もう満開に近いようだ。

薄重大島（ウスガサネオオシマ）

大島桜の半八重咲きの品種。

さくらのトンネルを通って

大島桜。

花見客も

染井吉野　さくら標本木は満開だ

標本木　満開

苔清水

かつて東京の桜の名所であった荒川堤にあった栽培品種。

山桜

日本の固有種で、日本に自生するサクラ属の基本野生種の一つ。

御車返（みくるまがえし）

後水尾天皇が、花の余りの美しさに牛車を引き返して再びご覧になったことから、御車返しの桜と呼ばれている。

御車返

一枝の中に一重と八重の花があるのが特徴で、八重一重とも呼ばれている。

永源寺

大本山永源寺の境内にあったことから名前がつけられた。

永源寺

若葉と同時に開花する遅咲きの桜で、一見八重桜のようにも見える。

白妙

名前の通り純白。

紅笠

大輪、八重咲きで淡紅色。

紅豊

これも八重咲きの大輪花。

東屋から

大きな染井吉野は

南口。

4月19日　最後の訪問

いよいよ遅咲きの八重桜がいっぱい。

関山

サトザクラ系で、八重桜の代表的な品種。

関山

花は濃紅紫色で大輪、八重咲き。

梅護寺数珠掛桜（バイゴジジュズガケザクラ）

親鸞上人が数珠をかけて説法したところ、数珠のような花を咲かせたことから。

花笠

花は大輪八重咲きで紅色。
浅利正俊が1963年に福禄寿の実生から育成選抜。名前の由来は花の咲く形状が花笠によく似ている。

八重紅枝垂

江戸時代から栽培されていて、別名遠藤桜。

八重紅時雨

濃紅色. 大輪.、八重。

兼六園菊桜

一つの花に花びらが300枚以上つき、ちょうど菊の花のように咲く。

糸括（いとくくり）

枝の先に群がって咲き、柄が長いため、花弁が糸で括られているように見える。

朱雀

古くは京都の朱雀にあったものといわれている。
八重咲き、大輪。

鬱金（ウコン）

八重咲き種。ウコンの根で染めた色に似ている。

松月

淡紅紫色の八重咲き。
名前は葉が松、花が月から。名前の付け方が風流。

紅華（こうか）

濃紅色で八重咲きの大輪の花。

一葉（イチヨウ）

サトザクラの仲間の1つで、江戸時代から関東を中心に広がった桜。

衣通姫（ソトオリヒメ）

オオシマザクラとソメイヨシノの交雑種。
衣通姫とは、日本書紀でその美しさが桜の花にたとえられた人。

駿河台匂（スルガダイニオイ）

江戸時代、駿河台にあった武家屋敷のヤマザクラの中に非常に香りが良い樹があり 駿河台匂とされた