Day06-3　約7年間の思いが叶って渡航したら、身分不相応な旅になりました笑　(アラヴェルディ&サナヒン村)

2023/10/12 - 2023/10/12

ずっと訪問したくて機会をうかがっていた1つの場所、それがコーカサス地方です。

過去に２度、コーカサスツアーに申し込んでは中止になりましたが、今回は３度目の正直で叶いました！

また今回の旅行記のタイトルの「身分不相応」、旅行中は良い意味で良い思いをさせていただきました。
詳細は旅行記でその都度UPしますのでどうぞお楽しみに笑

※今回の現地ガイドさんは全員、日本語OKの方々でした。

[ツアーの行程]

※10/26ユーラシア旅行社から旅の記録が届きましたので、一部修正しました。

1日目　10/7(土)
14:15 福岡空港 ⇒ (NH256 1:45) ⇒ 16:00 羽田空港
22:30 成田空港 ⇒ (QR807 11:35) ⇒ (機内泊)

2日目　10/8(日)
⇒ (QR807 11:35) ⇒ 04:05 ハマド国際空港
※乗り継ぎ 4:45→7:25
8:50(→11:30) ハマド国際空港 ⇒ (QR353 2:45) ⇒ 12:35(→15:10) ヘイダル・アリエフ国際空港
飛行時間(乗り継ぎ時間含む) 19:05
空港 = バクー市内観光(シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿、乙女の望楼、シェマハ門、殉死者の小路、絨毯博物館) = バクー泊(Wyndham Baku)
朝：×　昼：×　夜：○

3日目　10/9(月･祝)
ホテル発 = コブスタンの岩絵 = バクー近郊(拝火教寺院、マルダキャン要塞跡、ヤナル・ダグ、マサズィル・ギュル(pink lake)) = バクー ⇒ トビリシ = トビリシ泊(The Biltmore Hotel)
バス走行距離　約140km / 3:00
朝：〇　昼：〇　夜：○

4日目　10/10(火)
ホテル発 = トビリシ市内観光(メテヒ教会、シオニ教会、シナゴーク、ハマム、国立美術館(ナショナルギャラリー)) = カヘチ地方(ジョージアワイン農家) = ジョージア軍用道路を北上 = ムツヘタ(ジュワリ教会、アナヌリ教会) = グダウリ泊(gudauri Marco Polo)
バス走行距離　約340km / 8:00
朝：〇　昼：〇　夜：○

5日目　10/11(水)
ホテル発 = 十字架峠 = ツミンダ・サメバ教会(ゲルゲティ三位一体教会) = ムツヘタ(スヴェティツホヴェリ大聖堂) = トビリシ泊(The Biltmore hotel)
バス走行距離　約200km / 5:30
朝：〇　昼：〇　夜：○

6日目　10/12(木)
ホテル発 = アルメニア国境 = ハフパト修道院、サナヒン修道院、セヴァン修道院 = エレバン泊(Radisson Blu Hotel Yerevan)
バス走行距離　約325km / 8:00
朝：〇　昼：〇　夜：○

７日目　10/13(金)
ホテル発 = ホルヴィラップ修道院 = エレバン市内観光(エチミアジン大聖堂、宝物庫、マテナダラン(古文書保管所)) = エレバン泊(Radisson Blu Hotel Yerevan)
バス走行距離　約120km / 3:00
朝：〇　昼：〇　夜：○

８日目　10/14(土)
ホテル発 = ガルニの神殿、ゲハルト洞窟修道院 = 22:20 ズヴァルトノッツ国際空港 ⇒ (QR288 3:00) ⇒ (機内泊)
朝：〇　昼：×→〇　夜：×→〇

９日目　10/15(日)
⇒ (QR288 3:00) ⇒ 00:20 ハマド国際空港
※乗り継ぎ 2:05
2:25 ハマド国際空港 ⇒ (QR806 10:30) ⇒ 18:55 成田空港
飛行時間(乗り継ぎ時間含む) 15:35
成田エアポートレストハウス泊
朝：×　昼：×　夜：×

10日目　10/16(月)※後泊移動
11:00 羽田空港 ⇒ (JL315 1:50) ⇒ 12:50 福岡空港

エリア その他の都市(アルメニア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: ユーラシア旅行社

12:56　思っていたよりも大きいこのミニバスでサナヒン修道院に向かいます。

走行中、他の車は走っていません。

アラヴェルディの市街地というところでしょうか。

ケーブルカーもあるそうです。

しばらく上り坂が続きますが、デベド川渓谷が一望できます。

上りきった所にはまた集落がありました。
ここがサナヒン(もしくはサナイン)村らしく、現在は先程のふもとの市、アラヴェルジ市の一部とみられているそうです。

典型的なソビエト時代の建物が建ち並んでいます。

蝶のオブジェは昔からの物でしょうが、黄色と青の組み合わせはウクライナカラーでしょうか。

ここから道路？水道管？工事の影響なのかアスファルトは全くなし。
突然、激しい縦揺れ・横揺れになります。

この落書きの意味は…？

水道管の残骸？無造作に置かれていました。

これはガス管でしょうか？

13:21　ようやく駐車場に到着。
駐車場はアスファルト整備されていますので、道がぬかるんでいる！なんてことはありません。

ザクロから、ミ●オンまでマグネット色々。

ザクロを模した調味料入れ？

修道院を入るところに看板が。

こちらにも。

サナヒン修道院に到着しました。

ハフパトとサナヒンの修道院群　 史跡・遺跡

私たちのグループ以外は誰もいませんでした。

ハフパトとサナヒンの修道院群　 史跡・遺跡

この建物の丸みを見て、ポルトガルの修道院や教会を思い出してしまいました。

ハフパトとサナヒンの修道院群　 史跡・遺跡

何でここでポルトガルになったのかはいまだに不明です。

ハフパトとサナヒンの修道院群　 史跡・遺跡

修道院も老朽化しているため、修繕しているそうです。

ハフパトとサナヒンの修道院群　 史跡・遺跡

見どころは豊富にありますが、地元の人おススメと言われる見どころの一つは、この薄暗く光が差し込まれる聖母教会だそうです。

ハフパトとサナヒンの修道院群　 史跡・遺跡

区域内で最も古い建造物です。
10世紀後半にビザンツ帝国から逃れてきたクリスチャンによって建てられたそうです。

ハフパトとサナヒンの修道院群　 史跡・遺跡

こんなところを貸切で見学できるなんて贅沢でした☆

ハフパトとサナヒンの修道院群　 史跡・遺跡

ここでも修復工事が。

ハフパトとサナヒンの修道院群　 史跡・遺跡

敷地の隅ではひっそりとお墓？墓標？があります。

ハフパトとサナヒンの修道院群　 史跡・遺跡

敷地の裏のほとんどは修復工事の最中でした。

ハフパトとサナヒンの修道院群　 史跡・遺跡

断崖絶壁のくねくねした坂道を上がって、凄い悪路を走行して、
「大丈夫？」
って思ってしまいましたが、そんな思い出もあって印象深い所の1つです。

ハフパトとサナヒンの修道院群　 史跡・遺跡

こんなところにもザクロのイラストのエプロンにポーチ。

ハフパトとサナヒンの修道院群　 史跡・遺跡

緑の間からの景色も雄大でした☆

再びミニバンに乗って、ふもとにあるアラヴェルディの市街地に戻ります。

パイプ。以前は天然ガスをロシアから輸入して受け取っていたそうですが、現在は使われていないそうです。
これまたすごくタイムリーですが、私たちが日本を出国する3日前(2023年10月3日)にアルメニア議会、ICC＝国際刑事裁判所の加盟に必要なローマ規程の批准について、賛成多数で可決したそうです。
なので、プーチン大統領がアルメニアの上空に入った時点で逮捕できるそうです。当然ですがロシアはアルメニア側の決定を批判し、今はロシアからのエネルギー輸入はストップしているそうです。

ガイドの月子さんの話では、今まではアルメニアは親ロシア派だったそうですが、ナゴルノカラバフの問題をめぐって先月、アルメニア側が敗北し、アルメニア政府は、ロシアが役割を果たさなかったとして不満を強めているそうなので、そこも影響しているそうです。
コーカサス地方(特にアゼルバイジャンとアルメニアでは、ナゴルノカラバフのキーワードは必ずと言っていいほど聞きました。)

この後、玄関先の掃除をしていたおじいさんと目が合いました。
次の瞬間、お互い丁重な会釈をしました笑
私のことを日本人ってわかったのかな？

墓地が見えてきました。

こうしてみると凄い断崖を上ってきたんだと思いました。

アラヴェルディの町が見えてきました。

14:23　再び大型バスに戻ってセヴァン湖＆セヴァン修道院に向かいます。

絶賛道路拡張工事中でした。

鉄橋はありましたが、アルメニアは電車は走るのでしょうか…。

気になる石碑もありますが…

のどかな光景が見えたところで…

休憩タイムです。
ここのお手洗いはイスラムstyleの和式のトイレ。ティッシュなんて気の利いたものはありませんので、ポケットティッシュの持参をおススメします。

どこの村かは分かりませんが、広々したところにわずかな民家。
私の自宅も田舎ですが、ここと比べると日本ってせまいな～って思っちゃいました笑

再びバス移動です。
紅葉も始まっていました。

アート？？
気になるんですけれど、バスはそのまま移動します。

セヴァン湖までもうすぐだそうです☆